個人でベンチャー投資する最も簡単な方法を投資経験者がわかりやすく解説

ベンチャー投資

個人でベンチャー投資や未上場企業に投資をするには、一体どうしたら良いのでしょうか?

結論からお伝えすると、株式投資型クラウドファンディングの「ファンディーノ(FUNDINNO)」のサービスを利用して投資をするのが、最も簡単な方法です。

筆者もファンディーノのサービスを通じてベンチャー企業に投資をしましたが、インターネット上でベンチャー投資の手続きが完結するため非常に簡単です。

ただし、満20歳以上、金融資産300万円以上、投資経験1年以上ないとファンディーノは利用できません。ですので、それ以外の方は今回ご紹介する方法を参考にしてみてください。

株式投資型クラウドファンディングのFUNDINNO(ファンディーノ)とは?

まず、株式投資型クラウドファンディングとは、非上場のベンチャー企業が、非上場株式を発行することによって、インターネットを通じて、多くの人から少額づつ資金を調達することを指します。

日本の法律によって、ベンチャー企業1社あたりの年間募集金額の上限は1億円未満、投資家である私たちの1社に対する年間投資上限金額は50万円となっています。

そんな株式投資型クラウドファンディングの日本初のサービスが、ファンディーノ(FUNDINNO)です。

ファンディーノを利用するメリットとデメリット

ファンディーノを利用してベンチャー企業に投資をするメリットには、下記のような点があります。

メリット
  • 口座開設手数料や口座維持手数料が無料
  • インターネットから簡単に投資ができる(契約書の紙ベースでの締結などは不要)
  • ファンディーノが面倒な手続きを代行してくれる
  • 案件を選んで投資することができる(毎月数件の案件があり)
  • ハイリターンを得られる可能性がある

色々とメリットはありますが、大きなところはこれまでリーチする手段がなかった、今後成長が期待されるベンチャー企業に対して、ネットを通じて気軽に投資できるようになった点でしょう。

一方で、ファンディーノを利用するというか、ベンチャー投資をする場合はデメリットもあります。例えば、下記のようなリスクがあります。

デメリット
  • 投資金額がゼロ円になる可能性もある
  • IPOかM&Aされないと基本的に換金できない
  • 1社50万円までしか投資ができない

ベンチャー投資はいわゆるハイリスク・ハイリターンですし、少ない情報の中で投資判断をしないといけません。例えば上場企業の株式であれば、IR情報がありますので、財務の分析なども可能です。

一方、ベンチャー企業への投資の場合、そこまで詳細な情報がない場合も多いです。そのような中で投資をするため、もちろん当たればハイリターンにはなるのですが、その分リスクも大きいのです。

ベンチャー投資は他の金融商品と組み合わせてリスク分散が可能

ただし、ベンチャー投資は他の金融商品と組み合わせることで、リスク分散が可能です。

例えば、上場企業の株式投資の場合は、どうしても世界経済や日本経済、株式市場の動向などに影響を受けることになります。一方で、ベンチャー投資の場合はそもそも上場していない株式に投資をするわけですから、あまりそのような外的要因は関係ありません。

もちろん日本が不景気になると、投資したベンチャー企業の業績も落ちるかもしれません。ですが、そもそもIPOやM&Aというのは不景気でも好景気でも、上場できる企業はできますし、買収される企業は買収されるものです。

そのため、非上場株への投資は、上場企業への株式投資とは違うリスクを持った性質の金融商品と言えるため、分散投資には適しています。また、日々の株価の上げ下げに一喜一憂する必要もない点はメリットですし、長い目で投資ができる方にはベンチャー投資は向いていると言えるでしょう。

エメラダエクイティやGO Angelなどの株式投資型クラウドファンディングもある

株式投資型クラウドファンディングの日本初のサービスがファンディーノですが、現在では他にもサービスを提供している会社は存在します。例えば、エメラダ・エクイティや、GO Angelなどのサービスが該当します。

