【2024年版】おすすめ株式投資型クラウドファンディング8社比較ランキング

株式投資型クラウドファンディング比較

1社50万円を投資の上限として、未上場企業に出資ができる「株式投資型クラウドファンディング」のおすすめ業者を厳選してご紹介します。

筆者はファンディーノで2018年から未上場企業に投資中

ちなみに筆者の場合は、株式投資型クラウドファンディングNo.1のファンディーノを使って、株式会社nommoc(ノモック)というベンチャー企業に2018年から投資しています。

その後、ノモックは2020年に1.5倍で相対取引でExitする機会がありました。筆者は長期投資のために株式は手放しませんでしたが、約2年で1.5倍ものリターンを得られる機会というのは普通の投資では中々ありません。

そのような筆者の投資経験を踏まえ、おすすめの株式投資型クラウドファンディング事業者を以下にご紹介します。なお、金融商品によっては口座を開設しているだけで手数料がかかるものもありますが、株式投資型クラウドファンディングの場合は、口座開設手数料や口座維持手数料は無料です。

口座開設の手順としては、公式サイトからメールアドレスや個人情報を登録し、本人確認書類の画像を提出し、後日自宅に届く郵便物を受け取れば完了です。お手元に運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の画像を用意しておくと、口座開設はスムーズに完結します。

1位:ファンディーノ(FUNDINNO)【案件数・ユーザー数・資金調達金額が圧倒的No.1】

累計成約額 100億円以上
累計プロジェクト数 220件以上
ユーザー数 8.5万人以上
投資対象 ファンディーノの審査をクリアした未上場企業
新株予約権 一部あり
手数料 無料
サービス開始日 2017年4月
投資家条件 満20才・投資経験1年・金融資産300万円以上
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://fundinno.com/
おすすめポイント
  • ファンディーノは、1社50万円を上限として未上場企業に投資をすることができる、日本初の株式型クラウドファンディング事業者です
  • 2017年4月からサービスの運営実績があり、これまでに100件以上プロジェクトが成約し、M&Aされた案件も複数発生しています
  • 口座維持手数料や取引手数料は無料で、投資をすると定期的に投資先の企業からは進捗状況の報告をメールでもらえる仕組みがあります
  • 日本で一番案件数が豊富で、エンジェル税制の適用申請をするベンチャー企業もあるため、投資により節税対策が可能になる場合もあります
  • 2019年からは普通株に加えてファンディーノ型新株予約権の仕組みも始まり、ベンチャー企業側にも新たな資金調達手段を提供しています

2位:ユニコーン(UNICORN)【東証マザーズ上場企業の株式会社ZUUと資本提携】

ユニコーン
累計成約額 数億円以上
累計プロジェクト数 28件以上
ユーザー数 非公開
投資対象 ユニコーンの審査をクリアした未上場企業
新株予約権 未定
手数料 無料
サービス開始日 2019年
投資家条件 金融資産200万円以上
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://unicorn-cf.com/
おすすめポイント
  • ユニコーンは、2019年に始まった株式投資型クラウドファンディング事業者で、東証マザーズ上場企業の株式会社ZUUと資本業務提携を行っています
  • 経営陣には外資系投資銀行や証券会社出身者が集まっており、ベンチャー企業が資金調達した後の経営サポートがある点が特徴的です
  • 2019年に始まったためファンディーノほど多くの実績はありませんが、ファンディーノとは異なり、投資家は金融資産200万円以上から利用可能です
  • 金融資産が300万円に満たない方は、まずはユニコーンに登録されてベンチャー企業への投資案件募集を待ってみるのがおすすめです

3位:イークラウド【2020年開始の期待の新サービス】

イークラウド株式会社 - コーポレートサイト
累計成約額 数億円以上
累計プロジェクト数 5件以上
ユーザー数 非公開
投資対象 イークラウドの審査をクリアした未上場企業
新株予約権 未定
手数料 無料
サービス開始日 2020年
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://ecrowd.co.jp/
おすすめポイント
  • 2020年6月には株式会社イークラウドが、新しくサービスを開始し、2020年7月には第一号案件の募集が開始されました
  • 株式会社イークラウドは2018年7月に創業された会社で、2018年11月には大和証券グループ本社の100%子会社であるFintertechより約4億円の資金調達を行っており、大和証券グループ本社と連携している安心感がある会社です
  • オンライン上のみで口座開設がスムーズに完結する手軽さがあり、今後は株式投資型クラウドファンディングのみならず、様々なフィンテックサービスを手がけていく予定ということで、将来が楽しみなベンチャー企業の一社です
  • 新しく始まったサービスが故にチャンスは大きく、早めに取り扱い案件に投資をしておくことで、将来的に大きなリターンを得られる可能性があるでしょう

