投資・資産運用アプリおすすめ15選比較ランキング

アプリ

資産運用でおすすめの人気アプリをご紹介します。

今回は筆者も実際に利用している投資・資産運用系アプリの中から、15個ほどを厳選してジャンル別や利用ニーズ別にご紹介します。

なお、これらのアプリは基本的にすべて本人確認書類の画像を提出して、口座開設(無料)が完了しないと使えませんので、口座開設自体はウェブサイトなどで完了させてから利用された方がスムーズです。

【リスクを抑えた運用】不動産投資クラウドファンディングのおすすめアプリ

1. OwnersBook(オーナーズブック)

『OwnersBook(オーナーズブック)』は、1万円から始められる不動産投資クラウドファンディングのアプリです。登録は無料で、取引手数料や口座維持手数料なども無料です。

OwnersBookの場合は実際の不動産投資ではなく、全案件不動産担保付きのソーシャルレンディングサービスを提供しています。具体的には、Ownersbookがネット上でお金を集め、OwnersBookが私たちの代わりに不動産物件に投資をしたり、与信審査をした上で不動産投資会社にお金を貸付けたりします。

不動産投資会社にお金を貸し付けた場合は、不動産投資会社から無事お金が返済されれば、金利収入が私たち投資家の利益となります。この際に不動産担保を取得しているため、万が一お金が返済されなかった場合は不動産担保を売却することで損失を補填する仕組みです。

OwnersBookを運営するロードスターキャピタル株式会社は、2017年に東証マザーズ市場に上場しており、業績も黒字で推移していますので、運営者の信頼性は高いと言えます。

2. TATERU FUNDING(タテルファンディング)

続いて、TATERU Fundingは一口1万円から不動産投資ができるアプリです。

TATERU Fundingも、口座開設や口座維持手数料は無料です。また、TATERU Fundingは東証一部上場企業の、株式会社TATERU(旧名:インベスターズクラウド)が提供しています。

TATERU Fundingは、私たち投資家とTATERUが共同で一棟アパートに投資をし、そこで得られた利益をもらえる仕組みです。万一運用資産の評価額が下落した場合でも、その下落額はまずはTATERU側が負担してくれるため、不動産評価額が運用開始時評価額の30%超下落しなければ、私たち投資家の元本に影響がでません。

また、OwnersBookより期間も運用期間が短いものが多く、途中解約も可能で手数料もかかりませんので、数ヶ月程度の短期で利回り8%ぐらいを狙いたい方には適した資産運用アプリと言えます。

(2018年追記)2018年に株式会社TATERUでは顧客の預金改ざん問題が発生したため、サービスが一時停止中です。同じような仕組みのサービスを利用されたい場合は、他の不動産投資クラウドファンディングの利用がおすすめです。

>>おすすめの不動産投資クラウドファンディング比較を見る

【サラリーマンの副業に最適】おすすめの不動産投資アプリ

3. Renosy(投資版)

続いて、Renosy(投資版)は、初心者が不動産投資を始めるにあたって便利なアプリです。一言で言うと、1部屋単位での少額投資から始めれる「中古マンション投資」アプリです。

具体的には、不動産投資物件に関する情報収集や、コンシェルジュへの投資相談、不動産投資物件選びから申込までを一括で行えます。不動産投資に関心のある方にはおすすめです。

Renosyの公式サイトからは不動産投資のノウハウが記載されたDVDを無料で資料請求できますので、アプリと合わせて利用されてみるのも良いでしょう。

【コツコツ型】おすすめのクラウドファンディング&ロボアドバイザーアプリ

4. クラウドバンク(CrowdBank)

Crowd Bank<クラウドバンク>をはじめよう!

クラウドバンクは、投資型クラウドファンディングのアプリです。1万円から投資を行うことができ、すでに案件の成立額は2000億円を突破しており、平均利回りは約5.8%になっています。

クラウドバンクは通常の中小企業支援型ローンファンド以外にも、太陽光発電ファンドや不動産担保ローンファンドなど、さまざまな投資案件を取り扱っていることが特徴です。

ソーシャルレンディング事業者(投資型クラウドファンディング事業者)の中では唯一のアプリですので、ソーシャルレンディング案件も投資のポートフォリオの一つに入れたい方にはおすすめです。

5. ウェルスナビ(WealthNavi)

続いて、 ウェルスナビ(WealthNavi)は最低10万円から始められる、資産運用を完全にAIにお任せできるロボアドバイザーです(上記は筆者の運用結果の推移です)。

ウェルスナビの場合は、無料登録時に簡単な6つの質問に答えるだけで、コンピューターが自分にとって最適な資産運用を提案してくれます。

ウェルスナビが提案してくれたシュミレーションに納得して、ロボアドバイザーにお金を入金して資産運用を開始すれば、年率1%の手数料で勝手にロボアドバイザーが国際分散投資をしてくれます。

また、ポートフォリオ(米国株・日欧株・新興国株・米国債券・金・不動産・現金)のリバランスや税金の計算などをしてくれますので、ウェルスナビは日々忙しくて資産運用の時間が取れない方にも適しているサービスです。

