WealthNavi forソニー銀行の評判は?違いやメリット・デメリットを簡単解説

ロボアドバイザーのウェルスナビ(WealthNavi)は、ソニー銀行とも提携しています。

公式サイトからでもウェルスナビは直接口座開設を行うことができますが、ソニー銀行を保有していると本人確認の手間などを省略して口座開設を行うことができます。ただし、WealthNavi for ソニー銀行には長期的な手数料割引がなかったり、いくつかデメリットもあります。

そこでこの記事では通常のウェルスナビとWealthNavi for ソニー銀行との違い、メリットやデメリットなどをご紹介します。

筆者はソニー銀行の口座を保有しているもののウェルスナビは公式サイトから利用

なお、筆者はソニー銀行の口座も保有していますが、ウェルスナビは公式サイトから直接口座開設をしています。

理由は、長期的な手数料割引があるのと、入金にソニー銀行以外の口座も利用したいからです。上記は実際の筆者の運用レポートですが、筆者の場合は10万円の資産が開始2ヶ月で106,600円以上に成長しました。

国際分散投資をしてリスクを低減しつつ、高いパフォーマンスを出してくれるウェルスナビに驚きましたので、このままウェルスナビで積立投資で資産は放置していこうと考えています。

ホーム WealthNavi

(追記)放置した結果、2023年では上記のような結果となっています。ウェルスナビに限らずロボアドバイザーは放置で資産運用ができるので、日々忙しくて資産運用を考える余裕がない方にはおすすめです。

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ロボアドバイザーのWealthNavi forソニー銀行とは?

「WealthNavi for ソニー銀行」は、ロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)を、ソニー銀行のお客さま向けにカスタマイズしたサービスです。そもそも『ウェルスナビ』は完全に資産運用をお任せできる、ロボアドバイザーです。

最初に6つの簡単な質問に答えるだけで、ウェルスナビが最適な資産運用プランを提案してくれます。ウェルスナビに口座を開設して資金を入金すると、プランに応じて自動で国際分散投資を行ってくれます。

ウェルスナビ5週目2

上記は筆者のポートフォリオですが、具体的には米国株・日欧株・新興国株・米国債券・金・不動産のETFに国際分散投資をしてくれます。ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づくアルゴリズムを利用して資産は運用され、税金の計算や資産のリバランスなども自動で行ってくれます。

手数料は年間1%程度で長期運用による割引もあり、完全に資産運用をお任せすることが可能です。日々の仕事が大変で資産運用にまで手が回らない方や、ほったらかしの投資をしたい方、資産運用の初心者にはおすすめの資産形成手段です。

2016年のサービス開始からユーザー数や預かり資産残高は増加


ウェルスナビは2016年のサービス開始から順調にユーザー数を増やし、2019年4月時点でユーザー数は12万人を突破し、預かり資産残高は1,200億円を超えています。2020年1月時点では預かり資産残高は2,200億円を突破しました。

ウェルスナビの公式サイトを確認すると、サービス開始からの運用成績もプラスになっていますので、一定のパフォーマンス実績のあるサービスと言えるでしょう。また、公式サイトでは資産運用のシミュレーションができますので、長期的な資産形成を行っていきたい方には向いています。

通常のWealthNaviとWealthnavi forソニー銀行の違いやデメリット

すでにソニー銀行の口座を保有している方などは、WealthNavi for ソニー銀行を利用されても良いですが、デメリットもあります。

まず、ソニー銀行ユーザーであれば、24時間365日リアルタイムで、ソニー銀行の預金口座からWealthNavi(ウェルスナビ)の口座に無料で入金することができます。

ソニー銀行に口座開設が必要

ですが、WealthNavi forソニー銀行の場合、最初にソニー銀行の銀行口座の開設が最初に必要となります。

そこに大体5日間程度はかかってしまいます。ですので、すぐにウェルスナビを始めたい方は、通常のウェルスナビの方を申し込んだ方が正直楽でしょう。

WealthNavi for ソニー銀行は手数料の長期割引がない

ウェルスナビの長期割

また、通常のウェルスナビでは利用することができる、手数料の長期割のサービスがありません。

長期割では、50万円以上なら0.01%ずつ、200万円以上なら0.02%ずつ、最大0.90%まで手数料を割引してもらえます。そのため、ウェルスナビを使って長期的に資産形成をしていきたい方にとっては、手数料は非常に重要です。

