今後投資すべき日本のSaaS株は?東証マザーズ上場企業のおすすめ銘柄21選と投資判断

株式投資

2020年は東証マザーズ市場のハイテク株の成績が好調でした。

こちらを踏まえて2021年以降に投資すべき銘柄を検討したいと思います。筆者の方針としては、基本的には上場して年数が浅い会社の方が伸びが期待できますので、主に近年上場した銘柄を中心に投資検討するつもりです。

筆者の場合は基本的にはITセクターの銘柄に投資を行う予定で、特に注目しているのはSaaS銘柄です。2020年はAI銘柄やEC銘柄も大きく上昇しましたが、これらは一時的な人気やコロナ特需によるところが多かった部分があるように考えています。

中長期的な成長を考えると、コロナが終了しても高い成長率が継続するであろうSaaS銘柄への投資が無難なようには考えています。そこでまずは日本株で投資候補先となる主なSaaS銘柄を紹介します。

日本株で投資候補先となるSaaS銘柄21選

SaaS銘柄
  1. freee(クラウド会計ソフト)
  2. ラクス(経費精算)
  3. BASE(ECプラットフォーム)
  4. 弁護士ドットコム(クラウドサイン)
  5. マネーフォワード(クラウド会計ソフト)
  6. SANSAN(名刺管理)
  7. サイボウズ(グループウェア)
  8. HENNGE
  9. ユーザーベース
  10. Chatwork
  11. ギフティ
  12. カオナビ
  13. プレイド
  14. ロコガイド
  15. スマレジ
  16. サイバーセキュリティクラウド
  17. チームスピリット
  18. フィードフォース
  19. トヨクモ
  20. アイキューブドシステムズ
  21. rakumo

こうして改めて確認して見ると、freeeは米国株のINTUIT、弁護士ドットコムは米国株のDocuSignの日本版のような感じですので、引き続き成長が見込める銘柄とは言えるでしょう。

但し、時価総額上位のSaaS銘柄はPSRが少々高すぎるように感じられますので、一時的に何かのきっかけで暴落した時に投資をしようと考えています。また、基本的に上記でご紹介した日本のSaaS企業は赤字です。しかしながら、一部の企業ではすでに黒字で推移しているところがあります。

その中でも直近決算の実績で20%以上の営業利益率を誇るのが、ギフティ、ロコガイド、スマレジ、フィードフォース、アイキューブドシステムズです。黒字で推移している企業であれば、ハイテク株バブルが終わったとしても、そこまで大きく下げないのではないかなと考えています。今回はその中でもロコガイドに注目して確認してみます。

ロコガイドの成長可能性に関する説明資料を確認し今後の成長可能性を検討

ロコガイド[4497 :成長可能性に関する説明資料 2020年6月24日 適時開示 :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/cddbbo/

その企業の株価が上がるかは、基本的にはその企業が今後も成長するかどうかにかかっています。

例えば、配当を受け取るための権利落ち日の前等に一時的に株価が上昇したり、好材料ニュースなどで一時的に株価が上昇することなどはあるかもしれませんが、今回は投資先の企業が成長するかどうかに絞って検討します。その企業の成長可能性を考える上で役立つのが、成長可能性に関する説明資料です。

ロコガイドの成長可能性に関する説明資料では、まだまだ市場があるといったことが書かれています。

ロコガイド[4497 :成長可能性に関する説明資料 2020年6月24日 適時開示 :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞

個人的にはまだまだ市場があることに加えて、ロコガイドは「広告収益+店舗からのSaaS型の有料課金のビジネスモデル」が安定感があると感じました。特にTo Bからの有料課金ビジネスモデルは底堅いです。

折込チラシ市場というのは約3,559億円も市場があるようですが、折込チラシなどのオフラインのマーケティングは、成果をトラッキングしづらいという性質があります。トクバイのようなアプリが普及すればするほど、広告主側もデジタル上で高速でPDCAを回すことが可能になります。

この点に価値を感じる広告主は一定数存在することが想定されますし、今後の時代の流れとしてデジタル化は止まらないでしょう。

ロコガイドのポジティブ面とネガティブ面を確認した上での投資判断の結論

比較

ロコガイドに投資する上での、事業面に関するポジティブ面とネガティブ面を改めて整理をしておきます。

ポジティブ面

  • 小売のデジタル化という市場、派生市場の余地は大きく、今後も成長が見込まれる
  • 業績が堅調に推移している(売上高の過去4年の年間平均成長率50%以上)
  • 営業利益率も高く推移している(直近決算では約24%)
  • トクバイの指名検索が安定的にある(2020年時点で月間約4.1万)
  • 小売業者のDXを支援するオウンドメディア「リテールガイド」の開始を発表し、To B SaaS強化への動きがある
  • 県や市を相手に「混雑ランプ」を提供し着実に増やしている

