OwnersBookの手数料は高い?税金は?投資信託や他業者との比較!

オーナーズブック

不動産特化型クラウドファンディング「OwnersBook」の手数料を投資信託や他のソーシャルレンディング事業者と比較して、高いのか安いのかをお伝えします。

OwnersBookと投資信託の「手数料」比較

オーナーズブック

まず、OwnersBookの手数料は下記になります。

手数料一覧
  1. 会員登録にかかる費用:無料(0円)
  2. 口座開設にかかる費用:無料(0円)
  3. 口座管理にかかる費用:無料(0円)
  4. 案件取引にかかる費用:無料(0円)
  5. 投資口座への振込み(お客様口座 → 投資口座):お客様負担
  6. 払戻しにかかる費用(投資口座 → お客様口座):300円(+消費税・地方消費税)
注意すべきポイントは③と④ですので、詳しく確認します。

投資信託には信託報酬・販売手数料・信託財産留保額がある

項目 OwnersBook 投資信託
③ 口座管理にかかる費用 無料 維持管理に手数料がかかる(信託報酬)
④ 案件取引にかかる費用 無料 購入時と解約時に手数料がかかる(販売手数料・信託財産留保額)

まず、投資信託の「信託報酬」とは、投資信託を管理・運用してもらうための経費として、購入者であり投資家である私たちが払う費用です。こちらは別途購入時に支払うものではなく、投資信託の「純資産総額に対して何%」という形で引かれます。

大体年間で0.5%〜2.0%程度かかることが一般的ですので、OwnersBookの方がこの点はお得と言えます。

また、投資信託は取引時にも手数料がかかります。投資信託の購入時にかかる「販売手数料(申込手数料)」と、投資信託の解約時にかかる「信託財産留保額(しんたくざいさんりゅうほがく)」です。

投資信託は銀行や証券会社を通じて購入しますので、購入時にかかる「販売手数料」は金融機関の収益になります。中には無料の「ノーロード投資信託」もありますが、高いリターンを狙う投資信託(アクティブ型)ですと、最大4.0%程度の手数料がかかるものもあります。

続いて、「信託財産留保額」は中途解約手数料のようなもので、こちらは無料なものも多いですが、元本に対して大体0.1%程度の手数料がかかります。短期解約の場合は有料になったり、長期間保有した後に解約した場合は無料になったりもします。

以上をまとめますと、一般的に投資信託の場合は購入するだけでも購入額の数%は手数料がかかってしまうこと分かりますが、OwnersBookの場合はこれらの手数料が全て無料なことがわかりますので、十分安いと言えるでしょう。

OwnersBookの出金時の手数料について

OwnersBook

なお、OwnersBookの⑥払戻しにかかる費用300円については微々たるものですが、ソーシャルレンディング事業者によっては無料です。

例えば「クラウドクレジット」などは月1回まで無料となっています。あまりソーシャルレンディングの資金を頻繁に出金される方もいないとは思いますが、一応この手数料については留意しておいた方が良いでしょう。

さてここまでで「手数料」に関しては、基本的にはOwnersBookの方が投資信託よりもお得なことはお分り頂けたかと思いますが、もう一点注意すべきは「税金」です。

OwnersBookと投資信託の「税金」比較

ポイント

まず、投資信託にかかる税金は、基本的に「株」と同じと考えて良いです。投資信託は、給与所得などと合算して計算する「総合課税」ではなく、別に計算して申告する「申告分離課税」になります。

そのため、一律20.315%の税金が利益に対してかかります。また、株式投資などの別の取引で損失を出していた場合、それらの取引と損益通算することも可能です。

一方、OwnersBookのような新しい金融サービス(クラウドファンディング・ソーシャルレンディング)については、まだ法律の整備が追いついていないこともあり、税金面では優遇がされていません。

従って、今の所はOwnersBookで得られた利益は全て「雑所得」という区分に該当します。この「雑所得」は、給与所得などの他の所得と合算し、その合計値に対して所得税がかかります。

