ロボアドバイザーのウェルスナビには、WealthNavi for 住信SBIネット銀行というサービスと、WealthNavi for SBI証券という別のサービスが存在します。
それぞれ住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を保有していれば、それぞれのWealthNaviのサービスに簡単に申し込むことができます。ただし、筆者の場合は公式サイトから申し込むよりもデメリットの方が大きいと判断し、ウェルスナビは公式サイトで運用しています。
今回はそんなWealthNavi for 住信SBIネット銀行やSBI証券のサービスについてや、公式サイトから口座開設ができるWealthNaviとの違いなどについて、実際に公式サイトでWealthNaviを口座開設して資産運用を行なっている筆者が詳細をご紹介します。
WealthNavi(ウェルスナビ )で資産運用実践中(月利+5.02%)
【公式サイト】https://www.wealthnavi.com/
筆者もWealthNaviの公式サイトから口座開設を行い、2019年6月から10万円ほど資産運用を再開しています。以前もウェルスナビで資産運用を行なっていたのですが、2019年の米国株式市場の先行き不透明感から、一旦資金を引き上げていました。
ただし、2019年に入ってからもなかなか大きく崩れないことから、米国株式市場が一時的に大きく崩れた6月のタイミングで、WealthNaviでの資産運用を再開しました。そのようなタイミングもあってか、1ヶ月ほどの運用で10万円が105,021円まで増加しています。
その後さらに資産は増加し、約2ヶ月ちょっとで+6.2%程度のところまで増えました。
今後とも本家のWealthNaviを利用してちょくちょくと積立投資を行うことで、年間の利回りを高めたいと考えています。ウェルスナビは本当に資金を入金するだけで、あとは完全にお任せの資産運用が可能ですので、日々の仕事で忙しい方などにおすすめできます。
WealthNavi for 住信SBIネット銀行の口コミ
ということで早速口座開設できたので、Wealthnavi for 住信SBIネット銀行運用開始してみました。
(まだポートフォリオは現金のみですw) pic.twitter.com/VZDgZUivrE— むにゃまる😺@りっぴぃ (@munya_mall) June 19, 2017
なお、預かり資産の内訳を見ると、「WealthNavi for SBI証券」と「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」が全体の3分の2を占めています。
預かり資産の全体では、4月末から7月までの3ヶ月で、100億円から200億円へと2倍に成長しました。 pic.twitter.com/TZL2F9wAvi
— 柴山和久 Ι 代表取締役CEO@ウェルスナビ Ι Kazuhisa Shibayama (@Kazu_Shibayama) July 26, 2017
毎月6日と20日に1万円ずつ積み立てています!#ウェルスナビ#WealthNavi
— サラリーマン トム (@Me3syOB9pef0Ytd) December 6, 2019
ネット上にはWealthNavi for 住信SBIネット銀行に関する口コミは少なく、どちらかというとウェルスナビ公式に関する口コミが多いようでした。
WealthNavi for 住信SBIネット銀行とは?