4位:Go Angel【DANベンチャーキャピタルに譲渡済】

累計成約額 1億円以上
累計プロジェクト数 9件以上
投資対象 DANベンチャーキャピタルが審査した企業
手数料 案件により異なる
サービス開始日 2017年10月
おすすめ度 ★★★・・
おすすめポイント
  • GoAngelは、ファンディーノと同じような株式投資型クラウドファンディングの一つです
  • ファンディーノとの違いは手数料で、ファンディーノは取引手数料は無料ですが、GoAngelは投資時に手数料がかかります
  • また、今の所案件数もファンディーノほど多くなく、最近は募集が殆どされていませんのでそこまでおすすめはできない状況です
  • (追記)2019年11月にCampfireグループに入り、Campfire Angelsとして再出発しています

5位:CAMPFIRE Angels【旧Go Angel】

CAMPFIRE Angels 株式投資型クラウドファンディング
累計成約額 35百万円以上
累計プロジェクト数 3件以上
投資対象 DANベンチャーキャピタルが審査した企業
手数料 案件により異なる
サービス開始日 2019年
おすすめ度 ★★★・・
おすすめポイント
  • CAMPFIRE Angelsは、もともとGO ANGELが母体です。2019年に事業を統合し、新しいブランドで再出発していますが、まだまだ実績が少ないのが現状です
  • CAMPFIREは、購入型クラウドファンディングや融資型クラウドファンディングも運営しています
  • 融資型クラウドファンディングのCAMPFIRE Ownersには、筆者も実際に口座開設をして利用しています
  • 今後案件の実績が増えてきたら、CAMPFIRE Angelsも利用しても良いのかなと考えています。それまではCampfiner Ownersの利用がおすすめです

6位:GEMSEE【大手金融機関のSBIグループが運営】

株式投資型クラウドファンディング GEMSEE Equity SBIエクイティクラウド株式会社
累計成約額 28百万円以上
累計プロジェクト数 1件以上
投資対象 SBIエクイティクラウド株式会社の審査企業
サービス開始日 2019年
おすすめ度 ★★★・・
おすすめポイント
  • GEMSEEは、総合金融グループのSBIグループが運営する株式投資型クラウドファンディングです
  • 但し案件は1件が掲載されてから止まっています
  • 運営業者の信頼性は高いのですが、後発参入企業ということもあり、実際にはほとんど使われていない状況です
  • 筆者も口座は保有しておりますが、特段の投資機会がなく放置している状況です

7位:エメラダ・エクイティ【Angel Bankに事業譲渡済】

累計成約額 3億円以上
累計プロジェクト数 9件以上
投資対象 VCやエンジェル投資家などのプロ投資家への相乗り投資
手数料 無料
サービス開始日 2017年11月
おすすめ度 ★★★・・
おすすめポイント
  • エメラダエクイティはファンディーノとは異なり、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家などが投資をしたベンチャー企業へ相乗り投資ができます
  • ファンディーノの次に株式投資型クラウドファンディング事業を始めた会社で、経営陣には金融のプロフェッショナルが集まっています
  • 2019年にファンディーノが導入した新株予約権の仕組みをサービス当初から導入していましたが、案件数が思ったほど増加せず、最近は募集が殆どされていません
  • (追記)2019年にエメラダ・エクイティの事業は、Angel Bank株式会社に事業譲渡されました

8位:Angel Funding【旧 Angel Bank】

Angelbank - エンジェルバンク

2019年にはエメラダエクイティ株式会社は、エメラダエクイティの事業をユニバーサルバンク株式会社に譲渡しました。これによってユニバーサルバンク株式会社は、Angelbankという新しいサービス名でサービスを2020年以降に開始する予定です。

