2020年4月の1000万円の資産運用開始から10ヶ月ほど経ちましたので、現状の米国株中心の資産運用の結果を公開します。当初は米国株中心の戦略でしたが、今では1000万円の投資元本については、以下のように振り分けて投資を行っています。
1000万円の資産運用ポートフォリオ(投資元本の配分割合)
- 世界株投資(ひふみブランド):約300万円
- 世界株投資(バークシャーハサウェイ):約30万円
- 米国高配当株ETF:約100万円
- 米国テクノロジーセクターETF(VGT):約60万円
- 米国成長株:約350万円
- 中国成長株(BABA):約45万円
- BTC:約300万円
上記で合計1200万円弱の投資となっています。
今のところ守りの資産運用ポートフォリオにBTCが入っていますが、もう100万円ほど米国株を中心に追加投資を行ったら、BTCは攻めの1000万円のポートフォリオに移行しようと考えています。攻めの1000万円のポートフォリオに関しては、主にBTCと日本の小型株に対して、2021年を通じて投資して組もうと考えています。
昨年度との大きな違いは、2021年は世界株に資産を振り分けています。例えば、ひふみワールドは世界株に投資をするアクティブ型投資信託です。また、2021年は時価総額が高くなりすぎた米国ハイテク株のパフォーマンスが下がる可能性もあるかと思い、バークシャーハサウェイ(BRK.B)に投資を行いました。
世界株への投資は米国株への投資よりもリターンは下がってしまうかもしれませんが、米国株のみに偏ってしまうのも危険かと思い分散させています。それでは以下でそれぞれのパフォーマンス状況を共有します。
ひふみブランドの運用実績とパフォーマンス状況
「ひふみワールド」「ひふみ投信」は引き続き好調で、今のところのパフォーマンスは含み益ベースで約+18.1%で推移しています(但し、信託報酬が1.48%かかるため、実質的な利回りは少し下がります)。
ひふみブランドは今後も世界への分散投資で高いリターンをあげる投資信託だと筆者は考えていますので、引き続き毎月10万円の積立投資を継続して完全放置の予定です。また、NISA口座での運用を行っていますので、利益への課税がないのも大きなメリットと感じています。
これから日本株に投資したいと考えている方は、NISA口座でのひふみ投信への投資、世界株に投資したいと考えている方は、NISA口座でのひふみワールドを検討されてみるのはおすすめです。
米国高配当株ETFと米国テクノロジーセクターETFの運用実績とパフォーマンス状況
- SPYD(高配当株)
- HDV(高配当株)
- VYM(高配当株)
- VGT(テクノロジーセクター)
続いて、米国高配当株ETFは、引き続きS&P連動型の上記のETFに積立投資を行っています。今のところ全て含み益で推移しています。
また、米国テクノロジーセクターへの投資を行うETFのVGTも調子が良いため、2021年は引き続き積立投資をしていく予定です。但し、テクノロジーセクター一辺倒の場合、2021年にハイテク株が不調になった時にパフォーマンスが優れない可能性があるため、リスクヘッジとしてBRK.Bにも投資を行っています。
BRK.BとS&P連動型のETFであるIVV・VOO・SPY辺りと、どちらに投資すべきか悩ましいところはありますが、筆者の場合は別にS&P連動型の投資信託へは楽天証券での積立投資を行っているため、今回のポートフォリオには組み込まないこととしました。
なお、楽天証券ではクレジットカードの楽天カード決済で手数料が安いemaxis Slimシリーズへの投資信託に、楽天ポイントを使って積立投資が出来たりします。完全に放置でS&P連動型の投資信託に日本円から投資をしたい方にはおすすめです。
米国株と中国株のポートフォリオの運用実績とパフォーマンス状況
- JNJ
- PG
- FB
- GOOGL
- ADBE
- INTU
- SQ
- TEAM
- DOCU
- OKTA
- HUBS
- ZEN
- BABA ほか
米国株は主に上記の銘柄に投資し、中国株は今のところBABAのみに投資をしています。大体ETF、米国個別株、中国個別株を合計して600万円ちょっとの元本に対して70万円程度の含み益となっています。
今後については、中国株についてはテンセントなど他にも候補はあるため、今年1年をかけて良さそうな銘柄に投資をしていきたいとは考えています。米国株については、テクノロジーセクターに偏っている部分があるため、PGなどの優良銘柄に多少資産を分散させようと考えています。
