住信SBIネット銀行株式会社のミライノカードGOLDとミライノカードを比較し、メリットとデメリットをお伝えします。
結論としては、クレジットカードを年間100万円以上(毎月8万円程度)利用される方には、ミライノカード GOLDの方がお得になる可能性が高いです。
ミライノカードとミライノカード GOLDの違いを比較
ミライノカード | ミライノカードGOLD | |
年会費 | 900円(税抜) | 3000円(税抜) |
年会費無料の条件 | 年間10万円以上の利用 | 年間100万円以上の利用 |
ポイント還元率 | 最大1% | 最大1% |
旅行傷害保険 | 最高2000万円 | 最高5000万円 |
海外ショッピング保険 | 最高50万円 | 最高50万円 |
カードローン金利 | 年0.1%引下げ | 年0.1%引下げ |
スマプロランク | ー | 2ランクアップ |
条件 | 18歳以上(高校生不可) | 20歳以上(学生不可) |
まず、ミライノカードには、ミライノカード、ミライノカード GOLD、ミライノカード PLATINUMの3種類があります。
この中で、ミライノカードとミライノカード GOLDは、年間利用額に応じて年会費が無料になります。おそらく多くの方が年間10万円程度は利用されるかと思いますので、基本的にミライノカードであれば年会費は無料になるでしょう。
一方で、ミライノカードPLATINUMの場合は、年間利用額に関わらず年会費が25,000円かかってしまいます。そのため、カードを利用することで年会費を無料にしたい方で、なおかつ一定のステータスがあるカードを保有したい方には、ミライノカードGOLDの方が適しているでしょう。
ミライノカードGOLDは引き落とし口座を住信SBIネット銀行にするとスマプロランクが2ランクアップ

ミライノカードには、スマプロランク(スマートプログラム・ランク)というプログラムがあります。ランクに応じて、ATM利用手数料や振込手数料が無料になる回数が変わったり、ボーナスポイントをもらえたりします。
ここで、ミライノカードGOLDに入会した上で、引き落とし口座を住信SBIネット銀行に指定した場合、スマプロランクが2ランクアップとなります。
新たに住信SBIネット銀行に口座を開設した場合、まずはランク2からスタートします。そこで、合わせてミライノカード GOLDに入会しすれば、ランク4の優遇を受けることができるのです。
ランク4となれば、ボーナスポイントとして50pをもらえます。ポイントは1ポイント=1円相当で、商品に交換するだけでなく、500ポイント以上100ポイント単位で現金に交換することも可能です。
住信SBIネット銀行の利用可能ATMと利用可能時間

これに加えて、ランク4であれば、毎月15回までATM引出手数料や振込手数料が無料となります。
毎月15回以上も銀行振込やATMからの引き出しをする方は多くないかと思いますので、基本的にランク4であれば手数料は気にしないでよくなるでしょう。
例えば、三井住友銀行のATMから他の銀行に振込をする場合、3万円以上の場合は432円かかってしまったりします。このような手数料が無料となりますので、手数料の節約になるでしょう。
また、住信SBIネット銀行であれば、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニで、24時間ATMの利用が可能です。さらに、住信SBIネット銀行同士の振込であれば、原則24時間365日リアルタイムで振込が完了します。
ですので、いざお金が必要になった時などに即座に様々な対応ができるようになるのが、ミライノカードGOLDと言えます。
ミライノカード GOLDのメリット
ミライノカード GOLDのポイントは、ランクアップによって各種手数料無料を実現できる点ですが、それ以外のメリットには下記が挙げられます。
- 旅行保険やショッピング保険がある
- Apple Payで利用可能
- QuickPayが搭載
- ETCカードが永年無料
- 1000円ごとにミライノポイントが5ポイント貯まる(還元率0.5%)
ミライノカードGOLDには旅行保険やショッピング保険がついていますので、海外旅行に行く際に改めて保険を気にしないで良いとも言えるでしょう。他にもミライノカードには、下記のような付帯サービスがついています。
- JCB PLAZA
- JCBプラザコールセンター(日本/海外)
- たびらば(WEB/アプリ)
- JCB GLOBAL WiFi
- 海外レンタカーサービス
- 空港宅配優待サービス
- JCB空港優待ガイド
- JCB沖縄優待ガイド
- 空港免税店割引サービス
- JCB紛失・盗難海外サポート
そのため、例えば海外旅行に行く予定がある方などには、各種サービスを利用する機会があります。
ミライノカード GOLDのデメリット
- ブランドがJCBしかない
- 年会費が3,000円かかる
ミライノカードGOLDの一つ目のデメリットは、やはりJCBブランドしかない点です。ちなみに、筆者もSBIシリーズのサービスは全て利用していますが、ミライノカードGOLDは保有していません。
住信SBIネット銀行とSBI証券、SBIネオモバイル証券やSBI FXトレードなど、各種SBIホールディングスのサービスを利用していますが、ミライノカードについてはJCBブランドしかないため保有しないことにしました。
もちろん基本的に国内でしか使わないのであればJCBブランドでも全然問題ないのですが、筆者の場合は海外でも使いたいので、ゴールドカードは三井住友VISAゴールドカードを利用しています。
年会費は年間100万円以上の利用で次年度無料
他のデメリットとしては年会費が挙げられますが、年間100万円以上の利用で、次年度の年会費は無料になります。例えば、日々の携帯電話代や水道光熱費、家賃などをクレジットカードで支払えば、年間利用額は100万円以上に到達される方も多いでしょう。
また、ゴールドカードの中では、ミライノカード GOLDは年会費が安くなっています。例えば、三井住友VISAゴールドカードの場合は、利用額に関わらず4,000円〜10,000円ほどの年会費がかかってしまいます。
ゴールドカードの中では年会費が安いのがミライノカード GOLD
20代向けの三井住友VISAプライムゴールドカードであっても、1,500円〜4,000円はかかってしまいます。ですので、利用額に応じて年会費が無料になるゴールドカードに入りたい方には、ミライノカードGOLDが一番適しているゴールドカードとは言えるでしょう。
ミライノカード GOLDやミライノカードに関する口コミ
ミライノカードの海外旅行保険、問合せをしたところ、レギュラーカードは病気は保険対象外だが、ゴールドとプラチナは病気も保険対象とのこと。このへんはSBIカードと同じ感じなんですね。
— のむてつ (@nomutetsu) 2017年11月7日
SBIユーザーの場合はミライノカードですかね、還元率はいいというほどではないもののQuickPay対応で利便性は高いですし
— C37H40O9@引っ越し準備 (@k2mt0287) 2018年4月30日
ミライノカード GOLD が届きました!
めちゃくちゃ嬉しい!— アル意味テマのかかるやつ (@Altima1500) 2018年4月14日
などなど、ミライノカードはネット上での口コミも良いようです。
ミライノカードとミライノカードGOLDがおすすめな方は住信SBIネット銀行ユーザー

以上のようなメリット・デメリット・口コミなどを踏まえて、年間10万円以上使う方はミライノカード、年間100万円以上使う方はミライノカード GOLDの利用が適しています。
さらに、基本的には住信SBIネット銀行のスマプロランクが大きく上がることがメリットかと思いますので、すでに住信SBIネット銀行ユーザーの方におすすめです。そうでない方には基本的には年会費無料の楽天カードが一番おすすめです。