【スマホ投資おすすめ6選】初心者向け資産運用比較

最近はスマホやアプリでできる投資や資産運用が増えています。

以前よりネット証券は株式投資やFXなどのスマホアプリを提供していますが、今回はそれ以外で初心者が気軽にできる投資をご紹介します。投資の初心者がスマホで資産運用をする際には、一体どんな候補があるのでしょうか。

1. 完全にお任せの資産運用ロボアドバイザーのスマホアプリ

資産運用

まず初心者にとって取り組みやすいのは、完全にお任せの資産運用ができるロボアドバイザーです。

無料の口座開設を完了して、コンピューターが提案してくれるプランを選び、資金を入金するだけで資産運用が始まります。最低投資額は基本的に10万円程度からとなっています。

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1. WealthNavi(ウェルスナビ)

WealthNavi(ウェルスナビ) ロボアドバイザーで全自動の資産運用

預かり資産もユーザー数もNo.1のウェルスナビは、完全にお任せで国際分散投資をしてくれます。資産のリバランスや税金の計算なども、完全に自動で行われます。

また、取引履歴も簡単に確認することができ、例えば20万円ほど入金したところ、下記のように米国株・日欧株・新興国株・米国債券・金・不動産で自動的にポートフォリを組んでくれました。

その後筆者は特にやることがないので、ほとんど放ったらかしです。また、公式サイトから無料診断を行うことで、資産運用のシュミレーションも可能です。

他にも、自分に適した積立コースを選択することも可能です。毎月の積立金額や期間などを設定して、将来に向けた資産形成の長期的な計画を立てることができます。


ウェルスナビの場合はマイナンバーカードがあれば、即時に口座開設を完了できます。資産運用は誰かにお任せしたい方は、まずはウェルスナビがおすすめです。

2. FOLIO(フォリオ)

続いて、ウェルスナビのようなお任せ投資もしつつ、自分でも多少は投資先を選びたいといった方におすすめなのが、新しいオンライン証券のFOLIOです。

FOLIOの場合は、大きく2つ投資方法があり、1つがウェルスナビのようなロボアドバイザー投資で、もう1つがテーマ投資です。

テーマ投資とは、その名の通り自分が気になるテーマに投資をする資産運用です。VRや渋谷など様々なテーマがあり、そのテーマはプロが厳選して選んだ10社の銘柄で構成されています。

投資信託と似たような形となっていますが、取引手数料は0.5%と、アクティブ型の投資信託などよりも安くなっています。

FOLIOの場合はこのような投資先が80種類以上あるため、自分の興味のあるジャンルに気軽に投資をすることができます。要は個別の銘柄ではなく、市場に投資をするようなイメージです。

実際のところそれが儲かるのかというと、3年という長期や、1ヵ月などの短期ではプラスになっている銘柄が多かったりと、銘柄によってバラバラです。

そのため儲かるチャンスはあるのですが、どんな領域が今後有望だと判断できる方でないと、損失リスクもあるのは事実です。今後投資をしたい市場や業界が思い浮かぶ方などは、利用を検討されてみても良いのではないでしょうか。

3. 1万円からのロボアドバイザーTHEO

THEOはFOLIOやWealthNaviと異なり、1万円から始められる点が特徴です。AIが搭載されたロボアドバイザーによって、完全にお任せの資産運用が可能です。

2016年2月からサービスが開始されており、主に資産運用の経験があまりない20代〜30代の方に利用されています。マイナンバーや本人確認書類がお手元にあれば、最短3分でスマホから写真を撮ってアップロードすることで、口座開設を申し込むことができます。

THEOの資産運用アルゴリズムは、ノーベル賞を受賞した学者が提唱した2つの理論を利用しており、最大30種類以上のETFを組み合わせて231通りの中から最適なポートフォリオを提案してもらえます。

手数料はWealthNaviと同じく年率1%で、3,000万円以上預けると0.5%に割引されます。また、最近では(株)NTTドコモと提携し、THEO+docomoなどのサービスも提供しています。

1万円からの不動産特化型ソーシャルレンディングはおすすめ

続いて、スマホで1万円から投資が可能なのが、不動産特化型ソーシャルレンディングのオーナーズブック(OwnersBook)です。

ソーシャルレンディングは、お金を貸したい人(投資家)と借りたい人(企業)のマッチングサービスです。ソーシャルレンディング業者が貸出先の審査を行い、問題なければ投資家から集めたお金で、一般よりも高い金利で資金を融資します。

