ポイント投資が人気になってきていますが、本当に儲かるのでしょうか?
広告を見ていると「ポイント投資で億万長者に?」といった過度な煽りのある広告を見かけますが、実際のところはどうなのでしょうか。今回は実際にSBIネオモバイル証券を使って、Tポイントでポイント投資を行なっている筆者が、運用実績と共にご紹介します。
SBIネオモバイル証券のTポイント投資の運用実績は実際どう?
【公式サイト】https://www.sbineomobile.co.jp/
『SBIネオモバイル証券』では、Tポイントを使って株式投資、ロボアドバイザー投資、IPO投資などを行うことができます。株式投資は1株単位で購入することができるため、数百円などの少額から投資が可能です。
月額220円で国内株式約定売買合計額50万円までは取引し放題で、毎月固定Tポイントを200ptもらえますので、実質は20円程度の手数料です。筆者は今ではTポイントを8,000ptほど使って、東証マザーズ上場企業を中心に投資をしています。
今の所含み損になっていますが(笑)、中長期で株式は保有予定です。日本株への投資の場合は、結局のところ日本の株式市場の動向に左右されてしまいますので、日本市場全体が落ち込んでいるときは利益を上げるのが難しいです。
SBIネオモバイル証券のロボアドバイザーを利用するのも一つの方法
そこで、SBIネオモバイル証券では、国際分散投資ができるロボアドバイザーのWealthNavi for ネオモバを利用するのも一手です。筆者はWealthNaviの公式サイト側で資産運用をしていますが、こちらは開始2ヶ月で+6.6%以上のリターンと運用も順調でした。
日本株だけでなく、米国株・欧州株・新興国株・米国債券・金・不動産・現金に分散投資をしてくれます。一度投資をしたら、あとは完全にほったらかしの資産運用で、ポートフォリオのリバランスもしてくれます。
こちらについては自分で株式銘柄を選ぶ必要がありませんので、初心者でも簡単に始めることができます。公式サイトのWealthNaviでは10万円からしか資産運用を行うことができませんが、SBIネオモバイル証券では1万円からの投資がTポイントを使って可能です。
ポイント投資が儲かるかどうかは自分の実力次第
結局のところ、ポイント投資が儲かるかどうかは、株式市場に置ける銘柄選定能力に左右されてしまいます。
これまでにも株式投資の経験がある方や、企業分析をするのが好きな方にとっては良いのですが、そうでない方にとってはそこまで強くお勧めできるものでもありません。
そこで、そのように自分で選ばなくても良い資産運用をしたい方には、あらかじめ予定利回りと運用期間が決まっている、上場企業向け貸付ファンド投資の『ファンズ(Funds)』がおすすめです。
株式市場に左右されない投資①:貸付ファンド投資
【公式サイト】https://funds.jp/
『ファンズ(Funds)』は、あらかじめ運用期間と予定の利回りが決まっている金融商品です。
2019年から株式会社クラウドポートが新しくスタートしたコツコツ型の資産運用サービスで、主に上場企業にお金を貸付するファンドに投資できる、新しい投資商品です。運用期間は1年程度が多く、利回りは1.5〜6%程度を狙える商品です。
上場企業への貸付が特徴のファンズの仕組み
投資家である私たちは、ファンド組成企業に投資を行います。そのファンド組成企業が、上場企業などの信頼性の高い借り手にお金を貸し付け、無事上場企業がお金を返済した場合、投資家である私たちに金利分の分配がなされます。
これまでに似たような仕組みにソーシャルレンディング がありましたが、ソーシャルレンディング の場合は基本的に貸付先が上場企業になることはありませんでした。しかし、fundsの場合はより信頼性が高いと思われる上場企業に主に投資をする形となっています。
上場企業が関与する分、他の新興国向けのソーシャルレンディングと比べると利回りはそこまで高くはありませんが、より信頼性が置けるミドルリスク・ミドルリターンの投資商品を実現しました。
ファンズは各種手数料が無料のため使いやすい
