株式会社で上場していない株は買える?具体的な購入方法3つ

株式投資

株式会社で上場していない株は購入できるのでしょうか?

上場していない株を購入する3つの方法

エンジェル投資

結論からお伝えすると以下の3つの方法で購入することができます。

① 株式投資型クラウドファンディングを利用する

一番簡単なのは、株式投資型クラウドファンディングを利用する方法です。

株式投資型クラウドファンディングとは、インターネット上で個人からお金を集めて、未上場の企業の株に投資をする仕組みです。個人投資家は1社50万円を上限として、インターネット上から簡単に投資を行うことができます。

株式投資型クラウドファンディングで日本で一番有名なのは、ファンディーノ(FUNDINNO)です。筆者もファンディーノを使って、実際に未上場企業の株式会社ノモックの株を購入しています。

ただし、ファンディーノの場合は利用者制限があります。具体的には、満20才以上、金融資産300万円以上、投資経験1年以上の人でないと利用することができません。この資格を満たしているのであれば、ファンディーノの利用が一番おすすめです。

② 個人でエンジェル投資する

続いての方法は、個人でエンジェル投資を行う方法です。

ただし、こちらの場合は投資側にそれなりの実績がないと難しい側面があります。投資を受ける企業もエンジェル投資家は選びたいというニーズもありますので、なかなか一般人が投資を行うのは難しいと言えるでしょう。

③ IPO投資に参加する

最後の方法は、IPO投資に参加する方法です。

ネット証券に口座を開設して、そこからIPO投資に参加します。IPO投資の場合は、もうすぐ上場する会社に投資を行う方法で、きちんとした会社に投資をできれば、値上がり益を得ることができます。

筆者もIPO投資にはなんども抽選に応募していますが、当たればそれなりの利益を確保できるので初心者にもおすすめの方法です。ただし、抽選はなかなか当たりづらい部分がありますので、複数の証券会社に口座を保有されておくのがおすすめです。

株式投資型クラウドファンディングならファンディーノがおすすめ

ファンディーノ取引量日本No1!

【公式サイト】https://fundinno.com/

ファンディーノは、日本初の株式投資型クラウドファンディング事業者です。

ファンディーノを利用するメリット

ファンディーノを利用する主なメリットは、安全に未上場株を購入することができる点です。また、煩雑な契約手続きなどもいりませんので、利用者である私たちは、インターネット上で契約書にサインを行い、銀行振込で指定された口座に資金を入金するぐらいです。投資も定期的に投資先からメールが送付されてきますので、事業の進捗などを確認することができます。

さらに、税制上のメリットもあります。株式投資と同じですので、どんなに利益が出ても税金は申告分離課税で利益に対して一律20.315%の税金ですみます。例えば仮想通貨投資などの場合は、ハイリターンを得ても雑所得になりますので、給与所得などの他の所得と合算されて、そこに所得税の税率がかかってしまいます。そのため、稼げば稼ぐほど税金も高くなってしまうのです。

一方で、ファンディーノのような未上場企業への投資で得られた利益は、他の所得と合算されずに別で税金がかかる仕組みなのです。また、ファンディーノであれば、エンジェル税制が適応される投資先もありますので、節税対策にもなります。

ファンディーノを利用するデメリットやリスク

一方でデメリットは、ハイリスクハイリターン投資という点です。

未上場のベンチャー企業に投資を行いますので、今後の成功が保証されているわけではありません。もちろんファンディーノ 側である程度の審査は行われていますが、投資先が倒産してしまう可能性もゼロではありません。そのため、投資を行う際には余剰資金で行う必要があります。

ただし、投資元本がゼロになる可能性がある一方で、大きなリターンを得られる可能性もあります。例えば日本のベンチャー企業であったメルカリなどは、多くの投資家に何十倍ものリターンを与えました。メルカリほどは大きくならなくても、当たれば数倍や数十倍のリターンがあるのが未上場企業への投資です。

ある程度の余剰資金があり、ポートフォリオの一つに未上場株を購入したい方は、ファンディーノに無料口座開設されてみても良いのではないでしょうか。

資産200万円以上の方なら株式投資型クラウドファンディングのユニコーンの利用がおすすめ

ユニコーン

【公式サイト】https://unicorn-cf.com/

なお、これまでは株式投資型クラウドファンディング事業者はファンディーノしかありませんでしたが、2019年からは株式会社ユニコーンもサービスの提供を開始しています。ユニコーンは、上場企業の株式会社ZUUとも資本業務提携を行なっています。

ユニコーンはファンディーノとは異なり、最低5万円から投資を行うことができます。ファンディーノは10数万円が最低投資金額となりますので、さらにハードルが低くなっています。また、金融資産も200万円からでOKとなっていますので、まだ金融資産が300万円ない方の場合は、まずはユニコーンから始められるのもおすすめです。

IPO投資に参加するならSBIネオモバイル証券のひとかぶIPOがおすすめ

ひとかぶIPO TOP|SBIネオモバイル証券~Tポイントで株取引・資産運用ができる|ネオモバ

【公式サイト】https://www.sbineomobile.co.jp/

上記のようなファンディーノやユニコーンの利用が難しい方には、SBIネオモバイル証券のひとかぶIPOがおすすめです。

ひとかぶIPOであれば少額から投資が可能

ひとかぶIPOは、その名前の通り1株からIPO投資ができます。通常のネット証券の場合は、IPO投資の最低購入株式数量は100株程度のため、最低でも十数万円のお金が必要になることが一般的です。

一方でひとかぶIPOであれば、その1/100のお金でIPOに参加することができますので、本当に数百円や数千円で投資に参加することができます。SBIネオモバイル証券は、Tポイントを使って投資ができるサービスで、本当に500円などの金額から投資が可能です。

ちなみに筆者も実際にTポイントを使って、SBIネオモバイル証券で投資を行なっています。

SBIネオモバイル証券ではTポイントで株が購入できる

SBIネオモバイル証券

Tポイントを使って投資ができますので、元手ゼロ円で投資ができるような感覚で気軽に使うことができます。

余ったTポイントの有効活用をしたい方にはおすすめのサービスです。月額220円で、国内株式約定代金合計額50万円までは無料で取引が可能です。なお、毎月固定Tポイントを200円もらえますので、実際は20円のコストでサービスを利用できます。

また、SBIネオモバイル証券では、ロボアドバイザーのウェルスナビを利用することもできます。1万円から完全にお任せの資産運であるロボアドバイザーを使って、国際分散投資ができますので、守りの資産運用を少額から行いたい方にもおすすめです。