SMAM投信直販ネット(三井住友DS投信直販ネット)の口コミは?メリット・デメリットを解説

SMAM投信直販ネット(三井住友DS投信直販ネットの口コミです。

結論からお伝えすると利便性の高い投資信託の購入サイトかとは思いますが、基本的に初心者向けで、コツコツと長期的に積立投資をしていきたい方向けのサイトです。

より幅広いラインナップから購入する投資信託を検討されたい方は、通常のネット証券を利用されるのも良いかと思われます。

三井住友アセットマネジメントのSMAM投信直販ネットとは?

SMAM投信直販ネットは、大手運用会社の三井住友アセットマネジメントによる、インターネットを通じた投資信託の直接販売サイトです。

SMAM投信直販ネットのクイック口座開設の場合、PC・スマホ上で口座開設手続きが完結するため、普通の証券会社よりも利便性が高い点が特徴です。

印鑑も書面も郵送も不要で口座を開設することができます。

運用会社から直接投資信託を購入できる

2015年4月から始まった新しいサービスで、証券会社でも銀行でもなく、運用会社から直接投資信託を購入できる点が特徴的です。

具体的には、下記のような投資信託の購入が可能です。

取扱いファンド一覧
  • 三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド
  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
  • 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
  • SMAM・グローバルバランスファンド(機動的資産配分型)
  • 三井住友・ライフビュー・バランスファンド30(安定型)
  • 三井住友・ライフビュー・バランスファンド50(標準型)
  • 三井住友・ライフビュー・バランスファンド70(積極型)

このような仕組みには、例えばレオスキャピタルワークス株式会社が提供する「ひふみ投信」などがあります。

R&Iファンド大賞4年連続受賞のひふみ投信も公式サイトから直接購入できる

ひふみ投信は、1,000円から購入できるアクティブ型の投資信託です。2008年から現在までの運用実績は高く、4年連続でR&Iファンド大賞を受賞しています。

手数料は購入時も売却時も無料で、信託報酬の1.0584%のみです。それにも関わらず、2008年の運用開始から毎年高いリターンを出し続けていることから、非常に人気の投資信託となっています。

投資対象は主に日本の成長株(中小小型株)でしたが、近年はファンドの規模が大きくなってきたため、Amazonなどの米国株もポートフォリオに組み入れられてきています。そんな「ひふみ投信」は金融機関を経由して購入することもできますが、その場合は「ひふみプラス」となってしまい、余計に仲介手数料がかかってしまいます。

ですので、ひふみ投信に口座開設(無料)をする場合は、SMAM投信直販ネットと同じように、公式サイトから直接申し込んだ方がお得なのです。今後はますますこのような投資信託が誕生してくる可能性は高いでしょう。

SMAM投信直販ネット(三井住友DS投信直販ネット)のメリット

SMAM投信直販ネット(三井住友DS投信直販ネット)のメリットを改めて整理してみると、下記が挙げられます。

SMAM投信直販ネットのメリット
  • 販売手数料・口座管理手数料が無料
  • 長期投資に適した投資信託がラインナップされている
  • 毎月1,000円から積立投資が可能

販売手数料も口座管理手数料も無料ですので、口座開設をしただけでは特に手数料はかかりません。また、毎月1,000円から積立投資が可能ですので、若い人や投資未経験者にも敷居が低いサービスとなっています。

SMAM投信直販ネット(三井住友DS投信直販ネット)のデメリット

一方で、SMAM投信直販ネットには、下記のようなデメリットが挙げられます。

SMAM投信直販ネットのデメリット
  • 信託報酬の上限は年1.404%(税込み)
  • 購入できるファンドの種類が限られる

まず、信託報酬の上限が1.404%と特段高い訳ではありませんが、さきほどご紹介したひふみ投信と比べると高いです。また、コンピューターに資産運用をお任せすることができる、ロボアドバイザーのユーザー数No.1のWealthNaviの手数料約1%と比べると、若干高くなっています。

また、SMAM投信直販ネットは、限られた投資信託を購入するのには便利ですが、幅広い投資信託のラインナップから選択する上では向いていません。ですので、すでにあるラインナップの投資信託以外からも選んで購入したい方は、楽天証券などのネット証券にも口座開設をして、購入する投資信託を吟味される方が良いでしょう。

SMAM投信直販ネット(三井住友DS投信直販ネット)の利用がおすすめな方

以上のようなメリット・デメリットを踏まえ、SMAM投信直販ネットは下記のような方におすすめです。

SMAM投信直販ネットがおすすめな方
  • 投資信託に関心のある方
  • 20代以上の投資未経験者
  • コツコツ資産を増やしたい方(定期積立プランを利用したい方)

なお、SMAM投信直販ネットは、定期的にキャンペーンを実施しているようですので、その際のタイミングに合わせて申し込むのもお得です。

例えば、以前は口座開設と投信積立を申込むと、書籍とクオ・カード3,000円をプレゼントしてもらえるキャンペーンがありました。ぜひ公式サイトをチェックして、自分のタイミングで口座開設を申し込んでみてください。

SMAM投信直販ネットの口座開設方法(無料)

SMAM投信直販ネットの口座開設のお申込み方法は簡単ですので、一緒にみてきましょう。まずは公式サイトから、「インターネット上で今すぐ口座開設」ボタンを押すと、口座開設申込画面に遷移します。

なお、NISA口座開設を申し込む場合は、チェックボックスにチェックを入れます(別途手続き書面が郵送されてきます)。また、積立で投資信託を購入することを検討している場合は、口座開設の申込み完了後に、続けて投信積立のお申込みができます。

そうしてまずは各種個人情報を入力し、口座開設のお申し込みを完了します。

マイナンバーと本人確認書類を提出

口座開設のお申込み後に、マイナンバーと本人確認書類を提出します。この際にはご案内メール(「マイナンバー登録URLのお知らせ」)がきますので、そちらのメールを確認します。

本人確認書類は、ファイル形式(gif/jpg/jpeg/png/bmp/pdf/tif/tiff)にてアップロードしますが、ファイルが準備できない場合は書面での提出でも可能です。

書面の場合は提出方法で「郵送」を選択すると、返信用封筒が自宅に郵送されてきます。

口座開設の完了のご通知が自宅に届く

こうして口座開設が完了すると、簡易書留+転送不要郵便にて「口座開設完了のご通知」が自宅に届きます。書類には、①口座番号、②初期ログインパスワード、③初期執行パスワードなど、取引に必要な重要事項が記載されています。

その後、SMAM投信総合取引口座への入金・取引が可能となります。