オーナーズブックとクラウドバンクを比較!初心者にはどっちがおすすめ?

筆者も以前から利用しているソーシャルレンディング事業者の、オーナーズブックとクラウドバンクを比較した口コミです。

オーナーズブックもクラウドバンクも、不動産担保付きのソーシャルレンディング案件を取り扱っています。ただし、オーナーズブックが全案件不動産担保付きであるのに対して、クラウドバンクは様々な種類の案件を取り扱っている関係上、全ての案件に不動産担保がついている訳ではありません。

今回はそのような違いなども含めて、どちらのサービスを利用するか迷われている投資の初心者の方に向けて、それぞれのサービスのメリットとデメリットを比較してご紹介します。

オーナーズブックとクラウドバンクの運営会社の信頼性を比較

まず、オーナーズブックとクラウドバンク、それぞれを利用しても大丈夫なの?というところで一番大切な事業者の信頼性を改めて確認してみます。

ポイントとしては、以下の2点の比較になるかと思われます。

事業者の信頼性のポイント
  • オーナーズブック:東証マザーズ上場企業の信頼性
  • クラウドバンク:証券会社(第1種金融商品取引業者)の信頼性

筆者の結論としては両者とも運営会社の信頼性は問題ないと思われますが、それぞれの詳細を深掘りします。

たった5年で上場を果たしたロードスターキャピタル株式会社

オーナーズブックを運営するロードスターキャピタル株式会社は、東証マザーズ市場に上場している会社です。2012年4月に総合不動産会社として開業したロードスターキャピタル株式会社は、売上を順調に伸ばし、2017年に見事上場を果たしています。

会社設立からたった5年間で上場を果たしていますので、代表の岩野氏の経営手腕は錚々たるものであることがわかります。実際に公式サイトで経営陣の経歴を確認してみても、この不動産投資領域におけるプロなどが集まっていることがわかります。

また、ロードスターキャピタル株式会社は、未上場の時から業績を公表していましたが、現在は上場企業ですので、IR情報で業績を定期的に確認することができます。現在の収益構造は自社での不動産投資による収益(売却益や賃料収入など)がメインとなっていますが、業績は黒字で好調に推移しています。

もちろん不動産業界の景気が低迷した場合、ロードスターキャピタル株式会社の業績に影響があるとは考えられます。ですが、いきなり明日潰れるような会社ではないでしょうし、それなりの財務体力が確認できる点は安心感があります。

厳しい規制を受けて証券会社によって運営されるクラウドバンク

続いて、クラウドバンクの特徴は、第一種金融商品取引業者であるという点です。他のソーシャルレンディング事業者は、基本的には第二種金融商品取引業者に該当します。

この第一種と第二種という違いが実は非常に大きく、第一種金融商品取引業者ということは、非常に厳しい金融のルールの下に会社が経営されているということになります。クラウドバンクは、もともと証券会社を買収して誕生した会社のため、「第一種金融商品取引業」を取得しています。

過去には金融庁から「業務改善命令」などを受けていますが、その分それを乗り切って現在もサービスを運営している点を鑑みると、かなり内部体制は改善されていることが伺えます。

筆者もクラウドバンクについては、実際に利用する前に東京国際フォーラムで開催された無料セミナーなどにも参加して、本当に利用しても大丈夫かどうかを検討しました。

なお、筆者がクラウドバンクの利用を開始したのは2015年とだいぶ昔だったこともあり、現在ではクラウドバンクの代表も変更になっています。

ですが、新しい経営陣の経歴もしっかりしていることから、現在も筆者はクラウドバンクの利用を継続しています。引き続き証券会社が運営しているという経営体制は安心感がありますので、筆者の判断としては会社としての信頼性は高いと考えています。

オーナーズブックとクラウドバンクの案件種類と利回りの比較

以上のように事業者の信頼性という点では、2社とも問題ないと考えられます。続いて、実際の案件の差にはどのような点があるのでしょうか。

オーナーズブックの案件は不動産(全案件に不動産担保付き)

まず基本的にオーナーズブックの場合は、不動産物件に投資をする形となります。そのため、不動産担保が全案件についており、これまでに貸し倒れ実績もありません。

投資案件が早期償還された場合は利回りが高くなりますが、基本的には4.0〜6.0%と安定しています。コツコツと資産形成をしたい方には非常にオススメの投資先です。

クラウドバンクの案件は多種多様で面白い

続いて、クラウドバンクもこれまでに貸し倒れ実績はなく、案件の利回りも平均6.79%と安定的ですが、オーナーズブックとは異なり、案件の種類が不動産以外にも豊富です。

具体的な案件の種類としては、例えば以下があります。

クラウドバンクの案件の種類
  • 太陽光
  • 風力
  • バイオマス
  • 水力
  • 地熱
  • 建設/不動産事業
  • 物流
  • 宿泊/飲食
  • エンターテイメント
  • 医療/ヘルスケア
  • 水処理
  • 廃棄物処理
  • 金融/マイクロファイナンス
  • IT/ソフトウェア

直近は太陽光の案件が多くなっていますが、本当に多岐にわたっています。このようなジャンルにも関わらず案件に貸し倒れが発生していないのは、クラウドバンクの高い与信判断能力によるものでしょう。

クラウドバンクの場合は非常に案件の種類が豊富ですので、分散投資が可能です。違う領域の案件に投資をすることで、万が一他で損失が出てしまったとしても、他の案件でカバーすることもできます。

また、オーナーズブックとクラウドバンクを使い分けることによっても、分散投資が可能になります。それぞれどっちかだけ使うのではなく、両方を使い分けて投資をするのもおすすめです。

オーナーズブックとクラウドバンクがおすすめな方とは?

以上を踏まえて、オーナーズブックとクラウドバンクがおすすめな方は以下のような人です。

オーナーズブックがおすすめな方
  • 1万円からの不動産投資に関心がある方
  • 4〜6%程度の安定的なリターンが欲しい方
  • 上場企業運営の信頼感が欲しい方
クラウドバンクがおすすめ方
  • さまざまな種類の案件から投資先を選びたい方
  • 実質平均利回り6.79%の安定感が欲しい方
  • 証券会社運営の安心感が欲しい方

両者とも口座開設手数料や口座維持手数料はかからず、初心者の方にも見やすい画面を提供しています。また、それぞれ性質の異なる金融商品を提供していますので、実際のところはそれぞれに口座開設をして使い勝手を見てみるのも良いでしょう。

なお、案件に投資をする際には、銀行振込などで資金を入金し、その資金を用いて案件に投資をします。案件に投資をした後は基本的にほったらかしの投資となりますので、期日が来て無事返済されたら、自分の銀行口座に元本+利息分のリターンが得られます。

株式投資のように日々の株価に一喜一憂する必要もありませんので、あまり投資や資産運用に気を取られたくない方には特に向いている投資と言えるでしょう。