海外株式売買で手数料が安いことで評判の、サクソバンク証券の口コミです。
これまで米国株投資といえば、取り扱い銘柄数が3,000銘柄以上と多く、取引手数料も安かったマネックス証券がメジャーでした。しかし、最近ではヨーロッパ発のサクソバンク証券が国内業界最安水準の手数料と、業界最多水準の海外株式銘柄数を提供し始めています。
そこで今回は、そんなサクソバンク証券の手数料を他の大手ネット証券などと比較しつつ、利用するメリットやデメリット、口座開設(無料)が向いている方などを、実際の筆者の経験からご紹介します。
サクソバンク証券の手数料を他社ネット証券と比較
【公式サイト】https://www.home.saxo/ja-jp
まず、サクソバンク証券の手数料に関して公式サイトを参照すると、確かに大手ネット証券のSBI証券・楽天証券・マネックス証券よりも手数料が安くなっています。
また、米国株式に関しても、これまではマネックス証券の3,300銘柄が圧倒的に多かったのですが、サクソバンク証券はそれをさらに上回る6,000以上の銘柄を取り扱っています。
ですので、とにかく米国株などの外国株式の銘柄数や取引手数料にこだわりたい方にとっては、サクソバンク証券はおすすめできるネット証券の一つと言えるでしょう。続いて改めてマネックス証券の特徴を、サクソバンク証券と比較してみます。
サクソバンク証券とマネックス証券の特徴を比較
マネックス証券は2019年時点にて口座開設数が180万以上と、国内ネット証券においては3位のポジションを築いているネット証券会社です。
IPO投資やロボアドバイザー、NISAやidecoなど、サクソバンク証券に比べてさまざまなサービスを提供しているのが、大手ネット証券のマネックス証券です。また、米国株の特定口座にも対応しています。
米国株の取り扱い種類が豊富で取引手数料も安いため、主に日本株というよりは米国株を中心に日本株も少し取引したい方などにおすすめです。マネックスグループは2018年に大手仮想通貨の交換業者であるコインチェック株式会社を買収するなど、ITを活用したサービスに積極的な動きを見せています。
IPO株や、マネックスアドバイザーやマネラップなどのロボアドバイザーサービスも提供していますので、様々な新しい金融サービスを利用してみたい方には良いでしょう。続いて、サクソバンク証券のメリットとデメリットを、ネット上やSNS上の口コミなども踏まえながらご紹介します。
サクソバンク証券を利用するメリットや良い評判
やっとARKのETFも買えるよぉー😚💓$VTI とかのETFもこっちに移します💖あと中国株・香港ETFとかも買いたいの😙🎶#配当再投資ができるから#複利の効果を更に活かせる#SPACも買えるよ#なんと言ってもいちいち銘柄リクしなくていいのが良い#楽天は積立系のみ利用 pic.twitter.com/It1ZyrCyvN
— 富豪美女@転職💻&米国🇺🇸&世界株🌎で目指し中 (@billiongirl1024) January 24, 2021
チャートアプリ調べてたら良いの見つけましてサクソバンク証券iPhone、iPad、Androidで引いたラインがパソコン版(ブラウザ)でも同期されて同じところに表示されます。ラインの平行コピー可能。為替、指数取引もできる。トレビーみたいな感じですが操作しやすいです、今週はこれの動きみてみます pic.twitter.com/3Ww03Dg9Fa
— 考えるアシ (@ChartBookApp) 2018年2月18日
サクソバンク証券のメリットをまとめますと、以下が挙げられます。
- 業界最安水準の手数料
- 業界最多水準の銘柄数
- 米国株式だけでも6,000銘柄以上
- 空売りが可能
- レバレッジ取引が可能
まず、国内業界最安水準の手数料で、海外株式を取引が可能です。米国株式だけでも6,000銘柄以上の取り扱いがあり、中国株式(深セン・上海・香港)や欧州株式も取引可能です。
