CREALを評価!メリット・デメリットを他社サービスと比較した口コミ

不動産投資型クラウドファンディングのCREAL(クリアル)の口コミです。

CREAL(クリアル)は1口1万円から投資が可能で、不動産に特化したクラウドファンディングサービスで、申込や契約、分配金支払いなどのやりとりがすべてオンライン上で完結できます。

投資の手間がかからず、不動産物件に少額から投資が可能なため、投資の初心者にも利用しやすいサービスの一つと言えるでしょう。

CREAL(クリアル)を利用するメリット


【公式サイト】https://creal.jp/

まず、CREAL(クリアル)を利用するメリットについてご紹介します。

動画や画像で投資対象の物件の詳細を確認できる

CREAL(クリアル)を利用する大きなメリットは、動画で案件を確認できるという点です。今の所このようなサービスを同業他社は提供していないようです。

例えば不動産投資で案件を検討する際のみならず、賃貸マンションを探す際にも、動画というのは非常に便利です。

物件の所在地や立地環境はもちろん、豊富なデータが画像・動画で確認することができますので、色々と納得した上で投資判断をすることが可能です。

実際写真だけではよく分からないことが多いですが、CREALでは公式サイト(https://creal.jp/)から動画で物件を確認できるため、より精緻な投資判断が可能になると言えるでしょう。

運用終了時に損失が出た場合はCREAL側が優先的に損失を負担

続いて、万一投資先の物件の売却時などに損失が出た場合、CREAL側が優先的に負担してくれるというメリットもあります。

こちらはFANTAS fundingなどと同じ仕組みで、FANTAS fundingの場合は20%まで負担という形で公式サイトに明記されていますが、CREALの場合は特に見当たりませんでした。

1口1万円の少額から投資が可能

また、不動産投資というとそれなりに大きな金額が必要には思われますが、CREALであれば、1万円からの投資が可能です。

不動産投資型クラウドファンディングは、他にも上場企業が運営するOwnersBookFANTAS fundingなどのサービスがありますが、同様に1万円から投資が可能になっています。

ネット上で契約手続きは全て完結

CREALの場合は、通常の不動産投資とは異なり、申込や契約、分配金支払いなどの煩わしい契約実務は、すべてオンライン上で完結します。

そのため、自宅にいながらインターネットを通じて簡単に投資が可能です。

プロジェクト終了時の投資元本毀損リスクについては、当社出資部分から先に損失を負担することで、安定的なリターン提供が可能となります。

株式市場の影響を受けない不動産特化型クラウドファンディング

株式投資型クラウドファンディング比較

また、そもそもCREALなどの不動産特化型クラウドファンディングは、株式市場の影響や景気動向に影響を受けづらいという側面があります。

株式投資の場合は景気動向などにも気をつけなければいけませんが、CREALの場合はその点を気にせず、一度投資をしたら期日までほったらかしで良いというメリットがあります。

この点がREIT(不動産投資信託)と大きく異なる点とも言えるでしょう。

そのため、現在投資信託を保有している方にとって、違う性質の金融商品をポートフォリオに組み入れることで、資産のリスク分散にもなるでしょう。

ソーシャルレンディングなどの異なる性質の金融商品を利用する

他にも、現在の資産運用のポートフォリオが預金・投資信託・株などのみになっている方には、不動産特化型ソーシャルレンディングなど、別の金融商品を組み入れるメリットがあります。

ソーシャルレンディングの仕組みは、基本的にお金を貸したい人と借りたい人とのマッチングです。ソーシャルレンディング業者が企業の審査をし、無事審査に通貨すれば、企業にお金を貸し出します。

そして、企業に貸し出したお金が無事返済されれば、金利収入分が私たち投資家のリターンとなるような仕組みです。そのため、大事なのは企業に貸したお金が返ってくるかですので、あまり景気動向なども気にしなくて良いのです。

例えば、上場企業が運営するOwnersBookなどの不動産特化型ソーシャルレンディングの場合、融資時には不動産担保も取得しています。ですので、万一企業からの返済が滞った場合でも、取得した担保を売却することでリスクヘッジが可能です。

このように違う性質の金融商品を自分の資産運用ポートフォリオに組み入れることで、不景気にも安定的なリターンを出すことができるでしょう。

CREAL(クリアル)を利用するデメリット

続いて、CREALを利用するデメリットには、例えば下記が挙げられます。

CREALを利用するデメリットの例
  1. 途中解約ができない
  2. 不動産市況に影響される
  3. 案件募集が開始するとすぐに埋まってしまう

途中解約ができない点には注意

一度投資をしたらほったらかしでOKな一方で、途中解約はできません。また、当然ながら不動産市況に左右されることでしょう。

ただしこれらはCREALに限った話ではないため、そもそも不動産投資型クラウドファンディングがそういうものだという認識があればOKでしょう。

複数の業者に登録することで投資できる案件数を増やす

案件募集が始まるとすぐ埋まってしまうのは、類似サービスのOwnersBookやFANTAS fundingなども同じです。ですので、筆者の場合はあらかじめそれぞれに口座開設をしており、募集開始と同時に気になる案件に投資をする形にしています。

