ロボアドバイザーのデメリットやメリットは?向いているのはこんな人

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近年日経新聞などで話題になっているロボアドバイザーは、簡単にいうと「完全にロボット(AI)にお任せできる」資産運用です。スマホでいくつかの簡単な質問に答えるだけで、自分に合った投資先や資産運用の方法をAIが提案してくれます。

提案してくれたシュミレーションプランに納得したら、お金をロボアドバイザーの提供業者に預けて、あとはロボアドバイザーが勝手に資産運用をしてくれます。

今回はそんなロボアドバイザーのデメリットやメリット、どんな人にロボアドバイザーでの資産運用が向いているか?などをご紹介します。

ロボアドバイザーのデメリットは?

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まず、ロボアドバイザーの主なデメリットは以下になります。

デメリット
  1. 手数料が高い(年率1%程度)
  2. 元本割れのリスクがある
  3. 短期で大きな値上がりは期待できない

1. 手数料が高い

会社名 サービス名 最低投資額 手数料
マネックス証券 MSV LIFE 1万円 年率1.0%未満(税込)
お金のデザイン テオ(THEO) 1万円 年率1.0%:3,000万円まで
年率0.5%:3,000万円超の部分
楽天証券 楽ラップ 10万円 年率0.702%:固定報酬型
年率0.594%+運用益の5.4%:成功報酬型
SBI証券(仲介) ウェルスナビ 30万円 年率1.0%:3,000万円まで
年率0.5%:3,000万円超の部分
ウェルスナビ ウェルスナビ 30万円 年率1.0%:3,000万円まで
年率0.5%:3,000万円超の部分

上記の表は大手証券会社など代表的なロボアドバイザーの手数料をまとめた表ですが、楽天証券の「楽ラップ」の成功報酬型を除いて、どのサービスでも手数料は1%程度かそれ以下であることが分かります。

ロボアドバイザーの手数料は、プロ(AI)に運用を任せるための手数料になります。ですので、例えば自分で株式投資をする場合と比べると手数料は高いです。

ですが、投資信託などのプロに運用を任せる金融商品であれば、運用管理費用である「信託報酬」があり、こちらも平均1%超はとられていますので、一概にロボアドバイザーの手数料が高いと言うことはできません。

また、投資信託は購入時に手数料が3%程度かかることも多いですが、ロボアドバイザーは購入時の手数料が無料です。

2. 元本割れのリスクがある

続いてのデメリットですが、元本割れのリスクがあります。但し、資産運用をする限り、元本割れのリスクはつきものです。自分で投資信託や株を選んでもリスクは伴います。

従って、ロボアドバイザーを利用する際の基準は、ロボアドバイザーを提供する企業のパフォーマンスを信頼できるかどうか?の一言につきます。

3. 短期で大きな値上がりは期待できない

最後に、ロボアドバイザーはハイリスク・ハイリターンの金融商品ではありませんので、「仮想通貨投資」のように1年間で資産が10倍や100倍になることはありえません。

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ですが、その分きちんと時間をかけて長期運用していきたい方にとっては、堅実に資産を増やしてくれるサービスです。また、ロボアドバイザーはその人にカスタマイズされた資産運用になりますので、人によって最終的な運用成績は異なります。

ロボアドバイザーを始める際に年収や金融資産、とれるリスクなどを聞かれますので、リスクをとれる人の場合は高いリターンに繋がる可能性があります。一方、とにかく安全に運用したい人の場合は、その分リターンは低くなります。

いずれにせよ、ロボアドバイザーは「資産運用はコンピューターに任せて、自分はもっと別のことに時間を使いたい」人に、特に向いているサービスと言えます。

ロボアドバイザーのメリットは?


出典:ウェルスナビ

ロボアドバイザーを利用するメリットは下記です。

メリット
  1. 少額から簡単に始められる(投資の知識がなくてもOK)
  2. 手間がかからない(分散投資や税金の計算、リバランスなどをしてくれる)
  3. ファイナンシャルプランナーへ資産運用の相談をする必要がない
  4. 通常3営業日後には出金ができるため、流動性が高い

要は、少額から簡単に始められて手間がかからない点が、ロボアドバイザーの最大のメリットかと思います。例えば、ロボアドバイザーの代表サービスの「ウェルスナビ」は「特定口座」にも対応しているため「確定申告」も原則不要です。

具体的に説明しますと、証券会社での口座開設時には「一般口座」「特定口座(源泉徴収なし)」「特定口座(源泉徴収あり)」のどれかを選択する必要があります。

そこで「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでおけば、証券会社が源泉徴収や税金の納付を代わりにしてくれますので、煩わしい「確定申告」作業も原則不要になるのです。