ただし、どちらもファンディーノほど案件が集まっていなかったりして、2019年時点では案件の更新が止まっているような状況です。

そのため、基本的には案件数も日本トップで、毎月新しい案件の情報をメールで受け取ることも可能な、ファンディーノ(FUNDINNO)を利用されるのがおすすめです。

ファンディーノで人気の案件は、資金の募集開始からすぐに募集が埋まってしまいますので、筆者もファンディーノの案件を見逃さないように、お知らせメールの受信設定をONにしています。

今後将来的にベンチャー投資を検討したい方も、ファンディーノの口座開設は無料ですので、予め口座を開設しておき、チャンスの時に投資ができるようにしておくのがおすすめです。

個人でベンチャー企業にエンジェル投資するのはハードルが高い

もちろん、ファンディーノなどのサービスを利用せずに、個人で直接ベンチャー企業に投資をする方法もあります。

ですが、そもそも多くの人にとっては、ベンチャー企業に直接投資する機会がほとんどありませんし、投資させてもらえるベンチャー企業と出会えることも、正直稀であると言えるでしょう。

また、ベンチャー企業で資金調達する側としても、個人の投資家から資金調達をするのであれば、その投資家に対しては、ある程度のビジネス経験などを求める場合がほとんどでしょう。

さらに、個人でベンチャー企業に投資をする場合、契約の手続きなども煩雑になりますし、何かトラブルがあった場合、自分で全て解決しなければなりません。

このように個人でベンチャー企業にエンジェル投資をするのはかなりハードルが高いこともあって、日本では本当に一部の成功した起業家などが取り組んでいるような状況です。

儲けだけを考えるのならばIPO株に投資をするのも一手

個人でベンチャー投資をするなら、ファンディーノを利用するのが一番お勧めという話でしたが、単純にリターンだけを追求するのであれば、IPO投資は理にかなっているでしょう。

IPO投資の場合は、上場したベンチャー企業へ投資する方法ですが、これまでの過去実績からも、IPOをした銘柄の多くは上場後一気に株価が上昇しています。

IPO投資は非常に人気があることもあって、現在では抽選にあたりにくくはなっているものの、抽選に当選することができれば、利益をあげられる可能性が高いとは言えるでしょう。

大手ネット証券の口座数・IPO取り扱い数・抽選スタイルを比較

証券会社
(公式サイトへ)
口座数 IPO取り扱い数(2018年) 抽選スタイル
SBI証券 約450万 86社 資金量が多いと有利(一部抽選)
マネックス証券 約180万 50社 100%完全平等抽選
楽天証券 約300万 11社 100%完全平等抽選(申込数上限あり)
ライブスター証券 3社 100%完全平等抽選
GMOクリック証券 約40万 1社 100%完全平等抽選
DMM株 2019年より開始 100%完全平等抽選

IPO投資に参加するには、基本的に多くのネット証券に口座を保有しておいた方が有利です。

ただし、SBI証券などは資金量が多いと有利であったり、IPO投資に申し込みをしても、当選するとは限りません。

筆者も先日SBI証券からは上場予定の「スマレジ」に申し込んでみましたが、申込株数がそんなに多くありませんので、当たるかどうかはわからない状態です。

そのため、IPO投資にチャレンジするのであれば、いくつかのネット証券にあらかじめ無料の口座開設をしておくのが良いでしょう。ちなみに筆者の場合はほぼ全てのネット証券に口座を開設しています。

なお、NISA口座を活用してIPO投資に参加しようと考えている方の場合、楽天証券では使えませんので、注意が必要です。楽天証券は大手ネット証券で非常にサービスも良いのですが、IPO投資の際には気をつけてください。

以上になりますが、IPO投資は若干ベンチャー企業への投資とは色合いが異なる部分はあるため、まだ上場していない企業に長期投資をしたい方は、ファンディーノの利用がおすすめです。