【SBIファンドロボ評判】メリットとデメリットをWealthnaviと比較し紹介

ロボアドバイザー

SBI証券は、WealthNavi for SBI証券以外にも、SBIファンドロボというロボアドバイザーを提供しています。

なお、WealthNaviについては公式サイトから口座開設を行い、利用することもできます。筆者の場合は、公式サイトから口座開設をした方が、長期割という手数料割引がありお得のため、口座開設は公式サイトから行なっています。

ただし、実際の運用内容などは同じ商品ですので、その点での違いはありません。そこで今回は、ロボアドバイザーのウェルスナビとSBIファンドロボの違いを比較しつつ、それぞれのメリット・デメリット、利用が向いている人などをお伝えします。

ウェルスナビ(WealthNavi)のメリットとデメリット

配当

WealthNaviは、完全に資産運用をお任せできるロボアドバイザーです。公式サイトでは資産運用のシミュレーションを行うこともできますが、どれぐらいの金額を投資すれば、どれぐらいの年数で資産がどれぐらいになるかを試算することができます。

投資先は完全に国際分散投資されており、以下の筆者のポートフォリオのように、米国株、日欧株、新興国株、米国債券、金、不動産、現金に別れています。

ウェルスナビ5週目2

定期的に資産運用のポートフォリオも見直されてリバランスされ、完全にお任せの資産運用が可能です。投資先が分散されていることもあり、2020年のコロナショックのような時でも、金が上昇していたこともあり、株式のみのポートフォリオよりも損失が限定的でした。

これから長い目で資産形成を考えている方や、普段仕事で忙しくて資産運用を行う余裕がない方などは、一度利用を検討されてみるのもおすすめです。手数料については、購入時や売却時の手数料はかからず、信託報酬の1%のみです。また、公式サイトから口座開設を行うことで、長期割を利用することができます。

ウェルスナビの長期割

50万円以上なら0.01%ずつ、200万円以上なら0.02%ずつ手数料の割引がありますので、ある程度の余剰資金がある方は、200万円から始められるのが一番おすすめです。もちろん米ドルからETFを購入する場合などと比べると手数料は1%のため少し高くなりますが、いつでも手軽に始められて、いつでも簡単に解約することができますので、資産運用についてあまり考える暇がない方にはおすすめです。

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SBIファンドロボのメリットとデメリット

SBI証券のファンドロボは、一言で言うと、投資信託選びを助けてくれるロボアドバイザーです。

具体的には、国内投資信託約5,000本から、あなたにとって最適な2~3本の投資信託を提案してくれます。そのため、ウェルスナビ(WealthNavi)のように、完全に資産運用をお任せできるロボアドバイザーとは異なります。

SBI証券の取り扱い投資信託2,300本から、純資産残高10億円以上・運用開始から3年以上・モーニングスター社による高評価ファンドであるファンドロボ対象銘柄350本を絞ります。

そしてその中から、あなたの投資経験や意向などを考慮して最終的に2~3本の投資信託を提案してくれます。そのため、SBI証券のファンドロボのリターンは、選んだ投資信託によって異なります。

ですので、SBIファンドロボの実績は人それぞれですし、手数料に関しても、当然選んだ投資信託によって異なってきます。

ウェルスナビは5段階のリスク許容度から運用プランを選べる

WealthNaviの運用実績|ロボアドバイザーならWealthNavi ウェルスナビ

一方、完全に資産運用をお任せできるウェルスナビ(WealthNavi)の場合は、どれぐらいリスクを許容できるか?によってリターンは変わりますが、現状は上記5段階に別れています。

また、ウェルスナビの場合は自分で投資信託を選ぶ必要もなく、手数料も1%と決まっています。一方、例えばSBIファンドロボでシミュレーションしていくと、下記のような投資信託を提案されたりもします。

