【未上場株の買い方】非上場企業へ出資/投資したい方向けの購入方法

今回は未上場株(非公開企業・非上場企業の株)の買い方についてご紹介します。

初心者の方にもわかりやすく、未上場株・未公開株を購入する方法、非上場企業・未上場企業に出資/投資する方法を、合計3つほど具体的にお伝えします。

今後の成長が期待されるベンチャー企業への出資/投資に関心のある方は、参考にしてみて下さい。

1. ファンディーノ(FUNDINNO)を利用する


【公式サイト】https://fundinno.com/

まず、一番メジャーなやり方は、株式投資型クラウドファンディングサービスの「FUNDINNO(ファンディーノ)」を利用する方法です。

ファンディーノは1社50万円を限度として、未上場企業への投資が可能なサービスです。筆者もファンディーノには無料登録し、実際に案件に投資もしております。

ファンディーノは2016年から始まった、日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスのため、日本で一番投資案件の数が多いです。

ファンディーノに無料登録をしてメールマガジンを受け取る設定にしておくと、毎月新規案件のメールが届きますので、新しいベンチャー投資案件を見るのが楽しみになります。

なお、ファンディーノの場合は、口座開設手数料や口座維持手数料が無料で、ネット上で契約から投資までが簡単に完了するため、複雑な契約手続きも不要です。

ファンディーノ(FUNDINNO)のメリット

ファンディーノのメリット
  1. ベンチャー企業の株主になれる
  2. エンジェル税制適用企業に投資すれば、節税対策が可能
  3. 株主優待を実施している企業に投資すれば、株主優待を受けることが可能
  4. 投資額が10万円(または12万5,000円)・25万円・50万円から選べる
  5. 口座開設手数料や取引手数料が無料(振込手数料などはユーザー負担)
  6. 投資家同士での交流や情報交換も可能(口座開設完了後)

そんなファンディーノの一番のメリットは、やはりベンチャー企業の株主になれる点です。

ファンディーノの場合は、後ほどご紹介するエメラダエクイティの新株予約権とは異なり、直接気に入ったベンチャー企業の株主になることができます。

そのため、場合によってはエンジェル税制適用企業に投資をすることができたり、株主優待を受けることもできたりします。

ファンディーノ(FUNDINNO)のデメリット

ファンディーノのデメリット
  1. 投資先企業が失敗する可能性がある
  2. 上場企業の株式と異なり、すぐには売却出来ない
  3. 全ての案件にプロ投資家が入っている訳ではない
  4. 1年以上の投資経験と金融資産300万円以上は必要

一方デメリットとしては、投資先企業が失敗する可能性があったり、長期投資になる可能性が高い点です。また、ファンディーノの場合は、全ての案件にプロ投資家が入っている訳ではありません

もちろん、プロ投資家が入っていれば、確実にその企業が上手くいくという訳ではありません。ただし、プロ投資家が入っていれば、上場はできなくても、人脈的な繋がりでM&Aがされやすいことは想定されます。

ですので、ファンディーノは案件を多く選べる一方で、投資家である私たちの目利き力が必要になってくるサービスです。そのため、投資経験1年以上、金融資産300万円以上、満20歳以上の方向けのサービスとなっています。

これらの基準をクリアしているのであれば、口座開設も口座維持手数料も無料ですので、未上場企業への投資を検討している方にはおすすめできるサービスです。

2. エメラダ・エクイティを利用する(※案件更新停止中)

続いて簡単なのは、エメラダ・エクイティというサービスを利用する方法です(※2019年時点では案件の更新が停止しています)

エメラダ・エクイティは、すでにプロの投資家(ベンチャー・キャピタルやエンジェル投資家)が出資している企業に、個人投資家である私たちが、1社49万円まで投資できるサービスです。

こちらにも筆者はすでに無料登録はしていますが、案件の募集があってから埋まるまでが早すぎることもあり、まだ実際に投資はできておりません。

ですが、エメラダエクイティを利用すれば、ファンディーノと同じように煩雑な契約手続き無くして、インターネット上で簡単に投資は可能です。

ファンディーノと異なりエメラダ型新株予約権を保有する

なお、エメラダ・エクイティの場合はファンディーノとは異なり、投資家である私たちは、直接投資先の未上場企業の株を保有する訳ではありません。

具体的には、エメラダ型新株予約権に投資をし、主にIPOやM&Aが実現した場合に、株式または金銭を受け取れます。

エメラダ型新株予約権は、一般的な新株予約権とは異なり、投資先企業のIPOが実現された場合か、発行から10年間が経過する最後の1ヵ月の間のみ権利を行使することができます。

もし10年ほど経ってもM&AもIPOされなかった場合は、そこで権利を行使して株式を取得し、後に投資先企業が上場した場合には、その株式を市場で売却することができる形となっています。

エメラダエクイティのメリット

エメラダエクイティのメリット
  1. プロ投資家に目利きされた未上場企業に、投資ができる
  2. インターネットから、簡単に投資できる
  3. 資金は分別管理(=エメラダ社が倒産しても保全される)

