20代後半〜30代前半のアラサー世代から始める資産運用には、一体何が良いのでしょうか?
自分の性格タイプ別に資産運用スタイルを検討する
結論からお伝えすると、その人の性格にあった資産運用スタイルで始めるのが良いです。
一般的に20代後半〜30代前半という年齢は、他の年代よりもリスクが取れたりする点などが特徴とは言われていますが、人によって家族構成も忙しさもバラバラですし、資産運用に対する興味関心も様々です。
従って、当サイトでは性格タイプ別に資産運用スタイルを3つに分けて、具体的な資産運用の方法をお伝えしますので、ぜひ自分の性格にあった資産運用スタイルを確認してみてください。
① 資産運用はコツコツと安定的にいきたい方向け
まず、資産運用はコツコツと安定的にいきたいタイプの方は、資産運用スタイルは「積立投資」でいくのが良いでしょう。
ですが、そうは言ってもさすがに銀行で定期預金の積立だけをしていては、年利0.02%もつきませんので、これでは資産運用をする意味がありません。
ですので、お金を少しでも増やす(=資産運用をする)ためには、何かしらの金融商品を保有しておくことが必要です。
AIが最適な資産運用プランを提案してくれるロボアドバイザー
そこでまずおすすめな資産運用手法は、完全にお任せの資産運用でOKなロボ・アドバイザーです。ロボ・アドバイザーとは、資産運用はコンピューターにお任せしてしまおうという投資です。
例えば、プロにお任せする資産運用と言えば「投資信託」がありますが、投資信託の場合は、何千何万とある投資信託の中から、儲かる投資信託を自分で選ばないといけません。
中にはとても高いパフォーマンスを発揮している投資信託もありますが、投資信託の人気が増えるにつれて、その種類も数え切れないぐらい多くなっています。
ですので、その数え切れないぐらい多い「投資信託」から、ハイパフォーマンスの投資信託を見つけ出すのは、はっきり言って難しいです。
簡単な質問に答えるだけで、自動で国際分散投資してくれる
一方、預かり資産NO.1のロボアドバイザーWealthNavi(ウェルスナビ)であれば、簡単な6つの質問(年収や金融資産など)に答えるだけで、AIが自分に最適な資産運用プランを提案してくれます。
そこで私たちは、ウェルスナビに毎月積立でお金を預けておけば、ウェルスナビが自動で国際分散投資をしてくれて、税金の計算までしてくれます。
従って、仕事で忙しくてあまり資産運用に関して学ぶ時間が取れない方や、投資信託を選ぶのもめんどくさいという方には、ロボアドバイザーは適した資産運用の一つです。
(2018年追記)ウェルスナビは手数料も安く運用実績も良い
また、ウェルスナビの場合は10万円から始められて、手数料も預かり資産の1%のみ(3000万円以上の部分は0.5%)です。
そして、サービス開始の2016年1月から2018年までのリターンは、円建てで3%〜21%(ドル建ては9%〜29%)と、高いパフォーマンスを発揮しています。
もちろん、自分で株式投資を始めてこのリターン以上を得られる自信がある方は、ロボアドバイザーは使わずに、ご自身で運用された方が良いでしょう。
ですが、完全にお任せの資産運用で10%以上もリターンを得られる金融商品があるのであれば、一度活用してみる価値はあるでしょう。
② 資産運用を学ぶ意欲があり、多少リスクを取っても良い方向け
次に、資産運用に関して学ぶ意欲があり、多少リスクをとっても良い方におすすめするのは、ソーシャルレンディング、株式投資、不動産投資などの資産運用方法です。
冒頭にご紹介したように、すでに家族がいる方などと比べて「時間がある」人も多いかと思いますので、今のうちから資産運用について学んでおくというのも一つの手です。
以下に紹介する資産運用の方法は、タイプ①の運用方法よりもリスクは上がりますが、リスクが上がる分大きいリターンを得られる可能性は十分にあります。
そもそも投資とは、リスクをとった分リターンもあがる性質のものなのです。
おすすめ資産運用①:ソーシャルレンディング
まずおすすめなのが、年利10%以上も可能なソーシャルレンディグという金融商品です。
ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい人・企業と、お金を貸したい人・企業をオンライン上でつなげる融資の仲介サービスです。
投資家である私たちは、インターネット上でお金を借りたい企業に対して、ソーシャルレンディグ事業者を通して、投資することができます。
ソーシャルレンディングは利回りが高いことが特徴
ソーシャルレンディング事業者は、銀行よりも高い金利で、お金を借りたい企業に融資を実行しますので、投資家である私たちへのリターンも高くなります。
一般的に投資信託の利率は3~5%と言われている現代において、ソーシャルレンディングの利回り10%は、かなり高い利回りとなっています。
ソーシャルレンディングとロボアドバイザーの違い
ロボアドバイザーとのリターンの違いは、ロボアドバイザーは運用成績に左右されますが、ソーシャルレンディングは貸したお金が返ってくるかどうかだけです。
ですので、ソーシャルレンディングの場合は、特に経済情勢などにも左右されません。
また、ソーシャルレンディグの場合は、一度投資した後は数ヶ月〜3年程度はほったらかしで良いため、あまり資産運用に時間を割きたくない方にもおすすめです。
おすすめ資産運用②:株式投資
次におすすめできるのは、古くからある株式投資です。
ですが、株式投資と一口に言っても、株式投資のやり方には2種類あります。チャート分析を用いて、短期でトレードする方法と、ファンダメンタルズ分析を用いて、中長期で保有する方法です。
短期でのトレーディングは、日々仕事をされている方には向いている資産運用方法ではありませんので、基本的には、株式投資は中長期で保有する方法をおすすめします。
株式投資は学ばなければ決して勝てるようにはならない
なお、どちらの投資手法を採用するにせよ、株式投資については学ばないと勝てるようにはなりません。なぜなら、株式投資の市場には、多くの金融のプロが参戦しているからです。
そのようなプロがたくさん存在する市場において、何の知識もない一般の方がいきなり参戦して、投資で勝つことなどできるでしょうか?
