1社50万円を投資の上限として、未上場企業に出資ができる「株式投資型クラウドファンディング」のおすすめ業者を厳選してご紹介します。
筆者はファンディーノで2018年から未上場企業に投資中
ちなみに筆者の場合は、株式投資型クラウドファンディングNo.1のファンディーノを使って、株式会社nommoc(ノモック)というベンチャー企業に2018年から投資しています。
その後、ノモックは2020年に1.5倍で相対取引でExitする機会がありました。筆者は長期投資のために株式は手放しませんでしたが、約2年で1.5倍ものリターンを得られる機会というのは普通の投資では中々ありません。
そのような筆者の投資経験を踏まえ、おすすめの株式投資型クラウドファンディング事業者を以下にご紹介します。なお、金融商品によっては口座を開設しているだけで手数料がかかるものもありますが、株式投資型クラウドファンディングの場合は、口座開設手数料や口座維持手数料は無料です。
口座開設の手順としては、公式サイトからメールアドレスや個人情報を登録し、本人確認書類の画像を提出し、後日自宅に届く郵便物を受け取れば完了です。お手元に運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の画像を用意しておくと、口座開設はスムーズに完結します。
1位:ファンディーノ(FUNDINNO)【案件数・ユーザー数・資金調達金額が圧倒的No.1】
累計成約額 | 100億円以上 |
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累計プロジェクト数 | 220件以上 |
ユーザー数 | 8.5万人以上 |
投資対象 | ファンディーノの審査をクリアした未上場企業 |
新株予約権 | 一部あり |
手数料 | 無料 |
サービス開始日 | 2017年4月 |
投資家条件 | 満20才・投資経験1年・金融資産300万円以上 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
公式サイト | https://fundinno.com/ |
おすすめポイント | |
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2位:ユニコーン(UNICORN)【東証マザーズ上場企業の株式会社ZUUと資本提携】
累計成約額 | 数億円以上 |
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累計プロジェクト数 | 28件以上 |
ユーザー数 | 非公開 |
投資対象 | ユニコーンの審査をクリアした未上場企業 |
新株予約権 | 未定 |
手数料 | 無料 |
サービス開始日 | 2019年 |
投資家条件 | 金融資産200万円以上 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
公式サイト | https://unicorn-cf.com/ |
おすすめポイント | |
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3位:イークラウド【2020年開始の期待の新サービス】
累計成約額 | 数億円以上 |
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累計プロジェクト数 | 5件以上 |
ユーザー数 | 非公開 |
投資対象 | イークラウドの審査をクリアした未上場企業 |
新株予約権 | 未定 |
手数料 | 無料 |
サービス開始日 | 2020年 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
公式サイト | https://ecrowd.co.jp/ |
おすすめポイント | |
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4位:Go Angel【DANベンチャーキャピタルに譲渡済】
累計成約額 | 1億円以上 |
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累計プロジェクト数 | 9件以上 |
投資対象 | DANベンチャーキャピタルが審査した企業 |
手数料 | 案件により異なる |
サービス開始日 | 2017年10月 |
おすすめ度 | ★★★・・ |
おすすめポイント | |
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5位:CAMPFIRE Angels【旧Go Angel】
累計成約額 | 35百万円以上 |
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累計プロジェクト数 | 3件以上 |
投資対象 | DANベンチャーキャピタルが審査した企業 |
手数料 | 案件により異なる |
サービス開始日 | 2019年 |
おすすめ度 | ★★★・・ |
おすすめポイント | |
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6位:GEMSEE【大手金融機関のSBIグループが運営】
累計成約額 | 28百万円以上 |
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累計プロジェクト数 | 1件以上 |
投資対象 | SBIエクイティクラウド株式会社の審査企業 |
サービス開始日 | 2019年 |
おすすめ度 | ★★★・・ |
おすすめポイント | |
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7位:エメラダ・エクイティ【Angel Bankに事業譲渡済】
累計成約額 | 3億円以上 |
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累計プロジェクト数 | 9件以上 |
投資対象 | VCやエンジェル投資家などのプロ投資家への相乗り投資 |
手数料 | 無料 |
