世界株・米国株1000万円資産運用のポートフォリオと実績【11ヶ月経過】

投資実績

2020年4月の1000万円の資産運用開始から11ヶ月ほど経ちましたので、現状の米国株中心の資産運用の結果を公開します。

当初は米国株中心の戦略でしたが、今では1000万円の投資元本については、以下のように振り分けて投資を行っています。

1000万円の資産運用ポートフォリオ(投資元本の配分割合)

1000万円資産運用ポートフォリオ
  1. 世界株投資(ひふみワールド):約300万円
  2. 世界株投資(BRK.B):約35万円
  3. 米国高配当株ETF(SPYD・HDV・VYM):約115万円
  4. 米国S&P連動型ETF(VOO):約35万円
  5. 米国テクノロジーセクターETF(VGT):約80万円
  6. 米国成長株(JNJ・PG・AXP・INTU他):約400万円
  7. 中国成長株(BABA):約50万円
  8. 日本株投資(ひふみ投信):約20万円

上記で合計1035万円の投資となっています。

以前は守りの資産運用ポートフォリオにBTCを入れていましたが、BTCは攻めの1000万円ポートフォリオに移行しました。なお、攻めの1000万円ポートフォリオは、主に暗号資産と日本の中小小型株のみに投資を行い、短期で高いリターンを狙っていく方針です。

当初の米国株中心の1000万円ポートフォリオとの大きな違いは、世界株と日本株を少しポートフォリオに加えている点です。より資産を分散させて防御力高めでいくために、BRK.BやVOO、ひふみ投信など、いつの時代でも一定のパフォーマンスを出すことが期待できる銘柄や投資信託に追加投資をしておきました。

防御力高めのポートフォリオという観点では、BND・AGGなどの米国債券ETFも検討しましたが、ウォーレン・バフェットが2021年の株主への手紙でも語っているように、長期的に見て債券が株式よりも高いパフォーマンスを発揮することはほぼほぼないように思われます。そのため、筆者の投資方針としては、今後も株式を中心に投資していく予定です。

ひふみワールド・ひふみ投信の運用実績とリターン

ひふみ投信

世界株に投資を行う「ひふみワールド」や、日本の成長株に投資を行う「ひふみ投信」のパフォーマンスは引き続き好調で、今のところの約320万円の元本に対して、+約75万円で推移しています。

ひふみワールドもひふみ投信も、今後も高いリターンをあげる投資信託だと筆者は考えていますので、引き続き毎月10万円の積立投資を継続予定です。また、NISA口座での運用を行っていますので、利益への課税がないのも大きなメリットだと感じています。

日本の成長株に投資を行うひふみ投信は、どこかのタイミングで更に資金を追加しても良いかなと考えています。日本の個別株への投資は不確実性が高く、世界的な企業になる可能性は基本的には低いと考えていますので、守りの資産運用という観点では、ひふみ投信に投資をしておくのが無難なパフォーマンスを享受できると考えています。

また、基本的に日本株は米国株に連動する傾向がありますので、割合としては少なめの比率のまま投資を継続しようと考えています。特に東京オリンピック後にはパフォーマンスが落ちる可能性がありますので、逆にその時が買い時のようにも考えています。

米国株ETFの銘柄と運用実績とリターン

米国株ETFのポートフォリオ
  • VOO(S&P連動)
  • VGT(テクノロジーセクター)
  • SPYD(高配当株)
  • HDV(高配当株)
  • VYM(高配当株)

続いて、米国株ETFは、引き続きS&P連動型のVOOや、高配当ETFのSPYD・HDV・VYM等に定期的に積立投資を行う予定です。また、それに加えて米国テクノロジーセクターへの投資を行うETFである「VGT」も調子が良いため、2021年も引き続きVGTが下がったタイミングで積立投資をしていく予定です。

但し、テクノロジーセクターに偏り過ぎてしまうと、どこかでハイテク株が不調な時代が到来した時にパフォーマンスが優れない可能性があるため、色々と考えた結果、リスクヘッジとしてVOOにも投資を行い始めました。

VGTへの一本足打法の方が結果的にリターンは高くなる可能性はあるものの、2021年がこのままグロースハイテク株が勝利の年になるのか、S&P連動型のVOOが勝利の年になるのかは不明です。

そのため、基本的にはテクノロジーセクターに重きを起きつつも、VOOにも投資をしておくことにしています。この辺りはもはや好みの分散と言えるでしょう。

米国成長株の銘柄と運用実績とリターン

米国成長株のポートフォリオ
  • JNJ
  • PG
  • AXP
  • INTU
  • ADBE
  • GOOGL
  • FB
  • SQ
  • PLTR