ファンズは口座開設手数料や口座維持手数料、取引手数料などはかからないため、2019年からポイント投資と同じく、個人投資家に人気の投資商品となりました。
近年は案件募集の開始と同時に募集金額が埋まってしまうことが多発したため、現在は先着申し込みと抽選申し込みの2種類ができるようになっています。ポイント投資の分散投資先として利用を検討してみたいと思った方は、まずは公式サイトから無料口座開設されるのがおすすめです。
株式市場に左右されない投資②:ベンチャー企業投資
【公式サイト】https://fundinno.com/
続いて株式市場に左右されないという観点で考えると、未上場企業に投資ができる、株式投資型クラウドファンディングの『ファンディーノ』に無料登録してみるのも良いでしょう。
未上場企業への投資は、その企業がIPOかM&Aされるかどうか次第ですので、株式市場や世界経済の先行きが不透明な現在は、それらの動向に左右されない未上場企業への投資が良いでしょう。
これまで個人投資家は今後成長が見込まれるベンチャー企業への投資はできませんでしたが、ファンディーノを通じてインターネットから簡単に投資が可能になりました。そのため煩雑な契約手続きや、資金の持ち逃げリスクなどがなくなりました。
ただし、未上場企業への投資はハイリスクハイリターンのため、利用できる投資家が限られています。ファンディーノの場合は20才以上で金融資産300万円以上、かつ投資経験1年以上の方のみが利用できます。
筆者も実際にファンディーノを通じてベンチャー企業に投資をしていますが、日々の株価変動などを気にすることもありません。利益確定はM&Aされた時やIPOになりますので、それまで長期的にベンチャー企業の応援ができる方におすすめです。
ポイントで世界に投資するならMATSUI SECURITIES CARD
『MATSUI SECURITIES CARD』は、松井証券が発行する初年度年会費無料のクレジットカードです。その後は、前年度に1回使うだけで、翌年度以降の年会費(1,250円)が無料になります。
松井証券のポイントを使って100円から投資できる点が大きな特徴で、普段のショッピングでMATSUI SECURITIES CARDを使用することで、還元率1%で松井証券のポイントが貯まります。
ポイントは景品などとの交換だけでなく、以下の3つの投資信託に使うことができます。
例えば、主に日本の成長企業に投資をする独立系投資信託で、4年連続R&Iファンド大賞を受賞している「ひふみ投信」と内容が同じ投資信託である「ひふみプラス」に投資をすることもできます。
他にも、手数料が安いeMAXIS Slimシリーズの投資信託を通じて海外先進国の株式への投資や、様々な国や資産にバランスよく投資をする国際分散投資も可能です。
さらに、選んだ投資先は後から変更することも可能です。日本株以外の投資先を探している方は、MATSUI SECURITIES CARDの利用を検討されてみるのも良いでしょう。
インヴァスト証券のインヴァストカードで元手0円からの資産運用
最後にインヴァストカードは、買い物などでカードを利用するとポイントが貯まるカードで、そのポイントをトライオートETF(自動売買)に充当できます。
インヴァストカードを発行するためには、インヴァスト証券での口座開設(トライオートETFの口座開設)が必要です。インヴァストカードの年会費は初年度は無料ですが、2年目からは1,250円がかかります。ただし、カードを1年間に1回でも利用していれば、翌年の年会費は無料となります。
ですので、特定の場所ではインヴァストカードでショッピングをするようにしたり、普段のお買い物の際にインヴァストカードを利用するようにすれば、基本的には年会費はかかりません。
また、インヴァストカードでトライオートETF(自動売買)をした場合、投資資金の0.9%分の金利コストが発生します。例えば資産運用額が1万円ですと、0.9%相当の90円の手数料を支払います。
ETFの自動売買に関心のある方は、インヴァストカードの発行を検討してみても良いでしょう。