ウェルスナビは口座開設手数料も口座維持手数料も無料ですので、ロボアドバイザーに関心のある方は、まずは公式サイトから無料診断(資産運用のシュミレーション)を利用されてみるのがおすすめです。

>>おすすめのロボアドバイザー比較を見る

6.  LINEワンコイン投資(LINEスマート投資)

新しいオンライン証券のフォリオ(FOLIO)のロボアドバイザー(おまかせ投資)の運用内容を、2020年4月末まで手数料無料で利用できるLINEスマート投資(LINEワンコイン投資)も、アプリを提供しています。

ちなみにフォリオの場合は、通常の資産運用をお任せできるロボアドバイザー投資(フォリオおまかせ投資)に加えて、「VR」や「AI」などのテーマに投資をすることができる、テーマ投資のサービスも提供しています。

筆者もフォリオおまかせ投資では1ヶ月で+3.92%以上のリターンを得ることができましたので、今後に期待しているサービスの一つです。今ではLINEワンコイン投資で同じ資産運用の内容を2019年4月末まで手数料無料で利用でき、積立投資の金額に応じてLINE PAY残高に還元もありますのでかなりお得です。

筆者の場合は毎月10万円積立投資をすることで、LINE PAY残高に毎月2000円還元されています。

>>おすすめのロボアドバイザー比較を見る

【資産運用の定番】株式投資・投資信託・仮想通貨のおすすめアプリ

7. SBIネオモバイル証券アプリ

株式投資では、Tポイントを使って1株単位で投資ができるSBIネオモバイル証券が一押しです。Tポイントを使ってロボアドバイザー投資も1万円から行うことができます。

月額220円で国内株式約定代金合計額50万円まで取引し放題で、毎月固定Tポイントを200ptほどもらえます。まずは数百円などの少額から株式投資を始めたい方や、余ったTポイントを有効活用したい方におすすめです。

8. ストリーム(STREAM)

続いて、一般的な株式投資を手数料無料で行うなら、ストリーム(STREAM)がおすすめです。コミュニティ型となっており、株の口コミSNS機能なども搭載されています。

ストリーム(STREAM)を提供するスマートプラス株式会社は東大発フィンテックベンチャーであるFINATEXTグループの1社で、大和証券グループと業務提携しています。

9. SBI証券 株アプリ

SBI証券の株アプリも、株式投資に最適なアプリです。特に短期の株式トレードをする方にとっても、即座に注文が可能ですので、機能性が抜群です。

また、中長期保有スタイルの株式投資家にとっても、企業の株価推移から財務状況、直近のニュースなどを細かく確認できるため便利です。

筆者もSBI証券の株アプリを利用して売買していることが多いです。ただし、SBI証券の場合は投資信託などはPCサイトからしか購入ができませんので注意です。

10. 楽天証券 株 アプリ

他の株式投資アプリとしては、楽天証券が提供する「iSpeed」などもあります。iSpeedは、テクニカルチャートを詳しく見たい方に適しています。

筆者の場合はSBI証券の株アプリと合わせて、楽天証券の株アプリも併用して利用しています。ただし、楽天証券を利用する場合は他の楽天サービスを利用するのがおすすめです。

例えば、楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジで連携させると、普通預金金利が0.1%になります。また、楽天カード決済で投資信託の積立投資を行うことで、楽天ポイントをお得にもらうことができます。

11. answer

投資信託を選ぶ際に利用するアプリなら、マネックス証券が提供するanswerが一番便利です。

国内の公募投資信託6,000銘柄以上から、自分に合った銘柄選びが可能なアプリです。NISAや確定拠出年金にも対応しています。投資信託を利用されている方は、マネックス証券に口座開設してアプリのanswerを合わせて利用されるのが便利でしょう。

12. bitbank(ビットバンク)

金融庁登録済の仮想通貨の取引所bitbank(ビットバンク)は、取引手数料を抑えて様々な仮想通貨のトレードができる、仮想通貨のアプリです。

仮想通貨はハイリスクハイリターンの金融商品ですが、bitbankであればWEB画面でもスムーズにトレードを行うことができ、筆者も重宝しています。とにかく手数料の安さ重視で仮想通貨のトレードをしたい方は、bitbankを利用されるのが一番適しているでしょう。

【資産管理&情報収集】持っておきたい定番のお金アプリ

アプリ

13. マネーフォワード

資産管理アプリは、マネーフォワードが便利です。マネーフォワードは、銀行や証券会社などの口座と連携することで、自分の総資産残高を確認することができるアプリです。

また、一部のソーシャルレンディング事業者やロボアドバイザー事業者、仮想通貨の取引所とも連携していますので、それらの金融商品に投資している方にも最適です。

なお、運営元のマネーフォワード株式会社は2017年に東証マザーズに上場しており、信頼性も高いです。この他の資産管理アプリには「moneytree」「zaim」などがあります。

