ファンディーノの登録は無料?口座開設の流れや注意点を初心者に解説

ファンディーノの口座開設

株式投資型クラウドファンディングのファンディーノ(FUNDINNO)の登録は無料で、口座の維持手数料などもかかりません。

ただし、ファンディーノ(FUNDINNO)の口座開設をするにあたっては、運転免許証などの本人確認書類の画像の提出が必要です。また、登録前にはいくつかの注意点がありますので、口座開設の流れとともにご紹介します。

ファンディーノ(FUNDINNO)の無料口座開設での注意点

【公式サイト】https://fundinno.com/

筆者もファンディーノ(FUNDINNO)を利用して実際にベンチャー企業の資金調達案件に投資を行なっていますが、口座開設をするためには満20才以上、投資経験1年以上、金融資産300万円以上の必要があります。

と言いますのも、ファンディーノを利用した未上場企業への投資は、一般的にハイリスク・ハイリターンの投資と言われていることもあり、ある程度の投資経験や知識が必要だからです。

そのため、例えばまだ投資経験が1年未満であったり、金融資産が数百万円程度ない場合には、後述する貸付ファンド投資や、ロボアドバイザー投資などを利用されるのがおすすめです。

ファンディーノ(FUNDINNO)の無料登録・口座開設の方法

ファンディーノ取引量日本No1!

【公式サイト】https://fundinno.com/

ファンディーノの口座開設は簡単です。まずは、こちらからファンディーノの公式サイトに移動します。

トップページから「新規登録はこちら」をクリックします。その後、「メールアドレス」と「パスワード」を入力し、各種利用規約などに同意した上で「無料で投資家登録」をクリックします。

そうすると、登録したメールアドレス宛に、登録用URLが記載されたメールが届きます。メールに届いたURLをクリックして、個人情報等の入力フォームに進みます。

個人情報や収入・資産状況、投資経験などを入力する

次に、各書面を確認して情報を入力します。収入・資産状況、投資経験、投資資金の性格や投資目的などの項目について、それぞれ回答していきます。

ファンディーノは投資経験者向けのサービスなので、年齢は20才以上、投資経験は1年以上、金融資産は300万円以上である必要があります。また、投資資金の性格は「余剰資金」であることも大切です。

ファンディーノに限らず、借入資金などで投資を実行するのはやめておくのが無難でしょう。

本人確認書類の画像のアップロードを完了させる

続いて、本人確認書類のアップロードが必要になりますので、運転免許証や個人番号カードなどを用意しておく必要があります。そうして本人確認書類の画像をアップロードして口座開設を申請すると、だいたい数日後にメールで審査結果が通知されます。

ハガキに記載のアクティベートコードを入力する

こうして無事投資家の審査に通過すると、アクティベートコードが本人限定郵便で登録した住所に届きます。そちらの書類の記載内容を確認し、再度ファンディーノの公式サイトでアクティベートコードを入力します。

アクティベートコードの入力後に、投資家登録が完了したことを知らせるメールが届いたら、口座開設は完了です。

ファンディーノ(FUNDINNO)の口座開設で必要な本人確認書類の例

なお、ファンディーノの口座開設で必要な本人確認書類としては、次の6つのうちのいずれかが必要となります

ファンディーノの口座開設に必要な本人確認書類の例
  1. 運転免許証の表と裏
  2. パスポートの顔写真、住所記載ページ
  3. 写真つき住民基本台帳カード
  4. 写真付きマイナンバーカードの表(マイナンバー通知カードは該当せず)
  5. 在留カード(特別永住者証明書)
  6. 現住所が記載された保険証、住民票(6か月以内)、印鑑登録証明書(6か月以内)のうちいずれか2つ

健康保険証や住民票などの場合は、いずれか2つの提出が必要となってしまいます。ですので、基本的にはそれ以外の本人確認書類で対応した方が口座開設はスムーズでしょう。

ファンディーノ(FUNDINNO)の口座開設がおすすめな方

以上になりますが、ファンディーノ(FUNDINNO)は基本的に下記のような方におすすめです。

口座開設がおすすめな方
  • ベンチャー企業を支援したい方
  • 長期的な目線で投資をしたい方
  • ハイリスク・ハイリターン投資をしたい方
  • 未上場企業に投資をしてみたい方
  • 景気動向に左右されたくない方
  • 金融資産300万円以上ある方
  • 新たな投資先に分散投資をしたい方

上記のような方に当てはまる方は、ファンディーノで口座開設をして、案件への投資を検討されてみてはいかがでしょうか。

ミドルリスク・ミドルリターンの投資をしたい方におすすめはFunds(ファンズ)