ウェルスナビにはこのような証券会社と同じ体制が整っているため、税金面での手間も省けるということになります。

ロボアドバイザーは流動性や換金性が高い

また、最後の換金性についてですが、ロボアドバイザーはやめたいと思ったら通常3営業日後には出金が可能です。ですので、株式投資と同じように換金性が高い金融商品です。

例えば、「ソーシャルレンディング」での資産運用の場合は、投資する案件によりますが、一度案件に投資したら数ヶ月〜数年間は「途中解約」ができません。そのため、換金性はロボアドバイザーと比べて低いです。

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また、万一世界中が大不況になった場合、どんな資産運用をしても運用パフォーマンスは芳しいものにならない可能性が高いです。そういう時に、ロボアドバイザーにはすぐに解約ができるというメリットがあります。

さらに、ロボアドバイザーに預けておけば、何か一時の感情でついつい自分が売り買いをしてしまい、結果として損してしまう可能性なども防止してくれます。

ロボアドバイザーが向いている人と向いていない人

ロボアドバイザー

以上を踏まえて、ロボアドバイザーが向いている人は、以下のような方かと思います。

向いている人
  • 資産運用はコンピューターやAIに完全にお任せしたい方
  • 自分で資産運用をしたりFPに相談する時間が取れない方
  • お金がお金を稼いでくれる仕組みを作りたい方
  • 投資信託などの資産運用では勝てなかった方

投資で勝つためには資産運用に関する学習と実践が必要不可欠です。

従って、フィーリングで株や投資信託をついつい購入してしまって損したことがある方などは、ロボアドバイザーにお任せする方が、結果的にパフォーマンスが良くなる可能性は高いとも言えるでしょう。

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一方、ロボアドバイザーが向いていない人は、以下のような方かと思います。

向いていない人
  • 自分なりの投資哲学があって、これまでも投資で勝ち続けている方
  • 投資に関する勉強が大好きで、今後もずっと自分で運用していきたい方

「個人投資家」として生きていきたい方などにはロボアドバイザーは適していませんので、そのような方は株式投資などの投資を勉強して取り組まれた方が良いでしょう。

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これからロボアドバイザーを始めるに当たって一番重要なこと

これからロボアドバイザーを始める上で一番大切なのは、これまでのロボアドバイザーの運用パフォーマンスを確認することです。例え運用手数料が安くても、結局リターンが低ければ資産運用をする意味がありません。

そこで、実際にロボアドバイザーの中でも高いパフォーマンスをあげているのは「ウェルスナビ」です。1年8ヶ月の期間で+19%〜+24%のリターンが出ています。

高いパフォーマンスを挙げている「ウェルスナビ」

WealthNaviは、運用開始後、最適なタイミングでリバランスや税金の最適化を行います。

また、追加投資や自動積立をする場合も、一人一人のポートフォリオを個別にモニタリングして、最適な取引を自動で行うサービスです。このため、一人一人のポートフォリオやそのパフォーマンスは開始した時期や積立投資の有無によって異なります。

とはいえ1年8か月という特定の期間ではあるものの、モデルケースではドル建ての場合、元本額に対して最大で+24%のリターン、円建てでは元本額に対して最大で+19%のリターンを得ることができました。

ただし投資手法の良し悪しを考える際には、1年8ヶ月という短期間のパフォーマンスを見るだけでは不十分です。そこで次の項目ではシミュレーションを用いて、長期間の資産運用を行った場合を検証しております。

出典:ウェルスナビ

銀行の定期預金では1年間で良くても0.1%程度のリターンしかありませんので、それらと比べるとかなり高いパフォーマンスです。

また、ウェルスナビには、三井住友銀行ベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱東京UFJキャピタル、日本政策投資銀行グループが出資していますので、今後上場の可能性が期待できます。

代表取締役CEOの柴山氏も東京大学を卒業後、日英財務省に勤務し、ハーバードロースクールを卒業してニューヨーク州弁護士になり、マッキンゼー・アンド・カンパニーでコンサルティングのキャリアを積まれているため、経営面での信頼性は高いです。

筆者もウェルスナビには口座を保有しておりますが、口座開設時には煩わしい住所入力なども不要です。資金の出金先の銀行口座番号を入力し、マイナンバーの写真をアップロードするだけで自動的に登録住所に口座開設の完了通知が届きます。

ロボアドバイザーをこれから始めてみようという方は、一度ウェルスナビに口座開設をしてみても良いのではないでしょうか。

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大手マネックス証券が提供する「マネラップ」

一方、「ベンチャー企業は信頼がおけない」という方は、大手マネックス証券のロボアドバイザー「MSV LIFE(マネラップ)」を利用されてみても良いでしょう。

こちらはウェルスナビと異なり最低投資額も1万円からになりますので、「ウェルスナビで30万円から始めるのはちょっと…」という方にも適しています。ぜひ自分にあった資産運用に今のうちから取り組み、豊かな老後を迎えましょう。

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