日本クラウド証券が運営する、投資型クラウドファンディング「クラウドバンク」の始め方を解説します。
筆者も実際にクラウドバンクに口座開設をして、10万円ほど投資をしてみましたので、無料登録から口座開設、その後の書類の受け取りからマイページでの数字入力、実際の入金から投資までの流れをご紹介します。
資金の入金はインターネットバンキングがあれば土日でも簡単に行えますので、お休みの日に口座開設や投資を始めることが可能です。
目次
クラウドバンクの始め方は簡単!無料登録から口座開設までの流れ

【公式サイト】https://crowdbank.jp/
まずはこちらからクラウドバンクの公式サイトへ移動します。その後、無料口座開設ボタンをクリックします。そうすると、メールアドレスや個人情報を入力する画面に移りますので、各種必要情報を入力します。

口座開設の流れ自体は簡単で、お申し込みから運転免許証などの本人確認書類の画像や、マイナンバーカードの画像を提出し、後日自宅に届くハガキを受け取ります。
その後、ハガキに記載された数字をマイページで入力すると、口座開設が完了します。

こうしてまずは各種個人情報を入力し、利用規約などに同意し、個人の場合は「個人の方はこちら」をクリックして次に進みます。その後、本人確認書類の画像のアップロードに進みます。
本人確認書類の画像のアップロード

運転免許証の画像の表面と、必要あれば裏面もあわせてアップロードします。

そうすると、2016年1月以降マイナンバーの提出も必要となった旨が記載された画面が表示されますので、続いてマイナンバーの登録に移動します。
マイナンバーの登録

こちらの画面でマイナンバーの数字と、マイナンバーの表面と裏面の画像を登録します。

マイナンバー登録が完了すると、2営業日以内に口座開設審査が完了し、口座開設審査完了の通知が郵送で送られてきます。
クラウドバンクのハガキ受け取り後に着荷証明番号を入力

そちらの通知に記載されている8桁の着荷証明番号をマイページで入力すると、口座開設が完了します。こちらの「着荷証明番号」をマイページで入力しないと、投資ができませんので注意が必要です。
クラウドバンクの案件の投資判断方法

クラウドバンクの案件はどのように分析すべきなのでしょうか。
まず大前提としては、リスクを低減させるために、さまざまな案件に分散投資がおすすめです。性質の違う案件に分散投資をしたり、不動産担保がついている案件に投資をしたり等の取り組みも重要です。
筆者は今回は案件の利回りがそこそこ高く、期間が短い案件を選択しました。筆者は今回は米ドル建カリフォルニア不動産ローンファンド第182号に10万円ほど投資を実行してみました。
資産を米ドル建ての資産に分散できるのと、米国不動産をポートフォリオに追加しておくのは悪くないと考えたからです(ちなみに米国不動産投資に関心のある方には、東証一部上場企業のオープンハウスが開催している、無料の米国不動産投資セミナーがおすすめです)。
やはりこのように期間が短い案件の方が資金効率がよくなりますし、その途中で他の投資対象に資金を振り分けたいことがあっても、柔軟に対応できます。期間が2年などの長い案件に投資をしてしまうと、その間に資金を使うことができませんので、その辺りはよく考えて投資されるのが良いでしょう。
クラウドバンクの入金・投資方法

クラウドバンクの案件に実際に投資を行うためには、まずは資金を入金する必要があります。
インターネットバンキングを持っていれば、入金画面から「即時入金」を選択する方法が簡単です。通常の銀行振込とはことなり、振込手数料もかかりません。
入金額を入力

その後、入金額を入力します。

こうしてインターネットバンキング経由で簡単に即時資金が可能です。入金したら、あとは案件を選んで投資申請を行うのみです。
両替投資同時申請

筆者は今回は米ドル建カリフォルニア不動産ローンファンド第182号に、10万円ほど投資を実行してみました。そのため、日本円を米ドルに両替し、そこから投資をするという両替投資同時申請となりました。
ちなみにクラウドバンクはドルの口座を保有していれば、出金先としてドル口座を指定することも可能です。

投資申請確認を行い、「投資する」ボタンをクリックすると、資産状況に10万円が反映されます。

投資を行うと、上記のようなメールも登録アドレスに届きます。ちなみに、クラウドバンクの米ドルへの両替スプレッドは6銭です。
クラウドバンクの米ドルへの両替スプレッドは6銭

クラウドバンクの米ドルへの両替手数料は無料ですが、スプレッドがありますので、投資時に投資元本が若干のマイナスになることは認識しておいた方が良いでしょう。筆者の場合は10万円を投資し、残高には99,823円が反映されました。
ですので、例えばかなり少額の金額を投資するとなると、リターンもかなり少なくなってしまいます。1万円から投資を行うこともできますが、それですとリターンもほぼありません。
具体的には今回10万円を投資しても2,000円程度の利益ですので、1万円の場合は200円程度の利益になってしまい、ほぼスプレッド分で利益が相殺されてしまいます。そのため、案件に投資をする際には最低でも10万円程度で投資されるのがおすすめではあります。
クラウドバンクの10万円の運用実績(随時更新予定)
クラウドバンクの10万円投資の運用実績は、実際に今回の運用が開始したら、今後随時更新して紹介していきたいと思います。
(参考)クラウドバンクに関する口コミ
クラウドバンクの米ドル建カリフォルニアローンファンドに投資中です。
株式投資では国内株式に特化しているので、あえて米ドル建案件を選択。
運用期間が5ヶ月なので短期で償還になることも決め手でした!今から分配金が楽しみですね♪ pic.twitter.com/1mWYVKd3uq
— ライトニング (@lightningshift9) February 18, 2020
今月のサラリーマン給料振り分け完了
・積み立てNISA→21,000円
・米国高配当株(XOとPG追加)→約20,000円
・クラウドバンク(太陽光投資)→10,000円
・不動産投資繰越返済→50,000円XOの追加少し早かったかな
国内配当株は現在アーバネットとみずほのみ#目指せ残業ゼロ#目指せ不労所得生活— かっぱくん@20代後半から資産形成中 (@1TzCQrnlXj5i8Qz) February 22, 2020
クラウドバンクにも投資中‼️
待つだけで資産運用
太陽光に20万円
不動産事業に10万円
毎月収益あります。利回りは6%以上。
クラウドファンディングもありですね❤️ pic.twitter.com/bGwxH5JYbu— YUI@楽天ルーム♡せどり (@Ea5PdaLHPZNClgU) February 19, 2020
口コミを確認してみると、筆者と同じく米国不動産のローンファンドに投資をしている方もいるようでした。また、1万円のみを振り分けている人もいれば、30万円程度の資金を投資している方もいるようでした。
この辺りは毎月の給与所得などの金額を鑑み、資金を振り分けられるのがおすすめです。いずれにせよ株式投資などと違って、日々の株価を気にする必要もありませんので、投資をしていても気が楽です。
筆者もクラウドバンクでの投資は当面放置でほったからしの予定ですので、このような気楽さも投資型クラウドファンディングの良い面と言えるでしょう。