4000万円の資産運用でおすすめの選択肢7つを初心者に徹底解説

資産運用のポイント

4,000万円ほどの貯金が貯まった後に、ふと思いつくのが「このお金どうしよう?」という悩みです。

日本では教育でお金や投資、金融について誰も教えてくれませんので、4,000万円を資産運用する場合には、色々と悩む場合がほとんどでしょう。

基本的には分散投資を行うのが資産運用のセオリーかと思いますが、それでは一体何に投資をすべきなのか?というところで、今回は運用金額や目的別などで選択肢をいくつかご紹介します。

そもそも資産運用の方法には何があるのか?

資産運用の方法は、究極的には下記の2種類しかありません。

資産運用の種類
  1. 自分で資産運用をする
  2. 金融のプロに任せる

例えば、これまでも投資で成功してきており、今後も自分で資産運用をした方がお金が増えると思われる方は自分で取り組まれた方が良いですが、金融のプロに任せた方がお金が増えると考える方は、金融のプロに任せた方が良いでしょう。

特に数千万円など既にある程度の金融資産があり、今あるお金を守りたい方は「金融のプロに任せる」選択肢を取られた方が、実際に数年後のリターンが高くなる可能性は高いとは思われます。

まず、全て自分で資産運用をする場合の具体的な選択肢には下記が挙げられます。

自分で資産運用をする場合の選択肢には何があるのか?

自分で資産運用をする方法 自分で決めなければいけないこと
1 株式投資 どの株式に投資するのか?
2 不動産投資 どの不動産に投資するのか?
3 仮想通貨投資 どの仮想通貨に投資するのか?
4 投資信託 どの投資信託に投資するのか?

さて、ここで考えなければならないのは、何も資産運用や投資について学ばずに、資産運用や投資で勝てるのか?ということです。

もしこの答えが「Yes」であるならば、今頃世の中はお金持ちで溢れいてることでしょう。従って、自分で資産運用をすると決めた場合は、まずは「お金」や「投資」、「資産運用」についてきちんと学ぶことが必要となります。

さて、それでは「お金」や「投資」について学べば、誰でも勝てるようになるのでしょうか?こちらは、どの「資産運用」を選ぶかによって変わってきます。

資産運用の種類毎の最大リターンと勉強が報われる可能性

運用の種類 年間の最大リターン 初心者が勝てる可能性 勉強が報われる可能性
1 株式投資 数十倍以上
2 不動産投資 数倍(売却時)
3 仮想通貨投資 数百倍以上
4 投資信託 1.2〜1.3倍程度

例えば、「株式投資」や「不動産投資」は古くからある投資手法のため、これまでに投資理論やノウハウが確立されています。

また、実際に成功者も数多く存在することから、これらの投資については、学んだ分だけ勝てる確立は高くなると言って良いでしょう。

仮想通貨投資についての考え方

一方、新しく誕生した「仮想通貨投資」においては、まだ具体的な投資理論やノウハウが確立されていません。そのため、資産運用の初心者でも一儲けできる可能性があるとは言えるでしょう。

ただし、逆に「仮想通貨」に詳しい人が投資で勝てるのか?というと、そうでもないでしょう。当たった時の最大リターンが数百倍と夢のある話ではありますが、不確実性の高い投資領域です。

そのため、宝くじにかけるような気持ちで、資産の数%程度を運用するのであれば良いのですが、資産の多くの割合を仮想通貨で運用するのは賢明とは言えないでしょう。

投資信託についての考え方

最後に、「投資信託」については、実は投資信託について勉強したからと言って、単純に勝てる確率が上がるとは言えない投資です。

何故ならば、日本では投資信託のファンドマネージャー(資産運用担当者)の詳細が開示されておらず、具体的な投資先も不明瞭であることから、儲かる投資信託を選ぶことが非常に難しいからです。

そのため、おすすめの方法は、そもそも選ぶことを諦めて、最初からS&P500連動の投信に投資をしたり、後述する独立系の資産運用会社が提供する投資信託に運用を任せてしまう方法です。

そこで、金融のプロに任せる場合の具体的な選択肢についてご紹介します。

金融のプロに任せる場合の資産運用の選択肢には何があるのか?

金融のプロに任せる方法 自分で決めなければいけないこと
1 クラウドファンディングを利用する どのクラウドファンディング事業者を利用するのか?
2 ソーシャルレンディングを利用する どのソーシャルレンディング事業者を利用するのか?
3 ロボアドバイザーを利用する どのロボアドバイザー事業者を利用するのか?
4 独立系の資産運用会社を利用する どの独立系の資産運用会社を利用するのか?
5 海外のヘッジファンドを利用する どの海外ヘッジファンドを利用するのか?
6 国内のプライベートバンクを利用する どのプライベートバンクを利用するのか?
7 海外のプライベートバンクを利用する どのプライベートバンクを利用するのか?

