非上場株や未公開株の取引はできる?個人で簡単に始める方法を紹介

非上場株や未公開株の取引をするにはどうしたらよいのでしょうか?

今回は一般個人でも簡単に始める方法を含めてご紹介します。

非上場株や未公開株の取引方法は大きく2種類存在する

非上場株や未公開株の取引方法は、大きく以下の2つがあります。

非上場株の取引方法
  1. 直接取引する方法
  2. 株式投資型クラウドファンディングを利用する方法

1の直接取引する方法の場合、株式譲渡契約書などを締結し、個人間で直接売買する形式となります。この場合は色々と契約書や法律的な知識も必要になってきます。

一方、2の株式投資型クラウドファンディングを利用する場合は、間に第三者の株式投資型クラウドファンディング事業者が入り、契約手続きや資金の受け渡しなどを代行してくれます。

ただし、2の方法の場合は、基本的に投資経験1年以上、金融資産300万円以上など、投資できる人が限られていますので、該当しない場合は1の方法を利用して個人間で取引するしかないでしょう。

1. 個人間で直接取引する場合の大まかな流れ

個人間取引

個人間で直接取引する場合、ざっくりご紹介すると以下のような取引の流れになります。

個人間で株式取引する場合の主な流れ
  1. 株式取引が可能な未上場企業を見つける
  2. 株式価値を算定する
  3. 株式譲渡契約書を締結する
  4. 資金の振込をする

まず未上場企業を見つけるにあたっては、一部のエンジェル投資家などをのぞいて、通常はそのような情報が入ってきませんので、M&A関連のサイトなどから見つけても良いでしょう。

そして、株式価値の算定には税理士を利用するのも良いでしょうし、契約書の作成に弁護士を利用した方が、安全面を考えると無難でしょう。

また、個人間取引はリスクが高くなりますので、本当に取引相手が信頼できるのかどうか、事前の見定めが大切です。なので、M&A仲介業者などを挟んで売買することが多いようには思われます。

ただし、それはそれで別途費用も手間もかかりますので、いずれにせよ直接取引は費用の面でも手間の面でも、かなりハードルが高い取引と言えます。

2. 株式投資型クラウドファンディングの仕組みとは?

一方で、もう一つの株式投資型クラウドファンディングの取引は簡単です。株式投資型クラウドファンディングは、簡単にお伝えするとベンチャー企業のための資金調達サービスです。

未上場企業であるベンチャー企業が、インターネット(株式投資型クラウドファンディングのサイト)を通じて、不特定多数の投資家から資金を調達することができます。

投資家は1社50万円を上限として、未上場会社に投資することができます。一方、未上場会社側は、最高1億円まで株式投資型クラウドファンディングを利用して調達することが可能です。

ファンディーノ(FUNDINNO)が案件数No.1のサービス

株式投資型クラウドファンディングのサービスで、No.1の案件数と取引量を誇るのが「ファンディーノ(FUNDINNO)」です。

と言ってもそもそも株式投資型クラウドファンディングのサービスは多くなく、ファンディーノ以外ほとんど案件がない状況です。

そのため、今ではほぼ「株式投資型クラウドファンディング ≒ ファンディーノ」という状況になっています。

ファンディーノ(FUNDINNO)は投資家側の手数料は無料

また、ファンディーノ(FUNDINNO)は資金を振り込む際の銀行振込手数料は、投資家である私たちが負担しますが、それ以外の手数料はかかりません。

取引手数料も無料で、登録や口座開設手数料なども無料です。なお、資金調達をする企業側には、下記の手数料がかかる仕組みとなっています。

審査費用は10万円+実費(上限は100万円で、審査を通過された事業者様は不要)です。

募集成立時には発行価格の総額の20%相当額(2度目以降は発行価格の総額の15%相当額)が募集取扱業務に対する成約手数料としてかかります。

他に、プロジェクトが成立し、募集金額が支払われた日の1年後から毎月5万円(年間60万円)の「システム及びサポート機能利用料」がかかります。

公式サイト:FUNDINNO(ファンディーノ)

ファンディーノ(FUNDINNO)が利用できない方

ただし、残念ながらファンディーノは下記のような方は利用できません。

ファンディーノが利用できない方
  • 1年以上の投資経験がない方
  • 金融資産が300万円以上ない方
  • 満20歳未満の方
  • 投資資金の性格が借入金の方

