ソーシャルレンディング業者のLendex(レンデックス)の口コミです。
LENDEX(レンデックス)は2017年7月にファンドの募集を始めた業者で、第二種金融商品取引業・貸金業をきちんと取得している会社ではあります。
そこで今回は、同じく不動産投資ソーシャルレンディングを提供する、上場企業のロードスターキャピタル株式会社が提供する「OwnersBook(オーナーズブック)」と比較した口コミをご紹介します。
LENDEX(レンデックス)は怪しい?口コミや評判を確認してみる
LENDEX 本日配当ありました❗
税引前年利で10.5%ゲット‼
本年度の初めての配当報告でした✨#レンデックス #ソーシャルレンディング— 二階堂 尊 (@takeru_nikaido) 2018年1月4日
レンデックス、案件成立!
利回り9.5パーセントにアパートキャッシュフローの90万を投資。
空室、家賃下落リスクをキャッシュフロー再投資でカバー。#不動産投資 #サラリーマン大家 #仮想通貨 #一部上場 #年収700万 #ソーシャルレンディング pic.twitter.com/4ZLEmfCtsc— サラリーマン@新築アパート投資 (@nEpxHhfnVNuXY4C) 2017年12月24日
レンデックスとかいう新しいソシャレン業者が出来たのね。東急リバブルと提携?とか言ってるけど、ただの不動産屋さんと提携して何の強みがあるのかしら
— 雪暁 (@snowakatsuki) 2017年7月19日
実際のところ、LENDEX(レンデックス)には良い口コミもあれば、悪い口コミもあるといったところです。
LENDEX(レンデックス)に案件の償還実績はあり(追記あり)
続いて、LENDEXの公式サイトを確認すると、一応これまでにも償還実績があったり、会社の決算をHP上に掲載したりはしています。このような点では一定の信頼はおけると言えるでしょう(2019年8月時点では56号ファンドが掲載されていました)。
ただし、LENDEXは未上場企業となりますので、東証マザーズ市場に上場しているロードスターキャピタル株式会社が提供するOwnersBookと比べると、事業者の信頼性という点では劣ります。
そのため筆者としては、不動産担保付きのソーシャルレンディングでしたら、やはり上場企業が運営するOwnersBookの方が、今の所は安心しておすすめすることができる状況です。
LENDEXのメリット・デメリットをOwnersBook(オーナーズブック)と比較
LENDEXのメリットを一言で言うと、1年以内の短期投資が中心で、全体的に利回りが高い(平均9%程度)といったところでしょう。
ですので、多少事業者としてのリスクや、案件にリスクがあっても、とにかく短期で利回りの高い案件に投資したい方には、利用が向いている業者と言えます。
一方でデメリットは、上述したようにLENDEXは未上場企業な点です。これに対してOwnersBookの場合は上場企業ですので、IR情報などが開示されていますし、上場する前にもきちんとした会社の審査が行われています。
そのため、個人投資家である私たちは、事業者の財務情報や株主情報など、様々な情報を確認することができ、ソーシャルレンディング 事業者としてのリスクを踏まえた上で、OwnersBookを利用することができるのです。
一方、LENDEXの場合は未上場企業のため、現状はまだまだ情報が少ないといったデメリットはあるでしょう。ただし、LENDEXの公式サイトに決算報告書は開示されており、平成30年度時点では利益剰余金は黒字となっていました。
LENDEX(レンデックス)と東急リバプルの業務提携
また、LENDEXの場合は、東急リバプルの査定結果を利用しています。大企業と業務提携しているという点は一見良さそうには見えますが、そもそも東急リバプルの査定が信頼のおけるものなのか?なども、実は気にする必要があります。
OwnersBookの場合は、「OwnersBookの与信能力を信頼できるのか?」という観点を考えれば良いのですが、LENDEXは外部にアウトソースしていますので、違うリスクも出てきます。
大手企業と業務提携していますので、特段怪しい企業ではないと思われますが、だからといって案件が必ずデフォルトしないとは限らないとは思われます。
ただし、ある程度のリスクを許容できるのであれば、LENDEXの口座開設手数料や口座維持手数料は無料ですので、事前にLENDEXに無料口座開設をしておき、案件次第で投資を検討するのはありでしょう。
不動産投資に興味がある方におすすめはTATERU FUNDING(タテルファンディング)
なお、不動産投資に関心のある方には、個人的には東証一部上場企業の(株)TATERUが運営するTATERU FUNDING(タテルファンディング)がおすすめです。
TATERU FUNDINGは、1口1万円から投資できる不動産投資型クラウドファンディングです。例えば、私たち個人投資家からお金を集めて、(株)TATERUと共同で資金を出して、IoTデバイスが搭載されたデザインアパート1棟などを建てます。
そうしてデザインアパートが無事数ヶ月後に建ったら、そのアパートをTATERU APARTMENTの会員(数億円で不動産投資ができる人々)に売却します。このような流れがありますので、高い角度で数ヶ月後にキャピタルゲインを得られる仕組みがあったり、竣工後には当然入居者からの賃貸収入があったりします。
TATERU FUNDING(タテルファンディング)には運用実績が多数あり
また、TATERU FUNDINGの良いところは、すでに運用実績が多数ある点です。これまでには、期間3ヶ月で5%程度の利回りが得られた案件などがありました。
筆者も実際にTATERU FUNDINGでは投資をして無事返済を受け取りましたが、LENDEXなどよりも更に期間が短いため、長期での運用が不安な方にも向いています。また、私たち個人投資家は優先出資者(優先してリターンを得ることができる人)として、物件に投資が可能です。
そのため、仮に投資した物件の評価額が下落してしまったとしても、不動産評価額が運用開始時評価額の30%超下落しなければ、私たちの元本に変動はありません。
TATERU FUNDING(タテルファンディング)はいつでも解約可能で流動性が高い
さらに、TATERU FUNDINGの場合は、LENDEXなどのソーシャルレンディングと異なり、いつでも途中解約が可能です。
ですので、TATERU FUNDINGであれば、急にお金が必要となった際に、いつでも解約して現金に換金することもできます。実際のところは一度投資をしたらほったらかしですので、あまり気にすることはありません。
ただし、いつでも解約できるという安心感があると、心の持ちようも異なります。
(追記)TATERU FUNDINGがサービス停止したため利用するならFANTAS FUNDING
TATERU FUNDINGはおすすめできる投資先の一つだったのですが、運営会社の(株)TATERUに顧客の預金改ざん問題があり、現在は残念ながらTATERU FUNDINGのサービス提供は止まっています。
ですので、TATERU FUNDINGを利用されたい方は、同じ仕組みのFANTAS FUNDINGを利用されるのがおすすめです。FANTAS FUNDINGの場合は、不動産評価額が運用開始時評価額の20%超下落しなければ、私たちの元本に変動がない仕組みとなっています。
1口1万円から投資をすることができ、これまでの案件返済実績もきちんと公式サイトに掲載されています。2019年8月時点で53件の案件の掲載実績があり、そのうち運用終了案件も多数掲載されていますので、一定の信頼がおけると言えるでしょう。
以上になりますが、OwnersBookはソーシャルレンディングや投資の初心者にも利用しやすいサービスとなっています。不動産領域に関心のある方は、一度利用を検討されてみてはいかがでしょうか。