【2024年版】おすすめソーシャルレンディング16社比較ランキング

ICO投資

ミドルリスク・ミドルリターンのほったらかし投資と言われている、ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)のおすすめ事業者を、実際の筆者の利用経験から厳選してご紹介します。

ソーシャルレンディング投資を始めるためには、まずは事業者の公式サイトから無料会員登録をして、本人確認書類の写真やコピーを提出します。その後、審査に通過すると自宅にハガキが届きますので、そちらを受け取ると口座開設は完了です。

ただし、ソーシャルレンディング業者によって、案件の利回りの高さ運用期間は様々です。ですので、基本的には分散投資の観点から、複数の事業者を利用されることをおすすめします。

事業者を選ぶ上で重要なポイントは、①「運営業者の信頼性(ユーザー数・累計応募額・経営陣など)」と、②「案件の魅力(平均利回り・最低投資額・不動産担保有無など)」です。今回はその観点から、筆者も利用しているソーシャルレンディング事業者を紹介していきます。

1位:ファンズ(funds)【上場企業向け貸付メイン】

投資先 主に上場企業への貸付ファンド投資
平均利回り 約1.5〜6%
最低投資額 1円単位
手数料 0円
累計案件完了数 185件以上
累計応募額 300億円以上
不動産担保 案件次第
サービス開始日 2019年1月
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://funds.jp/
おすすめポイント
  • ファンズは、主に上場企業に貸付を行うファンドに投資できる資産運用サービスです。メルカリファンドや王将ファンドなどの著名企業のファンド案件があり、これまでの貸倒れ実績は0件です
  • 運営会社の株式会社クラウドポートは、元々ソーシャルレンディングの比較サイトを運営しており、そこで培った知見を元にサービスを開始しました(比較サイトは上場企業の株式会社ZUUに譲渡済)
  • 予め運用期間と利回りがわかっており、1円単位で投資をすることができる点が特徴で、経営陣やアドバイザー陣には金融・IT・法律の専門家が集っており、会社自体の今後にも期待ができます

2位:クラウドバンク【証券会社が運営で案件が豊富】

投資先 風力発電、太陽光発電、不動産、事業支援、海外投資など
平均利回り 約6.99%
最低投資額 1万円
手数料 0円
ユーザー数 1万人以上
累計応募額 2,000億円以上
不動産担保 一部有り
サービス開始日 2013年12月
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://crowdbank.jp/
おすすめポイント
  • 証券会社が提供する日本初の融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)で、風力発電、太陽光発電、不動産、事業支援、海外投資など、多種多様な案件を取り扱っている点が特徴です
  • これまで本当に多数の案件を取り扱っていますが、貸し倒れは無いため、会社の与信判断能力は高いと言えます
  • ただし、過去2回金融庁から行政処分を受けて経営陣も刷新されたことから、今後の内部管理体制や企業の発展には留意が必要な会社でしたが、そのような苦難を乗り越え、今ではかなり信頼性の高い業者となっています

3位:Funvest【大和証券・クレディセゾン】

貸付型クラウドファンディングのFunvest|大和証券・クレディセゾングループ
投資案件の種類 不動産開発、マンション再生販売など
最低投資額 1万円
予想利回り 2%〜3%程度
運用期間 4〜14ヶ月程度
累計案件数 40件以上
サービス開始日 2021年
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://ftt-funvest.jp/
おすすめポイント
  • Funvestは、大和証券グループとクレディセゾングループの金融・不動産のプロが集結し、プロジェクトチームを発足し、案件発掘から、候補案件の紹介、ファンド運営までグループ双方が協力して提供する新しい資産運用サービスです
  • Funvestでは、手軽に国内外の投資案件に参加することができ、多様な資産運用が可能な点が特徴です
  • 運営会社のFintertech株式会社には、大企業2社が資本に参画していることから、運営企業としての信頼性は非常に高いです

4位:Bankers【金融プロフェッショナルが運営】

バンカーズ
投資案件の種類 不動産・地域医療支援など
最低投資額 1万円
予想利回り 2〜6%程度
運用期間 4〜12ヶ月
手数料 全て無料
サービス開始日 2020年
累計案件数 100件以上
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://www.bankers.co.jp/
おすすめポイント
  • バンカーズは2020年12月に新しく始まったソーシャルレンディングで、運営企業は途中で大手ソーシャルレンディング業者のクラウドクレジット社を買収しました
  • 銀行、証券などの大手金融機関出身者が集結して立ち上げた融資型クラウドファンディングで、基本的に1万円から投資が可能です
  • 会員登録の手数料は無料で、ポートフォリオの一部に融資型クラウドファンディングへの投資を検討している方にはおすすめです
  • Bankersのファンドは、国内だけでなく海外も含めた様々な事業者やプロジェクトに融資するファンドの取扱いを予定しており、ファンドの資金の一部を商業手形割引でも運用したりもしています

