40歳で貯金が3000万円程度貯まっていれば、老後は安心なのでしょうか?
人生100年時代に突入してしまった現代においては、正直なところそれでは難しいのが現状です。もちろん、そのまま定年まで働き、さらに貯金を貯めていけるのであれば大丈夫かもしれません。
ですが、不慮の事故であったり思わぬアクシデントがあるのが人生ですので、そのようなリスクも踏まえて貯金3000万円をそこからさらに増やすにはどうすれば良いのでしょうか?
貯金3000万円をさらに増やすにはどうすれば良い?
貯金3000万円をさらに増やすための方法は、基本的には2つです。
- 仕事(ビジネス)を頑張る
- 資産運用を始める
多くの人にとって、仕事や自分のビジネスを頑張ることで、年収や資産が増えるのは当然のことかと思いますので、今回はそちらを除外し、「資産運用で楽できたらなあ…」という点を考えてみます。
しかし、いぜ資産運用を始めようと思っても、何から手をつけるべきなのか?という話がまずはあるかと思います。
資産運用の方法は究極的には2つ
しかし、資産運用の方法というのは、究極的には2つしかありません。誰かに任せるか、自分でやるかです。
- 資産運用について学ぶ時間が取れないので、金融のプロに任せる
- 自分で資産運用について学んで、自分で資産運用する
実際のところ、日々本業が忙しい方などは、資産運用は金融のプロに任せるのも一手でしょう。
一方で、例えば「株式投資」など、自分で投資を行う場合、どんなに効率化しようとしても、情報収拾や分析など、最低限はどうしても資産運用に時間を割く必要があります。
特に、株式投資などの場合は、例えばニュースのチェックや企業の分析、チャートの分析など、考えるだけで多くの時間を資産運用に費やす必要が生じてきます。
そのため、最初から時間が取れない方やそこまで投資について学ぶ気のない方は、株式投資などではなく、誰かに任せる「ほったらかしの資産運用」を利用された方が良いでしょう。
ほったらかしの資産運用の方法とは?
ほったらかしの資産運用というのは、一度投資をしてしまえば、それ以上は基本的には放置でOKという資産運用のスタイルです。
具体的には、大きく以下の2つの方法があります。
- クラウドファンディングを利用する
- ロボアドバイザーを利用する
それではそれぞれの詳細を確認してみます。
1. クラウドファンディングを活用する
まず一つ目は、クラウドファンディングの活用です。クラウドファンディングは、インターネットを通じた資金調達のことです。
クラウドファンディングには色々と種類があり、その中の一つが不動産特化型のクラウドファンディングです。通常の不動産投資では最低でも数百万円〜数千万円の元手が必要となりますが、不動産特化型のクラウドファンディングの場合は、1万円などの少額から投資が可能です。
不動産特化型クラウドファンディングには、上場企業のロードスターキャピタルが運営する『OwnersBook』があります。
上場企業が運営するOwnersBookは年利回り4〜6%が中心
クラウドファンディングのOwnersBookは、不動産投資のプロが厳選した案件に、1万円などの少額から投資をすることができます。
口座開設や取引手数料などは無料で、資金を入金する際の銀行振込手数料と、資金を出金する際の出金手数料ぐらいしか手数料はかかりません。
2014年のサービス開始から一度もデフォルト案件がなく、案件募集が始まるとすぐに埋まってしまうほどの人気サービスとなっています。
貸付ファンド投資のファンズ(funds)は予定利回り1.5%〜6%程度
なお、クラウドファンディングには種類があるとお伝えしましたが、今では貸付ファンド型のクラウドファンディングの『Funds(ファンズ)』も人気になっています。
ファンズはownersbookとは異なり、全ての案件に不動産担保がついているわけではありません。
私たち投資家はファンド組成企業に投資をし、そのファンド組成企業がノンバンクなどの借り手にお金を貸付ます。そうしてその貸したお金が無事返済されると、分配が私たち投資家になされます。
ファンズの特徴は、ノンバンクなどの借り手が上場企業などの一定の信頼性を保てる企業に限定されている点です。そのため、デフォルト可能性が一般の中小企業よりも低く、よりリスクを抑えた資産運用が可能となる仕組みです。
ファンズは1円から投資をすることができますが、あまりにも人気のため案件募集が開始されるとすぐ投資受付金額の上限に達してしまうほどでした。このような背景から、今では先着申し込みに加えて抽選申し込み形式が誕生したほどでした。
2. ロボアドバイザーを活用する
