次に儲かる投資とは?今後株や投資信託以外で稼げる資産運用を紹介

主婦の資産運用

次に儲かる投資には何があるのでしょうか?

2017年には仮想通貨なども盛り上がりましたが、現在ではボラティリティは大きいものの絶対的に儲かる可能性が高いとは言えなくなっている状況です。

ベンチャー企業投資のファンディーノ(FUNDINNO)

まず一つ目は、未上場企業に投資ができるファンディーノです。国内株式市場や米国株式市場の先行きが不透明な現在は、未上場企業への投資がおすすめです。

何故ならば、景気動向に左右されず、当たればハイリターンな投資だからです。これまで個人投資家はなかなか今後成長が見込まれるベンチャー企業への投資はできませんでしたが、ファンディーノではインターネットを通じて未上場企業への投資が可能になりました。

ただし、未上場企業への投資はハイリスクハイリターンのため、利用できる投資家が限られています。具体的には、20才以上で金融資産300万円以上、かつ投資経験1年以上の方のみが利用できます。筆者も実際にファンディーノを通じてベンチャー企業に投資をしていますが、日々の株価変動などを気にすることもありません。

利益確定はM&Aされた時やIPOになりますので、それまで長期的にベンチャー企業の応援ができる方におすすめです。

貸付ファンド投資のファンズ(funds)なら利回り1.5〜6%程度

ファンディーノだとリスクが高いと感じた方におすすめなのが、fundsです。fundsは2019年から新しくスタートしたサービスで、貸付ファンドに投資できる投資商品です。

投資家である私たちは、ファンド組成企業に投資を行います。そのファンド組成企業が、上場企業などの借り手にお金を貸し付け、無事上場企業がお金を返済した場合、投資家である私たちに金利分の分配がなされます。

fundsの仕組み

これまでに似たような仕組みにソーシャルレンディング がありましたが、ソーシャルレンディング の場合は基本的に貸付先が上場企業になることはありませんでした。しかし、fundsはそこまで高くない利回りで、より信頼性が高いと思われる上場企業に投資をすることで、ミドルリスク・ミドルリターンの投資商品を実現しました。

口座開設手数料や口座維持手数料、取引手数料などはかからず、年間利回り1.5%〜6%程度が狙えるため、個人投資家にとても人気になりつつあります。近年は案件募集の開始と同時に募集金額が埋まってしまうことが多発したため、現在は先着申し込みと抽選申し込みの2種類ができるようになっています。

スマホでいくつかの簡単な質問に答えるだけOKな資産運用


出典:https://www.wealthnavi.com/

続いて他に挙げるとすると、それは「ロボアドバイザー」です。

ロボアドバイザーとは、その名前の通り、ロボット(コンピューター)が、自分に合った資産運用のプランを提案してくれます。ようは、完全にプロにお任せする資産運用ということです。

投資信託は簡単そうに見えて実は難しい

例えば、一般的な資産運用には、投資信託などが挙げられます。投資信託の場合は、自分の代わりに運用担当者(ファンドマネージャー)に投資先を選んでもらう訳ですから、一見簡単そうに思えます。

しかしながら、今では投資信託が星の数ほどあるため、儲かる投資信託を見つけ出すのがとても難しいのです。そこで、そのように儲かる投資信託を選ぶ自信がない方におすすめなのが、誰でも簡単にできる投資であるロボアドバイザーです。

ロボアドバイザーNo.1のウェルスナビ(WealthNavi)

ロボアドバイザーでユーザー数・預かり資産残高がNo.1のサービスには、ウェルスナビ(WealthNavi)があります。筆者も実際にウェルスナビを利用して資産運用を行いましたが、開始2ヶ月で+6%以上のリターンを得ることができました。

ウェルスナビであれば、スマホで6つの簡単な質問(年齢や年収など)に答えるだけで、コンピューター(AI)が最適な資産運用のプランを提案してくれます。

AIが自分に最適な資産運用のプランを提案してくれる

そうして、自分は提案してもらった資産運用のシュミレーションプランに納得したら、お金をロボアドバイザーの提供業者(ウェルスナビの場合は、ウェルスナビ株式会社)に入金します。

そうすれば、あとはロボアドバイザーが勝手に国際分散投資をしてくれて、自動で資産運用をしてくれるのです。税金の計算なども完全にお任せできますし、自分でポートフォリオを考える必要もありません。

ポートフォリオ(米国株・日欧株・新興国株・米国債券・金・不動産)は自動でリバランスしてくれます。また、いつでもお金を引き出すことはできますので、お金が必要になったら解約すればOKです。

このような資産運用のシュミレーションはウェルスナビの公式サイトで簡単にできますので、実際にシュミレーションをしてみたい方は、まずはこちらのウェルスナビの公式サイトに飛んでください。