OwnersBookやFANTAS fundingも口座開設自体は簡単ですので、口座開設を済ませておけば、案件募集と同時にメールで知らせてくれますので便利です。

CREAL(クリアル)の運営企業の信頼性について

CREAL(クリアル)は新しいサービスのため、運用実績が少ない点が気がかりです。そこで、運営会社の信頼性について確認してみます。

株式会社ブリッジ・シー・キャピタル

運営会社である株式会社ブリッジ・シー・キャピタルは2011年に設立され、不動産ファンド運営事業、不動産開発・販売事業、不動産管理事業などを展開しています。

また、各種免許登録もきちんと済んでいる業者です。

各種免許登録の状況

株式会社ブリッジ・シー・キャピタルの免許登録
  • 不動産特定共同事業許可番号 東京都知事 第112号
  • 第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2898号
  • 宅地建物取引業 東京都知事(1)第100911号

資本金も1億円あり、経営陣もエリート揃いでしたので、筆者としては信頼性が高い企業の一つなのではないかという判断をしています。

CREAL(クリアル)の経営陣の経歴について

例えば、株式会社ブリッジ・シー・キャピタルの代表取締役社長である横田大造氏の経歴を公式サイトから拝借すると、下記となっています。

宅地建物取引士、不動産証券化マスター、医療経営士

2000年、アクセンチュア株式会社入社。2005年、オリックス株式会社にて不動産ファイナンス業務に従事した後、2007年、ラサールインベストメントマネージメントにて、オフィス、レジデンシャル、商業施設等への投資業務に携わる。2011年、株式会社新生銀行に転職し、病院や介護施設を担保としたノンリコースローンファイナンス業務へ従事する一方、ヘルスケアREITの企画・設立を担当。投資運用部長として物件取得業務を統括する。2017年4月よりブリッジ・シー・キャピタルに参画し、代表取締役社長に就任。グループの不動産テック事業およびヘルスケア開発ファンド事業の責任者として各種新規事業を牽引。早稲田大学政治経済学部卒。

そのほかの経営陣も公認会計士や税理士などのエリート揃いでしたので、今後の経営手腕にも期待ができる企業の一つであると言えるでしょう。

CREAL(クリアル)の利用がおすすめな方

以上を踏まえて、CREAL(クリアル)の利用がおすすめなのは下記のような方かと思われます。

CREALの利用がおすすめな方
  1. 少額から資産運用を始めたい方
  2. 不動産投資に関心のある方
  3. 物件の詳細を動画や画像で確認したい方
  4. 資産のポートフォリオを分散したい方
  5. CREALの今後に期待できる方

CREALは今後に期待できるサービスの一つとは言えますが、まだ未上場企業である点に若干の不安は残ります。そのためすでに上場企業が運営しているサービスの方が安心できるという方は、不動産特化型クラウドファンディングのOwnersBookを利用された方が良いかと思われます。

ある程度の信頼感が芽生えたという方は、CREAL(クリアル)を利用されてみても良いのではないでしょうか。

CREAL(クリアル)の登録方法(無料)

CREAL(クリアル)の登録方法は簡単ですので、一緒にみて行きましょう。

まずはこちらからCREALの公式サイトに移動します。その後、トップページから「無料会員登録する」のボタンをクリックします。

メールアドレスの認証

メールアドレスを登録すると、CREALから「【CREAL】メールアドレス認証のお願い」のメールが届きますので、メールに記載のURLをクリックします。

そして、各種必要情報を入力すると、投資家申請登録が完了します。投資家申請登録後には、CREAL側で審査がありますので、完了するまで3~5営業日程度かかります。

本人確認のためのはがきを受けとる

審査を通過した場合、登録した住所に本人確認のために簡易書留にてはがきが郵送されてきます。そちらのはがきを受け取ると、はがきには「本人確認キー」が記載されています。

こちらの「本人確認キー」を公式サイト入力することで投資家登録が完了します。

本人確認キーの入力を忘れずに行う

再び公式サイトに移動してマイページにログインすると、「本人確認キーを入力」というボタンがありますので、そちらをクリックします。

そこでハガキに記載された「本人確認キー」を入力することで、口座開設が完了します。ハガキが届くまでは一定期間がかかります。

口座開設の手数料は無料で、口座維持手数料などもかかりませんので、興味のある方はまずは口座開設をしておき、気になる案件が出てきたら投資をする形が良いでしょう。