未上場株の投資はおすすめ?個人投資家向けに具体的で安全なやり方を紹介

未上場株投資

未上場株の投資は、本当におすすめできて儲かるのでしょうか?

確かに、未上場企業への投資は、ハイリスクな分、当たれば数十倍以上のハイリターンを得ることができます。また、投資後も日々の株価に一喜一憂する必要がないなど、上場企業への株式投資とは異なるメリットがあります。

ただし、個人投資家が投資をするにあたっては、未上場企業投資の中には詐欺のような案件もあるため、実際に投資をする際には注意が必要です。そこで一番簡単かつ安全に投資をするおすすめの方法が、株式投資型クラウドファンディングを利用する方法です。

未上場株投資は株式投資型クラウドファンディングが一番簡単

【公式サイト】https://fundinno.com/

実際に筆者も、日本初の株式投資型クラウドファンディング事業者であるファンディーノでは、ベンチャー企業のnommocの案件に投資をしています。

ファンディーノで未上場企業に投資をする際には、通常発生する煩雑な契約手続きも不要で、投資後には定期的にIR情報がメールで送られてきます。そのため、ほとんど投資をする際にも投資後にも手間がかかりません。

筆者の場合は個別契約で非上場株式に投資をしたこともあるのですが、弁護士に確認しながら契約を作成するのも一苦労でした。一度契約書の雛形ができてしまえばその点は良いのですが、投資先によって条件も違いますし、毎回そのすり合わせなどを行うのも大変です。

また、いざ未上場企業に投資をする際に銀行振込で資金の振込を行う時も、相手が本当に信頼できる相手でないと怖いです。一方で、株式投資型クラウドファンディングのファンディーノを利用すれば、少なくとも資金の持ち逃げリスクなどは排除されています。

あらかじめ契約書は用意されていますし、詐欺のような案件はあらかじめファンディーノ側の審査で排除されています。さらに、わずらわしい契約手続きもいりませんし、インターネット上から資金を振込するだけで投資が完了します。

このような点でも、未上場企業への投資はファンディーノが非常に簡単なためおすすめできるのです。

未上場株への投資のメリットとデメリットを比較検討

メリット

続いて、改めて未上場株投資のメリットとデメリットを整理して比較してみます。

未上場株投資のメリット

未上場企業投資のメリット
  • ハイリターンが得られる可能性がある
  • 申告分離課税が適応されるため利益にかかる税金が一律20.315%
  • 一度投資をしたらしばらくほったらかしで良い
  • 日々の株価変動を気にする必要がない
  • エンジェル税制が適応できれば節税対策になる

まず大きなメリットとしては、やはりハイリターンが得られる可能性がある点です。また、上場企業への株式投資と同じく、どんなに利益が出ても一律20.315%である点が非常に大きいと言えるでしょう。

さらに一度投資をしたらしばらくほったらかしで気にしなくて良いですし、エンジェル税制が適応されるベンチャー企業の案件に投資をする場合は、節税対策にもなります。

未上場株投資のデメリット

未上場企業投資のデメリット
  • 全額損失になる可能性がある
  • すぐに売却することができない
  • 株主優待などは基本的にない
  • 投資する際の情報が少ない

一方で、未上場株投資の一番のデメリットは全損の可能性がある点です。

特に最後の投資する際の情報が少ないという点が、IR情報がある上場企業への投資との異なる点です。そのため、限られた情報の中で未来を見通す必要があり、ここはかなり高度な技術が必要と言えるでしょう。

ちなみに筆者が一番重要視するのは、ビジネスを行う「市場」です。市場がなければどんなに良いメンバーが集まっていてもビジネスの成功確率は低く、逆に市場が良ければメンバーが普通でも成長していく可能性は高いからです。

また、未上場企業への投資は上場企業の株式投資と異なり、すぐに市場で売却することができません。基本的にM&AされるかIPOするかしないと、株式を売却することができないため、基本的には長期投資になることが多いと言えるでしょう。

ファンディーノでの未上場株への投資がおすすめな方とは

【公式サイト】https://fundinno.com/

そんな中で、株式投資型クラウドファンディングのファンディーノで未上場株への投資がおすすめな方がどんな方かというと、まず前提として、適合性審査にクリアしないと投資ができません。

未上場企業への投資はリスクが高いため、ある程度の投資経験や金融資産などが必要になるのです。

適合性審査の条件をクリアする必要がある

ファンディーノの適合性審査の条件
  • 当該投資家に1年以上の有価証券の売買等の投資経験があること
  • 当該投資家の金融資産が 300 万円以上であること
  • 当該投資家の投資資金の性格が生活費・借入金・使途確定金でないこと
  • 当該投資家の年齢が満 20 歳以上 80 歳未満であること

ファンディーノの場合は、上記の条件をクリアしていないと、口座開設を完了させることができません。上記の前提条件をクリアしている人の中で、ファンディーノの口座開設がおすすめな方は以下のような方です。

ファンディーノの利用がおすすめな方

ファンディーノの利用がおすすめな方
  • 長期的にベンチャー企業を応援したい方
  • 新しい投資先のポートフォリオを探している方
  • ハイリスクハイリターン案件を探している方
  • 景気動向に左右されない投資先を探している方

例えば、上記のような方は、ファンディーノへの口座開設がおすすめできます。

特にベンチャー企業への長期投資を志向される方や、これまで上場企業の投資など様々な投資を経験してきて、また新たな種類の投資に参戦したい方におすすめです。筆者も上場企業と非上場企業という二つの投資対象をもつことで、資産運用のポートフォリオバランスをはかっています。

金融資産300万円以下の方には5万円からのユニコーンがおすすめ

【公式サイト】https://unicorn-cf.com/

なお、これまでは株式投資型クラウドファンディングと言えば、国内ではファンディーノが一強でしたが、2019年からは『ユニコーン』が新しくスタートしました。

ユニコーンは始まったばかりのサービスのためまだまだ案件数は少ないのですが、投資銀行や証券会社のIPOのプロが経営に携わっており、今後に期待できるサービスと言えます。

さらに、ユニコーンの場合は金融資産は200万円以上で登録が可能になっています。また、ベンチャー企業への投資も、1案件5万円の少額から投資ができます。

ファンディーノの場合は基本的には10数万円が最低投資金額となっていますので、まだ金融資産が300万円未満で、まずは少額から投資を始めたい方は、ユニコーンを利用されるのがおすすめです。