不動産投資クラウドファンディングで法人口座開設可能なおすすめ4社を比較

不動産投資クラウドファンディング

年間8%程度の高い利回りがある案件があるにも限らず、投資元本の3割程度の下落までリスクが抑えられていることで、筆者も注目しているのが不動産投資型クラウドファンディングです。

今回はそんな不動産投資クラウドファンディングで、法人口座の開設が可能なおすすめ事業者を厳選してご紹介します。ちなみに筆者は数ある投資案件からよい案件を吟味検討したいため、口座開設が可能な業者には全て口座を保有しています。

口座開設や口座維持は無料ですので、持っておいて特段デメリットがないからです。

法人で不動産投資クラウドファンディングを利用するメリット

メリット

まずはそもそも法人で不動産投資クラウドファンディングを利用するメリットとデメリットを整理します。

当面使う予定のない余裕資金を運用できる

まず第一のメリットとしては、あらかじめ運用期間と利回りが決まっていますので、計画的に当面使う予定のない現預金を運用できる点です。

例えば法人で株式投資を行うとすると、マーケットの動向を常にきにする必要がありますし、そもそも税金的にも個人は優遇されていますので、そこまで法人で運用するメリットがありません。

得られた利益を他の費用と損益通算できる

続いて、他の費用と損益通算を行うことができます。法人では接待交際費などさまざまな費用を計上できますので、それらの費用と損益通算することで、税金を抑えることができます。

個人では雑所得になるため法人での運用がお得になる場合もある

また、クラウドファンディングは個人では雑所得になり、給与所得などと合算されて総合課税が適応されます。所得税は累進課税ですので、所得が高いほど所得税の税率もあがります。

最高税率は45%で、住民税と合わせると55%もの税金が引かれてしまいます。ですが、法人であれば法人税は3割程度ですので、法人でのクラウドファンディングは節税対策にもなります。

法人で不動産投資クラウドファンディングを利用するデメリット

デメリット

一方でデメリットとしては、運用中は原則解約できない点があげられるでしょう。

さらに、当然ながら完全に元本保証の金融商品ではありませんので、損をする可能性もあります。ただし、株式投資や投資信託と比べるとかなりリスクが抑えられており、あらかじめ運用期間と利回りが決まっていますので、計画を立てて資金を使うことができるとは言えます。

そんな不動産投資クラウドファンディングですが、以下におすすめの事業者と法人口座開設の可否を記載した比較表をご紹介します。

主な不動産投資クラウドファンディング事業者と法人口座開設の可否

サービス名(詳細) 概要 保証割合 法人口座 公式サイト
オーナーズブック(OwnersBook) 上場企業運営・不動産担保付き案件 https://www.ownersbook.jp/
シーラファンディング(SYLA FUNDING) 未上場企業運営・2019年開始 3割下落 https://www.syla-funding.jp/
クリアル(CREAL) 未上場企業運営・動画で物件を確認可能 案件次第 https://creal.jp/
FANTAS funding 案件実績が豊富。未上場企業運営 案件次第 https://www.fantas-funding.com/
ジョイントアルファ(Jointα) 上場企業運営・最低投資金額10万円 3割下落 × https://jointocrowd.jp/
リンプル(Rimple) 上場企業運営・ポイントから投資可能 3割下落 × https://funding.propertyagent.co.jp/
TATERU funding 上場企業運営 3割下落 サービス一時停止中

一番上のオーナーズブックの場合は、後述しますが不動産投資会社への貸付型案件を取り扱っているため、一つだけ性質の違うクラウドファンディングになります。

他の事業者は基本的に不動産物件に投資を行い、その不動産物件を売却する際に、価格が万が一3割程度下落していても、その損失は事業者側が先に負担するというスキームになっています。

法人口座を開設できない事業者も存在しますが、2020年で一番おすすめできるのは新しく始まったシーラファンディングです。筆者も早速第3号案件に申し込みをしています。

取引履歴 1口1万円からの不動産投資クラウドファンディング SYLA FUNDING(シーラファンディング)

すでに第3号案件の募集時にも、募集金額の何倍もの資金が集まっていますので、おそらく今後人気の事業者になる可能性は高いため、今のうちから口座開設をすませておくのがおすすめです。

