4000万円資産運用ポートフォリオ実績とおすすめ投資先【17ヶ月運用】

資産運用

2020年4月の米国株中心での1000万円の資産運用開始から約17ヶ月が経ち、今では4000万円以上の資産となりました。筆者の現在のポートフォリオを紹介しつつ、貯金4000万円のおすすめの資産運用先を併せてご紹介します。

筆者の4000万円の資産運用ポートフォリオと投資先(時価評価)

4000万円の資産運用ポートフォリオ
  1. 米国株投資(ETF・個別銘柄):約1800万円
  2. 暗号資産:約1100万円
  3. 世界株投資(ひふみワールド):約600万円
  4. 日本株投資(個別銘柄):約450万円
  5. 未上場株投資:約100万円
  6. 現預金:約150万円

上記で合計約4,200万円の資産となっています。先月との大きな違いは、ポートフォリオに占める暗号資産の割合を増加させたことです。年末に向けて大きく相場が上昇する可能性があると判断し、一時的にポートフォリオの割合を高めています。

その他、日本株は市場が低迷気味なので徐々に処分して現金化し、現預金も今後市場が暴落したり、投資したい銘柄が何かしらの出来事で暴落したチャンスの時に追加投資をしていく予定です。米国株ETFについては、引き続き情報技術セクターに特化した「VGT」に集中投資し、米国の個別銘柄についても成長が見込まれる銘柄には積極投資していく予定です。

米国株ETFの運用実績と今後の投資戦略

SBI証券

筆者の米国株ETFポートフォリオは、今はVGTに集中投資することにしました。

VOOやVTIをやめたのは、VOOは楽天証券のemaxis slim S&P500連動型の投資信託を楽天クレジットカード決済で積み立てることができるのと、VTIはSBI証券のSBI・V・全米株式インデックスファンドを三井住友クレジットカード決済で積み立てることができるからです。

口座管理|SBI証券 (1)

ちなみに、このような米国株式市場に連動する優良ETFへの投資については、米国株や日本株の個別銘柄などが大きく上昇した際に利益確定し、それらの資金を振り分けていく形で増やしていこうと考えています。

米国株式市場に連動するETFは、短期で急激な上昇は見込めません。ですが、安定的に高い年間リターンを出していますので、長期では資産形成に役立つと考え、引き続き一定の金額を積立投資していく予定です。

筆者と同じようにSBI証券でクレジットカード決済で積み立てを開始したい方は、三井住友カードを作られるのがおすすめです。毎月クレジットカードから最大5万円まで積み立てることができ、かつクレジットカード決済のため、積み立ての度にVポイントが最大3%もらえます。

米国株の個別銘柄には積極投資・中国株の個別銘柄は様子見

intuit

続いて、米国成長株については主にINTUITやGOOGLなどの優良銘柄に投資を行っています。適宜銘柄は組み替えを行っており、直近ではPLTRやHOODに投資行なっています。

基本的にはハイテクセクターの米国成長株に投資を行い、大きく値上がりしたら利益確定し、米国株ETFに追加投資をしていく方針です。アフターコロナのフェーズでも、引き続きGOOGLなどの優良IT株はハイパフォーマンスになるだろうと想定し、継続保有を予定しています。

米国個別株については、短期ではETFよりも高いパフォーマンスを上げることがあります。そのため、一定のリスクをとって投資を行い、高くなりすぎた銘柄は売却して利益確定をし、別の銘柄やETFに再投資を行う戦略を継続していこうと考えています。

また、中国株については、PinduoduoやJD.comなどが反発している部分もあるものの、一旦は様子見の姿勢を継続する予定です。落ちるナイフは拾わない戦略です。

世界株投資(ひふみワールド)の実績と今後の投資戦略

ひふみワールド

世界株投資については、引き続きひふみワールドに積立投資をしています。毎月10万円ずつ積立投資をしていることで順調に増えています。

ひふみワールドのリターンはVTIと同じぐらいと想定していますが、仮に米国株市場が不調な時であっても、世界株に投資しているひふみワールドに投資をしていれば、ある程度リスク分散となるのではと考えました。

ひふみワールドのような世界株への投資は、米国株個別銘柄への集中投資と比べて、高いパフォーマンスは見込めません。ですが、いつの時代でも一定のパフォーマンスを出すことが期待できるため、10%程度はポートフォリオに組み込むことにしています。

ちなみに筆者の場合は、ひふみワールドはNISA口座を利用しているため、税金面では利益確定時に優遇されています。そのため信託報酬が米国株ETFと比べると1%以上と高いのですが、許容しています。

現在NISAで何に投資すべきか悩んでいる方や、世界株への投資を検討している方には、ひふみワールドはお勧めできる投資信託です。

4000万円を国際分散投資するならウェルスナビもおすすめ

ウェルスナビ5週目2

【公式サイト】https://www.wealthnavi.com/

また、リスクを抑えながら安定的に資産運用をしていきたい方、世界経済に国際分散投資を行って着実に資産を増やしていきたい方には、上場企業が運営しているロボアドバイザー「ウェルスナビ」がおすすめです。

