ファンド投資は儲かる?おすすめ4社と詐欺案件の見極め方を解説

ファンド投資は儲かるのでしょうか?

今回は実際の利用者である筆者が、おすすめ4社のファンド投資のリターン比較や、世の中に存在する怪しい詐欺案件などの見極め方、おすすめの投資先などをご紹介します。

ファンド投資にもさまざまな種類がある

そもそも、ファンド投資といっても、今では様々な投資先の種類があります。

例えば、資産運用会社に資金を預け、運用をお任せするヘッジファンドのような形式もあれば、海外新興国ファンドや不動産ファンドへ投資をしたり、最近では太陽光などのエネルギー関連のファンドへ投資できる機会も増えています。

ただし、中には詐欺的な案件もありますので、実際にファンドを利用する際には注意が必要です。そこで、詐欺的な案件を提供する怪しい業者かどうかを判断する簡単な見極め方は、運営会社が「金融庁登録済の事業者」かを確認することです。

やり方は簡単で、例えば後ほどご紹介するクラウドクレジット株式会社の場合は、公式サイトの下の方に記載されている「第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第2809号」などの部分を確認すれば完了します。

そこで今回は、筆者も実際に利用しており、金融庁に登録済の信頼性の高い業者が提供しているファンドについてご紹介します。

おすすめのファンド投資4社の予定利回りと公式サイト一覧

ファンドの種類 予定利回り 運営会社 公式サイト
貸付 1.5%〜6% クラウドポート https://funds.jp/
海外新興国 2.5%〜13.5% クラウドクレジット https://crowdcredit.jp/
不動産 4〜6% ロードスターキャピタル https://www.ownersbook.jp/
太陽光 など 平均5.8%程度 日本クラウド証券 https://crowdbank.jp/

まず、ここでご紹介している4社は、それぞれ運営会社は金融商品取引業を取得している事業者です。ロードスターキャピタル株式会社は東証マザーズ市場に上場している会社で、日本クラウド証券はその名前の通り証券会社です。

利回りについてはクラウドクレジットが、南米や東欧などの海外新興国向けの投資案件を取り扱っているため高くなっています。その他の運営会社の案件はクラウドクレジットほどは高くなっていませんが、それぞれに特徴があります。

続いてそれぞれのファンドの特徴について簡単にご紹介し、それぞれの利用がおすすめの人などをご紹介します。

貸付ファンドへの投資ならfunds


( 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3103号)

2019年からサービスが始まり、一躍人気になったのが貸付ファンドに投資ができるファンズです。ファンズの仕組みは少々複雑ですが、私たち個人投資家は、ファンド組成企業にお金を投資します。そうしてファンド組成企業が、上場企業のノンバンクなどにお金を貸付ます。

fundsの仕組み

そうして、上場企業などのノンバンクが、無事お金を返済すれば、その分の金利収入などが、私たち個人投資家に分配される仕組みです。

通常のソーシャルレンディング案件などは、未上場企業などにお金を貸し出す仕組みですが、ファンズの場合は、あらかじめ信頼性が高い企業にお金を貸し出す部分が異なります。

最近では上場企業のメルカリや、餃子の王将ファンドなど、有名企業の案件を多数取り扱い始めています。ちなみにこれまでの案件も募集開始すぐに埋まってしまうほどの人気が出ています。

登録は無料ですので、案件の詳細が気になる方は、まずは登録して口座開設を済ませておくと良いでしょう。筆者も口座開設を行い、良い案件が出たら投資できるようにしています。

海外新興国ファンドへの投資ならクラウドクレジット

クラウドクレジット
(第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2809号)

続いて、海外新興国むけの投資案件を提供するクラウドクレジット株式会社は、利回りが比較的高い案件を多く取り扱っていることが特徴的です。

サービス開始も2013年6月と早く、累計応募額は150億円を突破しています。運営会社にクラウドクレジット株式会社には、総合商社の伊藤忠商事やマネックスベンチャーズなどが出資しており、運営会社の信頼性は高くなっています。

(追記)その後、クラウドクレジットは融資型クラウドファンディング(CF)を手がけるバンカーズ・ホールディング(バンカーズHD、大阪市)に買収されることになりました。

クラウドクレジットのソーシャルレンディング案件は、海外新興国むけの社会貢献投資に関心のある方や、日本円や日本株などに資産が偏っている方などにおすすめの案件です。

不動産ファンドへの投資ならOwnersBook


(投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第2660号)

続いて、OwnersBookは上場企業のロードスターキャピタル株式会社が提供している、不動産特化型の案件を提供しています。

複数の個人投資家からインターネットで資金を集めて、不動産投資のプロが不動産物件に投資を行います。そこからの賃料収入や不動産の売却益によって、私たち投資家にリターンが分配される仕組みです。

通常の不動産投資を行う場合、あらかじめある程度の元手が必要であったり、投資までに契約手続きなどの手間がかかったりします。ですが、OwnersBookであれば、1万円という少額から投資をすることができることに加えて、煩雑な契約手続きなどが全てネットで完結します。

また、不動産物件の管理などの手間もありませんので、手間隙かけずに不動産領域にも資産のポートフォリオを分散したい方に特に向いています。

太陽光ファンドなどへの投資ならクラウドバンク

Crowd Bank<クラウドバンク>をはじめよう!

最後に、証券会社が運営するクラウドバンクは、とにかく取り扱い案件の種類が豊富であることが特徴的です。具体的には以下のように太陽光エネルギーなどを中心に、本当に様々な案件を取り扱っています。

クラウドバンクの案件の種類
  • 太陽光
  • 風力
  • バイオマス
  • 水力
  • 地熱
  • 建設/不動産事業
  • 物流
  • 宿泊/飲食
  • エンターテイメント
  • 医療/ヘルスケア
  • 水処理
  • 廃棄物処理
  • 金融/マイクロファイナンス
  • IT/ソフトウェア

一つの業者で様々なファンド案件を吟味して投資を検討したい方などは、クラウドバンクの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

筆者も米国の案件などに投資をして、実際にリターンを得ることができましたので、投資のポートフォリオを分散したい方などには特にクラウドバンクはおすすめのサービスです。