上場企業が運営するオーナーズブック(OwnersBook)の特徴

クラウドファンディングで不動産投資「OwnersBook」 ソーシャルレンディング・クラウドファンディングで不動産投資 OwnersBook

【公式サイト】https://www.ownersbook.jp/

オーナーズブックは、2014年からサービスを開始している老舗サービスで、1口1万円から不動産に投資ができるクラウドファンディングです。順調にサービスは拡大しており、運営会社のロードスターキャピタル株式会社はサービス提供途中で上場し、2019年時点では会員数は2万人を超えています。

オーナーズブックは、貸付型とエクイティ型の2種類の案件を取り扱っています。貸付型は不動産担保を取得した融資型のスキームで、エクイティ型は貸付型よりもハイリスク・ハイリターンのスキームです。

① 貸付型の案件の仕組み(利回り4〜6%程度)

貸付型は、オーナーズブックが個人投資家からクラウドファンディングで集めた資金を使って、お金を借りたい企業に対して不動産を担保にとって融資をします。

投資家である私たちは、融資に対する利息と元本をオーナーズブックから配当として受け取ります。不動産担保を取得して貸し出しを行うため、万が一返済が滞った場合は、取得した不動産担保を売却することである程度の損失を補填することができます。

② エクイティ型の案件の仕組み(利回り10%以上もあり)

一方で、エクイティ型は、オーナーズブックが個人投資家からクラウドファンディングで集めた資金を使って、単数または複数の特別目的会社(SPC)を経由して、不動産信託受益権を購入します。

投資家である私たちは、物件の運用中の賃料収入や不動産信託受益権の売却による売却益を、オーナーズブックから配当として受け取ります。後者のエクイティ型の方がよりリスクが高い分、リターンも高くなります。

シーラファンディング(SYLA FUNDING)の特徴

1口1万円からの不動産投資クラウドファンディング SYLA FUNDING(シーラファンディング)

【公式サイト】https://www.syla-funding.jp/

シーラファンディングはあらかじめ予定利回りと運用期間が決まっている、不動産投資クラウドファンディングです。予定利回りと運用期間が決まっているため、資産運用の計画を立てやすいです。

株式投資などは株式市場の影響もあり、どうなるかわからない部分が大きく、ハイリスクハイリターンの投資です。一方で、シーラファンディングなどの不動産投資クラウドファンディングであれば、最初から予定利回りと運用期間が決まっているため、堅実な資産運用が可能です。

不動産物件売却時に元本が下落した場合、3割まで保証してくれる

さらに、投資した不動産物件を売却する際に、万が一物件価格が下落していても3割程度の下落までは保証されます。投資信託なども元本保証はありませんので、この点では元本毀損リスクがかなり抑えられているといえるでしょう。

抽選形式で1万円から投資できるため、あせって応募する必要がない

また、シーラファンディングは抽選形式を採用しています。

先着順の申し込みの場合、募集と同時にPC画面に張り付いていないといけませんが、IPOの抽選形式のように投資できる期間が決まっています。抽選の方法が不透明というデメリットはあるものの、案件募集開始と同時にバタバタする必要もない点はメリットと言えるでしょう。

一方で、シーラファンディングのデメリットには以下があります。

投資金額上限があり、一度投資すると途中解約はできない

まず、投資金額上限があり、ファンドにつき100万円です。さらに、一度投資を行うと途中で解約することができません。そのため、ある程度使う予定のない余裕資金を投資する必要があります。

運営会社が未上場企業だが、将来的に上場する可能性はある

また、運営会社が未上場企業な点が挙げられます。これまで不動産事業の実績のある会社ではありますが、まだ未上場企業のため、情報の透明性は高くありません。

筆者の予想では、代表者の杉本氏もインタビューで上場を目指している旨を話されていましたので、今後シーラホールディングスが上場する可能性は高いと考えていますが、今の所は未上場企業のため財務などの詳細がわかりません。

動画で投資物件を確認できるクリアル(CREAL)の特徴

不動産投資クラウドファンディング CREAL(クリアル)

【公式サイト】https://creal.jp/

続いて、クリアル(CREAL)は動画で物件の詳細を確認できる、不動産投資クラウドファンディングです。当初から保育園や学校やホテルやマンションなどの幅広い案件を取り扱っており、2020年1月時点で累計調達金額が30億円を突破しています。

creal

オーナーズブックの場合は上記のような詳細な建物まではわからないのですが、CREALの場合はより鮮明に投資先の情報を把握することができます。通常は画像での説明が多いのですが、CREALは動画で詳細を確認することができますので、より現地視察をした時のような印象になります。

投資する物件の詳細をきちんと確認してから投資をしたいと考えている方には、CREALはおすすめの不動産投資クラウドファンディングです。