5000万円資産運用ポートフォリオと1億円に増やす投資戦略【2022年版】

5000万円資産運用

2020年4月の米国株中心での1000万円の資産運用開始から約20ヶ月が経ち、2021年12月には約5000万円の資産となりました。

今回の記事では筆者の現在の5000万円の資産運用ポートフォリオを紹介しつつ、2022年に5000万円を1億円に増やすおすすめの投資戦略を検討します。

貯金5000万円の資産運用ポートフォリオと今後の投資戦略

5000万円の資産運用ポートフォリオ
  1. 米国株個別投資(GOOGL他):約1200万円
  2. 米国株ETF投資(VGT):約1300万円
  3. 暗号資産(BTC他):約1500万円
  4. 世界株投資(ひふみワールド):約700万円
  5. 未上場株投資:約100万円
  6. 現預金:約200万円

2021年に日本株を完全に処分したことで、上記で合計約5,000万円の資産となっています。今後はおそらくどこかで下落が来るであろう暗号資産から資金を徐々に引き上げ、全般的にパフォーマンスの高い米国株ETF、米国テクノロジー個別株で資産を増やそうと考えています。

今後の戦略としては1年間で10倍などのテンバガー銘柄はもう狙わず、1年間で2倍以上になるような銘柄にフォーカスして投資をしていく、確実に成長が見込まれる銘柄に投資をしていく方針です。

米国株個別銘柄と米国株ETFの運用実績と今後の投資戦略

米国株投資の成績

筆者の米国株ETFは、テクノロジーセクターに集中投資を行うVGTが殆どになっています。

過去にはVOOやVTIもポートフォリオに組み込んでいましたが、今ではVOOは楽天証券のemaxis slim S&P500連動型の投資信託を楽天クレジットカード決済で積み立てることができるのと、VTIはSBI証券のSBI・V・全米株式インデックスファンドを三井住友クレジットカード決済で積立ることができるため、米ドルではVGTに積立投資をしています。

VGTへの追加投資については、米国株や暗号資産の個別銘柄などが大きく上昇した際に利益確定し、それらの資金を振り分けていく形で増やしていこうと考えています。米国株式市場に連動するETFは安定的に高いリターンを毎年出していますので、長期では資産形成に役立つと考え、引き続き一定の金額を積立投資していく予定です。

ちなみに筆者と同じようにSBI証券でクレジットカード決済で積立投資を開始したい方は、三井住友VISAカードを作られるのがおすすめです。毎月三井住友クレジットカードから最大5万円まで積み立てることができ、クレジットカード決済のため積立の度にVポイントが最大3%もらえます。

米国IT株レバレッジETF(3倍)も短期では組み込みを検討

tecl

また、今は上がりすぎているため、下がる可能性を意識するとなかなかここから投資はしづらい部分はあるのですが、TECLなどのレバレッジETFも、チャンスがあれば購入していきたいと考えています。

結局VGTに投資をするのであれば米国テクノロジーセクターに投資をすることは変わりないため、短期ではさらにパフォーマンスが高いレバレッジETFを活用するのも一つの手法かと考えています。

実際にコロナショック後に投資をしておけば今は8倍以上に成長していますので、2020年はかなり投資チャンスだったと言えるでしょう。

5000万円を国際分散投資するならロボアドバイザーもおすすめ

ウェルスナビ5週目2

ちなみに、資産運用に時間を使わずにリスクを抑えながら安定的に資産運用をしたい方には、上場企業が運営しているロボアドバイザーの「ウェルスナビ」などもおすすめです。

ウェルスナビであれば、米国株ETFの「VTI」、日欧株ETFの「VEA」、米国債券の「AGG」、金「GLD」、不動産「ITR」のETFに自動で国際分散投資をしてくれます。

リバランスも完全に自動で行ってくれますので、自分で売買タイミングを考える必要もないです。ウェルスナビは投資先が分散されていますので、仮に米国株市場が暴落しても、大きな損失を得ずに安定的な運用が可能になるのが特徴です。

実際、ウェルスナビはコロナショックの時に一時的に下がったものの、すぐに回復してまた高いパフォーマンスを上げています。手数料は1%と筆者が投資しているVGTなどと比べてると手数料は高いものの、投資に時間をかけたくない方にはおすすめです。

ウェルスナビは口座開設(無料)をして資金をインターネットバンキングで入金し、あとは積立設定するだけです。今後10年や20年などの積立長期投資のシミュレーションもできますので、将来的に増える資産額も予めシミュレーションできます。

今のうちから将来の蓄えを安定的に作りたい方は、ウェルスナビに口座開設されるのもおすすめです。

世界株投資(ひふみワールド)の実績と今後の投資戦略

ひふみワールド

世界株投資については、引き続きひふみワールドにNISA口座で積立投資をしています。毎月10万円ずつ積立投資していることで順調に増えており、現在700万円近くになっています。年末年始がメンテナンス中でしたので先月の実績を下に貼っておきます。

ひふみワールドの成績

ひふみワールドのリターンはVTIと同じぐらいと想定しています。ですが、仮に米国株市場が不調な時であっても、世界株に投資しているひふみワールドに投資をしていれば、ある程度リスク分散となると考えて投資を続けています。

また、筆者の場合は、ひふみワールドはNISA口座を利用しているため、税金面では利益確定時に優遇されています。そのため信託報酬が米国株ETFと比べると1%以上と高いのですが、税金面での優遇があるため許容しています。

