投資信託で損した人に知っておいて欲しい簡単な3つの対処法と失敗しない選び方

インデックス投資

この記事を読んでいる方は、すでに投資信託で損をしてしまった方か、損をしたくない方のどちらかでしょう。

投資信託は銀行や証券会社の販売促進のかいもあり、世界的にも過去10年で運用総額が増額しています。

そんな中、金融機関に勧められるがままに購入した投資信託や、何となく自分で選んだ投資信託が値下がりし、資産の大半を失ってしまった人々が出てきているのです。

さらに、次々と新しい投資信託が発売されることで種類が多くなりすぎ、どの投資信託を選んだら良いか分からないという、新しい問題も出てきています。

そこで今回は、今後投資信託で損をしないための対処法をお伝えします。

投資信託で損しないための方法①:自分で投資信託を選ばない

ロボアドバイザー

まず、損してしまう根本的な理由は、投資信託に対する深い知識もないまま、損する投資信託を自分で選んでしまうからです。ですので、一番簡単なのは、いっそのこと自分で投資信託を選ぶのをやめるという方法です。

こちらはどういうことかというと、投資信託の選定からリバランスまで、最初から全てコンピューター(AI)にお任せしてしまうという資産運用です。

冒頭にご紹介した「どの投資信託を選んだら良いか分からない」という課題解決のため、近年新しい金融商品として出てきたのがロボ・アドバイザーと呼ばれる金融サービスです。

ロボアドバイザーなら、AIが最適な資産運用を提案してくれる

ロボアドバイザーは、人それぞれに最適な資産運用を、コンピューター(AI)が自動で見つけ出してくれます。

例えばロボアドバイザーのNo.1サービスであるウェルスナビの場合、金融資産や年収、リスクの許容度などの6つの質問に答えるだけで、自分に最適な資産運用をAIが自動で提案してくれます。

ウェルスナビは最低10万円から始めることができ、手数料も1%に抑えられていますので、近年30代〜40代の方を中心に、利用するユーザーが増えているようです。

また、ウェルスナビの運用会社であるウェルスナビ株式会社は未上場企業ですが、三菱東京UFJフィナンシャルグループや三井住友銀行グループ、みずほフィナンシャルグループなどのベンチャーキャピタルが出資をしています。

そのため、将来的にはこのようなロボアドバイザーは、多くの金融機関で取り扱われる可能性もあります。

【口コミ】ウェルスナビのリターンは高い?株価や上場予定・関連銘柄は?

2017.07.20

マネックス証券では、ロボアドバイザーの取り扱いを開始

実際、すでに大手のマネックス証券では、1000円から始められるロボアドバイザー「マネラップ(MSV LIFE)」の取り扱いも始めています。

ロボアドバイザーを利用する際には、「投資信託を選ぶ際に確認すべき5つのポイント!」などを覚える必要はありませんので、資産運用の初心者でも簡単に始めることができるのです。

【評判】マネラップ(MSV LIFE)のデメリットや手数料を他社と比較

2017.10.12

投資信託で損しないための方法②:勉強してから自分で投資信託を選ぶ

勉強

続いて、多少やる気のある方であれば、しっかりと投資信託について学んでから始めるという方法もあります。

それではどこで投資信託について学べば良いかというと、書籍やウェブサイトなどでも良いのですが、これは難易度の高い方法です。なぜなら、どの書籍やサイトが本当に良いのかわからないからです。

一方、簡単なのは、すでに実績を出しているマネースクールで学ぶことです。なぜなら、そのようなマネースクールにはノウハウが蓄積されていますので、一番効率よく体系的に知識を身につけることができるからです。

例えば、15年間で44万人以上が通った「ファイナンシャルアカデミー」という総合マネースクールでは、投資信託の講座も提供しています。

筆者も実際に「ファイナンシャルアカデミー」の講座は受講しましたので、その際の口コミは下記にまとめております。

【口コミ】お金の教養講座に実際に参加した感想と向いている人

2017.10.13

投資信託で損しないための方法③:米国S&P500指数に連動する投資信託へ投資

インデックス投資

最後に、米国株式のインデックスファンドに投資をするという方法があります。こちらは、世界一の投資家ウォーレン・バフェットも勧める投資手法です。

具体的には、S&P500(スタンダード&プアーズ500)に連動する投資信託への投資が良いでしょう。S&P500とは、ニューヨーク証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から、代表的な500銘柄の株価を加重平均して指数化したものです。