(追記)2020年にAngel Bankは株式会社WEIN Financial Group(本社 東京都港区、代表取締役 岡本彰彦、武内洸太)のグループ会社として参画し、そちらでAngel Fundingとしてサービス提供されることとなりました。

今後ますます株式投資型クラウドファンディングのサービスは増えていくことが予想されますので、ベンチャー投資に関心のある方は、今のうちから上記の株式投資型クラウドファンディングに無料登録されて、ベンチャー投資の案件吟味を始めておくのがおすすめです。

株式投資型クラウドファンディングは事業者の信頼性が大切

資産運用

株式投資型クラウドファンディング事業者が事業を始めるためには、事前に金融庁への登録が必要となります。

そのため、投資家である私たちは、株式投資型クラウドファンディングを利用する前に、本当に信頼できる業者なのか、事業者の登録免許の状況を事前に確認した方が良いです。中には怪しい投資セミナーを開催している胡散臭い事業者も存在しますので、利用するには注意が必要です。

そこで、当サイトではすでに金融庁から免許が取れており、事業者として信頼できる株式投資型クラウドファンディング業者のみをご紹介します。続いて、株式投資型クラウドファンディングを利用する上で知っておきたいメリットとデメリットもご紹介します。

株式投資型クラウドファンディングの主なメリット

株式投資型クラウドファンディングのメリット
  • ハイリターンが得られる可能性がある
  • ベンチャー企業の成長を応援できる
  • 日々の株価変動を気にする必要がない
  • 利益にかかる税金が一律20.315%(申告分離課税)
  • 節税対策になる(エンジェル税制が適応できた場合)

株式投資方クラウドファンディングの大きなメリットとしては、やはりハイリターンが得られる可能性がある点です。また、上場企業への株式投資と同じく、どんなに利益が出ても、税率は一律20.315%です。

さらに、一度投資をしたらしばらくほったらかしで気にしなくて良いですし、日々の株価変動を気にする必要がありません。エンジェル税制が適応されるベンチャー企業の案件に投資をする場合は、節税対策にもなります。

そのため、長い目線で長期投資を行いたい方には非常に適している金融商品です。

株式投資型クラウドファンディングの主なデメリット

株式投資型クラウドファンディングのデメリット
  • 全額損失になる可能性がある
  • 投資する際の情報が少ない
  • すぐに売却することができない(=長期投資になる)

一方で、株式投資型クラウドファンディングのデメリットは、全損の可能性がある点や、投資する際の情報が少ない点です。情報が少ないという点が、IR情報がある上場企業への投資との異なる点です。

そのため、限られた情報の中で未来を見通す必要があり、ここはかなり高度な技術が必要と言えるでしょう。ちなみに筆者が一番重要視するのはビジネスを行う「市場」で、次に「タイミング」です。

市場がよければ、経営するメンバーが普通でも成長していく可能性は高いからです。タイミングについては読み辛い部分がありますので、基本的には今後成長する市場であれば成功確率は高いと考えています。

なお、未上場企業への投資は上場企業の株式投資と異なり、すぐに市場で売却することができません。基本的にM&AされるかIPOするかしないと、株式を売却することができないため、長期投資になる覚悟を持って投資されるのがおすすめです。

株式投資型クラウドファンディングの主な評判や口コミ

筆者が投資を開始した当初はまだまだ株式投資型クラウドファンディングはメジャーではありませんでしたが、2020年以降にはファンディーノがTVCMを開始したりと、一般にも普及しつつあるようです。

株式投資型クラウドファンディングの口座開設の流れ

そんな株式投資型クラウドファンディングの口座開設は簡単ですが、口座開設時には本人確認が必要となります。

株式投資型クラウドファンディングを始めるには、事前に「運転免許証」「マイナンバー」などの本人確認書類の画像を用意しておけば、スムーズに口座開設の申請をすることができます。

その後、登録した住所に事業者から郵便物が届きますので、そちらを受け取ると口座開設が完了し、無事サービスを利用できるようになります。金融庁に登録された株式投資型クラウドファンディングの事業者は今後増えていく見込みですが、まだまだ怪しい事業者も存在します。

そのため、まだ株式投資型クラウドファンディングを利用されたことがない方は、まずは取り扱い案件数がNo.1、取引量もNo.1、ユーザー数もNo.1のサービスである、ファンディーノから始めてみるのが一番おすすめです。

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