2019年に新しくリリースされたWealthNavi for ODAKYUを、公式のWealthNavi(ウェルスナビ)と特徴を比較しながらご紹介します。
(追記)WealthNavi for ODAKYUは2020年1月31日でサービス終了となりましたので、ウェルスナビを利用されたい方は、公式サイトから口座開設をされるのがおすすめです。
WealthNavi for ODAKYUとは?ウェルスナビ公式との違い
WealthNavi for ODAKYUは、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を、 小田急電鉄が提供する小田急ポイントカードの利用者向けにカスタマイズしたサービスです。
元々のWealthNaviは資金を入金するだけで、自動で国際分散投資をしてくれるサービスで、ほったらかしの資産運用ができることで近年人気になってきています。2020年2月13日時点で、預かり資産2300億円、口座数28万口座を突破しています。
預かり資産も口座開設数も順調に成長しているウェルスナビ
今朝のウェルスナビ
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ダウも日経も好調ですからね♪
5万出金します。#ウェルスナビ#Wealthnavi pic.twitter.com/y1DIEy5VzG— いちりた@長期×積立×分散⭐️検証中 (@daieunoi) November 26, 2019
2016年7月の正式リリースから約3年3カ月でメジャーな金融商品となってきていると言えるでしょう。実際にネット上でもウェルスナビを利用しているユーザーをよく見かけます。
今回のWealthNavi for ODAKYUでは、 資産運用の開始や資産評価額に応じて小田急ポイントが毎月貯まる仕組みになっています。そのため、小田急ポイントをためている方には嬉しいサービスと言えます。
筆者の場合は公式サイトからウェルスナビの口座を開設
ただし、筆者は小田急クレジットカード(OPカード)も保有していますが、ウェルスナビは公式サイトから直接口座開設をしています。理由は長期で運用すると手数料の長期割引が使えたり、機能のアップデートはまず公式から反映されるからです。
そこでこの記事では通常の「WealthNavi」と「WealthNavi for ODAKYU」との違いや、メリットやデメリットなどの詳細をご紹介します。
「WealthNavi for ODAKYU」はスタートキャンペーンあり
WelahtNavi for ODAKYUでは、提供開始を記念し、運用開始ポイントが通常の400ポイントから2,000ポイントにアップする「『WealthNavi for ODAKYU』スタートキャンペーン」も始まりました。以下がキャンペーンの概要になります。
- キャンペーン期間
- 2019年11月25日(月) ~ 2020年1月31日(金)
- キャンペーン特典
- 運用開始ポイントが2,000ポイント(通常は400ポイント)にアップ
- キャンペーン適用条件
- (1)2020年1月31日(金)までに資産運用を開始している
- (2)2020年3月31日(火)までに1度も出金を行わない
- ポイント付与時期
- (1)2019年12月31日(火)までに資産運用を開始した顧客・・・2020年1月中旬~下旬頃に400ポイント、 2020年4月中旬~下旬頃に1,600ポイントを付与する
- (2)2020年1月1日(水)~2020年1月31日(金)までに資産運用を開始した顧客・・・2020年4月中旬~下旬頃に2,000ポイントを付与する
普段ODAKYUポイントを貯めている方にとっては嬉しいキャンペーンです。続いてWelahtNavi for ODAKYUのメリットとデメリットをご紹介します。
WealthNavi for ODAKYUのメリットとデメリット
まず、WealthNavi for ODAKYUの一番のメリットは、小田急ポイントが貯まる点です。そのため、小田急系列のお店をよく使う方などにとっては良いでしょう。
一方で、WealthNavi for ODAKYUの一番のデメリットは、手数料の長期割がない点です。WealthNaviの運用手数料は年率1%程度なのですが、この手数料が公式サイトから申し込んだ方が安くなります。
通常の公式サイトからWealthNaviを申し込んだ場合、50万円以上なら0.01%ずつ、200万円以上なら0.02%ずつ、最大0.90%まで手数料の割引があります。この手数料割引をWealthNavi for ODAKYUでは受けることができません。
そのため、ウェルスナビでの長期での資産形成を望まれている方は、目先のポイントよりも、長期的な手数料メリットで選ばれた方が良いでしょう。筆者もこの観点から公式から口座開設して利用しています。
また、ウェルスナビに何かしらの機能のアップデートがあった場合、通常は公式のウェルスナビから機能が反映されるのが一般的です。そのため、このような提携サービスの場合、最初に機能のアップデートが反映されない可能性も高いと言えるでしょう。
通常のウェルスナビは様々な銀行からクイック入金をして始められる
上記は筆者のログイン後のページですが、通常のウェルスナビの場合は、上記のような銀行からインターネットバンキング経由で、即時入金が可能です。こうしてお金を入金するだけで、あとは自動で国際分散投資をしてくれます。
実際に筆者の場合は10万円の資産が開始2ヶ月で106,600円以上に成長し、ウェルスナビのパフォーマンスに驚きました。
ちなみにリスク許容度は5段階のうち一番高い「5」を選択していることもあり、ウェルスナビの中でも一番ハイリスクハイリターンの運用を選んでいます。
ただし、そもそもロボアドバイザーが守りの資産運用であるため、こちらの運用プランはハイリターンなものを選んでいます。長期的にコツコツと資産形成を進めていきたい方などは、通常のWealthNaviで資産運用を検討されてみるのも良いでしょう。
WealthNavi(ウェルスナビ)を利用するメリットとデメリット
最後に、ウェルスナビを利用するメリットとデメリットをあたらめてまとめてみます。
- 資金を入金するだけでほったらかしの国際分散投資が可能
- どんなに利益が出ても20.315%の税率(申告分離課税)
- マイナンバーカードがあれば口座開設がとても簡単
- アクティブ型投資信託などよりも安い手数料(年間1%)
- これまでにも高いパフォーマンス実績・運用実績がある
- 源泉徴収ありの特定口座に対応(面倒な確定申告が原則不要)
- 自動税金最適化サービス『DeTAX』がある
- 事前に将来の資産運用シミュレーションが可能
- 元本保証ではない
- NISAの利用ができない
- (株式投資などよりも)そこまでリターンが高くならない
デメリットで元本保証ではないというのは、一般的な金融商品と同じです。また、証券会社のNISA口座のような利用の仕方はできません。
さらに、株式投資などのように、短期間で資産を2倍や3倍にできる可能性のある投資先ではありませんので、基本的にコツコツと長期的に資産形成をしたい方向けの金融商品です。
ただし、ウェルスナビには申告分離課税が適応されます。ですので、たとえウェルスナビでどんなに利益が出ても、一律20.315%の税率ですむ点は大きなメリットです。
WealthNavi(ウェルスナビ)の始め方(土日で開始も可能)
WealthNavi(ウェルスナビ)は、公式サイトから無料登録を行って、マイナンバーの画像などを本人確認書類を提出すれば、後日自宅にハガキが届きます。
そちらのハガキを受け取り、マイページで運用プランを選択し、資金を入金すれば、土日でも資産運用を始めることができます。
また、積立投資の設定をしておけば、完全にほったらかしでOKの資産運用ですので、日々本業が忙しい方でも問題ありません。ウェルスナビに限らずロボアドバイザーでの資産運用を始めてみようと思った方は、一度当サイトおすすめのロボアドバイザー比較を確認してみていただければと思います。