続いて、米国成長株については主に上記の銘柄などに投資を行い、中国株は今のところBABAにのみ投資をしています。

今後については、中国株については引き続きリサーチを続けて、良さそうな銘柄に追加投資をしていきたいと考えています。中国経済の先行きが不透明と言いつつも、今後10年は米国と中国の時代となることは間違いありませんので、良さそうな中国株は発掘して投資を行っていきたいところです。

米国株については、2021年に新規上場予定の優良銘柄にも投資を行い、資産を分散させようと考えています。今のところテクノロジーセクターを中心に含み益が増えていますが、どこかで大きく崩れるリスクもあるため、徐々に銘柄を絞っていこうと考えています。

直近では大幅に値下がりしてしまったDOCUを売って利益確定を行い、ポートフォリオのリバランスを行いました。DOCUは今後も伸びるとは思うものの、他の銘柄に比べてパフォーマンスが優れなかったこともあり、よりパフォーマンスの優れた銘柄になりそうなPLTRに追加投資を行いました。

今後もこのような銘柄の切り替えは様子を見ながら定期的に行っていこうと考えています。

株式のみが不安で年率1.5%〜6%程度の利回りを安定的に狙いたい方にはファンズがおすすめ

Funds(ファンズ) - 貸付ファンドのオンラインマーケット

【公式サイト】https://funds.jp/

ちなみに、株式市場が今後も伸びていくかどうか不安でわからないという方には、投資型クラウドファンディングのファンズ(funds)がおすすめです。

ファンズは、予め運用期間と利回りが決まっており、安定して年率1.5〜6%程度のリターンを狙うことができる金融商品です。株式や債券とも異なる性質の金融商品のため、資産ポートフォリオを分散させることができます。

但し、利益に対する課税は総合課税のため、申告分離課税が適応される株式や投資信託との損益通算は行うことができません。しかし、そうは言っても所得が1800万円以上の高額納税者でない限り、あまり気にする必要はないです。

ファンズは主に上場企業向けの貸付ファンド投資

メルカリファンド

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税金対策として2021年も未上場企業への投資は継続中

また、2021年以降も、筆者は「未上場企業への投資」は継続予定です。こちらは、高いリターンを得られるだけでなく、税金対策にも活用できるからです。

未上場企業への投資は、投資先によってはエンジェル税制という節税対策が可能です。税金として払ってしまうよりかは、未上場企業に投資を行った方が、節税対策にもなりますし、当たれば大きなリターンを得られるので、2重にお得なのです。

未上場企業への投資が成功した場合、得られた利益は申告分離課税で一律20.315%しか税金がかかりません。ですので、当たればかなり大きく資産を増やせます。

また、未上場企業への投資は、日々の株価に一喜一憂する必要がありません。そもそも株価がついていませんし、本質的にはその企業自体が成功するかどうか、上場するかM&Aされるかだけを気にしていれば良いので、他の投資とは異なり、投資するタイミングもあまり気にする必要はないです。

2021年の株式市場の見通しは正直わらかない部分もありますが、未上場企業への投資であれば、本質的にはその企業が成功するかどうかにつきますので、株式市場の見通しがわからなくても関係ないのです。

そこで筆者も、株式投資型クラウドファンディングのファンディーノというサービスを利用して、未上場企業の株式会社ノモックに投資を行っています。

日本初株式投資型クラウドファンディングのファンディーノがおすすめ

【公式サイト】https://fundinno.com/

未上場企業への投資は、これまで限られたエンジェル投資家などしか参戦できない市場でしたが、今では株式投資型クラウドファンディングのファンディーノ(https://fundinno.com/)が誕生したことで、多くの個人投資家も参戦できる投資となりました。

2020年からはファンディーノもTVCMを開始し、徐々にメジャーとなりつつあります。未上場企業への投資の場合は、投資先が事業に失敗するリスクはあるものの、リターンが何十倍や何百倍にもなる可能性を秘めた投資でもあります。

ファンディーノは日本で一番エンジェル投資の案件を取り扱っており、2021年3月時点で累計約50億円の調達を成功させています。すでにExit実績もありますので、ここから未来のメルカリのようなユニコーンが出てくる可能性もあります。

ファンディーノは、金融資産300万円以上、投資経験1年以上の投資家であれば、無料登録が可能です。未上場企業への投資でも大きなリターンを狙いたい方や、節税対策を行いたい方は、まず無料口座開設されるのがおすすめです。

ファンディーノでは、毎月新しい案件が掲載されてメールで連絡をもらえます。ですので、色々と案件を吟味して未来のメルカリになるかもしれない未上場企業に投資を行いたい方には、一番おすすめのサービスです。