イエシル(IESHIL)自体は、インターネット上で首都圏のマンションの物件価格などが確認できるWebサービスです。
このWebサービスに加えて、中古マンションの購入を検討されている方や、自分が住んでいる中古マンションの売却を検討している方に向けて、無料で不動産投資のアドバイザーに相談できるサービス(イエシルアドバイザー)も提供しています。
イエシル(Webサービス)の特徴は?
イエシルは「不動産市場の透明性向上」と「不動産流通の活性化」をサービスの理念としてかかげたウェブサービスです。実際にウェブサイトでは、中古マンションの部屋別の価格が見れたり、これまでの価格の推移の確認ができたりします。
約3,000万件にのぼる売買・賃貸履歴などのデータや、治安や地盤情報など国土交通省をはじめとした公的な機関による膨大なデータを分析していますので、まさにテクノロジーの力を活用した不動産テックサービスと言えるでしょう。
インターネット上で気軽に自分が住んでいる家の価値が分かったり、欲しい物件の情報を手に入れることができるようになるというのは便利です。
また、イエシルが運営するメディアの「イエシルコラム」では、実際に不動産売買経験者へのインタビューなども記載されていたりと、不動産投資に関心のある方にとって有益なメディアとなっています。
イエシル(Webサービス)の口コミや評判は?
ふと検索したら「IESHIL」というサイトを発見。ビックデータをもとに販売時価格と現在の参考査定価格を提示。プラス529万。査定価格は推移も表示され、MAX値ならプラス880万。家を買って含み益。鵜呑みにはできないものの、販売時価格は合ってる
— fumi sagano ななし (@sf_mi) 2017年2月17日
イエシルに対してはこのようにポジティブな口コミもあれば、下記のように半信半疑な口コミもあります。
昨年買ったマンション、イエシルというサイトで簡易査定したらもう1000万以上値上がりしてると出たのだが、実感としてそんな価格で売れるとは思えんのだが…
— やまざき (@gjatwmltmwpj) 2017年10月5日
そして中にはネガティブな口コミもあります。
イエシルもマンションマーケットも売買想定価格が市場と乖離しすぎてて全く参考にならない。分譲時の価格が分かるのが便利なことくらいだな。
— shtkb (@shtkb) 2017年9月5日
従って、今の所イエシルは新しいサービスで発展途上ということもあってか、インターネット上の口コミは「賛否両論」です。
筆者としても理念は共感できますし便利なサービスだとは思うのですが、まだまだ発展途上のようには感じていますので、今後に期待できるサービスだと感じています。ですので、イエシルのWebサービスに関しては、無料会員登録後も、まずは参考程度に見ておくのが良いと思われます。
不動産投資を学ぶのにおすすめは上場企業運営の不動産投資セミナー
きちんと不動産売買や不動産投資を学びたい方は、まずは筆者が参加したような上場企業のグローバルリンクマネジメントが運営する無料の不動産セミナーに参加されるのが良いでしょう。
グローバルリンクマネジメントのセミナーは定期的に東京で開催されており、申し込んだからといってしつこい勧誘や迷惑電話などもありません。不動産投資についてこれから学びたい方にはおすすめのセミナーです。
総合マネースクールが提供する不動産投資スクール
もしくは、総合マネースクールのファイナンシャルアカデミーが提供する不動産投資スクールの無料体験会なども有効です。ファイナンシャルアカデミーのアドバイザー陣には以下のような著名人が名を連ねています。
筆者も不動産投資スクールを受講しましたが、非常に知識ゼロから学びにあたっては有効でした。
ファイナンシャルアカデミーも無料セミナーを全国で開催していますので、興味のある方はまずは試しに無料体験会に参加されてみるのがおすすめです。
イエシルアドバイザーとは?特徴や利用者の相談内容は?
