住信SBIネット銀行の口コミです。筆者は長年住信SBIネット銀行とSBI証券をセットで利用しています。
長年使っている住信SBIネット銀行の率直な感想
住信SBIネット銀行は、ふとお金をおろしたいと思った時に近くのコンビニATMですぐに引き出せます。
また、ATM手数料がスマプロランクに応じて合計で月2~15回ほど無料だったり、振込手数料も最大で月15回まで無料だったりと、手数料面が安いため重宝しています。
それ以外にも、SBI証券に口座を保有していると普通預金からハイブリッド預金に振替を行うだけですぐに投資ができたり、仮想通貨を購入する際にも銀行振込で即時入金ができたりと、便利なネット銀行と感じています。
近年ではロボアドバイザー『WealthNavi for 住信SBIネット銀行』も提供しており、住信SBIネット銀行に口座を保有していれば、完全お任せの国際分散投資であるロボアドバイザーも簡単に始めることができるようになっています。
そんな色々と便利な住信SBIネット銀行について、筆者自身の感想だけでなく、ネット上の口コミなどを踏まえて、メリットとデメリットなどを合わせてご紹介します。
住信SBIネット銀行の良い評判や口コミ
SBI証券の特定口座の年間取引報告書は外国税額控除の手続きが面倒という記事をどっかで見かけました。住信SBIネット銀行やSBIFXを組み合わせると米国投資はかなり有利なので、そういう手間も便利になると良いですね。idecoの受け取り方法といい、ちょいちょい痒いところに手が届かないのよね。
— パーサモウニアス (@parsimonious_16) January 24, 2019
僕は、基本的にクレジットカードで支払い可能な時は全てカードで払う様にしているので、ATMで現金を下ろす事は滅多にないが、それでも偶にはある。その際、住信SBIネット銀行の良い所は、ハイブリッド預金の残高が表示されない事だ。万が一他人に見られたら困るので、非常に良い仕組みだと思う。
— 佐々木 (@WBJPPP) May 26, 2016
住信sbiネット銀行の使い勝手は異常なくらい良い。超パフォーマンスあがります。手元で振込も出来るし預金額も確認できる。コンビニで入金出金無料だし、何より一定額預けとけば振込手数料もタダ。既存の銀行の存在意義ってなんなの(笑)
— けいぼ@左遷人 (@kbo_110) July 27, 2018
住信SBIネット銀行は、ネット上でも良い評判が多いです。手数料が安い点や利便性が高い点など、様々なメリットが見受けられました。
住信SBIネット銀行の悪い評判や口コミ
住信SBIネット銀行の新しいUIほんと気持ち悪い
元に戻してほしい— tanaka jiro (@tanakajiro) April 22, 2019
よく見ると住信SBIネット銀行のマスコットが気持ち悪い
— あかね (@akanemadder832) September 7, 2014
そういえば、住信SBIネット銀行にPCで久しぶりにログインしたのだが、なんじゃこりゃ?
一言でいうと、大きなスマホ。
せっかくパソコンの画面なのに大きく表示されて、一覧性が悪い。— アルパカ2.0 (@alpaca_2go) June 18, 2019
一方、悪い評判としては、画面のUIに関するコメントが多いようでした。
筆者としては特段気になるレベルではありませんでしたが、画面の見やすさなどは今後改善していって欲しいところです。
住信SBIネット銀行のメリット
住信SBIネット銀行のメリットには、例えば以下があります。
- ATM手数料がスマプロランクに応じて月2〜15回まで無料
- 振込手数料がスマプロランクに応じて月15回まで無料
- 住信SBIネット銀行同士の振込は無料
- 住信SBIネット銀行同士の振込は24時間着金
- 預金残高に応じてスマプロポイントが貯まる(30万円以上/300万円以上/500万円以上など)
- SBI証券に住信SBIネット銀行のハイブリッド預金から即投資可能
- ミライノカードとの連携でお得にスマプロポイントが貯まる
- スマプロポイントを現金やJALマイレージに交換可能
- 住宅ローン金利が低い
- 定期預金金利が高い
- キャッシュカードとデビットカードが一体型
- 海外ATMでも使える
- 外貨普通預金口座から米ドルで支払い可能
筆者が特に良いなと感じるのは、やはり手数料面です。
給与の受取口座にしておくとスマプロポイントが貯まり、手数料関連が安くなりますので、これによってほとんど振込やATMで手数料がかかることがありません。また、SBI証券を保有している筆者にとっては、連携がスムーズで非常に便利です。
住信SBIネット銀行のデメリット
一方、住信SBIネット銀行のデメリットは、例えば以下があります。
- リアル店舗がないので窓口で話せない
- ログインや振込時の二段階認証がめんどくさい
- 普通預金金利がそこまで高くない
正直、住信SBIネット銀行にデメリットというほどのデメリットはないです。
住信SBIネット銀行のアプリにログインする際などに、別のアプリでログイン解除をしないといけない点などがデメリットとしてはありますが、これによってセキュリティは大幅に向上します。