5位:クラウドクレジット【新興国投資で利回りが高い】

クラウドクレジット
投資先 主に海外の新興国の成長企業へ投資
平均利回り 約4〜12%
最低投資額 1万円
手数料 0円
ユーザー数 5万人以上
累計応募額 450億円以上
不動産担保 無し
サービス開始日 2013年6月
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://crowdcredit.jp/
おすすめポイント
  • クラウドクレジットは、海外の新興国案件を取り扱うため利回りが10%の案件がある点が魅力
  • 最低投資額も1万円からと敷居が低く、投資案件も豊富にあるため資産運用の初心者にも門戸が開かれている
  • 伊藤忠商事が出資しており、経営陣にも金融出身のプロフェッショナルが集い、企業としての信頼性も高い
  • 「ペルー小口債務者支援プロジェクト」などの海外新興国案件を取り扱っていることから、社会貢献型の投資に関心のある方にもおすすめ
  • 2017年12月には電通グループと業務提携を実施し、今後上場が期待されていましたが、バンカーズグループに買収されることになりました

6位:オルタナバンク【ジャスダック上場企業の子会社が運営】

オルタナティブ投資プラットホーム【オルタナバンク】
投資案件の種類 不動産、海外事業、映画製作など
最低投資額 1万円
予想利回り 3%〜10%程度
運用期間 6ヶ月〜
手数料 全て無料
サービス開始日 2020年(リニューアル後)
累計案件数 100件以上
運営会社 SAMURAI証券(ジャスダック上場企業の子会社)
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://www.alternabank.jp/
おすすめポイント
  • ジャスダック市場に上場しているSAMURAI&J PARTNERS株式会社の100%子会社(証券会社)が運営する投資型クラウドファンディングで、1万円から始めることができます
  • オルタナバンク(旧:SAMURAI FUND)では、個人投資家の好みに合わせた多様なリスク・リターンの商品が用意されているため、自分のリスク選好にあった商品を選ぶことができます
  • 投資をもっと気軽により楽しくできるようにというコンセプトでサービスが運営されており、リニューアル前の返済実績を含めると合計350件以上と、かなりの返済実績がある会社です

7位:CAPIMA(キャピマ)【2023年追加】

キャピマ
投資案件の種類 不動産・エネルギー
最低投資額 1万円
予想利回り 4%程度
運用期間 12ヶ月程度
累計案件数 6件以上
運営会社 アバンダンティアキャピタル株式会社
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://www.capima.jp/
おすすめポイント
  • CAPIMAはアバンダンティアキャピタル株式会社が提供する融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)のプラットフォームです
  • 案件はラグジュアリーリゾートや太陽光発電ファンド、ウェルネスクラブ運営ファンドやリフォームファンド、飲食支援事業など幅広く、自分の興味のあるファンドへの投資が可能です
  • CAPIMAは新しく始まったサービスのためまだ実績が乏しい点がありますが、今後の投資案件増加に期待できるサービスです

8位:FUELオンラインファンド【上場企業の物流不動産ファンド投資】

FUELオンラインファンド
投資先 倉庫や流通センター
平均利回り 2〜3%程度
最低投資額 1万円
運用期間 3〜24ヶ月程度
累計案件数 28件以上
サービス開始日 2020年
おすすめ度 ★★★★・
公式サイト https://cre.fuel-onlinefund.jp/
おすすめポイント
  • FUELオンラインファンド(旧:CRE Funding)は、主に東証一部上場のCREグループの物流不動産に投資をするファンドです
  • 2020年に始まったサービスですが、運営会社には金融や不動産のプロフェッショナルが集まっており、今後のサービス発展に期待ができます
  • 案件の利回りは2〜3%程度で、期間1年のものが今のところ多いですが、今後EC産業などが伸びていくことを考えると、倉庫や物流センターのニーズは高まっていくことが想定されます

9位:Campfire Owners【TVCM放映】

投資案件の種類 太陽光、不動産、カンボジア農家など
最低投資額 1万円
予想利回り 1.5〜8%程度
運用期間 12ヶ月前後
手数料 無料
サービス開始日 2019年
累計案件数 数十件
おすすめ度 ★★★・・
おすすめポイント
  • CAMPFIRE Ownersは、元々購入型クラウドファンディングを提供していた、CAMPFIREのソーシャルレンディングサービスです
  • 一度投資をしたらほったらかしで良く、景気動向を受けづらい点が特徴のソーシャルレンディングでも、特に調達側の想いのこもった案件に投資ができる点が特徴です
  • 画面も見やすく操作がしやすいサービスで、初心者でも使いやすいサービス設計になっています