今のところテクノロジーセクターを中心に含み益が増えていますが、どこかで大きく崩れるリスクもあるため、徐々に銘柄を絞っていこうと考えています。
ビットコインの運用実績とパフォーマンス状況(投資元本は3倍以上に増加)
また、ビットコインは元本300万円が3倍以上になっている状況です。上記は保有金額の一部ですが、さすがに金額が大きくなってきたため、ビットコインは様々な業者に分散して保有することにしています。
但し、ビットコインは売却して利益確定したときに雑所得に分類され、所得税の税率がかかります。そのため、実際に手元に残る金額はかなり少なる点が注意です。ここから追加投資を行うことはせず、筆者の場合はビットコインは超長期投資ですので、10年ぐらいは完全放置を予定しています。
また、ビットコインは攻めのポートフォリオに移行しようと考えていますので、代わりに安定的な利回りを得られるAGG、BND、LQD、VGSHなどの債券の検討も始めています。
ちなみに、すでにある程度の資産があり、安定して年率1.5〜6%程度のリターンを狙いたいという方には、投資型クラウドファンディングのファンズ(funds)がおすすめです。株式や債券とも異なる性質の金融商品のため、さらに資産運用のポートフォリオを分散させることができる点が優れいています。
年率1.5%〜6%程度の利回りを安定的に狙うならファンズがおすすめ
【公式サイト】https://funds.jp/
ファンズ(funds)は主に上場企業向けの貸付ファンドに投資を行う金融商品です。最近ではフリマアプリのメルカリと連携した投資商品を提供しており、案件募集開始と同時に即売り切れと大人気だったようです。
ファンズの仕組みで優れているのは、上場企業向けの貸付ファンドという点です。上場企業が借りたお金を返せないとなるとおおごとですし、投資先が上場企業であればIRも公開されていますので、投資の安全性を自ら確認することができます。
ファンズ(funds)はリスクが抑えられている割に利回りも一定程度あり、運用期間も1年未満の案件が多いのが特徴です。投資元本の安全性を確保した上で、安定的なリターンを得たい方にはおすすめの投資先です。
2021年も未上場企業への投資は継続を予定
また、2021年以降も、筆者は「未上場企業への投資」は攻めのポートフォリオでは継続予定です。
未上場企業への投資は、そもそも市場動向を気にする必要がありません。その企業自体が成功するかどうか、上場するかM&Aされるかだけを気にしていれば良いので、他の投資とは異なり、投資するタイミングもそこまで気にする必要はないです。
2021年の日本株市場の先行きは、引き続き上昇するという見方もあれば、すでに高すぎるという見方もあります。一方で未上場企業への投資であれば、本質的にはその企業が成功するかどうかにつきますので、そこに集中して投資判断が可能です。
未上場企業への投資は、これまで限られたエンジェル投資家などの一部の投資家しか参戦できない市場でしたが、近年は株式投資型クラウドファンディングのファンディーノ(https://fundinno.com/)が誕生したことで、多くの個人投資家も参戦できる投資となりました。2020年にはファンディーノもTVCMを開始し、徐々にメジャーな投資先となりつつあります。
もちろん未上場企業への投資の場合は、投資先が事業に失敗して投資資金がゼロになるリスクはありますが、その一方で、投資先が何倍、何十倍、何百倍にもなる可能性を秘めた投資でもあります。
筆者の場合は日本初の株式投資型クラウドファンディングのファンディーノを利用
【公式サイト】https://fundinno.com/
個人投資家が、インターネットから簡単に日本の未上場企業に投資ができるサービスを提供しているのが、ファンディーノです。筆者もファンディーノを通じて未上場企業の株式会社ノモックに投資を行っています。
ファンディーノは日本でNo.1の案件数を取り扱っており、これまで40億円以上、130件以上の案件の取り扱いを行っています。金融資産300万円以上、投資経験1年以上の投資家であれば、無料登録ができ、ユーザー数は5万人を突破しています。
上場企業への株式投資と併用して、未上場企業への投資でも今後大きなリターンを狙いたい方は、まずはファンディーノに無料口座開設されるのがおすすめです。ファンディーノでは毎月新しい案件が掲載されますので、上場企業への投資に使う資金の一部を使って、ファンディーノを通じても未来のユニコーンを発掘する作業も始めてみてはいかがでしょうか。