ウェルスナビであれば、米国株ETFの「VTI」、日欧株ETFの「VEA」、米国債券の「AGG」、金「GLD」、不動産「ITR」のETFに自動で国際分散投資をしてくれて、リバランスも完全に自動で行ってくれます。このように投資先が見事に分散されていますので、仮に米国株市場が暴落しても、大きな損失を得ずに安定的な運用が可能になるのが特徴です。

実際にウェルスナビはコロナショックの時に一時的に下がったものの、すぐに回復してまた高いパフォーマンスを上げています。ウェルスナビは手数料1%で完全お任せの資産運用が実現しますので、ほったらかしの資産運用が良い方、投資に時間をかけたくない方には最もおすすめです。

ウェルスナビは口座開設して資金を入金し、あとは積立設定するだけなので、手間が本当にかかりません。今後10年や20年などの積立長期投資のシミュレーションもできますので、将来的に増える資産額も明確です。

今のうちから将来の蓄えを安定的に作りたい方、資産形成をしていきたい方は、まずウェルスナビに無料口座開設し、資産のシミュレーションをされるのが最もおすすめです。

未上場株の運用実績と今後の投資戦略

【公式サイト】https://fundinno.com/

最後に、筆者の場合は100万円程度は未上場株に投資を行っています。未上場株の場合は、投資した金額が30倍、50倍、100倍以上に増えることを期待して投資を行っています。

未上場企業へ投資している理由は、投資先によってはエンジェル税制という節税対策が可能なのと、得られた利益は申告分離課税で一律20.315%しか税金がかかりませんので、当たれば大きく資産を増やすことができるからです。

さらに未上場企業投資の場合、日々の株価に一喜一憂する必要がありませんし、その企業自体が成功するかだけを気にすれば良いので、投資タイミングも気にする必要がありません。そのため一度投資した後は精神衛生的にも非常に良いのです。

具体的に筆者の場合は、TVCMも行っている株式投資型クラウドファンディングのファンディーノ(https://fundinno.com/)を利用して、株式会社ノモックに投資を行っています。

筆者の未上場株の投資先と運用実績

【公式サイト】https://fundinno.com/

筆者の投資先であった株式会社ノモックは、2020年には保有株式を売却する機会があったのですが、筆者はさらなる成長を信じて売却を選択せず、そのまま保有しています。

これまで未上場企業への投資は一部のエンジェル投資家しか参戦できませんでしたが、株式投資型クラウドファンディングのファンディーノが誕生したことで、多くの個人投資家も簡単に参戦できるようになりました。

ファンディーノは日本で一番エンジェル投資の案件を取り扱っており、2021年時点で累計約60億円以上の調達を成功させています。すでにM&Aされた案件の実績もありますので、ファンディーノの投資案件から未来のメルカリのようなユニコーンが出る可能性もあります。

ファンディーノは、金融資産300万円以上、投資経験1年以上の投資家であれば、無料口座開設が可能です。未上場企業への投資で大きなリターンを狙いたい方や、エンジェル税制などの節税対策を行いたい方にはおすすめです。

株価の変動を気にするのが嫌な方は年率6%の利回りを狙えるファンズがおすすめ

Funds(ファンズ) - 貸付ファンドのオンラインマーケット

【公式サイト】https://funds.jp/

また、「株式などのボラティリティが高い投資先は不安、かと言って債券だと利回りが低すぎる…」と感じている方には、安定的な利回りが見込めるファンズ(funds)がおすすめです。

ファンズは、予め運用期間と利回りが決まっており、安定して年率1.5〜6%程度のリターンを狙うことができる金融商品です。株式や債券とも異なる性質の金融商品のため、資産運用のポートフォリオを分散させることができます。

リスクを抑えた投資が可能なファンズのファンド商品

ファンズ

ファンズ(funds)は、主に上場企業向けの貸付ファンドに投資を行う金融商品で、過去には餃子の王将ファンドやメルカリファンドなどの有名企業のファンドも取り扱っています。

ファンズ(funds)は、リスクが抑えられている割に利回りも一定以上あり、運用期間も1年未満の案件が多いのが特徴です。但し、利益に対する課税は総合課税のため、申告分離課税が適応される株式や投資信託との損益通算は行うことができません。

しかし、そうは言っても所得が1800万円以上の高額納税者でない限り、あまりこの所得税の税率については気にする必要はないです。

メルカリなど上場企業向けの貸付ファンド投資の案件が多数

メルカリファンド

2020年には、フリマアプリのメルカリと連携した投資商品を提供しており、案件募集開始と同時に即売り切れするほど大人気でした。

ファンズの仕組みで優れているのは、上場企業向けの貸付ファンドという点です。上場企業が借りたお金を返せないといった事態が発生することは、基本的にありえません。

また、投資先が上場企業であればIRなどの情報もホームページ上に公開されています。ですので、投資の安全性を自ら確認でき、その上で投資を行うことができます。

日々の株価に一喜一憂することもなく、精神的な安定を得て、投資元本の安全性を確保した上で安定的な利回りを得たい方は、ファンズを利用されてみるのがおすすめです。