つまり、S&P500へ連動する投資信託への投資は、米国株式の代表銘柄へ投資するような形になります。なぜ米国株式が日本株へのインデックスよりも良いのかというと、両国の将来性を考えれば、一目瞭然でしょう。

実際にここ数十年の米国S&P500の直近10年の推移を鑑みると、右肩上がりの成長を遂げています。

米国S&P500と日経平均株価の推移を比較

一方、日本株の代表銘柄が入っている日経平均株価の、ここ数十年の推移はどうでしょうか?

この両者を比べると、どちらがハイパフォーマンスだったのかは、一目瞭然です。過去10年で鑑みると、米国株へインデックス投資をしていた方が良かったことがわかります。

もちろん、日本でも中小型の株式などは割安に放置されていることもあるため、株式投資をするのであれば、日本株への投資でも十分に利益をあげるチャンスがあります。

特にマザーズやJASDAQ、東証二部などに上場している企業に対しては、外国人投資家もあまり参入していませんので、まだまだ十分利益を上げることができる市場でもあると考えています。

今後の日本の株式市場の行方に期待をもてるのか?

しかしながら、今後日本の株式市場の時価総額が、米国並みに上がっていくことはあるのでしょうか?

今後の経済成長を鑑みて長い目で見て、インデックス投資をする場合に期待がもてる方に投資をした方が良いでしょう。

なお、このような日本株や米国株へのインデックス型投資信託やETFを購入する際に手数料が安いのは、マネックス証券などのネット証券です。

投資信託で一番やってはいけないことは…

Stop

最後に、投資信託で一番やってはいけないことをご紹介します。それは、銀行や証券会社の営業担当が勧めてくる商品を購入してしまうことです。

彼らはやたらと投資信託の販売に力を入れていますが、それは真にその投資信託が良いと思って売っているわけではなく、銀行や証券会社に入る手数料収入が高いためであることが大半です。

要は、営業マン自身の成績のために販売しているのです。

資産運用を検討した際は、とりあえず「投資信託」をしておこうという流れもあるように思いますが、ここでうかつに証券会社の営業マンのいいなりになって投資信託を購入してはいけません。

その結果として、資産の何割かを失ってしまった人も少なからず存在しますので、その点だけは気をつけた方が良いでしょう。

近年新しく発生している投資信託のデメリット

投資信託のデメリット
  • 多すぎてどれを選べば良いのか分からない
  • どうやって選べば良いのか分からない
  • 選ぶのに時間や手間がかかる…

投資信託自体の商品コンセプトは、自分で運用するより他人に任せてしまった方が良いといったものです。ですが、冒頭にもお伝えしたように、近年は投資信託の種類自体が増えて来てしまっているため、上記のようなデメリットが発生しています。

ですので、このようなデメリットに対する対処方法として、自分で学ぶ時間が取れない方には、ウェルスナビMSV LIFEなどのロボアドバイザーか、S&P500に連動する投資信託をマネックス証券などで購入されるのが良いでしょう。

失敗しない投資信託の選び方とは?

ここからは、それでもどうしても投資信託でまだ資産運用したいという方に、失敗しない投資信託の選び方をお伝えします。

まず、投資信託選びで本当に大切なポイントは、下記の3つです。

投資信託を購入する際に見るべき主なポイント
  1. これまでどうだったのか?(=過去の運用実績の確認)
  2. 自分に合っているのか?(=商品の特長の確認)
  3. 手数料はいくらかかるのか?(=コストの確認)

それではこれらのポイントを一つ一つ詳しく説明していきますので、投資信託を選別する際にご活用いただければと思います。

投資信託の選び方①:過去の運用実績を確認

投資信託

まず、これまでの運用実績が良くない投資信託が、購入したらいきなり成績が良くなるということは中々考え辛いです。仮にそういうことがあったとしても、それは運が良かったとしか言いようがありません。

ですので、基本的には3年以上の実績がない投資信託は選ばない方が無難です。また、検討中の投資信託と同じような分野の投資信託と比べて、運用成績が良いかどうかもチェックしておくと良いでしょう。