続いて、イエシルアドバイザーは、当サイトでもご紹介している、不動産投資の初心者向け支援サービス「Renosy(リノシー)」と似ています。
イエシルアドバイザーでは、不動産投資の最新トレンドや不動産の売却・購入時に知るべきポイントなどを、1時間の無料面談形式でアドバイスしてもらえます。また、最終的にはニーズに合わせて、最適な不動産会社を最大3社ご提案してもらえます。
一方、上場企業のGA technologies株式会社が提供するRenosy(リノシー)の場合は、不動産物件の購入までを一括で自社でサポートしてもらえる感じです。
イエシルアドバイザーの相談内容
- 購入物件の提案
- 売却の査定
- 不動産会社の選び方
- 自分のローンの上限
- 売り時の判断
続いて、イエシルアドバイザーの実際の相談内容は、上記のような内容が多いです。これらの相談は、自分が不動産を持っていたり、これから不動産を購入しようとする時に、誰もが直面する悩みです。
ですので、何もわからないまま近くの不動産会社に直行するよりは、一度イエシルアドバイザーに相談してみたり、さきほどのファイナンシャルアカデミーの不動産投資スクールの無料体験会を活用してみたりする方が良いとは思います。
なお、イエシルに関しては、最初から不動産会社だけを紹介してもらいたい方には、不動産会社を紹介するサービスも提供しています。従って、ご自身の不動産投資に関するニーズに合わせて、利用するサービスを決めても良いでしょう。
イエシルアドバイザーの料金は?
イエシルアドバイザーの料金は、上記のように不動産アドバイザーLiteと、不動産アドバイザーPROで分かれています。
通常のイエシルのアドバイザー(不動産アドバイザーLite)であれば、無料で相談が可能です。また、不動産アドバイザーProであれば、90分/1回で3万円となっています。
不動産アドバイザーLiteや不動産会社紹介サービスに関しては無料になっていますので、不動産投資を検討されている方は、一度無料相談を利用してみても良いのではないでしょうか。
(追記)2018年より、イエシルアドバイザーは完全に無料のサービスとなったようです。
イエシルの運営元「リブセンス」の信頼性は?
それでは続いて、そもそもイエシルを運営する会社は大丈夫なのでしょうか?
イエシルは、東証一部上場のリブセンスという会社が運営しております。リブセンスは、2006年に代表の村上氏が早稲田大学1年生の時に設立した会社で、2012年10月には史上最年少で東証1部に上場しています。
東証一部ということで安心感はありますし、特に怪しい会社ではありません。リブセンスは近年急成長したITベンチャー企業の一つで、IT業界では知名度のある会社と言って良いでしょう。
ですが知名度が高いからと言って、業績は大丈夫なの?というのは気になるところですので、業績も確認しておきます。
リブセンスの業績推移
リブセンスは、2012年は売上高は20億円程度でしたが、2016年は売上高50億円を超えており、直近5年間で2倍にも売上は順調に伸ばしているようです。
利益も着実に積み上げてきていますが、2015年には一旦営業利益を落としています。
リブセンスのキャッシュフロー
ですが、2016年には営業キャッシュフローもきちんと黒字になっています。
また、直近3期をみても投資キャッシュフローが大幅なマイナスとなっていることから、今後のさらなる成長に向けて、得られた利益を使って様々な投資をしていることがわかります。
リブセンスの資産状況の推移
さらに、IT企業ということもあって自己資本比率は80%近く、非常に財務面は安定していると言えます。
リブセンスのその他サービスや今後について
イエシルやイエシルアドバイザーは新しいサービスですので、まだまだこれからです。ですが、既存のジョブセンスなどの求人メディア事業のビジネスが、堅調に推移しているようですので、明日潰れるような会社ではないでしょう。
他にも、リブセンスは不動産情報サービスとしては「イエシル」だけでなく、掲載物件数350万件以上を誇る賃貸不動産情報検索サイトのDoor賃貸なども運営しています。
既存の求人メディア事業に加えて、新たにこの不動産情報サービスに力を入れているようですので、今後のイエシルやイエシルアドバイザーのサービス展開にも期待ができます。
また、従業員数も5年で50名程度から250名程度へと、約5倍に規模を拡大しています。ですので、今後もさらなる成長が期待ができるIT企業の一つと言って良いでしょう。
リブセンスやイエシルに関する総合判断
以上を踏まえて、イエシルの評判自体も良く、運営会社であるリブセンスへの信頼性も高いことから、自分の住んでいるマンション価格を調査されたい方などは、まずはイエシルのサービスに無料会員登録してみても良いように思います。
また、すでに中古マンションの購入や売却を検討されている方は、一度「イエシルアドバイザー」を活用してみても良いでしょう。何もリサーチせず、いきなり大きな買い物である不動産投資に取り組むのは危険です。
まずは不動産投資のプロである、イエシルアドバイザーに無料相談をされてみることをおすすめします。なお、イエシルアドバイザーへ無料相談しにいく時間がとれない方は、Renosy(リノシー)を運営する株式会社GA Technologiesが「不動産投資の始め方や成功の秘訣を記載したノウハウBook」をインターネット上で無料配布しています。
ですので、まずは下記のRenosyの公式サイトから、無料の資料請求をされてみても良いでしょう。