さて、ここで考えなければならないのが、あなたの現在持っている金融資産です。

なぜかというと、例えば「プライベートバンク」を利用しようと考えた場合、最低でも金融資産が1〜3億円程度はなければ利用が難しいからです。

自分で投資をするのであれば、元手はいくらからでも始めることができますが、金融のプロに任せる場合は最初の元手によって入り口が変わります。

金融のプロに任せる場合は最低投資金額が異なる

金融のプロに任せる方法 最低投資金額の平均
1 クラウドファンディングを利用する 1万円〜
2 ソーシャルレンディングを利用する 1万円〜
3 ロボアドバイザーを利用する 10万円〜
4 独立系の資産運用会社を利用する 1万円〜
5 海外のヘッジファンドを利用する 数千万円〜
6 国内のプライベートバンクを利用する 1〜3億円〜
7 海外のプライベートバンクを利用する 数億円〜

すでに金融資産が数億円以上ある方であれば、海外のプライベートバンクを利用された方が良いですし、数十億円以上あるような方であれば、ファミリーオフィスなどを利用される方もいるでしょう。

実際のところ数千万円の資金をプロに任せて運用しようと考えた場合、選択肢はある程度絞られていきます。筆者のオススメとしては、性質の異なる金融商品への分散投資です。

例えば資産が日本株などに偏り過ぎていた場合、日本の株式市場がリーマンショックのような出来事によって暴落した場合、目も当てられない結果になってしまいます。

他にも、不動産投資であっても、絶対に安全なエリアというのはないですし、空室リスクも100%消すことはできません。そのため、基本的には様々な金融商品に分散するのが賢明です。

クラウドファンディング投資の種類とおすすめな資産運用の方法

まず一つ目のクラウドファンディングについては、クラウドファンディングと言っても種類があります。具体的には下記のような分類がよくされています。

クラウドファンディングの種類
  • 寄付型クラウドファンディング
  • 購入型クラウドファンディング
  • 不動産投資型クラウドファンディング
  • 融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)
  • ファンド貸付型クラウドファンディング
  • 株式投資型クラウドファンディング

一般的なクラウドファンディングは、企業がインターネット上で資金調達をすることです。投資家である私たちは単にお金を寄付したり、お金を出す代わりにモノやサービスなどの対価を得ます。

これらのクラウドファンディングは寄付型や購入型と呼ばれ、名前の通り寄付の側面が強いため、資産運用にはなり得ません。

そこで注目すべきは、不動産投資型クラウドファンディングや、融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)です。

初心者には不動産投資型クラウドファンディングがおすすめ

まず初心者におすすめできるのは、不動産投資型クラウドファンディングです。

例えば不動産投資型クラウドファンディングには、上場企業であるロードスターキャピタル株式会社が提供するOwnersBookがあります。

OwnersBookの場合は、私たち投資家は1万円から投資をすることができ、集めたお金を用いてOwnersBookが不動産賃貸業者に貸付を行う場合もあります。

このような場合、OwnersBookが不動産賃貸業者に貸付を行う時には不動産担保を取得するため、万一貸し出したお金が返ってこない場合でも、担保を売却することで損失を補填することができます。

実際にOwnersBookは2014年のサービス開始以来、一度もデフォルトがなく、金融商品としてのリスクが抑えられています。投資時の手数料は無料で、かつ実績の利回りが4.8%〜14.5%のため、自信を持ってお勧めできる金融商品の一つです。

1口1万円から想定利回り8〜10%のFANTAS funding

また、投資家からお金を集めて、そのお金と自己資金で不動産に投資をするFANTAS fundingのようなサービスもあります。

FANTAS fundingの良い点は、万一投資した不動産の売却時に評価額が下がってしまった場合でも、2〜3割の下落分までは、FANTAS funding側が優先して損失をかぶってくれる点です。

そのため、投資家である私たちの元本自体が毀損する可能性は低くなっているのです。また、OwnersBookのようなソーシャルレンディングとは異なり、FANTAS fundingは投資先の物件が明確です。

したがって、きちんと投資先物件の詳細までを把握したい投資家にとっては適した金融商品と言えるでしょう。

高い利回りを狙うなら融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)

不動産投資型クラウドファンディングはリスクは抑えられていますが、不動産担保がついている分、そこまで高い利回りとはなっていません。

そこで、高い利回りを狙うのであれば、利回り10%以上を狙えるクラウドクレジットのような、新興国向けの融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)です。

伊藤忠商事が出資するクラウドクレジットは、利回りが高いことに加えて、新興国への社会貢献といった側面が強いサービスです。日本以外の地域へも国際分散投資をしたい方などは、利用を検討されてみても良いでしょう。