ソニー銀行からの乗り換えがめんどくさい

最後に、ふとソニー銀行以外の違う銀行口座をメインで使おうと思った時に、資金を入れ替えるのが手間であったりするからです。

一生涯、ソニー銀行をメインで使おうと考えている方であれば問題ないかもしれませんが、長い人生何があるかわかりません。例えば、今はソニー銀行をメインに使っていたとしても、10年後にもソニー銀行をメインで使っているかはわからないでしょう。

どちらかというとメガバンクであったり、大きな銀行をメインに使っている方が多いのではないでしょうか。そのような観点からも、ウェルスナビ自体のサービスは公式サイトから直接口座開設をして、様々な銀行口座を利用できるようにした方が、いろんなリスクを低減できるかとは思われます。

WealthNavi for ソニー銀行の評判や口コミ

口コミにもあるように、WealthNavi for ソニー銀行の場合、お釣りで投資ができる「マメタス」を利用することは以前はできませんでした。ですが、途中からソニー銀行でもマメタスを利用することができるようになりましたので、今では特段問題ありません。

しかしながら、上述した口コミからわかるように、ウェルスナビに新しいサービスが追加された場合、当然ながら最初は本家のウェルスナビに新しい機能が追加されます。その後、WealthNavi for ソニー銀行など、他社と提供しているサービスに新しい機能が追加される流れとなるでしょう。

そのため、もし今後ウェルスナビに新しい機能が追加された際に、最初にそのサービスを利用したい場合は、通常の公式サイトからウェルスナビの口座開設をされておいた方が良いでしょう。

通常のウェルスナビなら様々な銀行からクイック入金可能

上記は筆者のログイン後のページですが、通常のウェルスナビの場合は、上記のような銀行からインターネットバンキング経由で、即時入金が可能です。

そのため、メガバンクや住信SBIネット銀行など、さまざまな銀行を利用することができます。また、通常の銀行振込で指定先の銀行口座に入金することで、簡単にウェルスナビを始めることができます。

WealthNavi(ウェルスナビ)を利用するメリット

ウェルスナビを利用するメリットとデメリットを、あたらめてまとめてみます。まずメリットは以下になります。

ウェルスナビのメリット
  • 完全にほったらかしの資産運用が可能
  • 資金を入金するだけで国際分散投資が可能
  • 事前に将来の資産運用シミュレーションが可能
  • マイナンバーカードがあれば口座開設がとても簡単
  • アクティブ型投資信託などよりも安い手数料(年間1%)
  • これまでにも運用実績がある
  • 2段階認証などのセキュリティ設定がある
  • 源泉徴収ありの特定口座に対応(面倒な確定申告が原則不要)
  • 自動税金最適化サービス『DeTAX』がある
  • 申告分離課税が適応されるため利益に対して一律20.315%の税率
  • スマホアプリでも取引ができる

WealthNavi(ウェルスナビ)を利用するデメリット

一方で、デメリットは以下になります。

ウェルスナビのデメリット
  • 元本保証ではない
  • NISAの利用ができない
  • (株式投資などよりも)そこまでリターンが高くならない

デメリットで元本保証ではないというのは、一般的な金融商品と同じです。また、証券会社のNISA口座のような利用の仕方はできません。

さらに、株式投資などのように、短期間で資産を2倍や3倍にできる可能性のある投資先ではありませんので、基本的にコツコツと長期的に資産形成をしたい方向けの金融商品です。

ただし、ウェルスナビには申告分離課税が適応されます。ですので、たとえウェルスナビでどんなに利益が出ても、給与所得などの他の所得とは合算されず、一律20.315%の税率ですむ点はメリットです。

WealthNavi(ウェルスナビ)の始め方(土日も可能)

WealthNavi(ウェルスナビ)は、公式サイトから無料登録を行って、マイナンバーの画像などを本人確認書類を提出すれば、後日自宅にハガキが届きます。

そちらのハガキを受け取り、マイページで運用プランを選択し、資金を入金すれば、土日でも資産運用を始めることができます。また、積立投資の設定をしておけば、完全にほったらかしでOKの資産運用ですので、日々本業が忙しい方でも問題ありません。

長期的にコツコツと資産形成を進めていきたい方などは、通常のWealthNaviなどのロボアドバイザーで資産運用を検討されてみるのも良いでしょう。

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