また、普通預金金利については、SBIハイブリッド預金でも0.01%とそこまでネット銀行の中では高くありません。普通預金金利が高いネット銀行を探されている方は、銀行口座と証券口座の連携で普通預金金利が0.1%まで上がるGMOあおぞらネット銀行の利用を検討された方が良いでしょう。
もしくは、イオン系列のスーパーをよく使う方であれば、最大0.15%もの普通預金金利を得られるイオン銀行を利用された方が良いでしょう。ただし、イオン銀行の場合はイオンカードセレクトを発行する必要がありますので、クレジットカード・キャッシュカード・電子マネーWAONが一体となったカードが欲しい方におすすめです。
住信SBIネット銀行のデメリットを強いて挙げるとするならば上記ぐらいで、住信SBIネット銀行は口座開設手数料や口座維持手数料も無料ですので、持っていて損はないネット銀行口座のようには思われます。
住信SBIネット銀行の口座開設(無料)がおすすめな方
以上を踏まえて、住信SBIネット銀行の口座開設がおすすめなのは以下のような方です。
- メガバンクの銀行口座しか保有していない方
- ATM手数料が安い銀行が良い方
- 振込手数料が安い銀行が良い方
- 仮想通貨投資に関心のある方
- SBI証券に口座開設を検討している方
- ミライノカードを検討している方
住信SBIネット銀行は持っておいて損はない銀行の一つです。そもそも銀行は預金保護法で、万が一銀行が破綻した際に元本1000万円とその利息までしか保証されませんので、リスク分散の観点でもいくつかの銀行を保有しておくメリットはあります。
また、住信SBIネット銀行を利用する場合は、特にSBI証券と連携させて利用するのがとてもおすすめです。最近ではTポイントから投資ができるSBIネオモバイル証券も誕生しており、ますますSBIグループは様々な金融サービスの提供に力をいれていることが見て取れるといえるでしょう。
SBIネオモバイル証券ではTポイントで個別株式に投資が可能
SBIネオモバイル証券は、利用するメリットがいくつかあります。
Tポイントで1株から個別株式に投資が可能
まず、余ったTポイントなどを利用して、個別株を1株から購入することができます。
筆者の場合は5000ptほどTポイントが余っていましたので、メタップス(6172)という東証マザーズ市場に上場している会社の株を購入してみました。評価損益も日次で確認することができ、株価が上がればその分利益がでて、株価が下がるとその分損失となります。
なお、Tポイントを使って株式を購入するというのは、つまりはポイントを日本円(現金)に交換して投資をしていることと同義です。そのため、利益が出た際には、その利益に対して通常の株式投資と同じ区税金がかかります。
株式投資の利益は申告分離課税が適応され、2019年時点では一律20.315%の税率となっています。このように税金はかかってきますが、Tポイントというのはもともとなかったような元手ですので、ハイリスク・ハイリターンの株式投資に利用するのは個人的には良いように感じています。
月額216円で国内株式売買合計金額50万円まで取引手数料が無料
また、月額216円で国内株式約定代金合計額50万円までは、取引手数料が無料です。また、SBIネオモバイル証券は口座開設して口座を保有しておくだけで、毎月Tポイントを200ptもらえます。
ですので、実質16円で取引ができます。筆者の場合は積立投資ではないですが、長期的に個別株を購入していこうと考えていますので、ある程度Tポイントがたまったら購入といった形で、半ば積立投資のような形で利用しています。
1万円からのロボアドバイザーWealthNavi for ネオモバが使える
SBIネオモバイル証券のもう一つの大きな特徴としては、WeatlhNavi for ネオモバというロボアドバイザーがある点です。WealthNavi for ネオモバは、5つの運用プランから自分にあったものを選択して、あとは資金を入金するだけで自動で国際分散投資をしてくれます。
筆者の場合は通常のWealthNaviのサイトの方で口座開設をして運用していますが、以下のように含み益が出て運用が推移しています。
資産クラスは米国株、日欧株、新興国株、米国債券、金、不動産、現金となっており、リスク許容度に応じて運用成績が変わります。
もともとロボアドバイザーでの資産運用は筆者の中では「守り」と位置付けられていますので、ロボアドバイザーの中ではもっともリスク許容度の高い方法で資産運用を行なっています。通常のWealthNaviは10万円からしか投資を始めることができませんが、SBIネオモバイル証券であれば1万円から始めることができます。
まずはロボアドバイザーの資産運用がどんなものか様子をみてみたいという方は、SBIネオモバイル証券を利用されてみるのも良いでしょう。
今後ともSBIグループが新しい金融サービスを出した際は、住信SBIネット銀行との連携が出てくるかと思いますので、あらかじめ持っておくと新しいサービスをより便利に利用することもできるでしょう。