なんとなく株式投資を始めてなんとなく儲かるのであれば、今頃世の中はお金持ちであふれています。
ですので、株式投資を始めようと考えている方は、まずは筆者も受講した株式投資スクールなどに通って、株式投資の基礎知識を効率よく身に付けてから始められることを強くおすすめします。
おすすめ資産運用③:不動産投資
そして最後におすすめするのが、不動産投資です。
不動産投資に関しても、「どの物件を購入すれば良いのか?」「不動産投資を始める際の注意点は何か?」「不動産投資にまつわる税制は?」などなど、初心者は分からないことだらけです。
ですので、まずは上場企業が運営する無料の不動産投資セミナー(東京)に参加して情報収集をしたり、不動産投資スクールの無料体験会などに参加されるのが良いでしょう。
投資の種類によって必要な知識は異なる
ロボアドバイザーやソーシャルレンディグには難しい知識は不要ですが、株式投資や不動産投資に関しては、もし取り組むのであれば、しっかりとそれらの知識を学んでいく必要があります。
ですので、そのような投資に関する勉強に時間を全く割きたくない方は、冒頭でご紹介したようなロボアドバイザーが適しているでしょう。
もしくは、資産運用は一度投資したらほったらかしで終わらしたいという方は、ソーシャルレンディングに取り組むのが無難でしょう。
③ 大きなリスクを取って、ハイリターンを狙いたい方向け
最後に、思いっきりハイリスク・ハイリターンを狙いたい方の資産運用方法をお伝えします。
おすすめ資産運用①:FX(外国為替証拠金取引)
ハイリスクハイリターンと言えば、まずはFXです。こちらはかなりリスクを取った投資になりますので、基本的に専業トレーダー向けです。
FXも、株式投資と同じように、なんとなく始めて勝てるのであれば、今頃みんなが億万長者になってます。ですので、FXで勝てるようになるためにも、かなりの学習と実践が必要になります。
それでは、一体どこでFXを学べるのか?というと、ファイナンシャルアカデミー外貨投資・FXスクールがあります。ファイナンシャルアカデミーの口コミは下記にまとめておりますので、良ければ参考にしてみてだくさい。
おすすめ資産運用②:仮想通貨投資
最後におすすめするのが、仮想通貨投資です。
仮想通貨はとてもハイリスクな投資で、投資した資金が殆どなくなってしまうリスクもありますが、スーパーハイリターンを生み出す可能性がある金融商品でもあります。
例えば、2009年の0.07円の当初から5,000万倍以上になったビットコインを始めとして、2017年の半年間で価格が40倍以上になったイーサリアムやリップルなど、通常の金融商品ではありえないハイリターンを生み出しています。
仮想通貨投資で億万長者も続出したものの…
実際に仮想通貨への投資を通じて億万長者になった方が2017年には続出し、このように儲かる投資対象先であることが判明したことで、一時期仮想通貨にまつわる「詐欺」が横行していた時期もありました。
ですが、日本では2016年12月に可決された改正資金決済法(仮想通貨法)が2017年4月から施行され、仮想通貨の交換業者も金融庁への登録が必須となりと、次第に法律体制も整ってきています。
当たれば一攫千金のチャンスがあるのが仮想通貨ですので、関心のある方は下記の仮想通貨での資産運用方法の記事をご確認ください。
まずは余剰資金の小さな金額から練習していくのも一手
以上になりますが、どの資産運用をするにしても、必ず「余剰資金」で取り組みましょう。
最近では数千円から始められる資産運用もありますが、資産運用は、お金の金額が大きければ大きいほど効果が得られやすいものでもあります。
また、複利効果で、年数が経てばどんどん金額は膨らんでいきますので、実際のところは元手があるに越したことはありません。
ですが「少額からの資産運用が意味がないのか?」というと、全くそういう訳では全くありません。最初から大きな金額を扱うことには、抵抗がある方もいるかと思います。
ですので、数年後の勝負の時に向けて、まずは少額からの資産運用で練習を積んでおくというのも大切な考え方です。ぜひ若いうちから資産運用に取り組み、豊かな老後に備えましょう。