ファンディーノに不成立案件はあるの?登録前に知っておきたい注意点

株式投資型クラウドファンディングで人気のファンディーノ(FUNDINNO)に、不成立になった案件はあるのでしょうか?

ファンディーノ(FUNDINNO)に不成立案件はある

まず結論ですが、ファンディーノに不成立案件は存在します。

と言いますのも、ファンディーノには無料登録をすると、案件のメールを受け取る設定をすることができるようになります。そこで、2019年1月23日に第58号案件の成立メールが筆者のところにも届きました。

一方で、公式サイト(https://fundinno.com/)から成立案件数を確認すると2019年1月末時点で47件となっていましたので、いくつかの案件は不成立だったことがわかります。

例えば、第37号案件の株式会社e-book.Ranks の「クローリング技術で電子書籍に新常識を!【電子書籍ランキング.com】」 などは不成立となったため、成立済ページには記載されていません。

ベンチャー企業が資金調達できないのはよくあること

ただし、ベンチャー企業が資金調達に難航したり、資金調達ができなかったりするというのは、言ってしまえばよくあることではあります。

ベンチャー企業へ投資をするにあたってはそれなりにリスクがあるわけですから、ベンチャーキャピタルも当然ながら投資を断ることはあります。

それと同じように、一般の個人投資家であっても、事業に将来性を見出せなかったり、応援したい気持ちが芽生えないと、投資をしないという判断を下すことがあるということです。

ファンディーノは適合性審査に通過しないと登録できないので注意

なお、ファンディーノは誰でも利用することができる訳ではなく、一定の基準をクリアした投資家のみが利用することができます。

具体的にはファンディーノ側で「適合性審査」がありますので、そちらをクリアしている必要があります。公式サイトの取扱要領には、下記の基準が定められています。

適合性審査
  • 当該投資家に 1 年以上の有価証券の売買等の投資経験があること。
  • 当該投資家の金融資産が 300 万円以上であること。
  • 当該投資家の投資資金の性格が生活費・借入金・使途確定金でないこと。
  • 当該投資家の年齢が満 20 歳以上 80 歳未満であること。なお、登録をしていただいている投家が満 80 歳になった時点で新たに案件へのお申込みを行うことはできません。
  • その他当社が定める事項に該当しないこと。

そのため、基本的には満20才以上、1年以上の投資経験、金融資産が300万円以上はないと利用できない形となっています。

逆に言えばその基準を満たしている人であれば、門戸は開かれていると言えるでしょう。

ファンディーノは他ジャンルの金融商品との併用がおすすめ

ファンディーノのような株式投資型クラウドファンディングは、基本的にはハイリスク・ハイリターンの金融商品と言えるでしょう。

もちろん当たれば投資金額の何倍ものリターンが得られるわけですし、上場企業への株式投資と異なり、日々の株価の上げ下げを意識する必要もありません。

ただし、全財産をファンディーノに投資するのはリスクが高いため、他の金融商品を併用するのが無難です。かと言って、定期預金や国債などを利用しても、大してお金は増えません。

ミドルリスク・ミドルリターンの金融商品を併用するのも一手


【公式サイト】https://funds.jp/

そこでおすすめなのが、ミドルリスク・ミドルリターンの金融商品の利用です。

例えば、貸付ファンドに投資を行うFunds(ファンズ)などの新しい金融商品であれば、予定運用利回りは1.5%〜6.0%程度となっています。

メガバンクの定期預金などは0.02%程度しか金利はつきませんので、それよりもはるかに高いリターンを得られる可能性があります。

また、個人向け国債などの元本割れしにくい金融商品の場合、よくても2〜3年で0.5%程度の利回りとなっています。

Fundsは貸付ファンドのオンラインマーケット


【公式サイト】https://funds.jp/

Fundsの仕組みですが、基本的には個人投資家はファンド組成企業に投資を行います。そして、ファンド組成企業が、資金の借り手の企業にお金を貸付ける仕組みです。

そうして、無事そのお金を借りた企業が返済することができれば、その返済原資をもとに、私たち個人投資家は分配金を得ることができます。

そして、このファンド組成企業は、Fundsを運営するクラウドポート株式会社の審査を通過した企業のみで構成されています。そのため、クラウドポート株式会社の企業の審査能力や、会社自体の信頼性が非常に大切になってきます。

Fundsの運営会社クラウドポート社の信頼性は大丈夫?

クラウドポート株式会社は今の所は未上場のベンチャー企業ですが、今後に期待できるベンチャー企業の一社となっています。

経営陣にはシリアルアントレプレナーが在籍していたり、アドバイザーには東京大学名誉教授や元財務事務次官、元メガバンクの常務執行役員、元大手外資系証券のマネージングディレクターが在籍していたりします。

細かい詳細などについては公式サイトに掲載されていますので、具体的な案件を検討したい方などは、まずはFundsに無料登録して、どんなものなのか案件内容を確認してみるのが良いでしょう。

不動産投資クラウドファンディングもリスク分散には最適

また、最近ではファンディーノのような株式投資型クラウドファンディングだけでなく、不動産投資クラウドファンディングも人気になってきています。

ファンディーノは通常の株式投資とは性質が異なるものではあるため、もちろん通常の株式投資を通じてリスク分散をはかることも可能です。ですが、その場合は両方ともハイリスク・ハイリターンの資産運用となってしまいます。

そこで、ベンチャー企業への投資というハイリスク・ハイリターンの金融商品を利用しつつも、不動産投資クラウドファンディングという、ミドルリスク・ミドルリターンの金融商品を利用するのです。

不動産投資クラウドファンディングのFANTAS fundingとは?

FANTAS fundingの仕組み
【公式サイト】https://www.fantas-funding.com/

不動産投資クラウドファンディングの代表サービスには、FANTAS fundingなどが挙げられます。

FANTAS fundingは、最短4ヵ月から1口1万円で不動産に投資し、賃貸または売却からの収益に基づいた配当金の分配を受けられるサービスです。申込手数料も無料で、いつでも解約ができ、解約手数料もかかりません。

具体的な案件には、空き家の再生や中古ワンルームマンション投資のプロジェクトなどがあり、購入した物件を売却する際に価格が万一下落してしまったとしても、20%の下落までは保証されます。

具体的な案件としては、運用期間が3ヶ月〜7ヵ月程度で、予定利回りは8〜10%程度が多いようですので、まさにミドルリスク・ミドルリターンと言えるでしょう。

リスクの性質の異なる金融商品を併用して資産形成を

以上になりますが、上記のようなある程度硬い金融商品や、リスクの性質が異なる金融商品を併用しつつ、ファンディーノの案件も吟味されるのが個人的にはおすすめです。

様々な金融商品を利用しておくことで、例えば株式市場が暴落しても被害を最小限に食い止めることができたり、不動産マーケットの景況感が悪化しても大きな損失を回避することができます。

基本的にはいくつかの金融サービスを併用してリスク分散した上で、ファンディーノなどのベンチャー企業投資を活用されるのが良いでしょう。