14. Newspicks

続いて、ニュース情報を収集するならNewspicksが便利です。

Newspicks独自のオリジナル記事も、ビジネスリーダーなどにスポットを当てたものが多く、様々な最先端の情報の収集が可能です。

また、各業界のビジネスの現場の第一線で活躍する著名人が、ニュースに対してコメントをしてくれるため、それを読むだけでも勉強になります。

NewsPickesは無料でも使えますが、月額1500円を支払えば有料記事も読めるようになります。運営元のユーザーベース株式会社は2016年に東証マザーズに上場しており、信頼性も高いです。

15. ヤフーファイナンス

ヤフーファイナンスは、経済ニュースの情報収集アプリとして使えます。また、企業の業績をさくっと把握したい時にも有用です。

ヤフーファイナンスには株価アラート機能もついていますので、一定の水準まで株価が下がった時に、狙っていた株を購入したい場合などに便利です。

また、投資のポートフォリオ管理機能もありますので、投資先候補や、投資済の銘柄を管理しておくことができます。

投資で稼ぐためには最適なアプリに加えて質の高い情報収集と思考が不可欠

おすすめの資産運用アプリは以上になりますが、投資で儲けるために情報収集はかかせません。

世界一の投資家ウォーレンバフェットも日々情報収集をし、本を読み、考えることで成果を出しています。情報を取りつつ自分の頭で考えることで、自ずと投資の成果は高まっていくでしょう。

色々と情報収拾をしたり、投資や資産運用にあまり時間をかけたくない方は、完全にお任せできるロボアドバイザーソーシャルレンディングなどでの資産運用を検討された方が良いでしょう。

(補足①)オーナーズブック(OwnersBook)のスマホアプリの特徴

OwnersBookのアプリは非常にシンプルです。まずはこちらのOwnersBookの公式サイトからアプリをダウンロードして画面を進むと、ログイン画面となります。

こちらでログインすると入れるのですが、SNS連携ですとアプリが頻繁に落ちてしまいます。そのため、結局のところPC画面でログインした方が良いのではないかと思ったのが所感です。

OwnersBookはサービス自体は非常に良く、運営会社も上場企業のため信頼性は高いのですが、今の所OwnersBookを利用する場合は、PCからの方が良いようには思われます。

ちなみに、オーナーズブック(Ownersbook)は会社としての信頼性も高く、質の良いサービスかと思います。それもあってか、新しい案件の募集が始まると、すぐに出資者から資金が集まってしまい、募集が早期に終了してしまうことがほとんどです。

ですので、今後不動産案件への投資を検討されている方は、まずは事前に無料登録されておくのが一番おすすめです。

(補足②)タテルファンディング(TATERU FUNDING)のスマホアプリの特徴

続いて、タテルファンディング(TATERU FUNDING)のアプリですが、こちらは利用して見たところ、かなり利用しやすいアプリです。

TATERU FUNDINGも、OwnersBookと同じく1万円からの少額投資が可能ですが、若干投資のスキームが異なります。

他にも、投資後にいつでも解約が可能であったり、その際に解約手数料がかからない点も特徴的です。通常のソーシャルレンディングの場合、途中解約ができません。

一方でTATERU FUNDINGは途中解約が可能ですので、急遽お金が必要になった場合にも対応することができます。

アプリ会員登録でファンドの情報が届く

なお、TATERU FUNDINGの公式サイトから無料登録をしてアプリ会員になると、物件情報のお知らせをもらうことができます。

なので、まずは公式サイトから無料会員登録しないと使えないのですが、ログインすると下記のような募集案件の画面を確認することができます。

大体イメージとしては3ヶ月程度で4~5%の利回りの案件が多いのですが、今までは無事返済もされています。

アプリのマイページでは様々な情報の確認が可能

また、TATERU FUNDINGのマイページでは、電子交付書面や取引履歴、収益迷彩などの様々な機能を利用することができます。

当初TATERU FUNDINGは契約が紙ベースのやり取りだったため、若干使いづらい部分があったのですが、いよいよ今後は電子化が進んでいく予定です。

TATERU FUNDINGを提供する株式会社TATERUは、かなり昔からIoTを活用したアパート経営などのサービスを提供しており、不動産✖︎ITの領域に力を入れている会社です。

そのため、今後ともTATERU FUNDINGは利用しやすいサービスになっていきそうですので、筆者としても楽しみなアプリの一つです。

新興国向け投資のクラウドクレジットにアプリはないがポートフォリオの分散としてはおすすめ

最後に、海外新興国向けのソーシャルレンディング事業者のクラウドクレジット(CrowdCredit)には、現状スマホアプリがありません。

クラウドクレジットは新興国向け投資案件が多いため利回りが平均して高く、伊藤忠商事が出資していることもあり、信頼性も高いソーシャルレンディング業者の一つです。

スマホアプリはありませんが、ソーシャルレンディング投資を行う際には、利用がおすすめできる事業者です。過去に金融庁からの行政処分などもなく、常に堅実な経営をしているのが特徴です。

他のソーシャルレンディング事業者が国内の中小企業向け貸し出しや、不動産案件に集中しているのに比べて、クラウドクレジットは海外新興国向けの案件に集中しています。

現在の資産運用のポートフォリオが日本円や日本株などに偏っている方などは、一度ポートフォリオの分散の観点でクラウドクレジットの併用を検討されてみるのも良いのではないでしょうか。