ロボアドバイザー投資の種類とおすすめな資産運用の方法

続いて、ロボアドバイザー投資にも種類がありますが、大きく分けると2つです。

ロボアドバイザー投資の種類
  • 投資一任型ロボアドバイザー(=完全にお任せ)
  • アドバイス型ロボアドバイザー(=自分で選択肢のファンドから選ぶ)

後者のアドバイス型のロボアドバイザーというのは、結局のところ自分で選ばないといけませんので、その選択によってパフォーマンスは変わります。

一方の投資一任型ロボアドバイザーというのは、具体的にはロボアドバイザー業者に資金を入金するだけで完了する、ウェルスナビ(WealthNavi)のようなサービスが該当します。

こちらであれば、運用資産のリバランスや税金計算なども自動でやってくれますので、本当に完全にお任せの資産運用と言えます。

10万円からの完全お任せの国際分散投資ならウェルスナビ(WealthNavi)

ウェルスナビ(WealthNavi)は、国内のロボアドバイザーサービスの中では、預かり資産も1000億円を突破しており、実際に利用しているユーザー数もNo.1となっています。

ウェルスナビは筆者も利用していますが、本当に入金するだけで自動で国際分散投資をしてくれるため、私たち投資家は最初に運用プランを決める以外、ほとんどやることがありません。

日々の株価の上げ下げに一喜一憂することもなく、完全にほったらかしの資産運用と言えます。そのため、資産運用の初心者の方や、日々本業が忙しい方などには特におすすめです。

テーマ投資とロボアドバイザー投資の両方ならフォリオ(FOLIO)

完全にお任せの資産運用だけでは若干物足りないという方には、LINEと提携したFOLIOがおすすめです。フォリオFOLIOにはテーマ投資とロボアドバイザー投資の2つがあります。

テーマ投資とは、その名前の通り「VR」や「AI」などのテーマに投資をすることができます。投資の中身は、プロが厳選した10社の有望銘柄で構成されています。

自分が選ぶよりもプロに任せたいという方にはおすすめのサービスで、手数料水準も既存の証券会社よりも安くなっているため、初心者でも始めやすい資産運用の一つです。

独立系資産運用会社の種類と始め方

続いて、独立系の資産運用会社というのは、例えば「ひふみ投信」を提供しているレオスキャピタルワークス株式会社のようなことをさします。

ひふみ投信は4年連続R&Iファンド大賞を受賞しており、過去10年で基準価格は5倍程度にまで上昇しています。

日本にはヘッジファンドと呼ばれるような資産運用会社は少なく、正直ここ10年を振り返って成果をあげている独立系資産運用会社は、レオスキャピタルワークスぐらいと言っても過言ではないでしょう。

このような独立系資産運用会社の投資信託というのは、金融機関を通じても購入することができますが、仲介を挟む分手数料が高くなってしまいます。ひふみ投信は公式サイトから直接購入することで、年 1.0584%の信託報酬のみで運用が可能です。

通常の投資信託であれば購入時に3%程度の手数料を取られることもありますが、ひふみ投信であれば購入時も売却時も手数料がかからず、5年以上保有することでさらに手数料が安くなる仕組みです。

資産の一部を株式投資に振り向けてみるのも一手

金融のプロに任せる方法は以上になりますが、もちろん自分で株式投資などに挑戦するというのも一つの手ではあります。

元手数百万円程度からでも、株式投資で成功して資産が数億円にも膨れ上がった人もいます。そのため、資産のうち一定の割合は株式投資に振り向けても良いかもしれません。

ただし、上述したように素人がいきなり勝つのはかなり難しいと言えますので、取り組む際には注意が必要ですし、株式投資に向いている人というのも存在します。

株式投資に向いている人の例

株式投資に向いている人
  • 企業の分析が好きな人
  • 金融や経済の知識が豊富な人
  • コツコツと知識を勉強するのが好きな人
  • 辛抱強く物事に取り組むことができる人
  • (短期トレードの場合)チャートの分析が好きな人

例えば株式投資は、上記のような方に向いていると言えます。コツコツと知識を蓄えて挑戦したい方などには良いかと思いますし、最近では株式投資を学べるスクールなどもあります。

まずは大手マネースクールが提供する無料体験会に参加して、株式投資に関する知識を十分に蓄えてから、実践に取り組むのも一つの手でしょう。

ベンチャー企業への投資も視野に入れてみるのも一手

他にも、最近ではベンチャー企業や未上場企業への支援を目的とした、株式投資型クラウドファンディングへの投資も普及してきています。

ベンチャー企業への投資はハイリスク・ハイリターンの投資ではありますが、社会貢献の一環として、資産の一部をそれらに振り向けてみるのは、悪い選択肢ではないでしょう。