新興国投資でおすすめの金融商品は?初心者向けに安全な始め方を解説

新興国投資をしようと考えた時、一体どのような安全な方法があるのでしょうか?

まず結論からですが、初心者におすすめなのは、新興国向けソーシャルレンディングの「クラウドクレジット」を利用する方法です。ソーシャルレンディングは、お金を借りたい人と貸したい人を結ぶ金融仲介サービスです。

ソーシャルレンディング事業者の1社であるクラウドクレジット株式会社は、きちんと金融庁に登録された業者で、伊藤忠商事から出資を受けていることもあり信頼性も高い会社です。

実際の投資案件の利回り平均6〜13%程度と高いことに加え、取引手数料などが無料で使いやすく、これまでにも貸し倒れ実績がないことから筆者もサービス開始当初から利用しています。

新興国投資への種類と方法には何がある?

冒頭で一番おすすめの新興国投資の方法をお伝えしましたが、新興国投資にはそもそもどのような種類があるのでしょうか。

例えば、以下のような方法が考えられます。

新興国投資の方法
  1. 新興国の不動産を購入する
  2. 新興国の株式を購入する
  3. 新興国投資の投資信託を購入する
  4. 海外新興国向けソーシャルレンディングを利用する

今回はそれぞれの方法のメリットやデメリットなどの詳細についてお伝えします。

1. 新興国の不動産の購入はハードルが高い

まず、海外新興国の不動産を購入するのは、国内の不動産投資よりも、当然ながらハードルが高いです。国内の不動産投資についても、一定の知見がなければなかなか成功することは難しいでしょう。

今の所新興国の不動産投資を行うためには、基本的に仲介会社を利用する方法しかありませんし、その分仲介手数料のコストもかさみます。また、土地についての知見がない場合が多いため、素人が手を出すと大きく損失を被る可能性もあります。

ですので、基本的には知識ゼロの不動産投資の素人が、いきなり新興国の不動産を購入するのはやめておいた方が良いでしょう。

2. 新興国の株式の購入にはサクソバンク証券が便利

そして、次にハードルが高いのが新興国の株式の購入です。

例えば、数多くの外国株を取り扱うサクソバンク証券などのヨーロッパ発のネット証券であれば、多くの外国株がネット上から簡単に購入することができます。

ただし、サクソバンク証券の取り扱い銘柄は外国株が多いとはいえ、欧米や中国などの株式が中心とはなっていますので、そこまで新興国株式は多くはありません。

また、新興国株式への投資は、次にご紹介する投資信託よりもリスクが高くなる傾向があるため、投資に失敗すると非常に大きな損失に繋がりかねません。そのため、投資対象の企業をきちんと分析できる方以外には強くお勧めできる投資ではありません。

3. 新興国に投資する投資信託の購入にはネット証券が便利

そこで選択肢として次に考えられるのが、新興国株式へ投資も行なっている投資信託の利用でしょう。

例えば、SBI証券や楽天証券、マネックス証券などの大手ネット証券会社を利用すれば、様々な種類の投資信託をネット上から簡単に購入することができます。

しかしながら、こちらも購入する投資信託を自分で検討する必要があるため、目利き力が必要になってきます。投資信託には様々な種類がありますので、当然儲かる投資信託もあれば、大きな損失を出してしまう投資信託も存在します。

上記のように色々と候補があるものの、安定的なリターンが見込める投資先として初心者におすすめできるのが、海外新興国向けソーシャルレンディングのクラウドクレジットです。

新興国投資でクラウドクレジットがおすすめな理由

クラウドクレジットは、お金を貸したい人と借りたい人の金融仲介サービスです。投資家である私たちからお金を集めて、新興国の成長企業にお金を貸し出します。

そうして無事お金が返済されると、その利息分などが私たち投資家の収益となります。ペルーやエストニアなどの今後の成長が見込める国の企業に、国境を超えて1万円から社会貢献投資が可能です。

クラウドクレジットをおすすめできる理由をまとめると、以下があります。

クラウドクレジットがおすすめな理由
  • 新興国向け投資案件が豊富
  • 投資案件の貸し倒れ実績がない
  • 表面利回りが6〜13%程度と高い
  • 出金手数料以外の手数料が無料(月2回以上の出金で756円)
  • 金融庁登録済の業者が運営
  • 伊藤忠商事やマネックスベンチャーズが出資
  • 大手広告代理店の電通と提携
  • 経営陣の信頼性が高く、顔の見える経営を行なっている

クラウドクレジットは投資案件が豊富なことに加えて、口座開設手数料や口座維持手数料などが無料です。また、購入時の手数料もかからず、手数料は資金を入金する際のこちら側の銀行振込手数料と、出金手数料ぐらいです。

実際には出金手数料は月に1度までは無料ですので、そんなに頻繁に出金しないのであれば、出金手数料もかかりません。さらに特徴的なのは、会社自体への期待度です。

伊藤忠商事が出資する今後が期待できる成長企業

伊藤忠商事やマネックスベンチャーズなどの大手企業が出資していたり、電通などとも提携していることなどから、今後クラウドクレジット株式会社自体が上場する可能性もあるかもしれません。

また、代表者の杉山氏は以下のような経歴をもつ金融エリートで、他の経営メンバーもビジネス経験が豊富な人々が集まっています。

  • 2005年 東京大学法学部卒
  • 2005年 大和証券SMBCに入社し、金利、為替の自己勘定取引チームで日本国債等への投資業務に携わる
  • 2008年 ロイズ銀行東京支店に入行し、銀行では資金部長として、支店経営陣に 対してリテール預金の獲得など日本での事業機会について助言を行い、運用子会社の日本における代表および運用責任者として、日本国債および海外社債等での運用を行う
  • 2013年 クラウドクレジット株式会社を設立し、2014年6月より投資型クラウドファンディング・サービス「Crowdcredit」の運営を通じて日本の個人投資家と世界の資金需要者がWin/Winの関係をつくるサポートを行う

出典:https://crowdcredit.jp/

経営陣の信頼性も高いことから、筆者はクラウドクレジットには口座開設(無料)し、実際に投資案件を検討するなどの利用をしています。

社会貢献投資のクラウドクレジットのデメリットやリスク

クラウドクレジットのデメリット
  • 元本保証ではない
  • 途中解約できない

一方で、クラウドクレジットにも上記のようなデメリットやリスクはあります。

クラウドクレジットは、一度案件に投資をすれば、しばらくはほったらかしで良いのがメリットではあります。ですが一方で、投資後の途中解約はできませんので、投資をする際にはしばらく使わないお金を投資するのが良いでしょう。

ただし、これまでにクラウドクレジットでは貸し倒れ実績などはありませんので、きちんとリスクを把握して利用するのであれば、新興国投資として有効な投資手段となるでしょう。

新興国投資に関しては、このような初心者にも使いやすいフィンテックサービスであるクラウドクレジットなどでの投資に慣れてから、徐々に新興国株式投資などにシフトしていくようなスタイルが初心者にはおすすめです。