TATERU FUNDINGの評判は悪い?手数料は高い?OwnesBookやFANTAS fundingと比較した感想

TATERUFUNDING会員登録画面

1口1万円から投資が可能で、運用利回りは年利3~5%を狙えるTATERU Funding(タテルファンディング)の口コミです。TATERU FUNDINGは、東証一部上場企業の株式会社TATERU(旧社名:株式会社インベスターズクラウド)が提供しています。

(追記)筆者も実際に利用して10万円ほど投資をしてみましたが、無事元本とその利息がついて返済されました。ただし、2018年に運営会社の株式会社TATERUにて顧客預金改ざん問題の不祥事があり、2019年時点ではTATERU Fundingはサービスを一時停止中です。

そのためTATERU Fundingと同じようなサービスを利用されたい方は、今はFANTAS FUNDINGを利用されるのが良いでしょう。FANTAS fundingはTATERU Fundingとほぼ仕組みは変わらず、現在も問題なくサービス提供中です。

TATERU FUNDING(タテルファンディング)の口コミや評判は良い?悪い?

TATERU FUNDINGの口コミはまだまだ少ないですが、すでに実際に利用している人も存在します。

TATERU FUNDINGは1万円から投資が可能ですが、実際には100万円〜200万円程度を一度に投資をするような方も多く存在し、リピーターもかなり多いようなサービスです。

TATERU Funding(タテルファンディング)の手数料は高い?

TATERU FUNDINGの手数料一覧
  • 会員登録:無料
  • 申込手数料:無料
  • 解約手数料:無料
  • 第三者への譲渡時手数料:無料
  • 名義変更手数料(相続等):無料

続いて、TATERU FUNDINGの手数料は各種無料です。

例えば不動産特化型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)には、TATERU FUNDING以外にも上場企業のロードスターキャピタル株式会社が運営するOwnersBookもあります。

OwnersBookの場合も会員登録など各種手数料は無料ですが、OwnesBookではお金を引き出す時には出金手数料が300円かかります。ですが、OwnersBookでも会員登録をして口座を開設しても、口座の維持手数料は無料です。

TATERU Funding(タテルファンディング)とソーシャルレンディングの違い

TATERU FUNDINGは、私たち投資家とTATERUが共同で一棟アパートに投資をし、そこで得られた利益をもらえる仕組みです。この投資の良いところは、万一運用資産の評価額が下落した場合でも、その下落額はまずはTATERU側が負担してくれる点です。

具体的には、売却時の不動産評価額が運用開始時評価額の30%超下落しなければ、私たち投資家の元本に影響がでません。

TATERU Fundingはいつでも解約が可能

また、TATERU FUNDINGの場合はソーシャルレンディングと異なり、いつでも解約できて、かつ解約手数料が無料です。TATERU FUNDINGの会員登録は公式サイトから数分程度で完了しますので、筆者も早速登録して実際に10万円ほど投資を行いました。

TATERU Fundingは投資先の物件が明確

さらに、TATERU FUNDINGの場合はソーシャルレンディングと異なり、具体的にどの物件に投資するのかが明確ですので、投資をする際に検討もしやすいです。

そのため、例えば「具体的な投資物件を知りたい」「3ヶ月〜半年ぐらい運用してみようかな?お金が必要になったら解約すれば良いし…」と考えているような方にも、TATERU FUNDING適したサービスです。

TATERU Funding(タテルファンディング)とOwnersBook(オーナーズブック)の比較

OwnersBookは、不動産特化型のクラウドファンディング(ソーシャルレンディング)ですので、お金を貸したい人(私たち投資家)と借りたい企業(不動産投資会社)とのマッチングサービスでもあります。

そのため、不動産投資会社に貸したお金が、きちんと返ってくるかが大切です。OwnersBookが事前にしっかりと与信判断を行なった不動産投資会社にのみ、OwnersBookからお金を貸し付けますので、最初からお金を貸す相手は厳密に審査されています。

そうして、貸したお金が無事返済されれば、金利分が私たち投資家の収入となります。なお、OwnersBookの場合は、当然企業にお金を貸し出す際には不動産担保を取得します。

そのため、最悪企業からの返済が滞った場合でも、取得した担保を売却することで資金回収できる可能性があるのです。このような仕組みがあるため、OwnersBookもTATERU FUNDINGと同じように、ある程度リスクはコントロールされている金融商品の一つと言えるでしょう。