以上より、参入する市場面、ロコガイドの業績面、今後の成長可能性については十分にあるように感じています。まだまだこの市場への参入企業数に比べて市場が大きいフェーズにあると考えています。

ネガティブ面

  • 店舗などが広告を出すためのSaaSのため、広告費を抑える不景気に弱いと想定される
  • オウンドメディア「ロコナビ」のトラフィックは減少傾向にある

直近、コロナによって上場が延期されていることもあり、このような不景気には弱い銘柄と想定されます。だからこそ今が投資チャンスとも考えられます。

ニュートラル面

事業と親和性のある会社のM&Aを進めており、今後その成果が出てくると思われますが、現段階では不透明です。

また、アイスタイルは近年株価が低迷していましたが、このニュースにより株価が回復基調にあります。市場はそれだけロコガイド社に期待しているとも言えるでしょう。

筆者の投資判断の結論

上記を踏まえた上で、筆者としては株価が上場時よりも安くなったロコガイドに投資を行いました。

ロコガイド 株価 - Google 検索

上場直後は少し上がりすぎだった感じがしますが、今の水準であればPSR20倍と、ギリギリ許容範囲内と考えています。もう少し株価が下がったタイミングで購入できれば良い気はしますが、人気銘柄はそこまで大きく下がる可能性も高くないと考えて、徐々に時間をかけながら購入していくつもりです。

なお、経営者はカカクコムやクックパッドを大きく成長させた実績のある敏腕経営者であり、今後も確実にユーザーニーズを捉えたサービスを提供する可能性が高い点も投資理由の一つです。しかしながら、このような上場企業への投資は、日々の株価変動に一喜一憂しがちです。

特に日本経済全体が不調になった場合は株式市場のパフォーマンスも優れませんし、来年日本株市場やハイテク株市場が暴落する可能性もあります。そこで、日々の株価や景気に気にせずに投資をする先としては、上場企業への投資だけでなく、未上場企業への投資もポートフォリオに入れておくのがおすすめです。

未上場企業への投資であれば日々の株価変動や景気動向を気にする必要がない

2021年以降も、筆者は「未上場企業への投資」が大きなリターンを生み出すと考えています。

未上場企業への投資は、上記でお伝えしたように、株価の動向を気にする必要がありません。その企業自体が成功するかどうか、上場するかM&Aされるかだけを気にしていれば良いので、他の投資とは異なり、投資するタイミングもそこまで気にする必要はないです。

実際のところ2020年では東証マザーズ市場のハイテク株が上がりすぎたこともあり、2021年も同様の成長が続くかは不透明です。一方で、未上場企業への投資であれば、投資する時期はそこまで関係なく、投資先が成功するかどうかに尽きます。

未上場企業への投資は、これまで限られたエンジェル投資家などの一部の投資家しか参戦できない市場でしたが、近年は株式投資型クラウドファンディングのファンディーノ(https://fundinno.com/)が誕生したことで、多くの個人投資家も参戦できる投資となりました。2020年にはファンディーノもTVCMを開始し、徐々にメジャーな投資先となりつつあります。

もちろん、未上場企業への投資の場合は、投資先が事業に失敗して投資資金がゼロになるリスクはあります。しかしながらその一方で、投資先が何倍、何十倍、何百倍にもなる可能性を秘めた投資であることには変わりません。

日本初の株式投資型クラウドファンディングのファンディーノ

【公式サイト】https://fundinno.com/

個人投資家が、インターネットから簡単に日本の未上場企業に投資ができるサービスを提供しているのが、ファンディーノです。筆者もファンディーノを通じて未上場企業の株式会社ノモックに投資を行っています。

ファンディーノは日本でNo.1の案件数を取り扱っており、これまで40億円以上、127件以上の案件の取り扱いを行っています。金融資産300万円以上、投資経験1年以上の投資家であれば、無料登録ができます。

上場企業への株式投資と併用して、未上場企業への投資でも今後大きなリターンを狙いたい方は、まずはファンディーノに無料口座開設されるのがおすすめです。ファンディーノでは毎月新しい案件が掲載されますので、上場企業への投資に使う資金の一部を使って、ファンディーノを通じても未来のユニコーンを発掘する作業も始めてみてはいかがでしょうか。