ローリスクローリターンの資産運用や投資は何がある?おすすめの始め方

ローリスクローリターンの資産運用や投資には何があるのでしょうか?

王道なのは米国S&P連動型ETFや投資信託へのインデックス投資ですが、今回はそれ以外でそのような疑問にお答えする形で、筆者が最近注目しているほとんどリスクなく始められる投資についても、あわせてご紹介します。

まず、ローリスク・ローリターンな投資には、以下が挙げられます。

ローリスクローリターンな資産運用や投資でおすすめは?

ローリスク・ローリターンな投資の事例
  • 定期預金
  • 貯蓄型生命保険
  • 個人向け国債
  • 個人向け社債
  • ポイント投資

定期預金や貯蓄型生命保険などは以前からある資産運用の一つですが、筆者が特に注目しているのは、後述するポイント投資です。

例えば、上記のような投資商品の他にも、投資信託の中にはインデックス型のものなど、リスクがある程度抑えられている投資信託も存在します。ですが、基本的には投資信託はミドルリスク・ミドルリターンの金融商品と考えておいた方が無難でしょう。

また、世界一の投資家であるウォーレンバフェットは、S&P500連動のインデックス型の投資信託も推奨しています。ですが、それはそれで資産運用のポートフォリオに加えても良いのですが、よりリスクの低い資産運用を行いたい場合は、やはり債券などが無難な選択肢となるでしょう。

ただし、近年では債券に加えて「ポイント投資」と呼ばれる新しい投資サービスが誕生し、お買い物などで貯まったポイントで投資を始めることができるようになりました。

ゼロリスクで始められるポイント投資とは?

ポイント投資は、眠ったポイントを資産運用に有効活用することができる資産運用の一つです。2019年には、Tポイントで株を500円程度から購入できるSBIネオモバイル証券が誕生しました。

ネット証券No.1の口座数である430万口座を誇るSBI証券と、Tポイントのデータを元にしたマーケティング事業を展開するCCCマーケティングとの合弁会社として、SBIネオモバイル証券は設立され、筆者も早速口座開設をしてみました。

Tポイントを使って少額から投資が可能

SBIネオモバイル証券であれば1株単位で株が買えるため、Tポイントを使って500円などの少額から簡単に株主になることができます。日々のお買い物で貯めた数百ポイントのTポイントを使って、リスクなく投資を始めることが可能なのです。

月額サービス利用料200円(税抜)で取引が可能で、毎月Tポイントが200ptもらえますので、実質は16円の消費税分程度の負担で投資を始めることができます。また、サービス利用料(月額)は月間の株式取引約定代金により計算し、以下のようになっています。

SBIネオモバイル証券のサービス利用料

ネオモバのサービス利用料
  • 0円〜50万円以下:216円
  • 50万円超〜300万円以下:1,080円
  • 300万超〜500万以下:3,240円
  • 500万円超〜1000万以下:5,400円

通常のネット証券で株式投資を行うと、手数料もそれなりにかかってしまいますが、ネオモバであれば50万円以下は一律216円となっています。

また、株式投資と聞くとハイリスクハイリターンな投資で、最低でも最初に数十万円必要だと思っている人も多いかもしれません。

ですが、SBIネオモバイル証券であれば、少額からTポイント使って株式投資を始めることができるため、初心者にも利用しやすいサービスになっています。

トライオートETFの自動売買ならインヴァスト証券

近年注目されているポイント投資の橋がけとしては、インヴァスト証券のインヴァストカードがあります。インヴァストカードは、元手の投資資金はゼロで資産運用を始められる、積立専用のクレジットカードです。

具体的には、日々クレジットカードを利用して貯まったポイントを現金にして、積立投資を行うことができます。そのため、ポイントを失効させることもなく、資産運用に有効活用できます。

インヴァストカードの投資先は「ETF」です。ETFは、特定の指数(例:日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)など)の動きに連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。

ETFはバリエーションが豊富で低コストで取引ができることため、米国では一般的な投資信託に代わって、大きくシェアを伸ばしています。インヴァストカードでは、世界のETFを提供する弊社のサービス「トライオートETF」口座で買い付けすることができます。

両替が不要で、元本の為替リスクを排除しつつ、0.1口という少額から購入ができるため、資産運用の初心者でも始めやすくなっています。インヴァストカードの初年度の年会費は無料で、売買手数料も無料です。

ただし、次年度以降は年会費が1,250円+消費税分かかります。ただし、前年1回以上のカードショッピングのご利用で年会費は無料になりますので、ショッピングで1回でも利用すれば問題はないでしょう。

世界のETFを自動売買できるトライオートETFの詳細

トライオートETFは、世界のETFを自動売買できるサービスです。あらかじめ投資スタイルを決めて設定しておけば、仕事中や寝ている間に勝手に自動売買を行ってくれます。

自動売買はリピート注文(自動連続注文)となっており、毎日の値動きに対して、自動で新規注文、決済を繰り返します。そのため、例えば短期的にボラティリティが低く、中長期でもみ合い相場が続いても、上下の値動きを収益チャンスに変えてくれます。

トライオートETFは現物取引ではなく、証拠金取引(差金決済取引)の仕組みを採用しているため、コストを抑えてレバレッジをかけることが可能です。また、海外のETFも両替手続きなどが不要で円のまま取引することが出来る点がメリットです。

元手資金0円で始めるMASTUI SECURITIES CARDポイント投資

続いて、大手ネット証券の1社である松井証券も、「MATSUI SECURITIES CARD」というクレジットカードを提供しています。MATSUI SECURITIES CARDでショッピングをして、そこで貯まったポイントで投資信託を購入することができます。

ポイント還元率は1%となっていますので、クレジットカードを使うと「松井証券カードポイント」が月間のカードショッピングご利用合計金額100円(税込)ごとにつき1ポイント貯まります。貯めたポイントで投資信託を購入できますので、実質0円で投資を始めることができるという仕組みです。

ポイントの投資先

ポイントの投資先は3つの投資信託で、当サイトでもおすすめの投資信託として紹介している「ひふみ投信」であったり、手数料が安いeMAXIS Slimシリーズがラインナップされています。

また、「松井証券ポイント」は投資信託の購入だけでなく、3,000種類の商品やAmazonギフト券とも交換できます。MTASUI SECURITIES CARDは初年度の年会費が無料で、次年度以降は前年度1回以上のカードショッピング利用で無料になります。

一回も利用しないと通常年会費の1,250円(税抜)がかかりますが、1回でもショッピングで使えば年会費は無料になりますし、日々のショッピングでポイントを貯めて、そのポイントを投資に回したい方には適したクレジットカードです。

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