サービス開始日 | 2017年11月 |
おすすめ度 | ★★★・・ |
おすすめポイント | |
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8位:Angel Funding【旧 Angel Bank】
2019年にはエメラダエクイティ株式会社は、エメラダエクイティの事業をユニバーサルバンク株式会社に譲渡しました。これによってユニバーサルバンク株式会社は、Angelbankという新しいサービス名でサービスを2020年以降に開始する予定です。
(追記)2020年にAngel Bankは株式会社WEIN Financial Group(本社 東京都港区、代表取締役 岡本彰彦、武内洸太)のグループ会社として参画し、そちらでAngel Fundingとしてサービス提供されることとなりました。
今後ますます株式投資型クラウドファンディングのサービスは増えていくことが予想されますので、ベンチャー投資に関心のある方は、今のうちから上記の株式投資型クラウドファンディングに無料登録されて、ベンチャー投資の案件吟味を始めておくのがおすすめです。
株式投資型クラウドファンディングは事業者の信頼性が大切
株式投資型クラウドファンディング事業者が事業を始めるためには、事前に金融庁への登録が必要となります。
そのため、投資家である私たちは、株式投資型クラウドファンディングを利用する前に、本当に信頼できる業者なのか、事業者の登録免許の状況を事前に確認した方が良いです。中には怪しい投資セミナーを開催している胡散臭い事業者も存在しますので、利用するには注意が必要です。
そこで、当サイトではすでに金融庁から免許が取れており、事業者として信頼できる株式投資型クラウドファンディング業者のみをご紹介します。続いて、株式投資型クラウドファンディングを利用する上で知っておきたいメリットとデメリットもご紹介します。
株式投資型クラウドファンディングの主なメリット
- ハイリターンが得られる可能性がある
- ベンチャー企業の成長を応援できる
- 日々の株価変動を気にする必要がない
- 利益にかかる税金が一律20.315%(申告分離課税)
- 節税対策になる(エンジェル税制が適応できた場合)
株式投資方クラウドファンディングの大きなメリットとしては、やはりハイリターンが得られる可能性がある点です。また、上場企業への株式投資と同じく、どんなに利益が出ても、税率は一律20.315%です。
さらに、一度投資をしたらしばらくほったらかしで気にしなくて良いですし、日々の株価変動を気にする必要がありません。エンジェル税制が適応されるベンチャー企業の案件に投資をする場合は、節税対策にもなります。
そのため、長い目線で長期投資を行いたい方には非常に適している金融商品です。
株式投資型クラウドファンディングの主なデメリット
- 全額損失になる可能性がある
- 投資する際の情報が少ない
- すぐに売却することができない(=長期投資になる)
一方で、株式投資型クラウドファンディングのデメリットは、全損の可能性がある点や、投資する際の情報が少ない点です。情報が少ないという点が、IR情報がある上場企業への投資との異なる点です。
そのため、限られた情報の中で未来を見通す必要があり、ここはかなり高度な技術が必要と言えるでしょう。ちなみに筆者が一番重要視するのはビジネスを行う「市場」で、次に「タイミング」です。
市場がよければ、経営するメンバーが普通でも成長していく可能性は高いからです。タイミングについては読み辛い部分がありますので、基本的には今後成長する市場であれば成功確率は高いと考えています。
なお、未上場企業への投資は上場企業の株式投資と異なり、すぐに市場で売却することができません。基本的にM&AされるかIPOするかしないと、株式を売却することができないため、長期投資になる覚悟を持って投資されるのがおすすめです。
株式投資型クラウドファンディングの主な評判や口コミ
ECF投資は、インターメディア研究所、株式会社ディビイ、株式会社Minoruに投資を実行し、総額120万円となりました。
会社別では、ユニコーン75%、ファンディーノ16%、キャンプファイヤーエンジェル9%になりました。— 30代から始める老後2000万資金計画 (@30yearsold_kabu) October 11, 2020
ファンディーノで家賃が実る家のMinoru社に投資完了!
私も会社から家賃補助は出てますが、持ち家だと対象外になってしまうため、在職中は賃貸でいこうかなと思っていました。しかし、戸建てでも、家賃を払いながら家賃補助を受けつつ、最終的に自分の持ち家になるなら、いいとこ取りできる!
— フェルドマン (@feldoman0504) October 10, 2020
ECF (エクイティ ・クラウドファンディング)の件、ファンディーノにも登録してみた。
一社あたり10万円〜30万円ほど投じてみようと思う。
条件は「既にVCやCVCが入っている」にしようかな。 pic.twitter.com/h9TwP1v2rf
— 松村@東京 (@Trade_2017) October 9, 2020
筆者が投資を開始した当初はまだまだ株式投資型クラウドファンディングはメジャーではありませんでしたが、2020年以降にはファンディーノがTVCMを開始したりと、一般にも普及しつつあるようです。
株式投資型クラウドファンディングの口座開設の流れ
そんな株式投資型クラウドファンディングの口座開設は簡単ですが、口座開設時には本人確認が必要となります。
株式投資型クラウドファンディングを始めるには、事前に「運転免許証」「マイナンバー」などの本人確認書類の画像を用意しておけば、スムーズに口座開設の申請をすることができます。
その後、登録した住所に事業者から郵便物が届きますので、そちらを受け取ると口座開設が完了し、無事サービスを利用できるようになります。金融庁に登録された株式投資型クラウドファンディングの事業者は今後増えていく見込みですが、まだまだ怪しい事業者も存在します。
そのため、まだ株式投資型クラウドファンディングを利用されたことがない方は、まずは取り扱い案件数がNo.1、取引量もNo.1、ユーザー数もNo.1のサービスである、ファンディーノから始めてみるのが一番おすすめです。