2020年4月の1000万円の資産運用開始から8ヶ月ほど経ちましたので、現状の資産運用の結果を公開します。目標とする資産1億円にはまだ遠いですが、着実に含み益が増えている状況にはなっています。
1000万円の資産運用を検討されている方は、参考にしてみてください。
米国株中心の1000万円の守りの資産運用ポートフォリオ
- 米国高配当株ETF:約90万円(▲4万円)
- 米国成長株:約306万円(+13万円)
- ひふみワールド:約280万円(+30万円)
- ひふみ投信:約10万円(+0万円)
- BTC:約530万円(+230万円)
今のところ4月から約8ヶ月かけて、合計元本947万円を投資しています。一度に1000万円を投資するのではなく、コツコツと毎月積立投資してきました。
その結果、元本の含み益は合計+269万円以上で推移しています。この他配当金でのプラスなどもありますが、それを考慮せずとも年間リターンですと+28%で推移しています。
このペースでいくと2020年12月までには、元本1000万円分は投資完了する予定です。ちなみに年間リターンが高くなっているのは、BTCの上昇の貢献が非常に大きいです。
そのため、米国成長株のパフォーマンスを上げていくことが目下の課題です。筆者の中長期的な戦略としては、リスクの高い米国小型グロース株などの価格が上昇してきたら、適宜米国高配当株ETFに回してバランスをとる予定です。
但し、一時的には全ての銘柄を米国小型グロース株に振り分ける戦略もありかとは思いますので、この辺りは適宜検討調整しながら進める予定です。それでは以下ポートフォリオの詳細状況です。
米国高配当株ETFの運用実績とパフォーマンスの状況
- SPYD
- HDV
- VYM
筆者の場合は米国高配当株ETFは上記に積立投資をしています。
今のところ配当を勘案しても若干の含み損(▲3〜4万円程度)ではありますが、上記の米国高配当株ETFの運用残高は、今後とも着実に増やしていこうと考えています。コロナショックで大幅に価格が下落した今が買い時であると考えているからです。
ちなみにそれぞれのETFに細かな違いはあれど、筆者の場合は上記の3つのETFに分散投資を時間的な分散も行いつつ積立投資するという手法で進めることにしました。そのため、基本的には含み損になったら追加購入といった形で積立投資をしています。
これまでの動きをみているとVYMのパフォーマンスが高くなりそうな気はしていますが、今後他の2つのETFの価格が上昇しないとも限りませんので、引き続き分散投資、時間的な分散投資として積立投資を予定しています。
米国成長株の運用実績とパフォーマンスの状況
- JNJ
- PG
- APX
- COST
- INTU
- BABA
- SQ
- ADBE
- DOCU
- OKTA
- ZEN
- TEAM ほか
筆者は今のところ上記の銘柄や米国SaaS株を中心に投資を行っています。今後比率は変える予定ですが、基本的にはどれも今後とも成長していく可能性が高い銘柄だと考えております。
それぞれの成長率の実績や今後の成長可能性を考え、適宜銘柄数は絞っていく予定です。一旦は幅広く投資を行い、徐々に絞っていこうと考えていますので、銘柄が確定したら適宜更新していこうと思っています。
ひふみワールド・ひふみ投信の運用実績とパフォーマンスの状況

続いて、世界株に投資を行う「ひふみワールド」は好調です。
ひふみワールドについては、引き続き毎月10万円の積立投資を継続する予定です。また、今後は日本株に投資を行う「ひふみ投信」にも積極的に積立投資を行う予定です。
当初は、攻めの資産運用ポートフォリオ1000万円で日本の中小小型株に投資を行う予定でしたので、守りの資産運用ポートフォリオ1000万円には日本株は入れなくても良いかなと考えていました。
しかしながら守りの資産運用ポートフォリオ1000万円単体で見たときに、米国株に偏りすぎており、日欧株が全くないのも逆にアンバランスと考え、ひふみ投信をポートフォリオに追加しました。
ひふみ投信に投資を行うのであれば、個別の日本株を選んで投資を行う方法もあるかとは思うのですが、それは攻めのポートフォリオで検討するとして、守りの資産運用ポートフォリオではひふみ投信でそこまで高いリターンを求めずに運用することにしました。
ひふみ投信は開始から大分基準価格も上昇しており、以前のような10年で5倍などのパフォーマンスは出ないかもしれませんが、それでも一定のパフォーマンスは出るだろうという想定で始めています。
ビットコインの運用実績とパフォーマンス状況は大幅プラスで推移中

ビットコインは元本300万円に対して、GMOコインでの貸出中の暗号資産のみで+139万円の含み益となっています。
実際には貸し暗号資産への貸出未済分や、他の暗号資産取引所での保有分を合わせると合計含み益+230万円ぐらいで推移しています。投資元本300万円ですので元本+176%とかなり高いリターンとなっています。(追記)さらにBTC価格が上昇したため、含み益がさらに増えることとなりました。

但し、ビットコインは売却したときに雑所得に分類され、所得税の税率がかかりますので、実際に手元に残る金額は少なくなります。
そのためここから追加投資は行わずに、引き続きGMOコインの貸し暗号資産を利用して年率3%程度の利回りで回すことを考えています。年率3%のリターンは米国優良株のJNJよりも高くなるものの、上述した税金面がありますので、実際に手元に残る金額が多くなるかどうかは、他の給与所得などの所得金額次第ではあります。
安定して年率1.5%〜6%程度の運用利回りを狙うならファンズ
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但し、ビットコインの場合はボラティリティがどうしても高くなってしまいますので、安定して年率1.5〜6%程度のリターンを狙いたいという方には、投資型クラウドファンディングのファンズ(funds)が一番おすすめです。
ファンズ(funds)は主に上場企業向けの貸付ファンドに投資を行う金融商品です。上場企業向けですので、非常にリスクが限られています。上場企業が借りたお金を返せないとなるとおおごとですし、投資先が上場企業であればIRも公開されていますので、投資の安全性を自ら確認することができます。
ファンズ(funds)はリスクが抑えられている割に利回りも一定程度あり、運用期間も1年未満の案件が多いため、投資元本の安全性を確保した上で安定的なリターンを得たい方にはおすすめの投資先です。