ロボアドバイザーはいつ始めるべき?開始時期は株式市場暴落時がおすすめ

米国株投資

2020年2月頃からのコロナショックで、米国株式市場は急落しています。特に欧米諸国がコロナショックによる混乱に陥っており、引き続き世界経済の先行きは不透明です。

ドル円が円高にいくのか円安にいくのかもわからないのが現状で、何に投資をすべきなのかわからないというのが実際のところです。ですが、実はこのような大暴落時かつ世界経済の先行きが不透明な時期というのは、ウェルスナビのようなロボアドバイザーでの資産運用を始めるチャンスです。

筆者は以前2019年6月のNYダウ暴落時にウェルスナビを開始

ウェルスナビ

筆者も以前NYダウが暴落した時にウェルスナビを開始したことで、開始2ヶ月で+6%以上ものリターンを得ることができました。

これは株式などが安くなっている時に投資を開始できた結果のため、当然と言えば当然なのですが、将来的にリターンを得るためには、好景気ではなく不景気にこそ投資をすべきタイミングなのです。

ウェルスナビのポートフォリオは、米国株・日欧株・新興国株・米国債券・金・不動産・現金に分散されています。

ウェルスナビ5週目2

このように様々な金融アセットクラスに分散投資されていることで、万が一金融危機が起きても損失が少なくなるように設計されています。

また、長い目で見れば世界経済は成長していますので、そのような成長に乗るためにも、この不景気が到来しつつある時期からロボアドバイザーなどの資産運用を始めるというのは良いタイミングであると言えるでしょう。

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長期投資をするのであれば開始タイミングはそこまで関係ない

エンジェル投資

ウェルスナビの開始時期でおすすめなのは、基本的には株式市場暴落時とお伝えしましたが、実際のところ長期投資を行う予定なのであれば、開始タイミングはそこまで関係ありません。

大切なのは時間を分散して投資すること

それよりも一度のタイミングで一気にお金を突っ込むことよりも、時間を分散させてコツコツと積立投資を行うことが大切です。毎月コツコツと積立投資を行うことで、価格が安い時は多くの量を購入することができ、価格が高い時は高値づかみの損失を低減することができます。

ウェルスナビでは毎月の自動積立投資も可能

WealthNaviの自動積立は、月の引き落とし日を5つから選ぶことができ、月に5回までの複数回の積立が可能です。

ただし、10年や20年といった長期の資産運用では、ひと月あたりの積立金額が同じであれば、引き落とし日や積立回数の分散によって将来の運用結果が大きく変わることは実際のところほとんどないでしょう。そのため、基本的には月1回の積立投資を行えば十分で言えます。

ロボアドバイザーであれば株価暴落の狼狽売りを避けられる

リセッション対策

また、コロナショック後の投資に、ロボアドバイザーのウェルスナビへの投資はおすすめです。

2020年のコロナショックに恐怖を感じて、投げ売りをしてしまった方も多くいたことでしょう。但し、結果としては、米国株式市場は急回復し、いわば投資チャンスであったと言えます。

ひふみ投信を運用するレオスキャピタルワークス株式会社の藤野氏などは、あらかじめコロナショックによる株式市場暴落のピークの2ヶ月前ぐらいから、含み益のあった株を売却し、2000億円ものキャッシュを用意していたようです。

ちなみに筆者も藤野氏のファンということもあり、ひふみワールドには積立投資を行なっていますので、現在ではすでに含み損から含み益に回復しています。

ロボアドバイザーは長期的な目線にたった金融商品ですので、基本的には5年や10年のスパンで資産運用を行なっていくものです。ですので、仮に短期的に株式市場が暴落したとしても、そこで狼狽売りをする必要もなければ、そもそもあまり気にする必要もありません。

これが個別の株式投資を行なっていたとしたら、慌てて株式を手放し、損失が出てしまっていた可能性すらあります。

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長期目線の資産運用が一番気にしなくて良くて楽に資産が増える唯一の方法

エンジェル投資

とにかく、何も考えずに、ひたすら給与から天引きの自動積立投資が一番楽な資産運用方法なのです。これは月給1/4天引き貯金とい「本多静六」さんの考え方を参考にしています。

筆者はウェルスナビに加えて、楽天証券でS&P500の連動型投信の積立投資なども行なっています。楽天証券の場合はクレジットカード決済も使えるので、ほとんど気にすることすらありません。

銀行口座から引き落としがあると気付きやすいのですが、クレジットカード決済の場合は、翌月に他のクレジットカードの明細とともに引き落としがきますので、もはや意識することすらないのが実情です。

このように、結局は給与所得から一定金額を天引きし、それを資産運用に回すという王道の方法を取ることで、資産は増えていきます。特段株式投資やトレードに熱意がある方以外は、複利効果で徐々に資産を増やしていく方法が良いでしょう。

一般人にとっては、一発逆転を狙ってリスクの高い投資を行うよりも、コツコツと節約し、余った貯金をインデックス投資に回し、放置して資産を増やしていく方法が、一番確実ですしストレスもないのです。

ウェルスナビは暴落時ほど資産運用を始めるチャンス

ウェルスナビ 資産運用結果

米国株式市場が一時的に暴落した時に始めると、割と早くに含み益が生じますので、精神的にも楽でいられます。

そうするとあとは本当に何も考えずに毎月自動で積立を行なっていきます。人生何があるかわかりませんので、不測の事態に急にお金が必要になる時もあります。

そんな時のために、毎月コツコツと貯金をして積立投資をしておくというのは有効です。ウェルスナビなら自動積立もできるため気にしなくて良いのが特徴です。毎月銀行口座から自動引き落としで積立投資ができますので、わざわざ銀行振り込みなどを行う必要もないのです。

