海外旅行予定の方や、海外に長期滞在予定の方におすすめのマネパカードの口コミです。
マネパカードは海外のお店で使えたり、海外現地のATMで外貨の引き出しが可能なことに加えて、日本国内のMasterCardを受け付けている店舗でも使えます。ですので、マネパカードは基本的には日本国内のほとんどのお店でも使えるプリペイドカードと考えて良いでしょう。
目次
マネパカードのメリットは海外で手数料が安くなる点

公式サイト(https://card.manepa.jp/)
マネパカードの一番のメリットは、海外のお店などで普通のクレジットカードを使うより、手数料がとても安くなる点です。
普段日本で使っているクレジットカードをそのまま海外で利用してしまった場合、大体1.6%程度は手数料がかかってしまいます。
一方、マネパカードの場合はその半分の0.8%程度で済みます。
また、マネパカードであれば、海外旅行で余った外貨を、インターネット上のサイトで日本円に戻すことも簡単にできます。外貨を日本円に戻す際の両替手数料も、無料です。
例えば、海外旅行に行く際にいつも空港で両替している方などは、かなり手数料で損をしています。そこで、年会費無料のマネパカードを持てば、手数料面ではかなり節約できるでしょう。
マネパカードは6通貨をチャージできるプリペイドカード

マネパカードは、入会費も年会費も無料なプリペイドカードです。
具体的には、円、ドル、ポンド、ユーロ、オーストラリアドル、香港ドルをチャージすることができます。
カードにチャージしておけば、海外現地や日本国内のMasterCardを受け付けている店舗で利用が可能です。
例えば、マネパカードの公式サイトから、マネパカードに事前に10万円をチャージしておくとします。
そうすると、アメリカ旅行に行く際には、5万円をドルに両替して現地で利用し、イギリス旅行に行く際には5万円をポンドに両替して現地で利用するなどの使い方も可能なのです。
マネパカードのデメリットは両替時間や使える国が限られる点

一方、マネパカードのデメリットは、公式サイト(https://card.manepa.jp/)にも記載されているように、基本的に土日は外貨両替ができない点です。
一応土曜日の夜中にはできますが、そのため平日の間にインターネット上で両替しておく必要があります。
そしてのもう一つのデメリットは、アジア(香港以外)を旅行する時に適していない点です。なぜかと言うと、マネパカードには、米ドル・ユーロ・ポンド・豪ドル・香港ドルしかチャージできないからです。
一応マネパカードに韓国ウォンをチャージする方法はありますが、若干手数料が高くなります。なので、対象通貨以外の地域に行く人には、正直あまり向いていません。
NZかCAかSGならキャッシュパスポートの利用がおすすめ
そのため、対象通貨がもう少し多いカードが良い方には、海外専用プリベイドカードのキャッシュパスポートが適しています。キャッシュパスポートは、海外のMasterCardや銀聯の加盟店で利用が可能です。
キャッシュパスポートの場合は、マネパカードの対象通貨に加えて、ニュージランドドル、カナダドル、シンガポールドルのチャージが可能です。
キャッシュパスポートも入会金や年会費などは無料ですので、それらの地域に滞在予定の方は、キャッシュパスポートを利用するのも一手です。
キャッシュパスポートの良いところは、年齢制限もなく、銀行口座すらなくても、無審査で最短1週間で発行できる点です。そのため、海外に行く直前であっても、すぐに発行することができます。
また、キャッシュパスポートは世界210以上の国や地域で使えることに加えて、ATMで現地通貨も引き出せます。海外でもローカルな観光地では現金しか使えなかったりしますので、現地通貨が引き出せる点は便利になるでしょう。
海外長期滞在時にはクレジットカードを複数持参がおすすめ

なお、基本的に海外に長期滞在する場合は、最低限2枚はカードを持参するのがおすすめです。
なぜならば、クレジットカードを1枚紛失した直後に、何かしらの理由で急にお金が必要になることもあるからです。
また、カードを複数枚持参すると管理が大変と思われるかもしれませんが、たとえ海外で紛失してしまっても、カード会社に連絡をすれば、すぐにカードの利用を停止させることができます。
現在では、カードの盗難や紛失対応については、24時間対応しているカード会社が一般的です。また、万一スマホを紛失し、パスポートを紛失してしまったとしても、クレジットカードがあれば割となんとかなったりもします。
そもそも、海外でのショッピングやレストランでは、基本的にクレジットカードを利用することが一般的です。クレジットカードをほとんど利用せずに大量の現金を持ち歩いたり、どこかに現金を置いておく方が危険です。
ですので、特に海外に長期滞在される予定の方は、少なくともマネパカードと、あと1枚程度は何かしらクレジットカードを持っていかれるのがおすすめです。
発行手数料・年会費無料のマネパカードの申し込み方法

マネパカードの申し込み方法自体は簡単ですので、一緒に確認しましょう。
まずはこちらの公式サイトから必要事項を入力し、マイナンバー確認書類と本人確認書類(運転免許証など)の写真のアップロードを行います。
そうするとマネパカード側で審査がありますので、審査に通ればカードが登録した住所に郵送されてきます。
マネパカードに与信審査はありませんが、通常発行までには2週間程度はかかります。
マネパカード届いた!
Webで申し込んでから6日で審査完了、そっからさらに6日の計12日間で届いたよ(皆さんの目安に)— ピロリ菌 (@pirorikin_nogi) 2018年5月25日
ですので、海外に行く予定が少々先の方なども、予め申し込んでおかれるのがおすすめです。なお、マネパカードに申請する本人確認書類は、下記のどれかがあればOKです。
マネパカードの申し込みに必要な本人確認書類の一覧
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード(表面)
- 在留カード
- 外国人登録証明書
- 特別永住者証明書
運転免許証がない方でも、健康保険証やパスポートなどがあれば、マネパカードの申し込みはOKです。
マネパカードで暗証番号を忘れると再発行が必要なので注意

最後に、マネパカードの暗証番号については注意が必要です。海外のATMでマネパカードを利用して現地通貨を引き出す場合、4桁の暗証番号が必要になります。
ATMで5回以上暗証番号の入力ミスをすると、セキュリティロックがかかって利用できなくなります。また、暗証番号を忘れてしまうと、再発行手続き(1,000円/回)も必要になります。
このようにマネパカードを使う際には多少の注意点はありますが、海外留学や海外駐在で利用するには、とても便利なカードです。
運営会社も東証一部上場企業のマネーパートナーズですので、発行元の信頼性も高いと言えるでしょう。