通常のWealthNaviとWealthNavi for 住信SBIネット銀行は、特に運用スタイルなどが変わる訳ではありません。
両方ともWealthNaviに資金を入金した後は、自動で国際分散投資をしてくれます。WealthNaviであれば、6つの簡単なアンケートに答えることで、自分にあった資産運用プランをウェルスナビが提案してくれます。そちらでリスク許容度を5段階から選択して、そちらの運用プランを元に初心者でも簡単に資産運用を始めることができます。
住信SBIネット銀行に口座を保有していると口座開設が簡単
WealthNavi for 住信SBIネット銀行の特徴は、住信SBIネット銀行の口座を保有していると最短1営業日で口座を開設できる点です。
また、住信SBIネット銀行からダイレクトにWealthNavi for 住信SBIネット銀行にログインができたりもします。他には、WealthNaviの残高が10万円を超えると、住信SBIネット銀行の会員プログラムで優遇されたりします。そのため、基本的には住信SBIネット銀行ユーザー向けのサービスです。
住信SBIネット銀行は使い勝手が良いネットバンク
実際、筆者も住信SBIネット銀行はよく利用していますが、ステージ(スマプロランク)に応じてATM引出手数料が無料になったり、他行宛振込手数料も無料になったりと、手数料面では非常にお得なネット銀行です。
また、住信SBIネット銀行同士であれば24時間365日即時の振込が可能ですので、即時にどこかに振込を行いたい時にも便利です。ただし、WealthNavi for 住信SBIネット銀行には大きなデメリットもあります。
WealthNavi for 住信SBIネット銀行は長期割(手数料割引)を利用できない
【公式サイト】https://www.wealthnavi.com/
WealthNaviを公式サイトから口座開設をして運用した場合、50万円以上の運用で0.01%ずつ、200万円以上の運用で0.02%ずつ、最大0.90%まで手数料を割引できます。
一方、今の所はWealthNavi for 住信SBIネット銀行にはこのような手数料の割引はありません。ですので、そのため、手数料の割引を利用したい方は、公式サイトから口座開設されるのが良いでしょう。
WealthNavi for SBI証券とは?住信SBIネット銀行の違い
続いて、WealthNavi for SBI証券についてですが、こちらはWealthNavi for 住信SBIネット銀行と似た名前ですが若干異なります。
通常のWealthNaviやWealthNavi for 住信SBIネット銀行と同じように、運用スタイルは変わりません。同じように入金したら自動で国際分散投資を行なってくれて、税金の計算や資産のリバランスなども自動で行なってくれます。
SBI証券に口座を保有していると口座開設が簡単
また、WealthNavi for SBI証券の方は名前の通り、SBI証券にすでに口座を保有している人であれば、簡単にWealthNaviを始めることができます。ただし、筆者の場合はWealthNaviの口座開設前にSBI証券にも口座を保有していましたが、WealthNaviは公式サイトから直販で口座開設を行なっています。
理由は、さきほどのWealthNavi for 住信SBIネット銀行でもご説明した通り、長期割という手数料の割引がないこともありますが、新しくサービスがアップデートされた時に、最初に反映されるのはやはりWealthNavi公式になるからです。
新しい機能が最初に追加されるのは公式の可能性が高い
今後WealthNaviが何かしらの追加機能をリリースしたり、新しいサービスを提供する場合、基本的には本家のWealthNaviからバージョンがアップデートされていくことでしょう。このような背景からも口座開設の簡単さだけでWealthNavi for SBI証券を選ぶのは、若干微妙かなと考えています。
WealthNavi for ネオモバなら1万円からロボアドバイザーが利用可能
また、2019年にはWealthNavi for ネオモバという、WealthNaviを『SBIネオモバイル証券』で利用できるサービスが始まりました。
こちらであれば、ウェルスナビの最低購入金額が1万円からとなっています。通常のWealthNaviの場合は最低購入金額が10万円からとなっていますので、まずは少額からロボアドバイザーを利用したい人には、WealthNavi for ネオモバは適しています。
ロボアドバイザーでの資産運用は10万円以上からがおすすめ
ただし、筆者の個人的な意見としては、そもそもロボアドバイザーで資産運用を行うのであれば、10万円ぐらいは運用しないと、どんなに利回りが良くてもなかなか資産は増えません。ある程度まとまった金額を積立投資することで、将来の資産形成にいかすことができるのです。
SBIネオモバイル証券自体は、Tポイントで株式投資ができたり、数百円などの少額から株式が購入できたりと、非常に良いサービスなのですが、あえてそこでWealthNavi for ネオモバを使わなくてもよいかなというように感じています。
SBIネオモバイル証券はTポイント投資ができる点が特徴
ただし、SBIネオモバイル証券自体は、月額220円で国内株式約定代金合計額50万円までは取引し放題です。
毎月固定Tポイントを200ptもらえますので、実際のところは20円で取引手数料安く株の売買が可能です。余ったTポイントの有効活用になりますので、筆者も日々利用しています。
筆者の場合はSBIネオモバイル証券ではTポイントを使って個別株に投資をしていますので、同じくポイント投資をやってみたい方にはSBIネオモバイル証券の口座開設はおすすめです。