クラウドバンクとファンズを比較!融資型と貸付型クラウドファンディングはどっちがおすすめ?

クラウドバンクとファンズの比較です。クラウドバンクは融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)であるのに対して、ファンズはファンド貸付型クラウドファンディングに分類されます。

それぞれに特徴がありますので、この記事では両者の特徴を抑えつつ利用がおすすめな方をご紹介します。ちなみに両方とも口座開設手数料や口座維持手数料は無料で、取引手数料もかかりませんので、筆者は両方に口座開設を完了させています。

両方に口座を保有しておくことで、良さそうな案件が出てきたら投資するというスタンスです。

クラウドバンク(CrowdBank)とは?融資型クラウドファンディングの特徴

クラウドバンクは、ソーシャルレンディング事業者(融資型クラウドファンディング事業者)の一つです。ソーシャルレンディングは金融仲介サービスで、簡単にお伝えするとお金を貸したい人と借りたい人をマッチングするサービスです。

クラウドバンクの仕組み

クラウドバンクは、一般的なソーシャルレンディングのスキームです。基本的に私たち投資家は、クラウドバンクを仲介として、企業に融資のお金を投資します。

お金を貸した先の融資先が、無事元本とその利息を返済することができれば、私たち投資家に金利分の収益が分配されます。ソーシャルレンディング業者はいくつかありますが、クラウドバンクは取り扱い案件の種類の豊富さが特徴です。

クラウドバンクのメリット

クラウドバンクのメリット
  • 投資案件の種類が豊富
  • 累計応募総額600億円以上の実績
  • 証券会社運営の信頼感(金融商品取引業第1種を取得済み)
  • 1万円から投資可能
  • 平均利回り6.99%

その他にも累計応募総額600億円以上の実績があったり、証券会社運営の信頼感、1万円から投資が可能で平均利回りも高いといった特徴があります。

クラウドバンクのデメリット

クラウドバンクのデメリット
  • 過去に金融庁から行政処分あり

一方でデメリットとしては、過去に金融庁から行政処分があったことがあります。ただし、これによって経営者が交代し、現在では新生クラウドバンクとして業務を再開しています。

ファンズ(funds)とは?ファンド貸付型クラウドファンディングの特徴

ファンズは、様々な企業が組成した貸付ファンドに投資ができるサービスです。貸付ファンドとは、あらかじめ利回りと運用期間が予定された金融商品のことで、ファンズの利回りはだいたい1.5%〜6%程度となっています。

ファンズの仕組み

fundsの仕組み

ファンズでは、投資家である私たちはファンド組成企業に投資をします。その後、ファンド組成企業が上場企業などの借り手にお金を貸し出します。その後、その上場企業などが無事にお金を返済すると、私たち投資家に利益が分配される仕組みです。

ファンズのメリット

ファンズのメリット
  • 貸出先が上場企業などの優良企業が多い
  • 平均利回り1.5〜6%程度
  • 1円単位で投資が可能
  • 手間がかからずほったらかしの投資が可能

ファンズのメリットとしては、やはり限りなくリスクを抑えつつミドルリターンを提供してくれる投資商品である点です。当然ながら株式投資などと比べるとリターンは低くなりますが、投資した後は完全にほったらかしで資産が増えるのは嬉しいことです。

投資できる案件も現状少ないので選ぶ手間もありませんので、日々の仕事が忙しい方などにもおすすめです。

ファンズのデメリット

ファンズのデメリット
  • 案件の種類が少ない
  • 募集開始すぐに投資案件が埋まってしまう

ファンズのデメリットとしては、2019年にスタートしたサービスということもあり、まだまだ案件数が多くない点です。そのため人気が殺到しすぎて、案件の募集が開始されるとすぐに埋まってしまうことも度々ありました。

途中から先着申し込みに加えて、IPO投資のような抽選申し込み形式も採用されましたが、全ての方が投資できるわけではありません。そのため、案件に投資したいと考えている方は、先に口座開設を完了させておき、案件募集のタイミングでPC画面の前で準備する必要があると言えるでしょう。

クラウドバンク(CrowdBank)とファンズ(funds)の違いを比較

クラウドバンクとファンズは、上記のように投資商品としてのスキームも異なりますが、実際に取り扱っている募集案件も異なります。

クラウドバンクは太陽光発電ファンドや中小企業支援型ローンファンドなどを取り扱う

クラウドバンクは例えば上記のような太陽光発電ファンドなど、自然エネルギーの案件が目立ちます。

他にも一般的なソーシャルレンディングと同じような中小企業支援型のファンドであったり、不動産担保型ローンファンド、海外への投資ファンドなども取り扱っています。このように様々な案件を取り扱っていることに加えて、平均利回りが高い点が特徴です。

ファンズは貸出先のメインが上場企業

一方、ファンズは基本的には貸出先が上場企業がメインとなっています。

ファンズは上場企業の新しい資金調達手段としての位置付けでもあるため、借り手が上場企業がメインとなっています。これまで上場企業側としても資金調達の手段は株式発行や債券発行など、ある程度限られていました。

しかしながら、ファンズが誕生したことで、上場企業側も個人投資家からの新しい資金調達手段が誕生しました。ファンズは一般のソーシャルレンディングと異なり、貸出先が上場企業の蘇生ファンドなどになっていますので、リスクが中小企業向けの貸し出しよりは抑えられていると言えます。

その分利回りはクラウドバンクよりは低くなる傾向があると言えるでしょう。

資産運用にクラウドバンク(CrowdBank)がおすすめな方とは

以上を踏まえると、クラウドバンクは様々なソーシャルレンディングの案件を吟味したい方向けのサービスです。

案件数が多いためファンズのようにすぐに募集が終わってしまうこともありませんので、色々と案件の吟味が可能です。また、利回りも平均より高くなっていますので、fundsよりももう少しリスクをとって高いリターンを狙いたい方に適しています。

資産運用にファンズ(funds)がおすすめな方とは

一方で、ファンズはより手間をかけずにほったらかしの資産運用をしたい方や、より安定的なコツコツとした資産運用に取り組みたい方に向いています。

もちろんファンズが手がける投資案件であっても内容はきちんと吟味するべきですし、リスクがないわけではありません。ですが、貸出先のメインが上場企業というより硬い投資案件からスタートしたい方や、資産運用の初心者の方などは、まずはファンズを少額から利用されるのが良いでしょう。