上記だけでも、外国株式の個別銘柄に投資をしたい方には、かなり適しているネット証券と言えるでしょう。他にも、個別株式CFDであれば、下落相場の場合でも売りから入ることで収益を上げることもできますし、少額からレバレッジ取引も可能です。
そのため、一般的な日本株の現物取引以外の取引を試してみたい方にはおすすめです。
サクソバンク証券を利用するデメリットや悪い評判
サクソバンク証券結構使いやすい。ただどれが証券口座なのかわかりにくいのが難点だけど。Z系みたいだけどヘルプに載ってないし。
— へっぽこPG (@heppoko_pg) 2018年10月10日
昼からは、サクソバンク証券のSaxoTraderをいじってみよう。アプリ版は字が小さくてジジィの使う気を失せさせたんだけど、PC版はどうなのかな?見かけは良さげなんだけど。
— つぶやきゴロー (@Goroutweet) 2018年11月10日
一方で、ユーザーの口コミにも見られるように、サクソバンク証券には若干の使い辛さが残っていることは確かでしょう。
サクソバンク証券は手数料が安いことは確かなのですが、証券取引の使いやすさで考えるのであれば、SBI証券や楽天証券などの方が、使いやすさはまだまだ上です。
SBI証券の方がスマホアプリは使いやすい
特にSBI証券に関しては、スマホアプリも使いやすいですし、証券会社自体の信頼性も高いです。実際に筆者もスマホアプリに関しては、基本的にSBI証券と楽天証券の2社をメインに利用しています。
SBI証券はたまにシステムメンテナンスで土日などが使えないことが結構ありますが、基本的に日中即時に売却したい時には大変便利なツールです。
IPO投資の取り扱いがない
また、サクソバンク証券には今のところはIPO投資などもありません。
IPO投資にチャレンジしていきたい方は、SBI証券や楽天証券などの大手のネット証券会社に口座開設をして抽選に応募されるのが良いでしょう。
特定口座への対応が未済
最後に、特定口座がありません。そのため、自分で確定申告をする必要があります。ただし、近年はインターネットで簡単に確定申告できるようになりましたので、そこまで手間はかからないと思われます。
また、そもそも米国株投資などを志向される方の多くは確定申告をしているかと思われますので、そこまでのデメリットではないかもしれません。
以上を踏まえると、筆者の感覚としては、サクソバンク証券はメインの証券口座ではなく、サブの証券口座として利用するのが良いのではないかとは思われます。
サクソバンク証券の口座開設方法(無料)
ここからはサクソバンク証券の口座開設方法をお伝えします。サクソバンク証券はネット証券ですので、口座開設は簡単です。
まずはこちらからサクソバンク証券の公式サイトに移動します。そうしますと「口座開設はこちら」のボタンがありますので、そちらをクリックします。
口座開設(個人様用)
その後、口座開設に関する同意および確認、個人情報等の登録を行い、申込フォームの入力が完了すれば、申込手続きが完了します。
また、審査に必要な本人確認書類等の提出は、オンライン上のアップロード機能を利用すれば、ネットで完結します。その後、審査が完了すると、本人限定郵便で口座開設通知書が送られてきます。
本人限定郵便を受け取り10万円以上を入金
そうして通知書を受け取ったのち、初回最低入金額(10万円)以上の入金をすることで、取引システムへのログインや取引が可能となります。
サクソバンク証券は個別外国株を手数料安く購入したい方向け
以上になりますが、サクソバンク証券はまだまだ改善余地のあるサービスではありますが、手数料が安いことは確かです。
まだ認知度が低く利用者も少ないことから、これからのサービスという感じはしますが、画面の改善余地などはあるかと思いますので、今後に期待できるネット証券の一つではあると言えるでしょう。
とにかく海外株式や外国株式を手数料安く取引したい方や、サブの口座を欲しい方などは、一度サクソバンク証券の利用を検討されてみてはいかがでしょうか。