元手500万で株式投資するのにおすすめの始め方を初心者向けにご紹介します。
ネット証券を選ぶ上で重要なポイントは、「長期間使えるか」「手数料は安いか」「お得なサービスはあるか」などを比較することだと筆者は考えています。今回はその観点で、おすすめのネット証券もご紹介します。
目次
株式投資を行うならまずは目標金額と運用期間を決める
まず株式投資を行うならば、あらかじめ目標金額と運用期間を決めるのが良いでしょう。
500万円を1年などの短期間で1000万円にしたいのか、500万円を10年間かけて2000万円にしたいのかなどによって、取るべき投資戦略は異なるからです。
ロボアドバイザーの資産運用シミュレーションと比較してみる
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例えば、自動で国際分散投資をしてくれるロボアドバイザーのウェルスナビでは、資産運用のシミュレーションが可能です。こちらは元手400万円をウェルスナビに投資し、毎月10万円の積立投資を10年間続けた場合、2000万円以上になる確率が63%という結果が出ています。
個人的には、株式投資で個別銘柄を選んだり、四半期ごとのIRを確認する暇がない方には、ロボアドバイザーでの資産運用の方がおすすめです。正直なところ株式投資にそこまで情熱がない方の場合、投資のプロに運用を任せた方が、より確実に資産が増える可能性は高いからです。
日本株に投資するなら中小小型株への投資がおすすめ
そして、日本株に投資をするのであれば、基本的には日本の中小小型株への投資がおすすめです。
と言いますのも、日本の大企業は軒並み米国の大企業と比べると低成長かつ、ROEの平均値も低いのですが、日本の中小小型株の中にはずっと成長を続けているものが存在するからです。例えば、日本の成長株へフォーカス投資をしていた投資信託の「ひふみ投信」は、10年で5倍ものリターンをあげています。

米国株よりも日本の中小小型株をおすすめする理由は、日本人であれば日本語を読むことができ、海外の機関投資家よりも優位性があるからです。日本の東証マザーズ市場は、その実態が海外の機関投資家から見え辛く、割安に放置されている株が存在します。
筆者の場合も、毎年中小小型株への集中投資を行なっています。もちろん安定した業績で推移する高配当の大企業の株よりもリスクは高くなりますが、日本の大企業の株に投資をするのであれば、正直米国の大企業に投資をした方が圧倒的にパフォーマンスは高くなる可能性が高いでしょう。
大企業に投資するなら好業績で成長し続けている米国株への投資が王道

ここ10年のパフォーマンスを見比べても、米国の代表的な株価指数であるS&P500のパフォーマンスに、東証株価指数は全く歯が立っていません。
さらに、正直なところ今後の経済成長に期待できる国が米国と日本のどちらかというと、米国と答える方が大半なのではないでしょうか。筆者自身も日本に住んでおきながら、あらゆる米国企業のサービスを使っています。
日々接しているSNSであるInstagram、Facebook、Twitter、買い物に使うAmazon、カフェでお茶をするStarbucks、映画をみるNetflixなどなど、様々な米国企業に囲まれています。
多くの人がこの事実をわかっておきながら、日本の大企業に自分の大切な将来の資産を委ねるのは、あまり懸命な投資判断とは言えないでしょう。
少額から株式投資を始めるならSBIネオモバイル証券がおすすめ

【公式サイト】https://www.sbineomobile.co.jp/
さて、そうはいってもいきなり数百万円などの大きな金額から投資をして失敗するのが怖い…という方におすすめなのが、余ったTポイントを使って1株から投資をすることができる『SBIネオモバイル証券』の活用です。
SBIネオモバイル証券は、月額220円で月間の国内株式約定代金合計額50万円まで取引し放題です。筆者も余ったTポイントを使って、SBIネオモバイル証券で少額投資を行なっています。
SBIネオモバイル証券であれば1株から購入することができますので、本来であれば数万円や数十万円する株が、たったの数百円から購入することができます。

そのため損失を被ってもそこまでの痛手にはなりません。さらに、株のシミュレーションゲームなどを行うよりも、実際に身銭を切って投資をした方が投資経験がつきますし、学ぶことも多いです。
いきなり500万円を使って株式投資するのはリスクもありますので、まずはSBIネオモバイル証券で、株式投資がどのようなものかを学んでから、本格的に株式投資をスタートされるのもおすすめです。
日本株投資に慣れてきたらSBI証券での米国高配当株投資がおすすめ

こうしてSBIネオモバイル証券を使って日本株への投資に慣れてきたら、米国高配当株への投資がおすすめです。
米国株への投資は、今では大手ネット証券ではどこも行うことができますが、初心者におすすめは住信SBIネット銀行とSBI証券の組み合わせです。住信SBIネット銀行で普通預金から米ドルの外貨預金を購入し、その米ドルを使ってSBI証券で米国株を購入する方法が、もっとも手数料を節約できるからです。
大手ネット証券の楽天証券やマネックス証券でも米国株を日本円から購入することはできるのですが、そうするとスプレッドという手数料が発生し、手数料分だけでいきなり損失です。一方で住信SBIネット銀行の外貨預金であれば、為替スプレッドはわずか4銭です。
この組み合わせが一番手数料を安く抑えることができますので、筆者の場合は毎日住信SBIネット銀行の普通預金から、外貨自動積立を行なっており、米ドルを貯めています。そうして欲しい米国株が割安のタイミングで、指値注文で購入しています。
米ドルを日々購入し続ける理由は、時間的分散のためです。もちろん住信SBIネット銀行の米ドルスプレッドキャンペーンなどを活用して、一時点で大きく米ドルを購入してもよいのですが、いつ為替が動くかなどわかりませんので、それであれば毎日積立をして購入した方が良いだろうという結論になりました。そんなSBI証券の特徴としては、以下になります。
口座数500万以上の大手ネット証券SBI証券の特徴
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口座開設数 | 500万以上 |
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取引手数料(現物取引) | 0円〜 |
運営企業の時価総額 | 約5,000億円 |
アプリの使いやすさ | ★★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
おすすめの人 | 初めて株式投資をする方・Tポイントの利用者など |
公式サイト | https://www.sbisec.co.jp/ETGate |
おすすめポイント | |
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楽天ポイントを貯めるなら楽天カードと楽天証券の組み合わせが最強
米国株投資をするのであればSBI証券が一番おすすめできるのですが、楽天証券・楽天カード・楽天銀行の組み合わせもとてもお得ですので、もうひとつネット証券を作るとしたら楽天証券がおすすめです。
楽天証券と楽天カードを使った積立投資がとてもおすすめ

筆者の場合は楽天証券では、楽天カードを使った投資信託の積立投資を行なっています。こちらの投資信託も米国S&P500連動型の投資信託を、毎月カード決済上限の5万円ずつ行なっています。
そうすることで、カード決済時に楽天ポイントもたまり、還元率1%のため年間で6000円ほどの楽天ポイントが何もしなくても貯まるのです。さらに年末のふるさと納税でも楽天カード、楽天証券、楽天銀行を保有していると、それだけでポイントが3倍つきますのでとてもお得です。
楽天ポイントや楽天銀行の普通預金金利UPがお得な楽天証券
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口座開設数 | 300万以上 |
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取引手数料(現物取引) | 0円〜 |
運営企業の時価総額 | 約1兆円 |
アプリの使いやすさ | ★★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
おすすめの人 | 楽天ポイント・楽天銀行・楽天カードの利用者など |
公式サイト | https://www.rakuten-sec.co.jp/ |
おすすめポイント | |
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