Renosyクラウドファンディングの評判は怪しい?メリットとデメリットを比較

2018年に上場した株式会社GA Technologiesは、Renosyクラウドファンディングという不動産特化型クラウドファンディングも提供しています。

今回はRenosyクラウドファンディングの評判や口コミ、メリット・デメリットなどを他社の不動産特化型クラウドファンディングとも比較しつつご紹介したいと思います。

Renosyクラウドファンディングの評判や口コミは良いものが多い

まず、ネット上の口コミからはRenosyクラウドファンディングの人気が伺えます。実際Renosyクラウドファンディングは、募集が開始してからすぐに案件の応募は埋まり、多くの人が落選してしまったようです。

不動産特化型クラウドファンディングの先駆けはTATERU FUNDING

不動産特化型クラウドファンディングには、上場企業の株式会社TATERUが運営するTATERU FUNDING(タテルファンディング)がありました。

ただし、2018年に株式会社TATERUは顧客の預金改ざん問題などがニュースで発覚し、大幅に運営会社の株式会社TATERUの株価は下落している状態です。そんな株式会社TATERUの投資先の一つでもあるのが、Renosyを運営する株式会社GA Techonologiesです。

実際のところ(株)TATERUと(株)GA Technologiesにはそこまで大きな関係性はないと思いますが、筆者としてはTATERUの事件のこともあり、一旦様子見としています。と言いますのも、不動産特化型クラウドファンディングには、他にも有望サービスがいくつもあるからです。

Renosy以外のおすすめ不動産特化型クラウドファンディング業者の一覧

サービス名 運営会社 利回り 運用期間 最低投資額 保証下落率 投資先 案件実績 公式サイト
OwnersBook 東証マザーズ 4〜6% 3ヶ月〜 1万円 -(不動産担保) 東京 多数 https://www.ownersbook.jp/
Rimple 未上場 10% 6ヶ月 1万円 3割 東京 4件 https://funding.propertyagent.co.jp/
Jointα 東証一部 3.6〜5% 6〜12ヶ月 10万円 3割 地方あり 7件 https://jointocrowd.jp/
SYLA FUNDING 未上場 4%〜 3ヶ月 1万円 3割 東京近郊 3件 https://www.syla-funding.jp/
CREAL 未上場 3.5〜6% 4〜24ヶ月 1万円 案件次第 東京 多数 https://creal.jp/
FANTAS funding 未上場 8〜10% 3〜12ヶ月 1万円 2〜3割 空き家等 多数 https://www.fantas-funding.com/

OwnersBookとJointαは、運営会社が上場企業という信頼性の高さがあります。

上場企業が運営する「OwnersBook」

クラウドファンディングで不動産投資「OwnersBook」 ソーシャルレンディング・クラウドファンディングで不動産投資 OwnersBook

【公式サイト】https://www.ownersbook.jp/

OwnersBookは不動産物件に直接投資する案件ではなく、不動産投資会社への貸付型案件も取り扱っています。その際に不動産担保を取得するため、万が一貸し付けたお金が返済されなくても、不動産担保を売却することで補填する仕組みを取っています。

2014年のサービス開始から、一度も貸し倒れが起きておらず、そのまま運営会社の業績も好調で上場にまで至りましたので、筆者は長年信頼して使っているサービスです。

上場企業のグループ会社が運営するリンプル(Rimple)

rimple

【公式サイト】https://funding.propertyagent.co.jp/

Rimple(リンプル)は、上場企業のグループ会社であるプロパティエージェント株式会社が運営する、不動産投資クラウドファンディングです。

プロパティエージェントが自社開発した、都心に特化した高利回りの優良物件の案件を豊富に取り扱っている点が特徴です。1口1万円から投資をすることができ、投資した物件を売却する際に、万が一価格が下落していても、3割まではプロパティーエージェント側が負担してくれます。

不動産投資型クラウドファンディング【Rimple(リンプル)】-1口1万円から不動産投資ができる

そのため、投資家である私たちの元本毀損リスクは、かなり抑えられています。また、セゾンの永久不滅ポイントをリンプルコインに交換することができ、元手ゼロでのポイントからの投資も可能です。

上場企業が運営するジョイントアルファ(Jointoα)

不動産投資型クラウドファンディング - ジョイントアルファ[Jointo α]
同じく上場企業が運営するJointoαは、最低投資額は10万円となりますが、東京以外の地方の不動産物件にも投資ができるサービスです。

物件価格の下落保証は3割と高く、まだ取り扱い案件数は多くはありませんが今後に期待できるサービスです。ただし、地方物件の吟味は慎重に行う必要がありますし、最低投資金額も大きいため、中級者以上向けのサービスではあります。