エメラダエクイティの一番のメリットは、すでにベンチャー・キャピタルやエンジェル投資家が出資している企業に投資ができる点でしょう。つまり、相乗り投資が可能となるのです。

また、投資先企業のサポート(投資先企業のPR、潜在顧客や人材の紹介、製品やサービスへのフィードバックの提供等)をする機会がありますので、そのような支援に関心のある方には適しています。

エメラダエクイティのデメリット・リスク

エメラダエクイティのデメリット
  1. 投資先企業がIPOできなかったり、M&Aされない可能性がある
  2. 投資先企業が成功するまで時間がかかる可能性がある
  3. 長期投資になる可能性が高い
  4. サービス開始が2017年からと、まだ実績が少ない

一方でデメリットとしては、結局投資先企業が上手くいかずにサービスが終了してしまったり、倒産してしまったりする可能性がある点です。

また、エメラダエクイティは2017年に始まったサービスのため、まだまだ案件の実績が少ないですが、運営会社の経営メンバーには金融のプロフェッショナルが集っており、信頼性は高いです。

ただし、現在は案件が止まっている状況ですので、株式投資型クラウドファンディングの利用を検討されている方は、ファンディーノ利用されるのが良いでしょう。

3. ネット証券でIPO株の申し込みをする

最後に、上場することが確定した未上場企業に投資をするためには、ネット証券からIPO株の申し込みをするという方法があります。

こちらに参加するためには、まずIPO株の申し込み期間(ブックビルディング期間)に、IPO株の割り当てのある幹事証券会社に無料の口座開設をします。

そうするとIPOの申し込み画面がありますので、そちらから抽選に参加します。こちらは抽選になりますので、すべての人が購入できる訳でありません。

運良く当選したら、購入期間に欲しい株数などを入力して登録しておくと、IPO株を手に入れることができます。

IPO投資では様々なネット証券に口座を保有している方が有利

IPO株の場合はネット証券によっては完全に平等に抽選制ですので、単純に様々なネット証券に口座を持っているほど有利です。

ネット証券によってはとお伝えしたのは、例えば大手のSBI証券の場合はIPOの取り扱いも多いのですが、資金量が多い人ほど有利になっています。つまり、すでに多くの資金を保有しており、申し込み時に多くの株数を申し込めるほど当選確率が高くなったりする傾向があります。

そのため、SBI証券はすでにそれなりの資産がある方にはおすすめなのですが、そうでない方はなかなか当選しづらかったりします。一方で、例えばマネックス証券の場合は100%平等な抽選制になりますので、まだあまり余剰資金がない方などにはおすすめです。

このようにネット証券によって色々な特徴がありますので、基本的には複数のネット証券に口座開設をしておき、それぞれのネット証券で気になる銘柄に投資をする方法が一番効率的です。下記に、筆者が実際に口座を開設しているおすすめのネット証券一覧をご紹介します。

IPO投資でおすすめの大手ネット証券の一覧

証券会社(公式HPへ) 口座数 IPO取扱数(2018年) 抽選スタイル
SBI証券 約450万 86社 資金量が多いと有利(一部抽選)
マネックス証券 約180万 50社 100%完全平等抽選
楽天証券 約300万 11社 100%完全平等抽選(申込数上限あり)
ライブスター証券 3社 100%完全平等抽選
GMOクリック証券 約40万 1社 100%完全平等抽選
DMM株 2019年より開始 100%完全平等抽選

上述したようにSBI証券は資金量が多いと有利なのですが、IPO取扱件数が圧倒的に多いのも特徴です。

また、SBI証券はIPO投資に参加して外れてしまった場合、IPOチャレンジポイントをもらえます。次回以降にIPO投資にチャレンジする際にIPOチャレンジポイントを使うことで、IPO投資に当選しやすくなる仕組みがあります。

また、楽天証券ではNISA口座を活用してIPO投資に参加することはできませんが、SBI証券ではそれが可能です。完全抽選制ではないもののIPOの取扱い件数も多く、NISA口座も利用できる点がSBI証券の大きなメリットとは言えるでしょう。

未上場企業(非上場企業)へ投資(出資)をする方法のまとめ

以上になりますが、未上場企業に確実に投資するためには、実際のところIPO株に申し込むよりも、ファンディーノなどの株式投資型クラウドファンディングを利用した方が正直良いでしょう。

筆者もなんどもSBI証券でIPO投資に申し込んでいるものの、なかなか当選しないことが多いです。また、未公開株への投資はリスクも大きくなりますが、当たればリターンはかなり高くなる投資です。

さらに、ベンチャー企業への投資は社会貢献性も高く、投資する意義があると筆者は考えています。

ベンチャー企業の成長を支援したい方や社会貢献性の高い投資に回したい方などは、まずは業歴も長く案件数も豊富な、FUNDINNO(ファンディーノ)の利用を検討されてみてはいかがでしょうか?