SBIファンドロボは投資信託選びの参考程度に利用するのが吉

こちらの場合ですと、数年前に投資していてもリターンもマイナスですし、購入時の手数料だけで4%近くもする場合もあります。

もちろんこれは極端な例ですが、このような状況を踏まえると、SBIファンドロボは投資信託選びの参考程度には利用しても良いかもしれませんが、提案された投資信託を鵜呑みにして、そのまま購入されるのはあまりおすすめできません。

まとめますと、SBIファンドロボは、投資信託選びの参考程度に利用したい人には向いていますが、資産運用をロボアドバイザーにお任せしたい人には向いていません。ロボアドバイザーに資産運用をお任せしたい方は、ウェルスナビを利用した方が良いでしょう。

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ウェルスナビでは無料診断で資産運用のシミュレーションも可能

また、ウェルスナビの場合は、最初に年収や金融資産などに関する6つの質問に答えると、あなたにとって最適な資産運用のシミュレーションを提示してくれます。

上記の画像は一例ですが、最初に提示されたシミュレーションが気にいらなければ、目標金額・投資予定額・毎月の積立額・運用期間・リスク許容度などを調整することもできます。

ですので、実際に運用した際のリターンのシミュレーションが知りたい方も、まずはウェルスナビの公式サイトから無料診断を利用されてみるのが一番おすすめです。

SBIファンドロボの口コミや評判

SBIファンドロボの口コミを確認して見ると、みなさん投資信託選びの参考程度に利用されている人が多いようです。

また、中にはSBIのロボアドバイザーと認識してしまっている方もいらっしゃるようですが、SBI証券が提供しているウェルスナビ(WealthNavi)などのロボアドバイザーは、SBI証券が仲介となって提供しています。ウェルスナビの公式サイトからも直接申し込みが可能です。

ウェルスナビの口コミや評判

ウェルスナビの口コミを確認してみると、実際に資産運用をされている方が多かったです。

当然ながら開始タイミングによっては最初に損失になってしまうこともあるかもしれませんが、長い目で見れば世界経済は成長していくと考えるのが妥当です。ウェルスナビはあまり短期間での資産運用には向いておらず、長期での資産形成に適したロボアドバイザーです。

コロナショックで暴落したタイミングは始め時ではありますので、ある程度の余剰資金がある方は、コツコツと時間分散での積立投資を初めてみるのはいかがでしょうか。

最後に、SBI証券の公式サイトを参考に、SBIが提供するロボアドバイザー(WealthNaviとTHEO)の比較を掲載しておきますので、それぞれ自分に適したロボアドバイザーを利用してみてください。

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SBI証券のロボアドバイザーWealthNaviとTHEOの特徴の比較

項目 WealthNavi [ウェルスナビ] THEO [テオ]
最低投資金額

10万円

1万円

自動積立

1万円以上1円単位

1万円以上1,000円単位

手数料 3,000万円まで年率1.0%(税抜)
3,000万円を超える部分は年率0.5%(税抜)
※WealthNaviは手数料の長期割あり
投資対象

海外ETF

取扱銘柄数

6~7銘柄程度

30~40銘柄程度

運用方針 リスク許容度に合わせて運用方針を決定 投資運用目的に合わせて運用方針を決定
運用パターン

リスク許容度別に5通り

投資運用目的毎に231通り

運用手法 インデックス運用 スマートベータ戦略
運用手法
(補足)
原則として各資産クラスがカバーする市場の全体的な動向を示すパッシブ(時価総額加重)型インデックスに連動する ETF のみを投資対象とする 時価総額以外の基準を元に構成銘柄や組入比率を決める戦略を採用。様々な国・地域・投資対象のETFを組み合わせて一定の基準で最適化を行うことで、同戦略を実現
出金期間 依頼日より最短3営業日
必要書類
  • マイナンバーカード(個人番号通知カード)
  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 投資資金
備考
  • リバランス機能付きの自動積立あり
  • 税金最適化DeTAX(特許取得済)あり
  • AIによるリスク抑制機能あり(ニュース・SNSなど膨大なデータをAIで分析し、大幅下落の可能性を判断しリスク抑制に活用)
詳細

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