セゾン投信の手数料は高いのか?ひふみ投信やロボアドバイザーの実績と比較!

セゾン投信には「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」の2種類がありますが、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの方が手数料は安くなっています。

セゾン投信の2種類のファンドの概要

セゾン・バンガード・
グローバルバランスファンド
セゾン資産形成の達人ファンド
概要 世界30か国以上の株式と10か国以上の債券に国際分散投資 30か国以上の国の厳選された企業の株式へ国際分散投資
購入手数料 無料 無料
信託報酬 年0.68%±0.03%(税込/概算) 年1.35%±0.2%(税込/概算)
信託財産留保額 0.10% 0.10%

まず、「セゾン資産形成の達人ファンド」が株式のみに国際分散投資するのに対して、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は株式だけでなく債券にも国際分散投資しており、その割合も1:1としている点が大きな違いです。

また、上記の表からもわかるように、信託報酬(投資信託を管理・運用してもらうために支払う費用)も「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の方が安くなっています。

続いて、同じく独立系の投資運用会社が提供する投資信託の「ひふみ投信」や、近年話題になっている「ロボアドバイザー」と、手数料が安い方のセゾン投信である「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を比較してみます。

セゾン投信の手数料をひふみ投信やロボアドバイザーと比較

セゾン投信 ひふみ投信 ロボアドバイザー
(マネックス証券)
ロボアドバイザー
(ウェルスナビ)
最低投資額 5千円 1万円 1万円 30万円
投資対象 バンガードの投信 日本の成長株 国内外6000種類ETF 海外ETF
購入手数料 無料 無料 無料 無料
信託報酬 年0.68%±0.03% 年1.0584% 年1%未満 年1%(3千万円未満)
年0.5%(3千万円以上)
信託財産
留保額
0.1% 無料 無料 無料
公式サイト セゾン投信 レオスのひふみ投信 MSV LIFE ウェルスナビ

こちらの比較表を確認すると、「セゾン投信(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド)」の手数料は「ひふみ投信」や、マネックス証券が提供するロボアドバイザー「マネラップ(MSV LIFE)」などよりも更に安いことが分かります。

ただし、ロボアドバイザーの「ウェルスナビ」と比較した場合、ウェルスナビに仮に3千万円以上を預けるようであれば、信託報酬は年0.5%となりますので、それよりは高いといった水準です。

【口コミ】ウェルスナビの利回り実績は?株価や上場予定、関連銘柄は?

2017.07.20

手数料に関しては「セゾン投信」は安いことは分かりましたが、一番大切なのは実際の運用パフォーマンスです。どんなに手数料が安くてもリターンが無ければ運用を任せる意味がありません。

例えば、ロボアドバイザーの「ウェルスナビ」に関しては実際に年利10%を超えるリターンの実績がありますが、日本では2015年〜2016年ぐらいから出て来た新しい金融商品ですので、同じ基準で比較することは困難です。

一方、「ひふみ投信」であれば2008年9月から運用を開始していますので、2007年3月から運用を開始している「セゾン投信」と比較するには良いでしょう。

セゾン投信とひふみ投信のパフォーマンス比較


出典:セゾン投信

まず、「セゾン投信」の基準価格の推移を見ると、リーマンショックが起きた2008年前後でパフォーマンスを落としてしまっていることがわかります。

ただし、そこからきちんと回復して、ここ5~6年は順調に運用パフォーマンスも純資産総額も伸ばしています。一方、「ひふみ投信」はどうでしょうか。


出典:レオスのひふみ投信

上記2つのチャートの形を確認した限りでも、パフォーマンスを比較すると「ひふみ投信」の方が良いことは分かります。実際に1年、3年、初回からのパフォーマンスを公式サイトから引用して比較してみますと大凡下記になります。

期間 セゾン投信 ひふみ投信
1年 6.81% 31.9%
3年 10.01% 67.7%
初回 51.66% 322.7%

ただし、「セゾン投信」は上述したようにリーマンショック前から運用しているため、金融危機から立ち直っている経験を有します。この経験は今後定期的に訪れる金融危機への対処が期待できます。

また、ポートフォリオに債券も組み込んでいますので、日本の成長株にフォーカスした「ひふみ投信」よりもパフォーマンスが低くなってしまうのは、当然といえば当然です。

セゾン投信とひふみ投信のどちらで運用すべきか?

従って「セゾン投信とひふみ投信のどちらを選択すべきか?」という検討に関しては、「日本の成長株にフォーカスしたリスクを許容できるどうか?」という話になります。

また、「ひふみ投信」に関しては、「今後日本株が暴落した際にもパフォーマンスをあげることができるかどうか?」が、一つの見極めとなるでしょう。ただし、当然その際にはすぐに解約して現金化も可能ですので、今気にしすぎても仕方ない部分ではあります。

以上のようなリターンとリスクを踏まえて、当然両方のファンドで運用する資産運用のスタイルもありますし、日本の株式への投資は「ひふみ投信」にお任せして、他の資産運用には日本株を撰択しないという方法などもあります。

この辺りの資産運用スタイルは極論すると「好み」になりますので、自分にあった資産運用スタイルを撰択するのが良いでしょう。

セゾン投信に関するまとめ

運用資産残高
出典:セゾン投信

以上になりますが、セゾン投信も順調に運用資産総額を増やしている独立系の資産運用会社です。お客様口座数も2007年7月は1万口座でしたが、2017年3月には遂に12万口座を達成し、毎年1万以上のペースで増えています。

このように期待されているファンドではありますので、セゾン投信の利用を検討されている方は、一度公式サイトから資料請求をされてみても良いのではないでしょうか。

また、「ひふみ投信」の詳細が気になる方は下記の記事にもまとめておりますので、良ければ合わせてご確認ください。

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2017.09.26

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