この過去の実績に関しては、純資産額(投資信託の規模)の推移にも着目をした方が良いです。

例:「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の運用実績

運用成績
出典:セゾン投信

例えば、こちらのセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの場合は、順調に純資産額を伸ばしている投資信託になります。

一方、このような投資信託ではなく、「基準価額(投資信託の値段)」が大きく下がっていないにもかかわらず、「純資産額」が著しく低下している投資信託の場合は、何かしらの問題が起こっている可能性があります。

そのような際は、投資信託を購入する前に、まずは運用会社のホームページでネガティブな情報がないか、しっかりと確認しておくと良いでしょう。

投資信託の選び方②:商品の特徴を理解し、自分に合っているかを検証

将来予想

次に確認すべきは、その投資信託の「特徴」です。

特徴というのは、より具体的にいうと、何に投資しているのか?、どこ(国内?海外?)に投資しているのか?、運用スタイル(アクティブ/パッシブなど)はどうなのか?などです。

最後の運用スタイルに関しては、大きく分けると「パッシブ運用」と「アクティブ運用」に分かれます。

投資信託は、パッシブ運用とアクティブ運用の2種類

パッシブ運用型の投資信託は、ベンチマーク(例えば、TOPIX(東証株価指数)や日経平均株価)などの動きに連動することを目標としています。

一方、アクティブ運用型の投資信託は、ベンチマークを上回ることを目標として運用するため、高いパフォーマンスを発揮できればリターンも大きくなります。

一方で、リターンが大きくなる可能性がある分当然リスクも高まり、手数料も高めに設定されている傾向があります。

例:「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の特徴

セゾン投信
出典:セゾン投信

例えば、こちらの「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の場合は、国際分散投資、株式と債券への分散投資を実行しています。

また、投資対象ファンドはバンガードの8本のインデックスファンドですので、リスクを取ってハイリターンを狙うアクティブ運用型の投資信託ではありません。

ですが、パッシブ運用型の投資信託というほど控えめな運用方法でもありませんので、「バランス型」の投資信託と言えたところでしょう。

そして大切なことは、このような運用方針が自分に適しているのか?を検討することです。

アクティブ運用型でリスクをとってハイリターンを狙いたいのか、パッシブ運用型でなるべくリスクを抑えたいのか? それともバランス型でその中庸を取りたいのか?など、自分のリスク耐性や経済情勢などを鑑みて、投資を実行すべきでしょう。

投資信託の選び方③:手数料とリターンが見合っているかを確認

手数料

ここまでで「過去の運用実績」と「今後の運用方針」を確認したところで、最後にその投資信託にかかる「手数料」を確認するべきです。

なお、投資信託の手数料は、①販売手数料、②信託報酬、③信託財産留保額の3つからなります。

例えば、見込みリターンは大きいものの、手数料が非常に高い投資信託を選んでしまっては、せっかく利益が出ても手数料でほとんど持っていかれてしまうことなどもあります。

例:「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の手数料

手数料

出典:セゾン投信

例えば、こちらのセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの場合は手数料は一般的な投資信託と比べて安いですが、中には販売手数料が3%や4%もする商品もあります。

ですので、投資信託の購入前にはしっかりと「手数料」も確認しておくべきでしょう。

セゾン投信の手数料は高いのか?ひふみ投信やロボアドバイザーの実績と比較

2017.11.15

投資信託を購入する際の細かい確認点

その他の細かい点として、「いくらから購入できるのか?」「解約はいつでもできるのか?」「運用期間(償還)は決まっているのか?」なども、自分の資産運用計画と合わせて検討するべきです。

また、海外に投資する際には「為替ヘッジがされているのか?」なども確認しておくと良いでしょう。

投資信託を選ぶのがめんどくさい方は…

以上になりますが、ここまで確認してきてこれは大変だ…と思った方は、完全にお任せの資産運用の方が良いでしょう。

簡単な質問に答えるだけで最適なポートフォリをを提案してくれる、ロボアドバイザーのウェルスナビMSV LIFEなどを利用し、ぜひ自分に合った資産運用スタイルで、着実に資産を増やしていきましょう。

資産運用を学ぶ方法