このような課税体制を「総合課税」と言いますが、それでは実際にどうなるのかを「所得税の早見表」で確認してみます。

所得税早見表

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

例えば、あなたの年収が650万円以下で、OwnersBookで得られた利益も数万円〜10数万円程度ということでしたら、税率は20%ですので、必ずしも投資信託での投資の方がお得とは言えません。また、給与所得以外の利益が20万円以下であれば、OwnersBookがすでに源泉徴収も行なってくれているため「確定申告」の必要もありません。

一方、例えばあなたの年収が既に1,000万円以上もあって、OwnersBookで得られた利益も20万円以上という話になってくると、控除額があるとは言えど税率が33%もかかってきますので、この点は注意する必要があります。

多くの人はそこまで気にすることではないかとは思いますが、もし高額所得者かつOwnersBookでもかなり利益が出て「確定申告」が必要になった際は、下手に自分で計算をすると間違えてしまう危険性もありますので、きちんと税理士に相談するのが良いでしょう。

ちなみに税理士は「税理士ドットコム」というサイトで、近所の税理士を簡単に紹介してもらえます。税理士費用は「必要経費」と割り切り、税金関係の作業は税理士に依頼してしまった方が手間は削減できます。

また、Ownersbookの公式HPにもありますが、例えば年収330万円以下の方などの場合は、所得税の税率10%よりも高い20.42%がとられている訳ですから、逆に確定申告をすることで余分に取られてしまったお金を返金してもらえることもあります。

給与所得とは別に、OwnersBookその他給与所得以外の所得の金額が20万円を超えた場合は確定申告が必要になります。

20万円に満たない場合は確定申告を行う必要はありませんが、OwnersBookでは、匿名組合の利益の分配を行う際に20.42%の源泉徴収を行っているため、投資家の方の給与所得の最高税率が20.42%に満たない場合、確定申告を行うことで、20.42%の源泉徴収税額の一部が還付される可能性がございます。

正確な情報につきましては、納税先の税務署、税理士等にご確認頂きますようお願い致します。

出典:OwnersBook

以上のように、給与所得の金額や得られた利益に応じて対応は変わってきますが、OwnersBookは1万円から始められるため、門戸の広いサービスではあります。

現在新しい金融商品を検討されている方などは、一度OwnersBookの口座開設も検討しても良いのではないでしょうか。

OwnersBookの口座開設方法(無料)

なお、OwnersBookの口座開設方法は非常に簡単です。まずはこちらのOwnersBook公式サイトを開きます。


そうすると「会員登録(投資家登録)」ボタンがありますので、そちらをクリックして先にすすみます。

OwnersBook登録

OwnersBookは「Facebook、Yahoo Japan ID、メールアドレス」のどれかで登録が可能です。メールアドレスでの登録を済ませると、下記のメールが届きます。

OwnersBookからの確認メール

こちらのメールに記載されたURLをクリックし、氏名などの入力を済ませれば、会員登録は完了です。そして会員登録完了後、「投資家申請はこちら」ボタンが表示されますので、そのまま「投資家申請」を行います。

投資家申請では、あなたの住所などの基本情報や投資経験などを記入します。その後、運転免許証などの「本人確認書類」を写真にとってPCからアップロードするか、メールやFAXなどで送付、もしくはコピーをOwnerBookに郵送すれば「投資家申請」は完了です。

こうして投資家の審査を無事通過すると、登録時に入力した住所に簡易書留にてハガキが送られてきます。ハガキを受け取り、OwnersBook側でもハガキの受領確認が完了すると、投資家登録の手続きは完了です。

なお、OwnersBookは人気のサービスということもあって、不動産投資案件の資金の募集から締め切りまでの期間が短い傾向があります。要は人気のためにすぐ募集が終わってしまうということです。

ですが、OwnersBookの口座開設完了までには通常5営業日〜1週間程度はかかりますので、将来的に不動産投資案件もポートフォリをの一つに入れることを検討されている方などは、気になる案件が出たら投資できるように準備を整えておくことをおすすめします。

資産運用を学ぶ方法