楽天証券のポイント投資では、楽天証券が取り扱う全ての投資信託をポイントで購入することができます。
ただし、取り扱う投資信託が多いがゆえに、実際どれを購入するべきなのか迷う方もいらっしゃると思われます。そこで今回は実際に楽天証券で積立投資をしている筆者の経験から、個人的に初心者におすすめできる投資信託の銘柄を3つほどご紹介します。
楽天ポイント投資でおすすめの銘柄(投資信託)3つを初心者向けに紹介
- eMAXISSlim米国株式(S&P500)
- ひふみ投信
- セゾン投信
1. eMAXISSlim米国株式(S&P500)
まずは定番の投資信託にはなりますが、米国S&P500に連動するインデックス型の投資信託です。
S&P500に連動するETFへの投資は、世界一の投資家ウォーレン・バフェットも推奨している方法です。S&P500とは、ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される株価指数です。
eMAXISSlim米国株式(S&P500)は、S&P500に投資をする投資信託の中でも極めて手数料が安いのが特徴です。実はそれよりもさらに安いのが海外のS&P500のETFに直接投資をした方がよりコストは安くなるのですが、楽天証券でポイント投資をすることはできません。
そこで筆者の場合は楽天カードでのクレジットカード決済で、月5万円ほどの積立投資設定を行っています。eMAXISSlimシリーズは手数料が安いので、コツコツと楽天カード決済で積立投資をされるのにはおすすめです。
2. ひふみ投信(ひふみプラス)
続いて、R&Iファンド大賞を4年連続で受賞しており、主に日本の成長株に投資をするひふみプラスなどもおすすめです。ただし、ひふみプラスはひふみ投信の公式サイトから購入した方が手数料が安くなります。
ひふみプラスは証券会社を介して購入する投資信託で、 ひふみ投信は公式サイトから購入する投資信託です。投資信託の内容自体は変わらないのですが、名称と手数料が異なります。
手数料に関しては、ひふみプラスではなく直接公式サイトからひふみ投信を購入した方が安いです。筆者は楽天証券にも口座を保有していますが、ひふみ投信の公式サイトから口座開設を行い、そちらから投資をするようにしています。
3. セゾン投信(セゾンバンガードグローバルバランスファンド)
同じくおすすめの投資信託であるセゾン投信も、楽天証券などのネット証券会社を経由して購入するよりも、直接公式サイトから購入した方が手数料は安くなります。
なお、セゾン投信には2種類あります。セゾンバンガードグローバルバランスファンドとセゾン資産形成の達人ファンドです。セゾンバンガードグローバルバランスファンドは、世界の株式と債券に分散投資するファンドです。
一方で、セゾン資産形成の達人ファンドは、世界の株式に分散投資をするファンドです。より安定的なリターンを希望される場合は、セゾンバンガードグローバルバランスファンドを利用された方が良いでしょう。
個別の株式銘柄への投資はSBIネオモバイル証券のTポイント投資がおすすめ
楽天証券のポイント投資は、今のところは個別の株式へ投資をすることができません。投資信託のみが購入できる状態です(追記:2019年から楽天証券でも個別の株式へ投資ができるようになりました)。
一方、SBIネオモバイル証券であれば、Tポイントを使って個別の日本株へ投資することができます。筆者も実際に余ったTポイント5000pt程度を使って、SBIネオモバイル証券で中小小型株に投資をしています。
SBIネオモバイル証券であれば、通常は100株からしか購入ができない銘柄であっても、1株から購入することができます。そのため、通常の株式投資の場合は最低購入金額が高い銘柄であっても、1株からであれば数百円や数千円から購入することができたりもします。
SBIネオモバイル証券は月額220円から利用することができ、毎月固定Tポイントを200ポイントほどもらえますので、実質20円で国内株式売買合計金額50万円/月までは、株式投資の手数料も無料です。通常のSBI証券よりも手数料は安くなる可能性が高いとも言えるでしょう。
ネオモバのTポイント投資ならロボアドバイザーのWealthNaviもおすすめ
また、SBIネオモバイル証券の場合、WealthNavi for ネオモバイルというロボアドバイザーにも、Tポイントを使って1万円から購入することができます。
ロボアドバイザーは、一度投資をしたら完全にほったらかしの資産運用で、自動で国際分散投資をしてくれます。ロボアドバイザーの良いところは、投資信託のように、良さそうな投資信託を自分で選ぶ必要がないところです。
米国株・日欧株・新興国株・米国債券・金・不動産・現金に自動で分散投資をしてくれて、税金の計算や資産のリバランスなども、全て自動で行なってくれます。
通常の本家のWealthNaviの場合は、最低投資額が10万円からとなっていますが、WealthNavi for ネオモバの場合は、1万円から始めることができます。ロボアドバイザーがどんなものか試してみたい方にとってはおすすめのサービスです。
ロボアドバイザーWealthNaviを公式サイトから口座開設するメリット
なお、筆者の場合は本家のWealthNaviでロボアドバイザーは利用をしています。
こちらも本家のWealthNaviの場合は、資産残高50万円以上なら0.01%ずつ、200万円以上なら0.02%ずつ、最大0.90%まで手数料が割引されるなど、長期で資産運用をすることで手数料が安くなる割引があるからです。
まずは少額からロボアドバイザーを試していたいという方はSBIネオモバイル証券、最初からある程度まとまって金額の資産運用をしたいという方は、本家のWealthNaviを利用されるのが良いでしょう。
筆者の場合は2019年6月に始めて開始約2ヶ月で、10万円の資産運用が+6.22%のリターンを出しています。
ウェルスナビの場合は年間の手数料が1%程度となっていますので、順調に運用が続けば、十分手数料分は回収できると言えるでしょう。
ただし、ロボアドバイザーも始めるタイミングによっては損失が出てしまうこともありますので、例えば米国株式市場が大きく値崩れしたタイミングなどを狙って、資産運用を開始するのが一番おすすめです。