未上場企業への投資はハイリスクハイリターンのため、これぐらいの条件は仕方ないのかもしれません。

そこで、上記以外の方で、未公開株や非上場株の取引をしたい方は、ファンディーノを利用されるのが一番良いでしょう。

株式投資型クラウドファンディングを利用するメリット

続いて、株式投資型クラウドファンディングを利用する主なメリットについてもまとめておきます。

未上場企業への投資は、基本的にハイリスク・ハイリターンの投資になりますので、当たれば大きく儲かるという点はありますが、それ以外にも色々とメリットがあります。

投資家と資金調達側の間に第三者(仲介者)がいることで安心

株式投資型クラウドファンディングを利用する場合、間にファンディーノのような第三者が入ります。

そのため、事前にある程度ファンディーノが企業の信頼性をチェックしています。したがって、詐欺案件のような事例に騙される心配は少ないと言えるでしょう。

運営事業者の信頼性が高い

また、株式投資型クラウドファンディングの事業者自体も、事前に財務局に登録が必要になります。

したがって、どんな事業者でも株式投資型クラウドファンディング事業を始められる訳ではありませんので、ある程度運営業者に対する信頼性もあると言えるでしょう。

実際にファンディーノの場合は、「第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第2957号」に登録されています。

煩雑な契約手続きなどの手間が不要

さらに、取引において煩雑な契約手続きも不要です。株式投資型クラウドファンディングを利用すれば、弁護士費用もかかりません。

基本的には投資家である私たちはサイト上に掲載された案件を吟味し、購入株数を決めて申し込みをします。そして、無事その案件が資金調達を成功させた場合、実際に資金を銀行振込で振込ます。

あとは定期的な進捗報告などを受け取るぐらいで、特段日々やることはありません。

株式投資型クラウドファンディングを利用するデメリット

一方、株式投資型クラウドファンディングを利用するデメリットとしては下記が挙げられます。

デメリット
  • 50万円までしか投資できない
  • 投資元本が0になる可能性もある

投資上限があるというのは、ある意味リスクの軽減にはなりますが、その分最大リターンも低くなってしまいますので、この点はデメリットと言えるでしょう。

また、株式投資型クラウドファンディングに限らず、未上場企業への投資の場合、最終的なExitがM&AかIPOぐらいしか基本的にはありません。

そのため、投資先の企業が事業に失敗してしまったら、投資元本がゼロになってしまう可能性もあります。

当たればハイリターンだが成功する企業は多くはない

より正確にお伝えすると、ベンチャー企業投資は、当たればホームラン級のリターンがあるけれども、成功する企業が多くはないため、非常に目利き力が大切になってくる投資と言えるでしょう。

さらに、基本的にどんなベンチャー企業であっても、事業開始後すぐにM&AされたりIPOできる訳ではありません。ですので、長い目でみて長期投資ができる方に向いています。

ベンチャー企業の成長を長期的に支援できる方などには、特に向いている投資と言えるでしょう。

株式投資型クラウドファンディングの始め方は簡単

株式投資型クラウドファンディングの始め方は簡単です。

まずはこちらからファンディーノの公式サイトに移動し、トップページからメールアドレスとパスワードを入力し、利用規約に同意します。

その後、「無料で投資家登録」ボタンをクリックします。そうすると、登録したメールアドレス宛に、登録用URLが記載されたメールが届くので、URLをクリックして入力フォームに進みます。

個人情報や収入・資産状況、投資経験などを入力

次に、各書面を確認して情報を入力します。収入・資産状況、投資経験、投資資金の性格や投資目的などの項目について、それぞれ回答していきます。

本人確認書類の画像をアップロード

続いて、本人確認書類のアップロードが必要になりますので、運転免許証や個人番号カードなどを用意しておく必要があります。

そうして無事本人確認書類の画像をアップロードして口座開設を申請すると、Web登録をしてから数日後に、メールで審査結果が通知されます。

本人限定郵便を自宅で受け取りアクティベートコードを入力する

無事審査に通過すると、アクティベートコードが本人限定郵便で登録した住所に届きます。そちらの書類の記載内容を確認し、再度ファンディーノの公式サイトでアクティベートコードを入力します。

アクティベートコードの入力後に、投資家登録が完了したことを知らせるメールが届いたら、ファンディーノの口座開設は完了です。