続いて、ほったらかしの投資としてはロボアドバイザー投資『ウェルスナビ』を利用するのも良いでしょう。
ロボアドバイザー投資は、簡単に言うとロボアドバイザー業者に口座を開設して、運用プランを選択し、資金を入金すれば、あとはほとんど放置の資産運用です。
ロボアドバイザーのユーザー数No.1のウェルスナビの場合、資金を入金すればあとは自動で国際分散投資をしてくれて、税金の計算やポートフォリオのリバランスなども自動でしてくれます。
ウェルスナビのポートフォリオ(資産クラスの内訳)
筆者もウェルスナビには口座を開設して利用していますが、本当にほとんど放置の状態です。米国株、日欧株、新興国株、米国債券、金、不動産、現金に分散して資産運用をしてくれます。
ウェルスナビは運用パフォーマンスも開示中
また、ウェルスナビは2016年1月の運用開始から現在まで、毎月運用パフォーマンスを開示しています。ドル建ても日本円建てでもパフォーマンスはプラスになっています。
筆者の場合は開始2ヶ月で+6.2%以上のリターンとなっており、年率1%程度の手数料であれば十分元が取れるレベルの利回りを達成しています。ウェルスナビのリスク許容度は1〜5の5段階があり、リスクを取れれば取れるほど、リターンも高くなっています。
さらに、ウェルスナビでは公式サイトで、資産運用のシミュレーションも可能となっています。ですので、実際に投資金額や期間を設定して、どのようなリターンになるのか確認したい方は、一度無料の口座開設をされて確認されてみるのが良いかと思われます。
資産運用をプロに任せつつ自分でも投資するならFOLIO(フォリオ)がおすすめ
なお、最近ではロボアドバイザー投資+テーマ投資を提供する、新しいオンライン証券のFOLIO(LINEと提携)が誕生しました。FOLIOの場合は、ウェルスナビと同じようなロボアドバイザー投資(FOLIOおまかせ投資)も利用することができます。
筆者もFOLIOおまかせ投資を利用して資産運用をしてみましたが、こちらも開始1ヶ月で高いリターンを出しています。
ウェルスナビと同じく運用プランは5つから選択することができ、手数料も年率1%程度です。ポートフォリオはウェルスナビと若干異なりますが、今の所パフォーマンスは上々でしょう。
また、フォリオの場合はそれに加えて「テーマ投資」も利用することができます。テーマ投資とは、その名前の通り「渋谷」や「VR」など、自分が今後伸びそうと思えるテーマに投資をすることができるサービスです。
テーマはプロが厳選した10個の個別銘柄から構成されるため、今後伸びそうな市場はなんとなくわかるものの、個別銘柄を詳しくみる時間がない方などに、FOLIOはおすすめです。
資産運用について学ぶ気のある方向けの方法とは
以上がプロに任せる資産運用の方法になりますが、もちろん自分で資産運用について学び、自分で投資に取り組むスタイルもあります。
ただし、投資に対してやる気があるからといって、当たり前ですが、何も学ばなければ投資で勝てるようにはなりません。
そこで、資産運用について学ぶ気のある方におすすめの方法としては、本を読んだりブログを読んだりするのも良いのですが、効率が良いのは総合マネースクールの活用です。
完全中立な立場の総合マネースクールの活用が効率的
なぜ総合マネースクールの活用が効率的かというと、投資の成功者から直接学ぶことができるからです。そのため、後戻りなどがなく、最短距離でお金の知識が身につきます。
さらに、金融機関のセミナーなどと異なり、総合マネースクールは講師と生徒の関係がWin-Winとなっています。金融機関のセミナーの運営側の最終的なゴールは、参加者への金融商品の販売です。
しかしながら、総合マネースクールの場合は、受講生が金銭的に成功して、スクールの宣伝をしてくれることが自社の利益にも直結します。ですので、関係性がwin-winなのです。
総合マネースクールの中でも、ファイナンシャルアカデミーなどの著名アドバイザーを多数抱えているマネースクールであれば、運営元の信頼性も高いです。
資産運用の初心者におすすめは「お金の教養講座」
ファイナンシャルアカデミーは、様々な講座を提供していますが、資産運用の初心者向けには「お金の教養講座」の無料体験会を提供しています。
お金の教養講座の無料体験会には筆者も参加しましたが、しつこい勧誘などは一切なく、短時間で資産運用の基礎から、株式投資やFX、不動産投資などについて幅広く学べる講座です。
これから資産運用について学ぼうというやる気のある方は、まずどんなことを学んだら良いのか知るためにも、無料体験会を活用されてみてはいかがでしょうか。