ウェルスナビ(WealthNavi)なら資産運用の無料診断が可能

公式サイトに移動すると、トップページに「無料診断する」というボタンがありますので、こちらをクリックします。そうすると、「診断を始める」というボタンがありますので、そちらをクリックします。

こうして合計6つの簡単な質問に回答すると、自分に最適なシュミレーションを提案してもらえます。

資産運用のシュミレーション結果を確認できる

提案された資産運用のプランに納得がいかなければ、「詳細設定」ボタンから調整が可能です。

①目標金額、②最初の投資予定額、③毎月の積立額、④運用期間、⑤リスク許容度を設定して、自分に最適な資産運用を選ぶことができます。

具体的な投資先は、ウェルスナビのサービスが全て選んでくれて、自動的に国際分散投資されます。

WealthNaviは国際分散投資をお任せできて資産の組み替えも不要

上記の図は一例ですが、米国株、日欧株、新興国株、米国債券、金、不動産と、様々な投資先に分散投資されていることがわかります。また、自動でリバランス(資産の再分配)もしてくれます。

投資の世界では、「卵は一つのカゴにもるな」と言われています。いきなり日本経済が大不況に陥ってしまうリスクもありますので、日本株や日本円だけで資産運用をするのは危険です。

ウェルスナビのようなロボアドバイザーを使うことで、自動的に国際分散投資ができます。ですので、今後訪れるかもしれない日本の不況リスクに対しても、あらかじめ備えることができるのです。

ウェルスナビの口座開設は無料で運用の手数料も1%のみ

なお、ウェルスナビの手数料は、ウェルスナビでの運用金額に対して年間で1%のみです。

投資信託の場合は、運用の手数料に加えて、購入時の手数料や解約時の手数料も1〜3%かかってきてしまいますが、ウェルスナビにはそのような購入時の手数料はありません。

最低投資額10万円から手数料も安く始められますので、誰でも簡単にできる投資を探されている方などは、まずはウェルスナビに無料の口座開設をしてみるのがおすすめです。

(2019年追記)LINEと提携したFOLIOでおまかせ投資とテーマ投資がスタート

2018年の後半からは、LINE株式会社と提携した株式会社FOLIOが、約10年ぶりに新しいオンライン証券として立ち上がりました。

FOLIOは先ほどご紹介したウェルスナビのような「ロボアドバイザー」投資に加えて、テーマに投資をできる「テーマ投資」も提供しています。例えば「渋谷」や「VR」などのテーマに投資をすることができます。テーマの中身は、プロが厳選した10社の個別の株式銘柄で構成されています。

特定の個別企業への投資はなかなか難しいけども、自分が興味のあるテーマに投資をしたい方には適しているサービスです。ウェルスナビとは異なり、1万円程度から投資をすることができます。

完全にお任せできるロボアドバイザー投資に加えて、多少は自分で投資する先を選びたいと考えている方には、ぴったりの資産運用と言えるでしょう。

大手証券会社ロボアドバイザーの最低投資額や手数料を徹底比較

運営会社 サービス名 最低投資額 手数料
FOLIO ワンコイン投資(LINEスマート投資) 500円 年率1.0%(3,000万円まで)
年率0.5%(3,000万円超の部分)
※2020年4月30日まで運用手数料無料
SBIネオモバイル証券 WelathNavi for ネオモバ 1万円 年率1.0%(3,000万円まで)
年率0.5%(3,000万円超の部分)
お金のデザイン THEO 1万円 年率1.0%(3,000万円まで)
年率0.5%(3,000万円超の部分)
マネックス証券 マネックスアドバイザー 5万円 年率0.487%(プランによって変動)
楽天証券 楽ラップ 10万円 年率0.702%(固定報酬型)
年率0.594%+運用益の5.4%(成功報酬型)
ウェルスナビ ウェルスナビ 10万円 年率1.0%(3,000万円まで)
年率0.5%(3,000万円超の部分)
SBI証券(仲介) ウェルスナビ 10万円 年率1.0%(3,000万円まで)
年率0.5%(3,000万円超の部分)

続いて、上記の表は、大手ネット証券会社のロボアドバイザーと、未上場企業のウェルスナビの最低投資額や手数料などを比較した表になります。

SBI証券の場合は「WelathNavi for SBI証券」というサービス名で、ウェルスナビのサービスを仲介をして、お客さんにウェルスナビのサービスを提供しています。

こちらの表を確認してみると、例えばウェルスナビなどの最低投資金額が10万円であるのに対して、FOLIOのワンコイン投資は500円などの少額から始めることができます。まずはとにかく少額の資産運用から始めたいという方は、FOLIOのワンコイン投資を利用されるのも良いでしょう。