ウェルスナビ5週目2

資産クラスは上記の通り米国株、日欧株、新興国株、米国債券、金、不動産、現金に分散されて投資されますので、仮に株式市場が暴落したとしても、金が上がったりと、うまい具合にポートフォリオが別れています。

定期的に資産のリバランスも行われ、税金も最適化されます。ユーザーである私たちは、毎月の積立金額を決めて、資金を入金して、資産運用プランを5つの中から選んで運用するだけです。長期での資産運用であれば手数料割引もありますので、長期的にコツコツと資産形成していきたい方には適しています。

ウェルスナビの手数料は本当に高い?投資信託と比較してみると

ウェルスナビの長期割

ちなみに、ウェルスナビは、確かにemaxis Slimシリーズなどの投資信託と比べると、信託報酬は高くなっています。

信託報酬というのは、いわゆるプロに運用をお任せするにあたっての運用コストです。ただし、筆者が投資をしているひふみワールドなどのアクティブ型投資信託は手数料が1.48%ありますので、それと比べると手数料は安くなっています。

emaxis Slimシリーズの投資信託は、インデックス投資になりますので、手数料が安いのは当たり前です。一方で、ひふみワールドなどのアクティブ型投資信託は、市場よりも高いパフォーマンスを狙っていますので、手数料が高くなるのは仕方ないのです。

実際にこれまでの成績では、10年で5倍程度になっていますので、それを考えると手数料が多少高くてもそれ以上のリターンが得られている訳ですから、投資家としては問題ないと思われます。

ウェルスナビについても、リスク許容度を5にしておくことで、よりアクティブな資産運用が可能になります。5年や10年という長い目で見ると、ウェルスナビはかなり高いリターンを出してくれる可能性があるロボアドバイザーなようにも思われます。

また、手数料が高いことが問題なのではなく、現預金で貯金していても資産が目減りすることしかありませんので、言ってしまえば「何もせず貯金していることの方がリスク」なのです。世の中がインフレになればなるほど、現預金の価値は目減りしますし、このまま生きていても老後の資金が足りなくなることは目に見えています。

このような時代背景からも、若い時からコツコツと積立投資をしていることが、将来的に大きなメリットとなるのです。

ウェルスナビ(WealthNavi)の口座開設の所要時間は短い

ウェルスナビの口座開設申込の所要時間は1分程度です。その後、筆者の場合は2日後ぐらいに自宅に本人確認のためのハガキが届きました。

なぜウェルスナビの口座開設がこんなにも早いのかというと、面倒な住所などの入力が不要で、マイナンバーカードの写真をアップロードすれば、申請が完了するからです。ですので、自分の銀行の口座番号が分かって、お手元にマイナンバーカードの写真があれば、準備は完了です。

それでは具体的なウェルスナビの口座開設方法をご説明しますので、一緒に見ていきましょう。まずはウェルスナビの公式サイトへ移動します。

ウェルスナビ(WealthNavi)の無料口座開設のやり方

WealthNavi(ウェルスナビ) ロボアドバイザーで全自動の資産運用

ウェルスナビの公式サイトへ移動すると、トップページが開きますので、まず「口座開設」のボタンが出てきますので、そちらをクリックします。

そうすると、すぐに下記の口座開設のお申し込みフォームにたどり着きます。

口座開設のお申し込みにメールアドレスを入力

こちらで「メールアドレス」を登録して、「次へ」のボタンをクリックします。

ユーザー登録(認証コードとパスワードの入力)を実施

そうすると認証コードとパスワードを求められます。

こちらで、メールアドレスに送られてきた「認証コード」を入力し、8文字以上(大文字、小文字、数字を含む)のパスワードを入力して、「ユーザー登録する」のボタンをクリックします。

お客様情報の登録を実施

そして次に、電話番号や職業などの「お客様情報」を入力します。こちらが完了しますと、本人確認書類のアップロードの画面に移ります。

本人確認書類の画像のアップロードを実施

こちらの本人確認書類のアップロードの画面で、「マイナンバーカード」の写真をアップロードします。

マイナンバーカードをお持ちでない場合は、「個人番号通知カード」+「運転免許証」での登録が可能です。

規約等に同意をする

そして、ウェルスナビ の規約等の同意を確認して次に進むと、ウェルスナビの口座開設のお申し込みが完了します。

口座開設が完了しますと、通常2営業日〜1週間程度でウェルスナビから自宅(マイナンバーカードの住所)に簡易書留でハガキが届きます。

ウェルスナビ(WealthNavi)からログインURLが記載されたハガキが到着

ハガキを受け取ったら、ハガキに記載されたURLにアクセスします。その後、メールアドレスとパスワードを入力してマイページにログインします。

ウェルスナビ(WealthNavi)への入金方法

ウェルスナビのマイページログイン後、運用診断(後述)を行い「運用プラン」を決めます。その後、「入金」ボタンをクリックし、入金ページへ移ります。最低入金額である10万円以上の入金額を入力し、ウェルスナビの指定口座に入金することで、資産運用を始めることができます。

なお、ウェルスナビの入金先の口座には三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、住信SBI銀行、じぶん銀行、イオン銀行などがあります。この中で、住信SBI銀行の場合は「クイック入金」に対応していますので、即座に入金が可能で便利です。

こうして資金を入金すれば、あとは自動で国際分散投資をしてくれます。リスク許容度は5段階から選ぶことができますので、積極的にリスクをとって資産運用をしていきたい方は5、ほとんどリスクを取りたくない方は1を選ばれると良いでしょう。

筆者の場合はそもそもロボアドバイザーが守りの運用と考えていますので、リスク許容度は5で積極的に運用する方針でウェルスナビは利用しています。

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