TATERU Funding(タテルファンディング)を利用するメリット


続いて、TATERU FUNDINGを利用するメリットは主に下記となります。

TATERU Fundingのメリット
  • 1口1万円からの少額投資ができる
  • 運用利回りが年3~5%の実績がすでにある
  • 投資をしてもいつでも解約が可能
  • 申込手数料や解約手数料などが無料
  • 投資物件が具体的に分かる
  • 東証一部上場企業が運営している

TATERU Fundingの場合は通常のソーシャルレンディングとは異なり、具体的な投資物件がわかります。

また、投資物件をTATERU APARTMENT会員に売却することもありますので、具体的な売却先も明確です。更に東証一部上場企業が運営しているという点は、信頼がおけます。

一方で、TATERU FUNDINGを利用するデメリットには、例えば下記が挙げられます。

TATERU Funding(タテルファンディング)を利用するデメリット

TATERU Fundingのデメリット
  • 元本保証ではない
  • 分配金が雑所得となる
  • 契約が紙ベース(※2018年後半には電子化予定)

まず、当然ですがTATERU FUNDINGは元本保証ではありません。

公式サイトに運用が終了した案件が掲載されている

ただし、すでに運用が無事終了し、きちんと年利5%を達成したファンドなどが、公式サイトには多く掲載されています。そのため、今の所は運用がうまくいっているファンドが多く、これからもTATERU FUNDINGの実績は増えていくことは予想されます。

ソーシャルレンディング投資の利益は雑所得に該当する

もう一点のデメリットとして、税金面が挙げられます。これはTATERU FUNDINGに限らずソーシャルレンディングの場合も同じですが、これらの投資で得られた利益は雑所得となります。

そのため、得られた利益は給与所得などの他の所得と合算されて税金が計算されます。例えば、給与所得が1800万円以上の方などであれば、所得税40%+住民税10%の税率がかかってしまい、さらに4000万円以上の場合は合計55%もの税金がかかります。

ロボアドバイザーの利益は申告分離課税が適応される

一方で、完全にお任せの資産運用ができるロボアドバイザーのWealthNaviなどでの運用であれば、得られた利益は申告分離課税が適応されます。

そのため他の所得と合算されて税金がかかることはなく、一律20.315%の税金ですみます。したがって、所得が高い方にはそのような資産運用の方が有利となることもあります。

TATERU FUNDING(タテルファンディング)の利用が向いている人

以上を踏まえて、TATERU FUNDINGの利用が向いている人は下記のような方です。

TATERU FUNDINGの利用が向いている人
  • 不動産投資に関心があるもののやったことがない方
  • 投資の初心者の方
  • 株価の日々の上げ下げに一喜一憂したくない方
  • 一定期間、ほったらかしの投資をしたい方

TATERU FUNDINGは投資の初心者にも適したサービスですが、実際の利用者を見ると、すでに不動産投資の経験者の方にも利用されているサービスのようです。新しい資産運用などを検討されている方は、一度利用を検討されてみても良いでしょう。

TATERU FUNDING(タテルファンディング)の無料会員登録方法

TATERUFUNDING会員登録画面

なお、TATERU FUNDINGの会員登録自体は簡単ですので、一緒にみていきましょう。

まずは公式サイトへ飛びます。そうすると「会員登録」ボタンがありますので、そちらをクリックします。

そうすると名前や電話番号、住所などを登録する画面に映りますので、各種必要情報を入力します。

全て入力が完了したら、「確認画面へ進む」ボタンをクリックします。そこで問題がなければ、無料登録を完了させます。

TATERU FUNDINGでの投資(出資)方法と利用する上での注意事項

TATERU FUNDINGに無料会員登録が完了したら、メールアドレスとパスワードにて、マイページへログインします。そこから出資者情報の登録をし、出資応募をすることで、出資が確定します。

そうすると登録メールアドレスに連絡がきますので、契約成立前書面を確認し、契約成立前書面及び契約書に捺印し、書類を返送します。その後、出資金を銀行振込で入金すると、ファンド運用が始まります。

以上になりますが、TATERU FUNDINGの場合は、若干OwnersBookよりも出資方法までのプロセスがあるため一手間かかります。ただし、会員登録自体は簡単で、現在までは着実にリターンが返ってきている投資です。

なお、OwnersBookは、案件募集が始めるとすぐ埋まってしまうことが多いです。そのため、将来的にでも利用を検討されたい方は、まずは無料会員登録をしておき、いつでも投資できる状態にしておくのが一番おすすめです。