Renosyクラウドファンディングを利用するメリット

Renosyクラウドファンディングを利用するメリットは、やはり元本の安全性が3割下落まで確保されている点でしょう。

元本の安全性が3割下落まで確保されている仕組みがある

私たちと投資家は「優先出資者」として、出資金を払い込みます。劣後出資部分は(株)GA technologiesが払い込み、優先出資金との合計額にて運用資産を取得し、その運用資産から得られた利益がもらえる仕組みです。

運用資産の評価額が万一下落した場合であっても、その下落額は、まずは劣後出資者である(株)GA technologiesが負担します。

運用資産の評価額が30%超下落するまでは元本に影響なし

そのため、不動産評価額が運用開始時評価額の30%超下落しなければ、元本に変動はありません。

30%超の下落というのはよっぽどですので、そのような出来事が生じるのであれば、他の金融商品に投資をしていたとしても、同じように損失を被っている可能性もあることでしょう。

このような仕組みがあることに加えて、予定運用利回りは8%程度と高くなっているため、案件の募集が始まるとすぐに埋まってしまうのが現状です。

Renosyクラウドファンディングを利用するデメリット

一方で、Renosyクラウドファンディングを利用する場合には、下記のようなデメリットもあります。

投資案件は完全抽選制

例えば、先ほどご紹介した上場企業が運営するOwnersBookなどであれば、先着順で案件に申し込むことができるのですが、Renosyクラウドファンディングは完全抽選制です。

ある意味公平なのですが、狙った時に投資ができないというデメリットがあります。そのため確実に先着順で投資をしたい方は、OwnersBookなどの利用も検討された方が良いでしょう。

契約内容を事前に確認できない

募集物件詳細 1口1万円からの不動産投資クラウドファンディング SYLA FUNDING(シーラファンディング)

また、実際に案件募集が開始されるまでは、契約内容や物件の詳細などを事前に確認できません。

そのため、案件募集が始まってから検討しないといけないため、あらかじめ案件を検討したい方は、事前に内容確認ができるSYLA fundingの方が適しているでしょう。筆者も案件内容をきちんと吟味した上で、SYLA FUNDINGの第3号案件に投資を行いました。

1案件100万円までの投資上限がある

最後に、Renosyクラウドファンディングは小規模不動産特定共同事業のため、1案件100万円までしか投資ができません。そのため、合計でもっと大きな金額を運用したい方は、他社の不動産投資クラウドファンディングも併用するのが良いでしょう。

基本的に不動産投資クラウドファンディングの口座開設手数料はかかりませんし、口座の維持手数料は無料です。2018年にはCREALという新しいサービスも始まりましたので、色々と登録してから案件を検討するのも一手です。

不動産投資クラウドファンディング CREAL(クリアル)

CREALは法人口座で開設ができたり、事前に動画で物件詳細を確認できる面白いサービスです。2020年時点で累計調達額は30億円を突破しており、順調にユーザー数も増えています。

Renosy(リノシー)について理解するには資料請求がおすすめ

そもそももっと大きな金額の運用を検討している方は、中古マンション投資サービスであるRenosyの方を検討するのも良いでしょう。

Renosyクラウドファンディングを利用する前に、まずはRenosy(リノシー)について理解を深めた方が、安心して投資もできること良いでしょう。

今ならRenosyの公式サイトから無料の資料請求をすると、不動産投資の成功の秘訣がわかるDVDももらえます。Renosyのみならず不動産投資に関心のある方は、まずは下記から資料請求をされてみてはいかがでしょうか。

Renosyクラウドファンディングの登録から出資までの流れ

Renosyクラウドファンディングの登録

Renosyクラウドファンディングを始めるのは簡単です。

会員登録と出資者登録

まずは公式サイトの「会員登録はこちらから」をクリックし、必要事項の記載を行い、会員登録申請を行います。

その後、マイページから「出資者登録する」をクリックし、必要事項の記載を行って出資者情報の登録を行います。

成立前書面の確認・ファンドへの出資の応募

続いて、「ファンド一覧」から気に入った投資案件を選び、電子取引に係る重要事項等を確認の上、「成立前書面」に同意し、出資口数を入力して投資応募に進みます。

出資が確定したら、登録のメールアドレスに連絡がきますので、再びマイページから「成立時書面」を確認し、同意します。

資金の入金手続

続いて、Renosyクラウドファンディングの専用口座へ出資金の銀行振込を行います。入金の確認については、マイページの「取引履歴」から確認が可能です。

ファンドの運用が始まった後は、マイページの「収益明細」で運用状況の確認が可能です。

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