借り手側の企業が無事お金を返済することができれば、金利分が収益となります。そして、このお金を貸し出す際に、不動産担保を取得して貸し出すのが、不動産担保付きソーシャルレンディングです。

不動産担保付きであれば、万一企業からお金が返ってこなかったとしても、取得した不動産担保を売却することで、ある程度の損失が補填できるというメリットがあります。

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4. 上場企業が運営するOwnersBook

ソーシャルレンディング業者の中でも、珍しく上場企業が提供しているサービスが、オーナーズブック(OwnersBook)です。運営会社のロードスターキャピタル株式会社は、東証マザーズ市場に上場しており、不動産投資のプロが集まっている信頼性の高い会社です。

不動産投資に興味があるものの、そこまで大きな元手がない方や、安心できる上場企業が提供しているサービスを利用したい方には、OwnersBookがおすすめです。

5. 不動産投資(中古マンション投資)のRenosyのスマホアプリ

続いて、不動産投資もスマホでできる時代になりましたので、代表的なサービスをご紹介します。東証マザーズ上場企業の株式会社GA technologiesが提供する、Renosyです。Renosyは、簡単にお伝えするとAIを活用した中古マンション投資の支援サービスです。

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Renosyのスマホアプリでは、中古マンションの検索だけでなく、資料請求で詳細情報を手に入れることができたり、気になった物件はお問い合わせから、内見・契約・決済が可能です。

希望の条件を入力して、部屋の詳細情報を確認することができます。

Renosyのサービスに関する詳細については、公式サイトから無料の資料請求をされるのが良いでしょう。今なら不動産投資の成功の秘訣が記載されたDVDももらえますので、不動産投資に興味のある方は、まずはRenosyの資料請求がおすすめです。

6. 買い物で余った「お釣り」で資産運用ならトラノコ

最後に、お釣りで投資ができるトラノコというサービスもあります。

お買い物の度にお買い物データがアプリに表示され、その「おつり分」を5円から1円刻みで自動的に投資ができるサービスです。こういうと難しいように感じますが、例えば220円のコーヒーを購入したとします。

その場合、100円単位で設定したら、100円単位でしかお支払いができないため、300円-220円=80円分を投資に回す仕組みになります。この設定金額は、100円だけでなく、500円や1000円単位での設定も可能です。

トラノコは、普段使っている電子マネーやクレジットカード、Amazon等のECアカウントを登録するだけで、お買い物データが表示されるような仕組みになっています。

また、家計簿アプリ(マネーフォワード/Zaim/マネーツリー)を利用している場合は、アカウント連携するのみで、カード等の登録も不要です。

お釣りで投資のトラノコの運用は完全にお任せスタイル

また、トラノコの提携ポイント(Gポイントなど)なら、ポイントを現金化して投資することも可能です。今のところ対象ポイントは少ないですが、今後提携先が増えていくことは確かでしょう。

もちろん、おつりやポイントだけを投資に回すのではなく、ボーナスや臨時収入があった場合などには、自由に追加投資が可能です。

投資対象は、「小トラ(安定重視)/中トラ(中間)/大トラ(収益重視)」の3つのファンドから選択することができます。

この部分は冒頭にご紹介したロボアドバイザーとにており、いずれのファンドも米国株式から新興国不動産まで、グローバルに国際分散投資をしてくれます。

トラノコの運用報酬は0.3%/年とロボアドよりも安い

運用報酬は0.3%/年、月額利用料は300円(開始3ヶ月間は無料)となっていますので、投資額が大きくなればなるほどコストが相対的に安くなると言えるでしょう。

通常のロボアドは運用報酬1%程度しますので、例えば100万円を投資した場合、ロボアドならコストは1万円かかりますが、トラノコなら6,600円(=3,000円+300円×12ヶ月)で済むといった形です。

また、2019年2月からは『リアルおつり投資』として、ポケットにある小銭を専用ATMに投入することで投資できるサービスも、東京の一部地域から始まりました。

トラノコはなかなか面白いサービスではありますので、ちょっとしたお釣りで資産運用を始めて見ようかなと思った方は、利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

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