現在NISAや積立NISAで何に投資すべきか悩んでいる方や、世界株への投資を検討している方には、ひふみワールドはお勧めできる投資信託です。

未上場株投資の運用実績と今後の投資戦略

【公式サイト】https://fundinno.com/

続いて、未上場株投資については、投資した金額が30倍、50倍、100倍以上に増えることを期待して投資を行っています。

投資している理由は、投資先によってはエンジェル税制という節税対策が可能なのと、得られた利益は申告分離課税で一律20.315%しか税金がかからないからです。

未上場企業投資の場合、日々の株価に一喜一憂する必要がありませんし、その企業が成功するかどうかだけを気にすれば良いので、投資タイミングも気にする必要がありません。そのため、一度投資した後は精神衛生上も非常に良いのです。

筆者の未上場株の投資先と運用実績

【公式サイト】https://fundinno.com/

筆者の場合は、TVCMも行っている株式投資型クラウドファンディングのファンディーノ(https://fundinno.com/)を利用して、株式会社ノモックに投資を行っています。

株式会社ノモックは、2020年には保有株式を売却する機会があったのですが、筆者はさらなる成長を信じて売却を選択せず、そのまま保有しています。

これまで未上場企業への投資は一部のエンジェル投資家しか参戦できませんでしたが、株式投資型クラウドファンディングのファンディーノが誕生したことで、多くの個人投資家も簡単に参戦できるようになりました。

ファンディーノは日本No.1の未上場株投資サービス

ファンディーノは日本で一番エンジェル投資の案件を取り扱っており、2021年時点で累計約70億円以上の調達を成功させており、ユーザー数は10万人近くになっています。

すでにファンディーノの案件の中にはM&Aされた案件の実績もありますので、ファンディーノの投資案件から未来のメルカリのようなユニコーンが出る可能性もあります。

ファンディーノは、金融資産300万円以上、投資経験1年以上の投資家であれば、無料口座開設が可能です。未上場企業への投資で大きなリターンを狙いたい方や、エンジェル税制などの節税対策を行いたい方にはおすすめです。

筆者の暗号資産の投資先と今後の暗号資産の投資戦略

SOLANA

暗号資産については、暗号資産市場自体が拡大していることもあり、今後も一定の投資は続け、大きく上昇した際に利益確定をし、他の金融アセットへの投資を行う予定です。

ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな暗号資産への投資をメインに行いながらも、正直どの暗号資産が上昇するかは不透明な部分もあるため、あまり1銘柄に大きく投資をするのではなく分散投資を行うつもりです。そうして分散投資を行った銘柄が大きく上昇した際に利益確定を行い、利益分を他の金融アセットに追加投資する予定です。

実際に2021年は、DOGEだけでなく、BNBやSOLANAなどに投資をしていれば大きく資産を増やすことができました。但し、その場合は海外の暗号資産取引所を利用する必要がありましたので、少しハードルが高かったのは確かでしょう。

しかし最近はgtaxなどの暗号資産の税金計算ツールの機能が向上していますので、defiなどの利用したイールドファーミングでの収益も計算することができるようになっています。そのためかなり利用はしやすくなっているのですが、暗号資産は申告分離課税ではなく総合課税となります。

そのため、収益が上がれば上がるのど税金が高くなる傾向にありますので、その点のマイナス面は踏まえて投資を行っていこうと考えています。

価格変動が嫌な方には年率6%を狙えるファンズがおすすめ

Funds(ファンズ) - 貸付ファンドのオンラインマーケット

【公式サイト】https://funds.jp/

最後に、「暗号資産や株式などのボラティリティが高い投資先は不安、かと言って債券だと利回りが低すぎる…」と感じている方には、安定的な利回りが見込めるファンズ(funds)がおすすめです。

ファンズは、予め運用期間と利回りが決まっており、安定して年率1.5〜6%程度のリターンを狙うことができる金融商品です。株式や債券とも異なる性質の金融商品のため、資産運用のポートフォリオを分散させることができます。

大阪王将ファンドなど有名企業とのコラボが多いファンズ

ファンズ

ファンズ(funds)は、主に上場企業向けの貸付ファンドに投資を行う金融商品で、過去には餃子の王将ファンドやメルカリファンドなどの有名企業のファンドも取り扱っています。最近では三菱UFJ銀行とも連携した商品をリリースしました。

ファンズ(funds)は、リスクが抑えられている割に利回りも一定以上あり、運用期間も1年未満の案件が多いのが特徴です。但し、利益に対する課税は総合課税のため、申告分離課税が適応される株式や投資信託との損益通算は行うことができません。

しかし、そうは言っても所得が1800万円以上の高額納税者でない限り、あまりこの所得税の税率については気にする必要はないです。

メルカリなど有名な上場企業向けの貸付ファンド投資の案件が多数

メルカリファンド

2020年には、フリマアプリのメルカリと連携した投資商品を提供しており、案件募集開始と同時に即売り切れするほど大人気でした。

ファンズの仕組みで優れているのは、上場企業向けの貸付ファンドという点です。上場企業が借りたお金を返せないといった事態が発生することは、基本的にありえません。

また、投資先が上場企業であればIRなどの情報もホームページ上に公開されています。ですので、投資の安全性を自ら確認でき、その上で投資を行うことができます。

日々の株価に一喜一憂することもなく、精神的な安定を得て、投資元本の安全性を確保した上で安定的な利回りを得たい方は、ファンズを利用されてみるのがおすすめです。