10位:SBIソーシャルレンディング【大手金融Gr運営で案件豊富】

SBIソーシャルレンディング
投資先 不動産を担保にローン事業を営む事業者や太陽光発電事業者など
平均利回り 約3%
最低投資額 1万円
手数料 0円
ユーザー数 2.7万人以上(2018年11月時点)
累計応募額 300億円以上
不動産担保 全貸出案件に有り(不動産担保ローンファンドの場合)
サービス開始日 2011年3月
おすすめ度 ★★★・・
おすすめポイント
  • 「SBIソーシャルレンディング」は大手SBIグループが提供するソーシャルレンディングであり、運営会社の信頼性は非常に高い
  • 案件は不動産担保ローンファンド、証券担保ローンファンド、カンボジア技能実習生支援ファンド、オーダーメード型ローンファンドの4種類を提供
  • 特に「不動産担保ローンファンド」には、全貸出案件に不動産担保が付いているため、投資対象としての安心感は高い
  • 一方で「カンボジア技能実習生支援ファンド」では10%以上の利回りの案件も提供しているが、リスクも高いので利用時には留意が必要

株式投資型クラウドファンディングの比較ランキング

資産運用

ソーシャルレンディングと同じようなジャンルに、株式投資型クラウドファンディングがあります。株式投資型クラウドファンディングは、1社50万円を上限として、未上場企業に投資ができるサービスです。

ソーシャルレンディングよりもリスクは高くなりますが、その分当たればハイリターンの投資先です。筆者も実際に株式投資型クラウドファンディングNo.1のファンディーノを使って、nommoc(ノモック)というベンチャー企業に2018年から投資しています。

そのような経験を踏まえ、おすすめの株式投資型クラウドファンディング事業者をご紹介します。こちらもそれぞれの口座開設の方法は簡単で、それぞれの公式サイトからメールアドレスや個人情報を登録し、本人確認書類の画像を提出し、後日自宅に届く郵便物を受け取れば完了します。

1位:ファンディーノ(FUNDINNO)

累計成約額 90億円以上
累計プロジェクト数 300件以上
ユーザー数 7万人以上
投資対象 ファンディーノの審査をクリアした未上場企業
新株予約権 一部あり
手数料 無料
サービス開始日 2017年4月
投資家条件 満20才・投資経験1年・金融資産300万円以上
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://fundinno.com/
おすすめポイント
  • ファンディーノは、1社50万円を上限として未上場企業に投資をすることができる、日本初の株式型クラウドファンディング事業者です
  • 2017年から4月からサービスの運営実績もあり、これまでにも多くのプロジェクトが成約し、Exit済(利益確定済)の案件も発生しています
  • 口座開設手数料や取引手数料は無料で、投資をすると定期的に投資先の企業からは進捗状況の報告をメールでもらえる仕組みがあります
  • 日本で一番未上場企業への投資案件数が豊富で、エンジェル税制の適用申請をするベンチャー企業もあるため、投資をすることで節税対策になる場合もあります
  • 2019年からは普通株に加えてファンディーノ型新株予約権の仕組みも始まり、ベンチャー企業に新たな資金調達手段を提供しています

2位:ユニコーン(UNICORN)

ユニコーン
累計成約額 数十億円以上
累計プロジェクト数 28件以上
ユーザー数 非公開
投資対象 ユニコーンの審査をクリアした未上場企業
新株予約権 未定
手数料 無料
サービス開始日 2019年
投資家条件 金融資産200万円以上
おすすめ度 ★★★★・
公式サイト https://unicorn-cf.com/
おすすめポイント
  • ユニコーンは、2019年に新しく始まった株式型クラウドファンディング事業者で、上場企業の株式会社ZUUと資本業務提携を行っています
  • 経営陣には外資系投資銀行や証券会社出身者が集まっており、ベンチャー企業が資金調達した後の経営サポートなどがある点が特徴的です
  • 2019年に始まったばかりのためファンディーノほど多くの実績はありませんが、ファンディーノとは異なり投資家は金融資産200万円以上から利用可能です
  • 金融資産が300万円に満たない方は、まずはユニコーンに登録されて案件募集を待ってみるのも良いでしょう

3位:イークラウド(2020年にサービス開始)