【公式サイト】https://funds.jp/

ファンディーノ(FUNDINNO)は資産運用の中では、ハイリスク・ハイリターンの投資に分類されます。もちろん投資経験がある方にはおすすめできるのですが、投資元本が丸々なくなってしまう可能性もありますので、全ての人におすすめできる訳ではありません。

そんな中、もう少しリスクを抑えて投資したい人におすすめなのが、Funds(ファンズ)です。Fundsは、簡単にお伝えすると貸付ファンドへの投資ができる金融商品です。個人はFunds(ファンズ)という貸付ファンドを通じて、企業の「貸付け」に対して投資をすることができ、その利息をもとに分配金を得ることができます。

投資家⇆ファンド組成企業⇆借り手⇆資金需要者の仕組み

fundsの仕組み

こう説明すると一見難しく聞こえますが、複数の投資信託を投資対象とする投資信託(ファンドオブファンズ)と似たようなものだと捉えることができます。

ファンドを組成して運営する企業は、Funds(ファンズ)を運営するクラウドポート株式会社の審査を通過した企業のみで構成されているため、要はクラウドポート株式会社の目利き力が重要になります。公式サイトによると、今の所クラウドポート社の審査を通過した企業は上場企業や将来が期待されるベンチャー企業のみとなっています。

少額から投資が可能で想定利回りは1.5%〜6%のミドルリターン

また、Funds(ファンズ)には1円から投資が可能で、想定利回りは1.5%〜6%となっています。ですので、まさに少額から投資を始められる、ミドルリスクミドルリターンの金融商品と言えます。

Fundsはあらかじめ運用利回りと運用期間が予定されている金融商品です。そのため、未上場企業への投資などとは異なり、資産運用の初心者であっても始めやすい投資です。

また、上場企業への株式投資と比べても、日々の株価の変動などがありません。したがって、基本的には一度投資をしておけば特に期限がくるまでに投資家である私たちがやることはありません。

株式市場の動向に左右されることもなく、ファンド組成企業の事業進捗が順調であれば、期待したリターンが得られる点がFunds(ファンズ)の特徴です。

投資の未経験者にはロボアドバイザー投資がおすすめ

上述したように、まだ金融資産が多くなく投資の未経験者にはロボアドバイザー投資がおすすめです。

ロボアドバイザー投資は、運用プランを選択して資金を入金するだけで、あとはロボアドバイザー側が国際分散投資をしてくれるサービスです。例えば、フォリオ(FOLIO)は、LINEと提携している新しいオンライン証券です。

おかませ投資(ロボアドバイザー投資)に加えて、テーマ投資という新しい投資スタイルがあるのが特徴です。テーマ投資は、「VR」や「渋谷」、「ガールズトレンド」などのテーマに対して投資を行うことができます。

フォリオ(FOLIO)のおまかせ投資はロボアドバイザー投資とほぼ同義で、資金を入金するだけで、あとは自動で資産運用をしてくれるサービスです。

筆者の場合は、フォリオのおまかせ投資の「チャレンジ運用プラン」という運用プランを選択して、実際に10万円ほどを資産運用してみたところ、1ヶ月で+3,919円の結果となりました(2019年追記)。

FOLIOおまかせ投資の年間の手数料は1%程度ですので、ほったらかしの資産運用にしてはだいぶリターンが高いです。フォリオはLINEのIDで簡単にログインすることができるため初心者にも使いやすく、デザインもみやすいのが特徴です。

また、テーマ投資の取引手数料も0.5%と、既存のアクティブ型の投資信託の購入時の手数料3%〜4%よりもはるかに安くなっています。

完全お任せの国際分散投資ならウェルスナビ(WealthNavi)

他にも、完全に資産運用をお任せできるロボアドバイザー投資であれば、日本から国際分散投資ができるウェルスナビ(WealthNavi)が、預かり資産もユーザー数もNo.1のサービスとなっています。

筆者もウェルスナビを使って10万円ほどを資産運用したところ、2ヶ月で+6.86%とFOLIOのおまかせ投資よりもさらに高いリターンとなりました。ポートフォリオの内訳は、以下のように米国株・日欧株・新興国株・米国債券・金・不動産・現金になっています。

ウェルスナビの場合は、入金するだけで自動で国際分散投資をしてくれて、資産のリバランスや税金の計算まで行ってくれるため、本当に私たち投資家はほとんどやることがありません。

まだ投資をしたことがないような資産運用の初心者の方は、まずはこのような完全お任せの資産運用サービスのロボアドバイザーを利用して、投資がどんなものか経験されてみるのも良いでしょう。