イークラウド株式会社 - コーポレートサイト
累計成約額 数億円以上
累計プロジェクト数 5件以上
ユーザー数 非公開
投資対象 イークラウドの審査をクリアした未上場企業
新株予約権 未定
手数料 無料
サービス開始日 2020年
おすすめ度 ★★★★・
公式サイト https://ecrowd.co.jp/
おすすめポイント
  • 2020年6月には株式会社イークラウドが、株式投資型クラウドファンディングに参入し、サービスを開始しました。2020年7月には第一号案件の募集が開始されました
  • 株式会社イークラウドは2018年7月に創業された会社で、2018年11月には大和証券グループ本社の100%子会社であるFintertechより約4億円の資金調達を行っています。大手大和証券のグループ本社との連携している安心感があります
  • 筆者も実際に口座開設を行ってみましたが、オンライン上のみで口座開設がスムーズに完結する手軽さがありました
  • 今後は株式投資型クラウドファンディングのみならず、様々なフィンテックサービスを手がけていく予定ということで、将来が楽しみなベンチャー企業の一社と言えるでしょう
  • まだ新しく始まったサービスですが、大きなリターンを狙いにいきたい方は事前に口座開設をされておくのがおすすめです

不動産投資型クラウドファンディングの比較ランキング

不動産投資

続いて、不動産投資クラウドファンディングのおすすめ業者を比較しつつ、ランキング形式でご紹介します。

不動産投資クラウドファンディングは、不動産担保付きのソーシャルレンディングとは異なり、企業に貸したお金が返ってくるかが重要なのではなく、投資した物件が無事売却できたり、賃料収入を得られて収益を上げられるかが大切です。

不動産特化型のソーシャルレンディングとは異なり、不動産投資物件の細かい詳細情報を確認することができる点が特徴です。また、万一投資物件の売却時に物件の評価額が下がってしまった場合は、事業者側が20〜30%の下落分までは負担してくれます。

そのため、投資家である私たちの元本は、そこまでは保証される仕組みがあり、リスクはかなり抑えられた投資と言えます。このような仕組みから、筆者の場合は以下の全ての不動産投資クラウドファンディングの口座を保有しており、実際に利用して投資もしています。

どの事業者も現在はインターネット上で口座開設から投資までが完了しますので、煩雑な手続きは不要です。また、お手元に運転免許証などの本人確認書類の画像を用意しておくと、口座開設手続きはスムーズに完結します。

1位:OwnersBook【上場企業運営で不動産担保あり】

オーナーズブック
投資先 主に東京の中規模不動産・不動産投資会社へ投資
平均利回り 約6%
最低投資額 1万円
手数料 0円
ユーザー数 7万人以上
不動産担保 全貸出案件に有り
サービス開始日 2014年9月
おすすめ度 ★★★★★
おすすめポイント
  • OwnersBookを運営するロードスターキャピタル株式会社は、2017年に東証マザーズに上場し、2020年時点でも業績は好調に推移中
  • 案件に関しては貸出先を不動産投資会社に特化しているため、全案件に不動動産担保が付いており、ある程度デフォルトリスクをコントロールできている
  • 実際にサービス開始からデフォルトはなく、経営陣にも不動産投資のプロが集まっていることから、今後の更なるサービス発展が期待できる
  • 不動産担保付きでリスクが低くなっていることから、案件の平均利回りはそこまで高くはないが、不動産物件売却による早期償還によって利回りが14%以上となることあり

2位:Rimple(リンプル)【上場企業運営でポイント投資可能】

rimple
投資案件の種類 賃貸マンションなど
累計案件数 4件以上
予定分配率 10%など
運用期間 半年など
出資元本の安全性 物件価格30%下落までOK
手数料 全て無料
サービス開始日 2020年予定
運営会社 株式会社プロパティーエージェント(東証一部上場企業)
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://funding.propertyagent.co.jp/
おすすめポイント
  • 2020年に新しくスタートしたのが、東証一部上場企業のプロパティーエージェントが提供する『Rimple(リンプル)』です
  • 特徴としては、物件価格の下落30%まで保証を表明しており、リアルエステートコインを投資資金の一部に充当できる点で、リアルエステートコインはセゾンの永久不滅ポイントなどから交換可能です
  • 運営会社のプロパティーエージェントは、高級賃貸の不動産仲介業なども行なっていますが、今回新たに不動産投資クラウドファンディング事業に参入しました

3位:CREAL(クリアル)【法人口座開設が可能】

投資案件の種類 賃貸レジデンス他
最低投資額 1万円
累計案件数 26件以上(累計調達額30億円以上)
運用期間 4〜24ヵ月
予定運用利回り 4%程度
出資元本の安全性 物件価格の下落はある程度まで許容との明記
出金手数料 51円〜258円
サービス開始日 2018年12月
運営会社 株式会社ブリッジ・シー・キャピタル(上場企業)
おすすめ度 ★★★★★
公式サイト https://creal.jp/
おすすめポイント
  • CREAL』は、最短4ヵ月から1口1万円で不動産に投資し、賃貸または売却からの収益に基づいた配当金の分配を受けられるサービスです
  • CREALの場合は優先/劣後出資方式を採用しているため、物件売却時に価格の下落があったとしても、1〜2割合程度までは元本が保証されます
  • さらに、法人口座を開設することができたり、物件の詳細を事前に動画で細かく確認できたりと、特徴ある不動産投資クラウドファンディングを提供しています
  • 出金手数料がかかったりと一部サービス面でデメリットはあるものの、経営陣には優秀なメンバーが集まっており、今後の発展にも期待できるサービスです

>>おすすめの不動産投資クラウドファンディングの比較はこちら

(参考情報)その他一時停止中のクラウドファンディング

シーラファンディング(SYLA FUNDING)

投資案件の種類 マンション物件など
最低投資額 1万円
累計案件数 3件以上
予定分配率 年利4%以上など
運用期間 3ヵ月など
出資元本の安全性 物件価格30%下落までOK
サービス開始日 2019年12月
運営会社 株式会社シーラ
おすすめ度 ★★★★★
おすすめポイント
  • 株式会社シーラが提供する『SYLA FUNDING』は、2019年に新しく誕生した不動産投資クラウドファンディングです
  • 自社ブランドであり、デザインが洗練されており各種IoT機能が搭載されているマンション「SYFORMEシリーズ」に投資が可能で、法人口座開設も可能です
  • 後述する『FANTAS funding』が物件価格20%下落まで保証しているのに対して、SYLA FUNDINGは30%下落まで保証しています
  • これまでの不動産投資実績のデフォルト率は0%のため、信頼性も高い事業者です
  • 但し、SYLA FUNDINGは2019年に新しく始まったサービスのため、案件数はまだ少ない状況です(案件募集が始まるとすぐ埋まってしまうため、今後の発展に期待です)

マネオ(maneo)

maneo
投資先 主に法人向けに不動産や飲食店などの事業資金を融資
平均利回り 約7%
最低投資額 2万円
手数料 0円
ユーザー数 8.7万人以上
累計応募額 1,600億円以上
不動産担保 貸出案件によっては有り
 サービス開始日 2008年10月
おすすめポイント
  • 日本初のソーシャルレンディング事業者であり、ユーザー数8万人以上。案件によっては不動産担保取得案件があるため、平均利回りは「クラウドクレジット」には劣る
  • 2011年以前は個人向けローンを提供していたことから「貸し倒れ案件」が発生したことがあったが、代表取締役の交代に伴い、法人向けローンに特化したことで状況は改善し、業績も順調に拡大中
  • SMBCベンチャーキャピタル、GMOクリックホールディングス、VOYAGE VENTURESなどの大企業から出資を受けている
  • ただし、2019年3月からユーザーに返済遅延の訴訟を受けており、一旦はサービス利用は検討した方が良いと思われる。その後上場企業に株式の過半数を以上を買収される

TATERU FUNDING(タテルファンディング)

TATERUFUNDING会員登録画面
投資先 IoTを活用したデザインアパートが中心(民泊物件や海外不動産も予定)
平均利回り 約4.5%
最低投資額 1万円
手数料 0円
ユーザー数 6.7万人以上
累計応募額 50億円以上
備考 ユーザーは優先出資者として匿名組合契約を締結
 サービス開始日 2017年12月
おすすめポイント
  • 東証一部上場企業が運営する、不動産投資クラウドファンディング
  • 投資対象が明確であり、万一運用資産の評価額が下落した場合でも、その下落額はまずはTATERU側が負担してくれるため、不動産評価額が運用開始時評価額の30%超下落しなければ、私たち投資家の元本に影響がでない
  • また、投資後にいつでも解約が可能で、会員登録・申込手数料のみならず、解約手数料・第三者への譲渡時手数料・名義変更手数料(相続等)などが全て手数料無料
  • ただし、現状は紙ベースでの契約締結のため、若干の手間がかかる(2018年後半には電子化予定)
  • (追記)2018年9月に顧客の預金データ改ざん問題がニュースになったことから、運営会社の株価が大幅下落。本サービス自体に問題はなさそうだが、一旦は様子見としたい